ケーブル製作♪

 まだ姿勢によって腰が痛いけれど、なんだかもう治っている感じ‥‥は薬のお影だろうか。
 お腹のほうも、4日間の便秘のあと、お蔭さまで‘快通’;; ‥‥食べ過ぎると今度は下○?

 ハンダ作業にはなかなか手が着かないのだけれど、せっかく秋葉原まで行って買ったカナレ L-4E6S、今日(火曜)は休みだし、とりかかる。
 で、いちおう、L-4E6Sのラインケーブル1ペアと、Belden 1506Aのデジタル同軸ケーブル1本を製作。できあがって、メシを食って皿洗いをすませ、今、もう明け方ですな。

ケーブル2種

 まずは、ハンダ作業前のウォーミングアップ? に、カーディガンのボタン付け。いや、今日ハズレたんです;;。

 それから、単芯シールドなので簡単な 1506Aケーブルを。
 RCAプラグは、ず〜〜いぶん昔に買ってあったカナレ F-09。赤・白などの色の印字はない型番だが、デジタルなので、色分けが要らないのでちょうどいい。
 ひさしぶりに、シールドの中にさらに‘ベルドフォイル’なるアルミ箔がひと巻きあるのを確認。Beldenはこれゆえ音が悪いのだ、という人もいる。

 4E6Sは、4芯なので、私の場合、ラインケーブルには、対向する2線をスターカッドで使い、シールドは送り出し側のみアースに接続し、受け側=アンプ側は浮かせておく。
 セミバランスなどというが、電気的に「半分平衡伝送」になるわけもなく、フェイク的呼称である。「疑似バランス」が正しい‥‥か?

 ということで、この接続がけ〜っこうタイヘン。芯線のほうがどのくらい頭を出すくらいに、外部シースを剥けばいいのか‥‥最初、剥いた部分が短すぎてうまく接続できそうになかったので、もう1本と長さを合わせて、4cmほど切ってから再度剥きなおし。
 じつはどうも店頭で切ってくれた長さも2本でちょっと違ったようだ。

 けっきょく、以前に作った感覚も忘れており、スムーズな形でないのをムリに押し込んだようになり、ストレスがかかっているだろうが、まあしようがない。

 カナレでは、あるいは業者さんでは「有色ホット」の原則があるらしいが、カナレ自体が製作した完成品は、この反対もあるとか、私の古いものは白:ホット、青:アースなので、今回もこれで行く。
 送り出し側(下写真、上)は、2本の青線の芯線を寄り合わせたものと、編組シールドを、両方ともアース側金具にハンダづけする。
 受け側は、編組シールドとアース側金具が接触しないように、編組線は根元で切り、熱収縮チューブで絶縁する。

L-4E6S、端子接続

 接続部はうまく写っていないけれど、うまく写ったら恥ずかしすぎるほど、不恰好だ。
 とりあえず、テスターで導通と絶縁は確認した。

 それにしても、こういう4芯シールド(=マイクケーブル)にRCAプラグを付けてラインケーブルにしたものがネットオクに出品されているが、内部の接続はどうなっているのか、これが確認できないと、注文はできない。

ハンダ作業場

 ソニーのCDプレーヤーのオペアンプを換えた時は、机の上でやったが、ケーブルのハンダづけは、作業量は少ない割りに使うハンダの量は多いので、机上にハンダが飛ぶのもイヤで、部屋の真ん中に折りたたみ式テーブルを出してやった。
 旧室で使っていた折りたたみ式テーブルより、ずいぶん小さい。
 座ってやるので、また腰痛が〜〜^^;;; ‥‥悪化しませんでしたが。

 さてさて。
 お昼に、C-7030で、ラトル指揮のベートーヴェンの第1をかけたら、冒頭「バリッ!」 そのあともトラッキングできなさそうだったので、ディスクを入れなおすと問題なし。おいおい、ちゃんと読んでださいよ〜。

 ン十万もするラインケーブルはとてもとても買えない ― いや、買っても RPC10のようなことになる可能性大 ― ので、自作。電車賃をのぞくと、L-4E6Sが120円/m×2本、プラグ(クラシックプロ R14GA/B)が1個200円なので、単純に1ペア1,040円である。

 もっとも、これもプラシーボ的程度をさして超えるものとはいえないのだろうけれど。
 とはいえ、面白いYouTube映像を見つけた。機器付属などに多い、赤白のラインケーブルと、オーディオテクニカ AT564A(たぶん単芯シールド)の、音質ではなく、1kHzを通した時に生じる歪みと、ノイズ遮蔽効果をテストしたものである。赤白コードに対して、AT564Aは歪が1割少ない、のであった。

カナレ L-4E6S調達。

 アンプの電源コードを AIRBOW KDK-OFCにして、C-7030のアナログ出力からの再生が、今までになく快適なものになった。

CD5000と C-7030

 もうひとつの ― C-7030の修理不在中にはバックアップ機として役に立ってくれた ― Marantz CD5000(写真、ラックの上側)の音であるが、今度はこちらのほう‥‥今までのナロウ気味ながらウォームな出音に、若干耳障りなザラつき感が出てきた。

 DACが PHILIPS TDA1549Tという、いささか伝説的なチップであるということがこの機にこだわる理由なのだが、“伝説”が耳を満たしてくれるわけではない。
 ぼつぼつ他の、もう少し「近代的な」(?)音質の機種を探してみても、と思うのだが‥‥と考えあぐねつつ、とりあえずできることはRCAケーブル(インターコネクト)をちょっと換えてみる、ということ。

