領収書1枚に、宅配便。

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     ふひ〜‥‥8月後半は週休2日にいたしておりやす〜~ ~ ;。シンドい。

     ‥‥もう1ヶ月前のことになるけれど、7月に HMVで中古ばかり、送料無料になる2,500円以上買った際、1点がCD-Rだったと間違いなく思われたので返品し、その際、領収納品書を同梱するように、ということだったので、代わりに返品を削除した領収納品書を送ってほしい、紙の領収書の送付が不可なら、ウェブ上にページを作ってもらってもOK、と連絡した。

     すると「郵送しました」のメールが来たあと、全く届かない。1週間経って、「いかがなりましたでしょう?」と聞いてみたら、「佐川の宅配便で発送ずみ」とのこと。
     その翌日の月曜日、仕事で外出中に不在配達票が入っていた。
     そこから、電話の自動受付で、在宅する次の日曜の午後2〜4時を指定しておいた。

     で、当の日曜の当該時間帯に、全く来ない。
     HMVからのメールにあった問い合わせ番号で検索すると、不在配達票が入った月曜までの約1週間、ほぼ毎日ずっと「持ち戻り」記録になっていた。そして、この日の欄に「配達中」とも出ていない。

     時間帯の終わりに営業所に電話すると、ドライバーさんが持ち出してもいなかったようで、つまり電話受付は全く伝わっていなかった。
     話では「人員が不足し、ぎりぎりでして」ということだった。
     これは、このところ伝わる宅配ドライバーさんのブラック的激務からも、わかる!

     当日は、もう無理だということで、次週の日曜を指定し、届いた。
     結果、営業所に20日近く滞留するという、珍しい荷物になったわけだ。

    宅配で領収書

     中身は、納品兼領収書1枚 ― 書類、たった1枚、である。これに受領印を求める発送元

     受領印を要する宅配便の配達が、これほど混んでいる現状で、書類1枚の発送にも受領印を取る、という HMVの姿勢のほうに不審を覚えた。
     CD-Rであるというだけで返品を申し出た私を、かなりなクレーマー的顧客だと判断して、「届いてない!」というようなクレームが来ないよう、確実に受領印の取れる形式を選んだ‥‥のかもしれない。

     「お急ぎ便」、「当日配達」…のような、超高速配達サービスの、あまりの増加が、とんでもない様相を惹き起こしているようだ。

     HMVには、事情をフォームから伝えたが、「郵送しました」という連絡がまずかった、とだけ解釈したようで、「テンプレートを改めました」という返事だった。
     再度、「テンプレートの問題ではなく、書類発送の合理性をお考えになったほうが…」という文言を送っておいた。
     それぞれの企業が、自社内がうまく動き、免責を確保できるように考え、サービス最末端の宅配ドライバーにしわよせが行く。「戦争」における一兵卒、に似ている。

    高校野球の開会式…。

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       夏の高校野球、甲子園での開会式で、プラカードを持つ役の女子高校生が、熱中症的症状で倒れ、それに対し、周囲の高校生たちが救護には動かず、高野連会長ののスピーチも途切れることなく続いた。

       YouTubeの埋め込みはしないが、こちらに収録・掲出された開会式全映像のうち、34分20秒くらいから、八田英二・高野連会長の挨拶スピーチが始まり、37分36秒くらいに、女の子が、倒れている(動画のキャプションにショートカットのリンクあり)。

      開会式で昏倒

       これについて、周囲の高校生たちがほとんど動揺せずに直立の姿勢を取りつづけ、高野連会長もスピーチに一切中段を加えなかったこと、またこの事実を主催者である朝日新聞を始め、メディアが取り上げなかったことを、高校野球の中にある非人間性の表れだと非難するネット言説がちょっと‘炎上’している。

       開会式の行進先導・プラカード持ちは、伝統的に西宮市立西宮高校の女生徒が担当することになっているらしい‥‥‥いや、ホントウは私は記憶にあるはずなのだが ― というのは、ここの出身なので ― 忘れている。
       市立西宮高校は、地元では「いちにし」という。県立西宮高校を「けんにし」といって区別している‥‥今もたぶんそうであるはずだ。

