まず‥‥ちょっとヒドい目に遭いました ;;。
バッハのカンタータは、カール・リヒター指揮のDG盤、O.I.B.P.リマスターされた国内盤2枚組で持っているだけで、しかしこの2枚組には大バッハの代表的な教会カンタータが入っていて重宝するのである。
が、O.I.B.P.化された音源の国内プレスは、高域と倍音が強調感を持ちすぎ、ちょっと聴きづらい。
そこで、旧マスタリングと思しい国内盤で、単売と3枚組を見つけ、Amazonの中古、その商品説明で「帯付き」とあるのをポチったのだけれど、来てみると、2点とも帯がなかった!
到着した日に、双方のショップに Amazonのフォームから通知し、すぐ返品に応じてもらえた。
というハナシなのだが、今回、片方のショップは、またも HMVだった。もう一件は、「買取王」というニックネームを称しているところ。こちらももう実績の多い、信頼度も高いショップのはずである。
いやはや。
ま、それだけならCD購入の、軽いトラブルのグチに過ぎない。
この数日、ずっと考え‥‥というより捕えられていたのは、スピーカーの新規導入! だった。
機種は、と〜ぜんのことというべきか、ワーフデール Diamond 220、です^^。
なお、 Wharfedaleは、イギリスの地名でもあり、発音記号では[wɔ́:fdeil]であるので、カタカナで表記すれば「ウォーフデイル」あたりが正しいのだが、「Wharf」は、向こうの発音でも「ワーフ」と聞こえるので、私は「ワーフデール」と書くことにする。「ワーフェデール」はそうとう実態と離れるのではないか。
「と〜ぜん」と言ったのは、いつも拝見する たっちんさんのブログ記事に端を発するゆえ、だ。
現用の Tannoy Mercury F1 Customは、心地よい音を聞かせるが、オーディオ的楽しみが極度に少なく、かつ、最近の印象は、高音がツルツルになってしまったコク、粒だちに欠ける音と感じることも多い。
そこに たっちんさんの魅力あふれる紹介を読み、そこから、英Amazonと米Amazonにある、仕上げ2種の、計4種分のレビュー記事をなめまわし、その他で英文のレビュー(機種紹介だけでなく、ライターの評価の入ったもの)3種くらいを眺め、もうこれ、ポチろう、というところで、ブックマーク・フォルダそのものを削除し、まだ買っていない。
英語・日本語圏のレビューは、きわめてよい。
が‥‥どうしても‘ポチ’に踏み切れないのは、2つの動画の音声による。
ひとつは、逸品館の、同機種の試聴動画。
この中の、チャイコフスキー:『弦楽セレナーデ』の、とくに高弦がいささか bright過ぎる。
もうひとつは、たっちんさんに記事に触発されてか、すぐ購入された Zジジイさんの、こちらの試聴記事にある、ライナー/シカゴ響による、バルトークのオケコン。
こういう動画は、録る機材や録り方にもよるし、またXRCDゆえの高解像度もあろうけれど、やはり弦の出音がキツめだ。Zジジイさんは、「どこまでも穏やか にそして 緩やかに」、「この「ぬるさ」は、、、まぎれもなく、「Wharfedale DIAMOND 220」でございます!」というインプレであり、Zさんには全くそのとおりなのだと思うが、私には明らかに brightかつ revealingに過ぎる音に聞こえる。
(Zジジイさん、使わせていただいて申しわけなく… m(_ _;)m。)
使い始めて足かけ7年めに入る、現用の Mercury F1 Customは、もともと高・低ともロールオフした、至極まったりタイプのスピーカーであり、マニアに知られるショップ、吉田苑の紹介記事(こちらのページの、上から3/4くらいのところにある)に「解像度やスピードを求める方にはお薦め出来ませんが、定位を明確に提示しながらもキツイ所が無く耳当たりの良いソフトな音質で、曖昧な音にならずに出すべき所はしっかり出してきます。/レンジは欲張らずに上も下も滑らかに減衰させてあり、この無理をしていない所がまとまりの良さにつながっているようです」とあるレビューに、まったく同感である。
‘オデオ’っぽい要素がまるでない、ひたすらゆったり音楽を聴かせる Mercury F1 Customには、調整地獄から脱したころの私には最適のスピーカーだったのだけれど、さすがにぼつぼつちょっと、その刺激のなさに飽きが来ている、という昨今。