 カナレ L-4E6Sをメインの C-7030に使っていたのだが、さらに以前はメインにはモガミ 2534を充て、L-4E6Sはやや音が平板な感じがしていた。
 それがメインのところに来たのは、どうも TEAC CD-P4500に手を入れていたころ、4E6Sにすると聴きやすくなった、という時期からかもしれない。

NEGLEX 2534、CANARE L-4E6S、CANARE GS-6

 2534ケーブルは2ペア製作して2台のCDプレーヤーに充てたのが最初、C-7030のほうが 4E6Sになり、CD5000は 2534のままだった。
 4E6Sは1ペアしか持っていなかったので、CD5000のほうは、1ペア余っていた単芯シールドのカナレ GS-6に交換。

 古楽器の、ビーバーのソナタをかけてみると、高域のザラつきが消え、ツルリとしたきれいな音になる。
 これは快適だが、さすがに、以前も感じていた ― なので使用していなかった… ― 物足りなさだった。
 「しようがないかな〜、今のところ」とも思った‥‥のだが、C-7030と CD5000のケーブルを逆にしてみては、と、逆にしてみると、CD5000からの出音が、いい。
 ほか、ジュリーニのドヴォルジャーク(コンセルトヘボウ管。Sony)も、いい。

 モガミ 2534で聴く C-7030も悪くなく、男声のほうの「サ行」が心持ち強調される部分が、女声も同じ感じになっていた、ようだった。
 しかし‥‥思い出すと、やはり L-4E6Sの時の音が、C-7030+PM6005、さらに KDK-OFCと合わさった時に、うちのシステムにとても合った、よい感じの音がする、ようだ。

 不平衡伝送に4芯シールド線を使う場合、端子側は 2534も 4E6Sも、対向2線をスターカッド接続し、シールド編組線は送り出し機器側でアースにつなぐ形にしている。

 ‥‥で、L-4E6Sは1ペアしかない! では、と、夕刻、秋葉原に出向き、ラジ館2階のトモカで1m×4本、買ってから仕事先に。

 秋葉原に出てから仕事に行く電車賃と仕事先に直行する交通費(仕事先持ち)との差額、この額と送料とを比較すると、秋葉原へ行ったほうが少し安いうことに。
 店頭切り売り価格は、1m120円。ネット通販では、108〜194円。480円の買物だけでアキバを辞去。

 トモカ店頭在庫にはいくつかの色があるが、今使用中のが茶色でいい音なので、茶色を。色素の違いが音に出る‥‥ことはないでしょうが^^。
 接続の判別には色が違うほうが便利。

 1ペアあればいいし、RCAプラグはクラシックプロ(=サウンドハウス)の R14GA(青ライン)/R14GB(赤ライン)を2ヶずつ(=ケーブル1ペア分)だけしか持っていないのだが、端末処理がうまく行かないこともあるし ― もう何年こういう作業していない? ― あと1ペア作りたくなればネット通販で調達。

 当ブログのこちらに、ケーブル3種のデータを載せている。
 L-4E6Sは、導体抵抗、シールド抵抗、容量とも、3種の中ではいちばん高い、つまり電気的特性からいうとあまりよくないことになる。
 それがうちのシステムでは今のところいい感じである。うまく信号を抑制する、ということも奏功するのかも?

 こちらのブログ記事では、L-4E6Sについて、「音質はモガミ2534と比べ、高域はキツくなく低域も出る感じです。モガミの高域のキツさを抑えた感じと表現すればよいのでしょうか」と書いておられる。私もそういう感じだ。

 今回の感触も、あくまで「システム内での特質」なのであって、「ケーブルそのものの特質」という感じではない。
 スピーカー・ケーブルを QED Profile 79 Strandに換えれば、また様相は変わってくるかもしれず、それはまたその時に考えればいい。
 ごく一般的にいえば、モガミ 2534が、やはり定番だとは思う。

KDK-OFC、続篇。

 お薬のお蔭ではありそう‥‥腰の痛みは軽減‥‥なぜか4日もお通じなし…ガスはプ〜ウプウ出るんですけど‥‥あ、belowなハナシにて m(_ _;)m。
 腰痛には、なんとオクラとか納豆のようなネバネバ系食品がいい、というのがネット上にあり、今夜は早速 納豆(ひ〜っさしぶり)に茹でたオクラを入れて。

 お昼から夜には、電源ケーブル・KDK-OFCで、いっろいろ試聴。

KDK-OFC試聴CD

 ベーム/ウィーンのモーツァルト:『レクイエム』を、非OIBP国内盤(写真下左)で‥‥聴き始めると、高弦のちょうどよい艶加減、高〜低のバランスがよく、バス(低弦)がしっかり聞こえる。
 まるで、新しい秀逸なマスタリングがされたもののように聞こえる、というとちょっと言い過ぎか。

 男声陣が右側に位置し、そちらがやや強く聞こえ、バランスがちょっと右に寄るような‥‥というのは、男声のサ行が女声のサ行より心持ち強調される鳴り方を(この音源では)示すためか、と思われる。
 それ以外、バランスはきわめてよく、弦楽の鳴るバックのステージ感も適度で快く、木管も適度な艶とコクがある。

 これを聴いていると、KDK-OFCが実に PM6005、そして私のシステムに合っていると感じる。

 そこで、ひとつは他の電源コード:付属品と、サンワサプライ KB-D3315Aに、ちゃっちゃとつなぎ換えてみる。もうひとつは、OIBP盤を聴いてみる。

 付属ケーブルは、バランスはとてもよいものの、何といっても狭い箱庭になり、ヴァイオリンが“白っぽく”、「サ行」は女声のほうも KDK-OFCよりもわずかにエッジが立つ。