       もちろん、不登校で中学に5年も在学した私は、内申の点で公立校は先ず無縁だったので、関係はない。

       そんなところで、なんやかや、ちょっとフクザツな心境で、このニュースを考えておりまス;;。
       女生徒の昏倒にもまったく同ぜず、延々(!)とスピーチを続けた高野連会長・八田英二氏。← 全然シラン人ではあるが、同志社大の理事長・総長や学長を務めた経済学者、とのこと。
       この大学がまた、個人的に縁のある大学なんである‥‥よい思い出はほとんどないけれど。
       まいったな〜^^;;。

       この「光景」自体には、やはり異常なものを感じてしまう。「一糸乱れず」、「微動だにしない」という「集団行動」の教育文化が、戦後ず〜っと涵養され続けてきた流れの中で、こういう「光景」が出来するのはきわめて当然のことであり、そしてそれは戦前の日本や今の北朝鮮をダイレクトに連想させる。

       このアクシデントに関しては、周囲の生徒の動きが非人間的、非常識であるという非難は、ただちには当てはめがたいと思う。
       女生徒が倒れた直後、男性が介護しているし、他にも介護者が数名、俊敏に駆け寄っている。

       つまり、開会式の運営は、こういった事態を予測して、このようなことが起きればすぐに対処できるように準備されており、市立西宮高の女生徒はそれを知っていて、うしろにいる高校球児たちも、すぐさま介護されたのを見て、動くまでもないと判断した、と解釈することは不自然ではないだろうと思うし、だとするとこのこと自体はそう大きな、非難されなくてはならない問題ではないと思うのだが…。

       むしろ、同じ調子で事態を非難したり揶揄したりする「同一歩調言説」がネット上を駆け巡ったことのほうに、「民衆の共通歩調ベクトル」みたいなものを感じる。

       ではあるが、こういう場面以外にもあまた報告されている、高校野球のムチャな練習のあり方など、こういうものを下支えしている「教育カルチャー」には、どうしようもなく危険で、不快なものを感じてしまう。

       八田サンのスピーチ、‘同志社的’であろうとガンバったのか、英語をふんだんに盛り込み、最後は「We're always behind you!」と結ぶ‥‥けっこういいこと言ってんだけどなぁ、の感あり。← だって、倒れた女生徒のうしろ ― behind you! ― に、ちゃんとすぐ介護者が来たじゃないですか!(笑。あ、笑っちゃいかんか…)

       女生徒の昏倒に、まったくスピーチを中断もアドリブ変更もしなかった‥‥のは、ま、慣れていないんですよ、こういう人は、こういう場面に。
       けれども、そういう「姿勢」そのものが、「個人」を基本的に大切にしない文化、社会の基調を、よく示している。

       よく言われる、人権を尊び、リベラルを標榜する朝日新聞社が、高校野球のような人権軽視の生じるイヴェントを主催しているのはおかしい、とか、そういう新聞社に人権を云々する資格はないという批判。

       そのとおりだと思うけれど、朝日新聞が、「リベラルが正しい」と認識してその路線を採っている、とは言い難い。
       「リベラルで行くぞ」と「上」が指示すればリベラル、「高校野球はすばらしい、で行くぞ」であれば高校野球、なのである。
       朝日新聞と産経新聞が、ちゃんと「シェア」できるビジネス。

       この国の「○○」は、「○○がよい or 正しい」の「判断」で主唱・遂行されるわけではなく、「オレたちは○○で行くぞ」という「指示」のもとに進められるのである。
       護憲も改憲も、ウヨクもサヨクも、開発もエコも、バブルも「モッタイナイ」も、そういう次第なのです。

       ‥‥まじめな話、八田氏のスピーチとはうらはらに、倒れた生徒のすぐ「behind you」の子たちは、全く動かなかった。
       この子たちを責めるのは酷だし、当事者や周囲の生徒たちがいじめでも受けるようなことは、それこそ許されるべきことではない。

       が、八田氏の「美辞麗句」は、このように機能(or 逆機能 or 非機能)するものであり、そのような社会と文化を、営々として戦後70年、築き上げてきたという自覚くらいは持っておかねばならない。

      PV急上昇! いったい何が?