まったりした出音は、音楽の穏やかなところではえも言われぬ雰囲気を醸し出すが、楽器が重なって強音になる部分では、かえって混濁感を生じ、耳障りになる。
とはいえ、オーケストラのゆったりした低弦や、室内楽のトロリと甘美なヴァイオリンは、やはり捨てがたい。
こういう状況で Diamond 220に交換すると、また不満が出そうな気がする。
いろいろと調べるうちに、ワーフデールの創業者・ギルバート・ブリッグズの伝記の存在(しかも現在、10ポンドで新本が買える! )まで視野に入ってきて、そっちもポチりそうになったのである^^;。
‥‥は〜てさて。当面、スピーカーケーブルの交換 ― QED 79 Strandあたり? ― などで、Mercuryのポテンシャルをフルに活かす方向を考え、スピーカーそのものは買わないこととしようか〜。
YouTube動画でいろいろ試聴して、Wharfedaleでは、やはり、上級機種(値段、倍以上)の Dentonの音は、ひと味もふた味も違う。
上のほうの動画は、デジアンでドライブ、下のほうは、バジェット・プリメインといってよい、NAD 3020iの、パーツ交換品(ニチコン MUSE KZなどを投入)でドライブしている。
ヘッドフォンで聴くと、声質がもう、Mercury、Diamond、Bronzeなどのグレードとは、格が違うものを感じさせる。
ほかにも動画を調べて試聴すると、自分が求めるあたりと一致するのは、この Dentonや、Daliの Menuetクラスであることが実感されてくる。
が、今の財政では、いやむしろ、あとあとのことを考えるほど、ペア10万のスピーカーへの出費は望ましくない。
それに、Dentonのいささかシブい出音は、J-POPなんかも聴かないわけでもない私には、ちょっと重すぎるかもしれない。
スピーカーケーブル、アンプの電源ケーブル、それと、Mercury F1の振動板まわりの清掃、さらにラウンドバッフル部のフィルムの剥がれの修復など、考えてみますかねえ。
バッハのカンタータは、カール・リヒター指揮のDG盤、O.I.B.P.リマスターされた国内盤2枚組で持っているだけで、しかしこの2枚組には大バッハの代表的な教会カンタータが入っていて重宝するのである。
が、O.I.B.P.化された音源の国内プレスは、高域と倍音が強調感を持ちすぎ、ちょっと聴きづらい。
そこで、旧マスタリングと思しい国内盤で、単売と3枚組を見つけ、Amazonの中古、その商品説明で「帯付き」とあるのをポチったのだけれど、来てみると、2点とも帯がなかった!
到着した日に、双方のショップに Amazonのフォームから通知し、すぐ返品に応じてもらえた。
というハナシなのだが、今回、片方のショップは、またも HMVだった。もう一件は、「買取王」というニックネームを称しているところ。こちらももう実績の多い、信頼度も高いショップのはずである。
いやはや。
ま、それだけならCD購入の、軽いトラブルのグチに過ぎない。
この数日、ずっと考え‥‥というより捕えられていたのは、スピーカーの新規導入! だった。
機種は、と〜ぜんのことというべきか、ワーフデール Diamond 220、です^^。
なお、 Wharfedaleは、イギリスの地名でもあり、発音記号では[wɔ́:fdeil]であるので、カタカナで表記すれば「ウォーフデイル」あたりが正しいのだが、「Wharf」は、向こうの発音でも「ワーフ」と聞こえるので、私は「ワーフデール」と書くことにする。「ワーフェデール」はそうとう実態と離れるのではないか。
「と〜ぜん」と言ったのは、いつも拝見する たっちんさんのブログ記事に端を発するゆえ、だ。
現用の Tannoy Mercury F1 Customは、心地よい音を聞かせるが、オーディオ的楽しみが極度に少なく、かつ、最近の印象は、高音がツルツルになってしまったコク、粒だちに欠ける音と感じることも多い。