 サンワのは、中域〜中低域が少しふくらむ感があり、これがなかなか快適なので、この2年間換えもせず、またシステム全体に大きな不満が生じなかったわけである。
 これもオケのヴァイオリンは“白っぽい”音に聞こえた。
 “白っぽい”というのは曖昧で意味をなさない言い方だが、モノトーンでツルッとしている、というような感じ。
 それに対し、Fundamental RPC10と KDK-OFCは若干“金色っぽい”艶が付く。

 タフピッチ銅のケーブルで「白っぽく」、OFCで「金色がかる」ような感じがする。
 RPC10も、取り出してちょっと聴いたが、これはもう敬して遠ざけさせていただこう。すばらしいケーブルだと思うが、オク出しである。

 KDK-OFCで、OIBP盤(写真下中)も少し聴く。
 「Dies irae」や「Rex tremendae majestatis」は、OIBP盤ではさながらオペラ。これらも、「Recordare」の優しいオーケストラ部も、高〜中域が押し出されるので、相対的に低域がマスキングされる感がある。

 この辺が、フルトヴェングラーの1947年のベートーヴェン:第5番のOIBP盤について、平林直哉氏が「これが全然よくないのだ。つまり、ドイツ側の技術者が低音をすっぱりカットしてしまったからだ」(『クラシック、マジでやばい話』(青弓社、52頁)と指摘している現象だろう。
 「低音をすっぱりカットした」感もあるが、中〜高域に重点を置きすぎたともいえる。日本プレス盤はこのことが顕著で、平林氏がドイツ盤を聴いたら、少し異なる評価になったかもしれないとは思う。

 あと、ラトル/ウィーン・フィルのベートーヴェンの第4番も全曲聴いた。すみません、これ、全曲ほとんど寝てました(笑)。

 アルゲリッチの弾くシューマンの『幻想曲』。Ricordi原盤のBMG/RCAリマスター国内盤(写真下右)。ピアノの倍音が「じゃっりぃぃ〜ん」と凄まじい。
 PM6005のトーンコンを、低域1時半、高域11時くらいにハイ落ちにして聴いたが、う〜ん、これいい。音自体と余韻のブレンド感、といったらいいか、音が消えてゆく時に、音の本体と余韻が消えてゆくタイミングが、とてもよく聞こえる。

 この感じは、再生の難しい、ポリーニのショパン:エチュード集(DG。写真上左)で、なかなかうまくいっていた。
 この録音は、OIBP化国内盤の音は、あまりに「倍音ジャッリ〜ン」で手放し、非OIBP国内盤もイマイチ魅力なく、この音源の演奏自体が好きになれないのかなぁ、と思いつつ、仏盤(非OIBP。海外ではこの音源は、最近 ORIGINALSに入って初めてOIBP音源を用いた)を入手、これで今回、聴いた。

 ベームの非OIBPモツレクのみ、PM6005はソースダイレクトで、トーンコンを用いず、昨日のクラリネット協奏曲をはじめ今日の他のリスニングは、すべてち若干ハイ落ちにして聴いた。
 いや、今のところ、KDK-OFC(ということはクリプトン PC-5…)、なかなかいいです〜♪

KDK-OFC、インプレ。

 アンプの電源ケーブルに、Fundamental RPC10が、すばらしいケーブルではあるが、私のシステムと嗜好には全然合わないことが速攻で判明(前々記事)。
 そこでまた速攻で、逸品館 AIRBOW KDK-OFCを注文し、届いた。

電ケー3種

 左が、届いたばかりの KDK-OFCのパッケージ、真ん中が1.25sqの PM5006付属(純正)品、右のグレーのが、ずっとつないでいた、サンワサプライ KB-D3315Aである。

 KDK-OFCのネット評は、Amazonのレビューでは「ため息がでました。音色は狭くなり曇がかかりますね 純正ケーブルに戻しました(笑)」、こちらのブログでは「イマイチな感じでした(^_^;) 音にイマイチ元気がない・・・」こちらでは「エアボウはレンジが狭くて話にならなかった」という具合で、さんざんである
 少なくとも音を気にする者、この評価を目にすれば避けてしまう。

 型名の KDK-OFCは、単純に川崎電線の純銅ケーブル、ということになる。
 KDK-OFCは、クリプトン社の PC-5と同一製品であることが知られ、逸品館の清原氏自身が、同社掲示板内で、「一般に公表していませんが、PC-5とKDK-OFCは、同じケーブルです」と明言している。

 面白いことに(でもないか;;)、KDK-OFCの不評に比して、Kripton PC-5は、おおむね好評だ。
 届いた KDK-OFCには、ひときわ大きな「KRIPTON」の印字があった。とくに「AIRBOW」バージョンを作成してはいないのである。
 2.0sq芯線×2本のOFC VCTFということになるのだろう。

試聴ディスク

 届いてから仕事に出るまでの2時間ほどの試聴だったが、まずコリングウッド指揮の『愛の挨拶』。
 高域は、サンワよりも RPC10に近く、輝きがある。しかし情報量をゴリゴリと出してはこず、とにかくバランスがいい。

 KDK-OFCが届く前に、少しの間、付属ケーブルをつないで聴いてみた。
 これは、他のいずれよりもスケールが小さく、そのかわり音源のアラを見せず、音像・音場とも“小顔”にまとまり、ことごとしくなく、まあまあきれいに鳴る。
 ヨドバシアキバで、PM7005、PM6005、PM5005の3機種を、店員さんがいないときにこちらで勝手にアンプ・セレクターを切り換えて聴いた時の、PM6005の、混濁感・膨張感のない「小顔」な音、それを思い出した。
 さすがにこれでは物足りない。

