6月はけっこう仕事が詰まっております‥‥収入的にはありがたいのですが、シンドい‥‥(爆)。
家では、CDを聴くのは土・日の夕方〜夜と、仕事が夜だけの曜日の、出勤前数十分くらい?
帰宅後の深夜は専らオクと AmazonでCD漁り。
ジュリエット・グレコの次は、『未知との遭遇』の映画音楽を、作曲者ジョン・ウィリアムズ自身がオーケストラ組曲に編曲・オーケストレーションしたものを探した。
LP期には、『スターウォーズ』組曲とカップリングで出ていた、Decca/LONDONの、メータ/ロスアンジェルス・フィルによる録音。
これがCD化してどうなったのか。いろいろ探して、ポリグラム/ユニバーサルがリリースした、メータ/ロス・フィルによるホルスト『惑星』にカップリングされているようだ。
では、『未知との遭遇』、これは「組曲」というより、約12分の、1曲の交響詩という趣きの楽曲で、メータ/ロス・フィルの『惑星』の、外盤 Eloquence盤にカップリングされていた(下写真、右)。このディスクには『スターウォーズ』組曲の第1曲めだけ、あのド派手なテーマをぶっ放す曲も入っている。
Amazonで千円ちょっとで買えるけれど、オクで送料込み700円の中古。ちょっと擦りキズがあったが、音に問題はなく、期待したあの響きに再会!
その数日後のこと、オクからではなく、Googleで、マニア好みの、ハンガリー出身のピアニスト、アンドール・フォルデス Andor Foldesをググった時、ハンガリー人なので、「フォルデシュ」もありだな、と入力してググッたら、オクに、フォルデス(フォルデシュ)の弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ 第20番ロ短調 D.959と第21番イ短調 D.960のカップリングという、超-激レアCDが、1,300円で出品されていた。
フォルデスのシューベルトのソナタは、東芝EMIが AngelレーベルでLPをリリースしており、D.960のほうは EAA-80187で、D.959のほうは、EAC-70061という番号で出たことが中古LPショップのページで確認できる。他の番号でもリリースされたかもしれない。
上記はいずれも白レーベルの見本盤のようだが、見本盤も含めれば、ネットオク上でもかなりの出ものがある。
これがCD化されていたのは、宇野・中野・福島『クラシックCDの名盤』(文春新書)の初版で、福島氏が推薦盤として挙げていることで知った。
LP時代のフィルアップ曲はカットされてしまうが、大曲D.959と D.960が1枚に入っているのはありがたい。
福島氏は、「《D九五九、九六〇》の二つの大きなソナタは、一九一三年ブダペスト生まれの巨匠フォルデシュ〔英EMI〕の含蓄豊かな演奏を選ぶ。音色の美しさは相変らずだが、いずれも大家ならではの落ち着き払った演奏ぶりであり、諦観、夢とともに、死の影に取り憑かれたシューベルトの魂の暗黒を垣間見せる」としている。
巻末のCD番号一覧表(新版では割愛)では、「英 EMI CDM 7 64564 2」のCD番号が挙がっており、この1回しかCD化はないものと思っていた。
このピアニストは、ハンガリー出身でバルトークに師事したということもあって、バルトークやコダーイの録音は Eloqunce盤でまだ入手できるようだ。
DGからは「KEYBOARD MASTERS」の2枚組も出ている。
が、EMI録音のシューベルトは、英米日の Amazon各サイトその他で、全く情報すら消えていて、高騰化した中古盤すら見かけない。
それが急に出てきたので焦ったのだが、入手したものは独EMI Electrolaのリリースで、番号は「7243 5 73966 2」となっている。
ブックレットというより2つ折りしただけの1枚の表紙カードは、見開き部分は4CDの Seraphimシリーズの広告だけで、ライナーノートはない。
録音データはちゃんとしていて、D.960は1973年、D.959は1972年のベルリン録音、とある。
じつは、縁は異なもの、D.960は、GW中にピレシュの弾いた新しいDG盤を入手していて、これは Amazonのマケプレだったのだが、名古屋の中古CDショップで、今回のフォルデシュと同じところだった。
それはともかく、D.960はこのピレシュ盤、D.959はやや古い Deccaのルプー盤と聴き比べる。
すると、どちらも、のちの録音であるピレシュ盤、ルプー盤のほうが、ずっと自在で、振幅の大きな、それでいて繊細な抒情を紡ぎだしていて、フォルデシュの演奏の古典的形式感に、いささか不満を感じないでもなかった。
しかし、長い曲をじっくり聴き込めば、フォルデシュ盤は他にない滋味を醸し出してくれる予感もあり、じっくり聴いてみようと思う。
‥‥さて‥‥ネットオクのCDは、よほど安く出品してもなかなか買い手が付かないけれど、買う・入札する側から見ても、とくに世上知られた人気盤でないかぎり、「これは入札が来るかも」と思われるアイテムでも、入札されないまま終わるものが大半だ。
だから、終了後に検索して見えなくなっていて「お〜、落札した人がいるんだな」というアイテムも、数日後にまた出品されていることが多い。
そんな中から、エドゥアルド・ファン・ベイヌムのドビュッシーと、マレイ・ペライアのブラームスのソナタを求め、到着待ちです^^。
家では、CDを聴くのは土・日の夕方〜夜と、仕事が夜だけの曜日の、出勤前数十分くらい?