そこに たっちんさんの魅力あふれる紹介を読み、そこから、英Amazonと米Amazonにある、仕上げ2種の、計4種分のレビュー記事をなめまわし、その他で英文のレビュー(機種紹介だけでなく、ライターの評価の入ったもの)3種くらいを眺め、もうこれ、ポチろう、というところで、ブックマーク・フォルダそのものを削除し、まだ買っていない。
英語・日本語圏のレビューは、きわめてよい。
が‥‥どうしても‘ポチ’に踏み切れないのは、2つの動画の音声による。
ひとつは、逸品館の、同機種の試聴動画。
この中の、チャイコフスキー:『弦楽セレナーデ』の、とくに高弦がいささか bright過ぎる。
もうひとつは、たっちんさんに記事に触発されてか、すぐ購入された Zジジイさんの、こちらの試聴記事にある、ライナー/シカゴ響による、バルトークのオケコン。
こういう動画は、録る機材や録り方にもよるし、またXRCDゆえの高解像度もあろうけれど、やはり弦の出音がキツめだ。Zジジイさんは、「どこまでも穏やか にそして 緩やかに」、「この「ぬるさ」は、、、まぎれもなく、「Wharfedale DIAMOND 220」でございます!」というインプレであり、Zさんには全くそのとおりなのだと思うが、私には明らかに brightかつ revealingに過ぎる音に聞こえる。
(Zジジイさん、使わせていただいて申しわけなく… m(_ _;)m。)
使い始めて足かけ7年めに入る、現用の Mercury F1 Customは、もともと高・低ともロールオフした、至極まったりタイプのスピーカーであり、マニアに知られるショップ、吉田苑の紹介記事(こちらのページの、上から3/4くらいのところにある)に「解像度やスピードを求める方にはお薦め出来ませんが、定位を明確に提示しながらもキツイ所が無く耳当たりの良いソフトな音質で、曖昧な音にならずに出すべき所はしっかり出してきます。/レンジは欲張らずに上も下も滑らかに減衰させてあり、この無理をしていない所がまとまりの良さにつながっているようです」とあるレビューに、まったく同感である。
‘オデオ’っぽい要素がまるでない、ひたすらゆったり音楽を聴かせる Mercury F1 Customには、調整地獄から脱したころの私には最適のスピーカーだったのだけれど、さすがにぼつぼつちょっと、その刺激のなさに飽きが来ている、という昨今。
まったりした出音は、音楽の穏やかなところではえも言われぬ雰囲気を醸し出すが、楽器が重なって強音になる部分では、かえって混濁感を生じ、耳障りになる。
とはいえ、オーケストラのゆったりした低弦や、室内楽のトロリと甘美なヴァイオリンは、やはり捨てがたい。
こういう状況で Diamond 220に交換すると、また不満が出そうな気がする。
いろいろと調べるうちに、ワーフデールの創業者・ギルバート・ブリッグズの伝記の存在(しかも現在、10ポンドで新本が買える! )まで視野に入ってきて、そっちもポチりそうになったのである^^;。
‥‥は〜てさて。当面、スピーカーケーブルの交換 ― QED 79 Strandあたり? ― などで、Mercuryのポテンシャルをフルに活かす方向を考え、スピーカーそのものは買わないこととしようか〜。
YouTube動画でいろいろ試聴して、Wharfedaleでは、やはり、上級機種(値段、倍以上)の Dentonの音は、ひと味もふた味も違う。
上のほうの動画は、デジアンでドライブ、下のほうは、バジェット・プリメインといってよい、NAD 3020iの、パーツ交換品(ニチコン MUSE KZなどを投入)でドライブしている。
ヘッドフォンで聴くと、声質がもう、Mercury、Diamond、Bronzeなどのグレードとは、格が違うものを感じさせる。
ほかにも動画を調べて試聴すると、自分が求めるあたりと一致するのは、この Dentonや、Daliの Menuetクラスであることが実感されてくる。
が、今の財政では、いやむしろ、あとあとのことを考えるほど、ペア10万のスピーカーへの出費は望ましくない。
それに、Dentonのいささかシブい出音は、J-POPなんかも聴かないわけでもない私には、ちょっと重すぎるかもしれない。
スピーカーケーブル、アンプの電源ケーブル、それと、Mercury F1の振動板まわりの清掃、さらにラウンドバッフル部のフィルムの剥がれの修復など、考えてみますかねえ。