 KDK-OFCが到着し、つなぎかえる。「極性表示」とあるのは、プラグ側の刃の一方に「○○」のように丸印がふたつ刻印されていることで見分けるのだが、内部接続はわからない。
 PM6005では、「○○」のほうをAC100Vのニュートラル(アース)側に持ってくると、筐体に出るACが低くなり、こちらでつないだ。

 音が気になっていたディスクから、と、ベーム/ウィーン・フィルのモーツァルト:管の協奏曲集、OIBP国内盤(写真右上)。
 オーボエ協奏曲のオケの出だしが、悪くない。

 アルフレート・プリンツの吹くクラリネット協奏曲に移動。
 これも、弦の耳障り感がずいぶん抑えられ、クラリネットが入ると、その微細なニュアンスも十分に香ってきて、オーケストラの、聞こえにくい声部もいろいろ聞こえてくる。
 この音源を、このところこんなに「快適に」聴いたことがなく、思わず全3楽章、聴いてしまった。
 あれ? これじゃこれでよかったんじゃない? という感じもした。ふむ〜。もちろん、トゥッティの高弦は、やはり歪み感はある。

 が、ともかく、この1枚だけの試聴で、PM6005には KDK-OFCで決まりじゃないだろうか、と思った。
 国内盤OIBP盤が、今までほど耳障りでないのは、RPC10と共通し、これは、OFC ― もちろん、長〜いACラインのうちのたった2mだけれど ― のほうが淀みなく高域を通してくれるということかも。
 「通す」という表現は、信号線ではないからおかしい、といえばなるほどオカシいのだが、電源トランス1次側巻き線の一部でもある、ともいえるのである。

 女声ジャズ・ヴォーカルは、ティアニー・サットンでは、RPC10の時、かなり年齢を感じさせる声になった。それは、いわゆる「サ行」=S音、Sh音が強調されることからくるもののようなのだが、KDK-OFCも、サンワよりちょっと高齢化して聞こえた。が、楽器も含めてアクースティックなニュアンスが豊かで、バランスはたいへんいい。

 ルービンシュタインのショパン:『英雄』ポロネーズでは、RPC10は、極ハイファイの日本盤ブルースペックCD2のほうしか、まるで「受けつけない」かのようだったのだが、KDK-OFCは、「Great Pianisits of the 20th Century」盤のほうのおっとりした音にも、よくつきあってくれて、これも好バランスで鳴らしてくれる。

 ちょうど私のぐらいのグレードのシステムには、このケーブルはよく合うようだ。
 とりあえずのインプレでした^^。
 もとより、「電源コードで音なんか変わるか?」という疑問も大いにあることで、今般の選択・試聴も、「オデオ遊び」の一環で、プラシーボていどと考えることもできよう。私にはけっこうな違いに聞こえたのだが。

 なお、問題なかったことだが、ヤマト運輸のドライバーさんは指定どおりに配達してくれ、受け取ったが、そのあと手の感覚から、「あれ」と感じて箱の裏を見ると、亀裂が入っていた^^;;。

外箱のキズ

 製品とその内袋はもとより、外袋にも何のキズもなかったので、全く問題ないが、ちょっとな〜、でした。

RPC10、試聴!!

 休みの日は、ぼんやりして、オーディオをいじる気力はちょっと‥‥で、去年秋に買っているスピーカー・ケーブル=QED Profile 79 Strandにはまだ手をつけていない。
 同時に買ったアンプ用電源ケーブル:ファンダメンタル RPC10は、ちょっとアンプを引っ張り出して挿しかえるだけで試聴できる‥‥が、今までパッケージに入れたままにしていた。
 これを、ゆうべ取り出してつなぎかえてみた。

RPC10

 右に見える、RPC10をつなぐ、壁コンから引く延長コードは、もうずいぶん使っているトラスコ中山の2.0sq品。
 真ん中を走っているグレーのケーブルは、パソコン、モデムやCDプレーヤーなどを適宜つないでいる、オーディオテクニカのタップ。これも芯線は2.0sqである。

試聴ディスク

 いちおう極性を合わせ(=アンプ筐体と手指間のAC電圧を計って、低いほう)、仕事前に、E.クライバーのベートーヴェン:第5番をかけると、そ〜っれはもうソリッドな音と音像で、迫力はハンパない。
 う〜ん、スッゴいけれど、ちょっとハズれかも、と危惧が;;。

 帰宅してからは深夜なのでヘッドフォン(ゼンハイザー HD414)で聴く。
 まず、写真左上の、今般、非OIBP盤に買い換えを図った、ベーム/ウィーンのモーツァルト、管の協奏曲集。
 意外にも、OIBP日本プレス盤に感じてきた高域の歪み感が減少して聞こえる。あれっ? これじゃ買い換える(た)必要が?? てな感じ。
 しかし、音はソリッドで、仮借ない出音、たいへんうるさい。ではあるが、「ノイジーなうるささ」ではなく「オデオ的うるささ(?)」なのである。

 ポリーニの弾く、ショパンのエチュードは、かなり歪んだ。
 これはケーブルや機器類のせいではなく、そもそもヘッドフォンのダイヤフラムの物理的・サイズ的制限によるもので、今日になってスピーカーから音を出すと、きれいで、しかしこの上なくソリッド。