帰宅後の深夜は専らオクと AmazonでCD漁り。
ジュリエット・グレコの次は、『未知との遭遇』の映画音楽を、作曲者ジョン・ウィリアムズ自身がオーケストラ組曲に編曲・オーケストレーションしたものを探した。
LP期には、『スターウォーズ』組曲とカップリングで出ていた、Decca/LONDONの、メータ/ロスアンジェルス・フィルによる録音。
これがCD化してどうなったのか。いろいろ探して、ポリグラム/ユニバーサルがリリースした、メータ/ロス・フィルによるホルスト『惑星』にカップリングされているようだ。
では、『未知との遭遇』、これは「組曲」というより、約12分の、1曲の交響詩という趣きの楽曲で、メータ/ロス・フィルの『惑星』の、外盤 Eloquence盤にカップリングされていた(下写真、右)。このディスクには『スターウォーズ』組曲の第1曲めだけ、あのド派手なテーマをぶっ放す曲も入っている。
Amazonで千円ちょっとで買えるけれど、オクで送料込み700円の中古。ちょっと擦りキズがあったが、音に問題はなく、期待したあの響きに再会!
その数日後のこと、オクからではなく、Googleで、マニア好みの、ハンガリー出身のピアニスト、アンドール・フォルデス Andor Foldesをググった時、ハンガリー人なので、「フォルデシュ」もありだな、と入力してググッたら、オクに、フォルデス(フォルデシュ)の弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ 第20番ロ短調 D.959と第21番イ短調 D.960のカップリングという、超-激レアCDが、1,300円で出品されていた。
フォルデスのシューベルトのソナタは、東芝EMIが AngelレーベルでLPをリリースしており、D.960のほうは EAA-80187で、D.959のほうは、EAC-70061という番号で出たことが中古LPショップのページで確認できる。他の番号でもリリースされたかもしれない。
上記はいずれも白レーベルの見本盤のようだが、見本盤も含めれば、ネットオク上でもかなりの出ものがある。
これがCD化されていたのは、宇野・中野・福島『クラシックCDの名盤』(文春新書)の初版で、福島氏が推薦盤として挙げていることで知った。
LP時代のフィルアップ曲はカットされてしまうが、大曲D.959と D.960が1枚に入っているのはありがたい。
福島氏は、「《D九五九、九六〇》の二つの大きなソナタは、一九一三年ブダペスト生まれの巨匠フォルデシュ〔英EMI〕の含蓄豊かな演奏を選ぶ。音色の美しさは相変らずだが、いずれも大家ならではの落ち着き払った演奏ぶりであり、諦観、夢とともに、死の影に取り憑かれたシューベルトの魂の暗黒を垣間見せる」としている。
巻末のCD番号一覧表(新版では割愛)では、「英 EMI CDM 7 64564 2」のCD番号が挙がっており、この1回しかCD化はないものと思っていた。
このピアニストは、ハンガリー出身でバルトークに師事したということもあって、バルトークやコダーイの録音は Eloqunce盤でまだ入手できるようだ。
DGからは「KEYBOARD MASTERS」の2枚組も出ている。
が、EMI録音のシューベルトは、英米日の Amazon各サイトその他で、全く情報すら消えていて、高騰化した中古盤すら見かけない。
それが急に出てきたので焦ったのだが、入手したものは独EMI Electrolaのリリースで、番号は「7243 5 73966 2」となっている。
ブックレットというより2つ折りしただけの1枚の表紙カードは、見開き部分は4CDの Seraphimシリーズの広告だけで、ライナーノートはない。
録音データはちゃんとしていて、D.960は1973年、D.959は1972年のベルリン録音、とある。
じつは、縁は異なもの、D.960は、GW中にピレシュの弾いた新しいDG盤を入手していて、これは Amazonのマケプレだったのだが、名古屋の中古CDショップで、今回のフォルデシュと同じところだった。
それはともかく、D.960はこのピレシュ盤、D.959はやや古い Deccaのルプー盤と聴き比べる。
すると、どちらも、のちの録音であるピレシュ盤、ルプー盤のほうが、ずっと自在で、振幅の大きな、それでいて繊細な抒情を紡ぎだしていて、フォルデシュの演奏の古典的形式感に、いささか不満を感じないでもなかった。
しかし、長い曲をじっくり聴き込めば、フォルデシュ盤は他にない滋味を醸し出してくれる予感もあり、じっくり聴いてみようと思う。
‥‥さて‥‥ネットオクのCDは、よほど安く出品してもなかなか買い手が付かないけれど、買う・入札する側から見ても、とくに世上知られた人気盤でないかぎり、「これは入札が来るかも」と思われるアイテムでも、入札されないまま終わるものが大半だ。
だから、終了後に検索して見えなくなっていて「お〜、落札した人がいるんだな」というアイテムも、数日後にまた出品されていることが多い。
そんな中から、エドゥアルド・ファン・ベイヌムのドビュッシーと、マレイ・ペライアのブラームスのソナタを求め、到着待ちです^^。