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         7月終わりから今月冒頭にかけて、拙ブログのPVが、異様に増えている。

        7月末PV

        8月あたまPV


         オデオ系の記事をほとんどアップしなくなって、だいたい一日のPV(単純積算らしい。JUGEMの)は400〜600台になっていたところ、7月の終わり、28日くらいから急に1,000を超え、7月31日は1,441となっている。

         何が‘お客さま’を呼んでいるんだろう? 都議選関係の、やや「荒れた」記事は、7月半ばには削除している。
         ふむ〜‥‥「ブラック部活」、かな^^?

         あ、この記事も消すかもしれません。恥ずかしいので;;。

        戸襖のすべりが‥‥そうしたら!

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           いっやもう、久しぶりの日曜日、起きられないほどぐったり。
           1週間ぶりにずいぶんとCDを ― 今日はヨッフム/バイエルン放送響でブルックナー:5番(全集から)、他 ― 聴き、夜を迎えておりまス。

           せっま〜い1DK‥‥というより「1K」の、キッチンと和室を隔てる戸襖は、管理会社からの発注で、なかなか重みのある、いいものを入れてくれていて、これを閉めると音もかなり遮蔽されるので、音楽を聴く時には閉じることにしている。
           つまり、寝る時と、スピーカーでの音楽鑑賞時に、閉じる。

           設置後しばらくすると、滑りが悪くなったので、敷居の溝にロウソクをコスりつけるとスムーズになる。
           が、しばらくするとまた重くなり、昨日あたり、敷居の横っちょに、小さく薄くて、白い樹脂片が落ちていた。

           ははぁ〜ん、なるほど、これは滑りをよくするために襖の底に接着したプラ片が落ちたんだな、道理で滑りが重いはずだ、と、戸襖をはずして確認してみた。

          戸襖の底のプラ片

           戸襖にくっついていたものが2枚、落ちていたものが1枚‥‥‥あれ? 戸襖1枚に2枚、プラ片がくっついているはずなのに、1枚足りない。

           と見ると、いつも見ない奥のほうに落ちていた。↓

          落ちていたプラ片

           キタナいところをお見せします;;。

           どうも、入れてくれた職人さん、このプラ片を、両面テープで接着していたようなのだ。
           そりゃこの重い戸襖の下のプラ片を、両面テープでくっつけたら、毎日の摩擦ストレスで、早晩剥がれることは当りまえでしょう!

           こういうプラ片。

          プラ片

           で、しっかりくっついていた1枚を除き、あとは剥がして、計3枚のプラ片を、百均で買っていた‘強力瞬間接着剤’↓

          瞬間接着剤

           下に見えてるのは ゆうちょ銀行のティッシュですぅ〜^^。
           で、接着。しょっちゅう開閉するほうは、早くに剥がれ、敷居の塗料がべったりくっついているので、そこをちょっとはずして接着。
           すぐ敷居に入れると剥がれる可能性が高いので、洗濯をしている間キッチンに寝かせておいて、すんでから実装〜。

          接着


           戸襖は立派でていねいなつくりなのだが、こういう細かいところで、住居の内装の職人さん、とくに賃貸の管理会社を顧客にしているところにそういう感触が強いのだが、“全然職人らしくない”お粗末な作業をすることがある。

           いや、こっちがロウをしょっちゅう塗らなかったのが悪いので、こういうものは両面テープで済ますのが常道なのだろうか?

           作業だけでなく、素材のイノヴェーションも10年ならぬ30年ひと昔の感がある。
           水道の栓の「パッキン」のゴムであるが、あれ、すぐ硬化して水漏れが始まりやすいのである。

           とまれ、滑走促進プラ片(って言うのか?^^)全4枚を貼りなおし、戸襖はスムーズに走るようになりました! (^o^;)ノ。

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