 ベーム/ウィーンによるモーツァルト:『レクイエム』で、OIBP盤と非OIBP盤との比較をしようかと、非OIBP盤の「Dies irae」から聴き始めた。
 こちらでは、非OIBPでも高域の歪み感がかなり聴き取れるような感じ。それでも各パートがきちんと分離し、OIBP盤では希薄なバス=低弦がしっかり入る。
 第11トラック「Benedictus」まで飛ばし、おしまいまで聴いた。
 声楽各パートの存在感がくっきりと浮かび、例のフーガの壮麗な進行も、多声的構造をしっかり表出しつつ、終わりを迎えた。
 OIBP盤の試聴は、今回はせず。

 ここまでで、明瞭に超-辛口であることがわかり、「こりゃ参ったな〜」と感じつつ、どんどん聴き進めていける。
 食レポにあるのかどうかしらないが、ほんとうにうまい店なら、デカ盛りでも激辛でも、どんどんいける、というような、そんな喩えが合いそうだ。

 ‥‥ということは、サンワサプライのケーブルの時に十分スサマジかった、トスカニーニの『ローマの松』…24bit/96kHzリマスター+ブルースペックCD2+音匠レーベル仕様盤(SICC 30345)なら、想像を絶するハイファイ感だろうな、と再生、期待どおり、す〜っさまじい音響。オケの最強のトゥッティが、崩れない! こいつぁXRCD(← 未聴)くらい行っとるな〜、な感触であった。

 ビル・エヴァンズの『ワルツ・フォー・デビィ』(ビクター音産のK2盤。現行盤と同じはず)は、意外にも酒場の臨場感が極めて希薄で、グラスの触れあう音や客の会話も、楽器音の一部のように聞こえる。
 ライヴハウスの空間感 ― 今までに私の安価なシステムでもまあまあ聞こえた ― が、ほとんどない。
 曲のあとの拍手は、デッドでドライで、余韻がなく、しかしえらくリアルで、掌を叩き合わせる「あいたっ!」というような実感さえする。

 都はるみに行ってみましょう。
 『古都逍遥』‥‥リアルだ。が、オケの余韻感が削ぎ落とされている。『涙の連絡船』。め〜ったに聴かないトラックだが、こってこてのサウンド。
 自分の好みとはずいぶんズレるのだが、これまた聴いてしまう。

 ルービンシュタインのショパン(RCA)、『英雄ポロネーズ』を、24bit/96kHzリマスター+ブルースペックCD2+音匠レーベル仕様と、PHILIPS企画の『Great Pianists of The 20th Century』盤とで聴き比べる。
 ここでは、『Great …』盤は「これはハイファイじゃないでしょ」と突っぱねられているような感触だった。
 ソニー盤は、もう最新デジタル録音ばりにピッカピカ。

 いや〜、超ひ〜っさしぶりの「オデオ遊び」、面白かったっす〜^^。

 ファンダメンタルは、RPC10の前に、ACC180という電源ケーブルを発売していて、こちらには、「エネルギーバランスではなくかなり高いところにボリュームがあります。これでは、ちゃらちゃらした音だけが目立ってしまう」こちらの方の感想。エージング後、よくなったとのこと)というインプレがあり、別の方のレビューに、RPC10と比較すると、「電源ケーブルを同社のRPC10へ交換しエージングを1か月近く重ねた所低音がパワフルになりました。また付属の標準電源ケーブルACC180よりも刺々しさが無くファンダメンタルらしい音へと昇華したように思えます」こちら。価格.comの、SOULNOTE da3.0へのレビュー)という評価もあるが、私には RPC10もかなり高域情報が多いと感じた。

 ただしこれは、うちのシステムが低域が弱いことに由来するだけだろう。

 100時間はエージングが必要、ということだが、エージングが進んで製品の本領がより露わになってきたら‥‥うっわ、これはこれでコワいなー。

 ほんとうにひさしぶりに“オデオの楽しさ”を味わわせてもらえたことに感謝、でありますが、このケーブル、音楽に求める私の嗜好に‥‥

合・わ・な・い!(激爆沈)

 いやまったく、私のシステムのような安価品群に、こういう本格ハイファイのハイエンド品を混在させてはいけない、ということがはっきりわかった(大笑)。

 かつて LM3886チャイナ・アンプ導入時に、サウンドハウス/クラシックプロの PWC315というのを買った、と当ブログに書いてあるが、当時のパイオニア A-UK3で、付属品から換えたところ「音の勢いが増したものの、付属コードのほうがほぐれた感じで、よかった」と書いているから、400円と安いけれど、やめておこう。

 あと、PM6005の付属ケーブルは、芯線が1.25sq表示で、別に電気的にこれで何の問題もないのだが、ちょっと淋しく、しかしいちど試聴はしてみよう。
 付属ケーブルは、プラグが Volex、ケーブルが BAOHING(宝興電線)というところで、壁コン側プラグは 125V12A、アンプ側ジャックは 125V10Aと、電気的には何の問題もないが、ちょっとな〜、なのです。

 というわけで、逸品館の KDK-OFC(これ、ネットの評価は少なく、そして悪〜い^^)に行ってみましょうかねえ。

C-7030、ご帰還〜♪

 3学期後半体制に入って仕事はぐっと減り、受験生はセンター入試以後、“臨戦体制”。
 こちらの仕事は、なんかやっと年度末だなぁ、という感じで、そのせい(=緊張からの解放)だけでもないだろうが、腸の具合がこの1週間不安定。年末〜年明けはよく食ってたしな〜;;。

 22日(月)に降った雪は、道路わきに雪かきされて山と積まれ、破片はさながら割れたガラス片のごとく、いっぽう除雪されないまま路面で凍ったところは、踏み込むと滑る。
 私の歩き方や体重の軽さもあるのかもしれないが、使っているニューバランスのスニーカーは、濡れた部分や氷った路面では滑りやすい。

 住んでいる付近には、老人ホームや高齢者介護サービスのオフィスなどがあるのと、大きな道路沿いには何らかのオフィスやショップが店を開いているので、そこのスタッフさんたちはたいへんだったろうけれど、いちおう道路の舗装面が露出したところだけをあるいて、駅やバス停と部屋とを行き来できるルートを確認はしてある。

 それにしても‥‥寒い;; 。猛暑の次の冬は極寒だというけれど、昨夏はそんなに猛暑ではなかったんですがねえ…。

 前記事の、耐震化増幅部分の浸水は、木曜の午後に業者が来て、隣の部屋からバルコニーに出て処理してくれた。
 こちらもヴェランダ(バルコニー)から顔を出して、要らんだろうけれど事情を説明し、「安全に注意してよろしく」と言っておいた。

 業者のおにいさんは、「こういうの初めてで…」と戸惑っていたが、数十分で一応終了、水は捌けた。まだ外側に切られた溝部分に泥が堆積しているが、これはもうほうっておくつもりだろう。ともあれ排水口が流れれば問題はない。

 メインのCDプレーヤー・ONKYO C-7030も、水曜にもどった。先週土曜に修理完了の知らせが留守電に入っていて、日曜に電話、こちらの都合と合わせて水曜に配達となった。

C-7030、帰還

 留守中は、音のソフトな Marantz CD5000で聴いていて、かなりの音源では、高音の伸びとヌケに不満を感じていたので、「帰ってきたぁ〜」という感じ。

 今回は鳥取のオーディオリペアセンターではなく、都内の「ONKYO 城東サービス認定店」というところに行っていて、受付から完了までちょうど1週間。ヨドバシ泊を入れて2週間弱というところで、早いほうだろう。
 「処置内容:CDトラバース不具合の為交換」、「部品名 EM101 RNS MECHA UN」。この部品番号は、サービスマニュアルにはない。

 修理にかかった代金は9,858円ということで、これが「延長修理ポイント」分として発生し、それでまかなわれる。
 延長保証保険料は1,040円だったので、8,818円が補填された計算になる。
 引き取り修理なので、往復送料税込み3,000円を支払ったが、これは有償修理の往復送料でもこれくらいかかるだろう。
 ヨドバシの保証はこれで終わり。1回かぎりの延長修理になるので、今後あまり使いたくない。

 余談だが、ヨドバシのこの延長保証の送料3,000円に関して、同店のポイントは付かないはずなのに、なぜか230ポイントが付加されていた。
 聞く必要もなく、受付センターも多忙だろうとは思ったが、聞いてみたら「確かにポイントが付いていますね。なぜだかわかりません…」とのことだった。
 「どっちでもいいですが、御社のシステムに不具合があるとマズいですよ」と申し上げて終わり。

 帰還して元どおりつないで聴いてみて、たぶんOKっぽい感じだ。ほんとうのところはもう数時間、長いトラックを聴いてみないと…。

 ラックスやアキュでもないのに、3度も修理に出すというのはけっこうな気に入りぶりだなぁ、と自分で思う。
 フラットで、適度な解像度、そこそこの質感、とこの価格帯ではそうとういいほうではないだろうか。デザインも、惚れぼれする(大げさ;;)。

 この C-7030の“留守中”に買い込んだCDの数たるや、そ〜と〜なものだ。
 その中、ポリドール/ユニバーサル系OIBPリマスター国内盤からの買い換えは、凄惨をきわめた(笑)。
 その辺は別記事にて〜。

C-7030は、修理に出そう。

 メインのCDプレーヤー、ONKYO C-7030のピックアップが、いよいよ不調。

 もういちどトラポを見て、ギア周辺のグリースをぬぐうも、同じ、レンズを無水アルコールをひたした綿棒で軽く拭いても、やっぱり飛ぶ。
 ひどい時には、途中で止まってしまって、最初にもどり、そのあとTOCも読まなくなる。
 これは、汚れ云々の次元ではなく、ピックアップそのものの劣化としか思えない。

 現行のもので、近い価格帯では、ほかに食指の動くものはまず見当たらないし、オクで目ぼしい旧機 ― SL-PS700とか DCD-1515ALとか ― を探してみはするものの、C-7030の外観の質感と、クラシックからジャズ・ヴォーカルまで、ニュートラルかつ高品位にこなす音質を考えると、浮気をする気分にいまいちなれない。

価格.com、CDプレーヤー売れ筋ランキング

 《価格.com》のCDプレーヤー売れ筋ランキングで、一位である。
 同サイトのレビューで、私のレビューが効いているのだろうか‥‥そんなことはあるまい^^;; (が、「参考になった」が16件!)。
 何より、この内容・構成で、価格がかなり安くなっていることが原因だろう。

 米Amazon.comでも、すでに レビュー数が900件になんなんとしており、86%が星4〜5つだ。
 これも値段が安いこともあるが、品質そのものにも由来しよう。

米Amazon、C-7030レビュー

 こんなに気に入った機種は近年稀であり、いちど延長保証でメーカー修理に出してみる価値があるだろう。

 音質は C-7030のほうがいいと思うが、かつて KENWOOD DPF-3010を求めた時、読み取り精度が低く、数回、訪問修理&サービスセンター持ち帰り修理を受け、そのあと保証期限が切れる直前か直後かに音飛びが発生し、無償で直してもらった(トラバース・ユニット=トラポ全体? の交換)あと、絶快調が続いたということがある。
 延長保証は入っていなかった。買ったショップになかったかも‥‥サトームセンだった(懐かし〜)。

 この間に使用している CEC CD2300も、初期読み取り不良でメーカーに出し、そのあと快調になったが、これは部品交換遊びの道具となって終わった。

 考えてみると、ここ20年くらいで、新品で買ったオーディオ機器のうち、CDプレーヤー 3機種、プリメイン・アンプ 1機種、計4台が初期不良 ― C-7030は、トラッキングは快調、ただし途中開始時の「プチ」ノイズ ― だった。
 しかし、内容面では、いずれも「気に入った」機器なのである。

C-7030‥‥その後。

 オンキヨー C-7030‥‥でありますが‥‥まだ飛びましたぁ〜 ~~;;。
 クレンペラー指揮の、マーラー:第9番、終楽章。CD5枚めの第3トラック、最内周にカットされていて、終わりのほう、あと8〜10分くらいのところでポン^^;;。
 一瞬音に空白が。ヘッドフォンで聴いていたので、スピーカーからの音圧 or 振動は関係ない。あかんか〜。

 次の晩、Brilliant Classicsのショスタコ:弦楽四重奏曲全集で、CD3の最内周最外周にカットされた、第12番(2楽章構成)の第2楽章 Allegrettoが20分ほどであるが、これまた終わりのほう、残り8分くらいのところで、ポン。

 中を開けるのもめんどくさく、今日、大晦日の夜になってやっと開腹、視認。

C-7030トラポ

 最内周部最外周部で飛ぶのだから、ピックアップが停止位置から最もせり出したところ、つまりリアパネルに接近したところになるので、その辺にグリースの盛り上がりがないか、眺めてみたが、ガイド・フィンの走ってゆく所の上面には見当たらないのだが、内側側面をのぞくと、やはりちょっと盛り上がりがあった。

 無水アルコールを綿棒にひたして拭き、ついでにキャリッジ・シャフトも拭く。
 いよいよタミヤの PTFE配合グリース No.383を開封〜!
 チューブに、フタの先にある突起で穴をあけると、ドロリと出てくる。けっこう粘度が高いので、硬化したグリースのように盛り上げるとまたピックアップに‘足止め’を食わせることになりそうだったので、綿棒で薄く塗り、さらにそれを新しい綿棒で拭きとった。
 キャリッジ・シャフトのほうにも薄く塗り、拭きとった。

 ガイド・フィンが走ってゆく樹脂の‘へり’の面の、樹脂の金属フレームの微細な凹凸にしみこんで潤滑性を補助してくれればいいので、この程度でボンネットを閉じる。
 先日拭き取ったあと、ラックに C-7030を収めると、ガタが出ていた。あれ? シャーシ+ゴム脚がきちんと平面になっていないのだろうか、と、薄い梱包用スポンジを切って、1本の脚(右奥側)挟んでいたのだが、今回ボンネットを閉じてラックに入れると、スポンジをはずしたがガタがなかった。

 どうやら、底板もボンネットもへなへななので、平面でない、たとえば先日のように畳の上でボンネットを閉じてビスを締めたような場合、ゆがんでしまうらしい。

ワルターの第九

 午後9時だったので、大晦日恒例の第九を聴き終わると午後10時10分くらいだな、ということで、ブルーノ・ワルターのベートーヴェン:交響曲全集から。

 まあ飛んでもしようがないな〜、と思いつつ、飛ばなかったら僥倖だな〜、とも思いつつ、第1〜第3楽章まで問題なく、合唱の入る第4楽章へ。
 途中、合唱の混濁と子音のサチりだったと思われるが、一瞬あれ、と思ったのだが、飛んではいないようで、最後まで無事演奏〜♪

 ワルターの第九は通して聴いたのはたぶん初めて ― この曲を通して聴くのは、大晦日くらいのものである ― で、最後まで「急(せ)かない」テンポで悠然と歌う。
 マエストロ 82歳の録音、になるのか。
 これはちょっと感激でした。よい、一年の締めくくり、だったかな。

 今後はわからないが、オクでもう1台、CDプレーヤーを落とし、久しぶりの“パーツ交換遊び”をしてみようかな、とも思った。
 が、問題なく動いてくれれば C-7030はやはり音がいいし、外観もいい。
 もうむやみにコンポは増やしたくないし、散財も抑えたほうがいい。

[付記]コメントにていただいたご指摘等に基づき、誤記を訂正しましタ;;。

シリコン・グリース探索…。

 オンキヨー C-7030‥‥あれから、またトップパネルをあけて、ちょっとピックアップのガイド ― キャリッジと呼ばれるシャフトと、反対側のレール部 ― を綿棒で拭いた。

 手持ちには、「ハンダしゅっ太郎」のシリンダーの潤滑用に買ったシリコン・オイルがあり、残りの使い道も当面なくて、中身はまだサッラサラの液体であり、新しく塗布するのはこれにしようかな、と思いもしたけれど、硬化グリースの清掃と、新しくグリースを塗布するやり方を紹介したサイトでは、軒並み「シリコン・グリース」を使っていて、手持ちの「シリコン・オイル」では粘度が低すぎて、周囲に散らばりそうなのも気になるので、やはり「グリース」系を探す。

 このところ機器の部品交換などもしないので、その種の情報や、製品検索などからは遠ざかっていたが、久しぶりに朝まで調べまくった。

 有名な『B級オーディオFAN』さんのサイトでは、とりあえず綿棒にアルコールでのクリーニングを勧めていて、そのあとのグリース塗布は、ない。
 いっぽう、こちらでは、「シリコングリスが無いのでCRC5―56を綿棒につけて塗ります」とある。
 CRC 556は、いわゆる“クレ 556”と呼ばれる有名な潤滑油のようだ。ただし、これは樹脂を劣化させる成分が入っているので、どうやらCDなどのトラポにはご法度のようだ。
 メーカーのほうでも、Q & Aで金属以外への使用はしないように、と言っている。

 そこで‥‥朝までググり、といって多くを比べたのでもないけれど、ミニ四駆改造用品として出ている、タミヤ GP.383はどうだろうか、となった。

タミヤ G.383

 92%が星4〜5つ。レビュアーには、ギターの調弦用ナット、釣竿のリール、PCの空冷ファンのスピンドル(ベアリング)の潤滑、等々に幅広く使用されて好評を得ている。

 CDプレーヤーへの使用では、こちらとかこちらのレビューがある。
 ※残念ながらテニスのラケットへの使用例はない。みっちさん、すみません m(_ _;)m。

 さて ― あれ以後、C-7030は音飛びしていない。
 が、いかにもなプラシーボなのだが、グリースを拭ったあと、ちょっと音に潤いがないような‥‥アブラを取ってカスカス、ってそりゃ類推的プラシーボ過ぎるやろ、という話。

 ま、どのみち、年が明けてから。
 QEDのスピーカー・ケーブルも、ファンダメンタルのハイエンドACケーブルも、まだ梱包のまま。つまり、音飛びを除いて、音質には満足しているのであります。

CDプレーヤー、音飛びましたぁ〜;;。

 メインで聴いているCDプレーヤー、オンキヨー C-7030、今月で購入・使用開始後約25ヶ月になる。購入直後とそのあと、計2回初期不良修理に出し、といって不良は完治しないままなのだが、基板もトラポもいったん交換されている。

 25ヶ月も、そんなに不満なく、いろいろな音源を聴かせてくれたCDプレーヤーは、ケンウッド DPF-3010以来だ。
 DPF-3010は21,000円(消費税5%)、C-7030は20,800円(同8%)と、ほぼ同価格だったが、明らかに内容構成も音も、C-7030のほうがよい。

 問題のあるディスクでない限り、この25ヶ月間、音飛び皆無で来たのだが、今夕、トスカニーニ/NBC響のベートーヴェン:『エロイカ』(欧BMG/RCAの全集)を聴いていたら、第1楽章10分ほどのところで音が一瞬飛んだ。
 おわわ、と慌てたが、今度は第2楽章「葬送行進曲」に入って数分で、また一瞬音が飛んだ。

 う〜ん、2年間、かなり酷使したからなあ、しかし2年でピックアップ or サーボ系がイカれるかな〜、と年末のメンテ休業期に、ガックリ。
 同じ箇所を繰り返しても飛ばないので、ディスクの特定箇所の問題ではない。ただ、全体にプレスに問題がある可能性はある。

 こういう場合はどうやってもしようがないことが大半だろうけれど、とりあえずボンネットをあけて、電源を入れてトレイが出たところでACプラグを抜いて、トレイが出た状態で、ヘアドライヤーの冷風をブア〜ッッと当てて、レンズのホコリ飛ばし‥‥のつもり。

 そのあと、ためつすがめついろいろ眺め、考えたのだが‥‥かつて、PHILIPS製メカ・CDM12.1を搭載した PHILIPS CD750で、ピックアップ・アッセンブリーがスライドしてゆくレールの途中に、硬化したグリースが盛り上がっていて、ピックアップのスムーズなスライド動作を妨げているのでは、と思い当たり、だいたいそれで解決した、ということがあった。

 スライド式のピックアップの場合、ピックアップそのものにある穴に、金属の丸いシャフトを通し、他方の端は、ピックアップを乗せた稼動部分から出たガイドが、レールないし外枠部分をスライドして移動してゆく。
 この部分に、ピックアップが行きつ戻りつするたびにグリースが‘掃き寄せられ’、それが、経年と、今のような時季だと低温で硬化してスライドの邪魔になることがあるようなのだ。

 まず、ピックアップを通しているシャフトの、リアパネル寄り(=たぶんCD演奏の際の内周部外周部でこちらに寄る?)に盛り上がっていたグリースを、綿棒で軽く拭い取る。

トラポ、清掃前

 それから、もう一端をスライドさせるガイドの走ってゆく、この機種ではレールというより単なる「へり」だが、ここにもグリースがかなり盛り上がっていたので、拭い取る(写真、オレンジの囲み)。
 あまり拭い過ぎても摩擦が発生してよくないかもしれない。

トラポ、清掃後

 これで、ボンネットを閉じ、マイコンをリセット([>>l]ボタンを押しながら[ll]を押すと、液晶に[Clear]と出て、電源が切れる)して、もういちどトスカニーニ^^;;。
 第1楽章数分めから聴きはじめ、ず〜っとOK、第3楽章スケルツォで1ヶ所「ブチッ」といったが、あとはフィナーレまで問題なし。
 なお、問題があればメカかサーボ系だと思われるので、マイコン(操作系)のリセットはたぶん意味がない。

 このあと、ブダペストQの、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番『ハープ』(欧Sony)を全曲聴いたが、トラブルなし。
 『エロイカ』はディスク前半部(=内周)、弦楽四重奏曲は後半(=ディスク外周)なので‥‥どうなんだろう…。
 サーボ系の問題なら、この方法ではどうしようもない。が、Sony盤で再現していないので、どうもサーボ系ではないような気もする…。
 このあと、まだ音飛びするようなら、ガイドがスライドしてゆく‘へり’をもう少していねいに拭いてもいいかも。

 う〜ん、困りました;;。

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