2015年度、終了〜。

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     2015年度も今日でおしまい。
     ‥‥ ふっはぁ〜 ‥‥何だか大混乱の年度でした。

    折れた傘の骨

     折りたたみ傘は、西友(LIVIN)で売っているいちばん安いものを買っている。
     で、折れました。まあ激安の中華製なので、半年持てばいいのかも。

    家計簿

     買ったのは‥‥と家計簿をず〜っと見てゆくと、あった! 去年の8月16日。約7ヶ月の寿命でした。
     496円ということは本体価格460円だったわけだ(モザイクは、仕事に行った先。消さなくても、なんですけど^^)。

     で、今日また LIVINの同じ売り場で最安価品を。本体価格600円、税込648円。1.3倍に値上がりしてましタ^^。ちょっとましかな。

     千円以上のものであれば、もう少し長持ちする可能性も、とも思うが、どのみちチャチな中華製、そうとも言い切れないし、最安価品は、長さが、次の1,400〜1,900円の価格帯のものより約1.5cm短いのである。
     1.5cm長いことで、カバンに負担がかかって穴があいたりしたら、より厄介なのである(爆)。
     また半年〜8ヶ月くらいしか持たなくても、1月あたり70〜100円でのリースと考えればいいかな。

    今日のお買物
     今夜のおかずは、2ヶ入りで108円の、ローソン100ストアのコロッケ、ゆうべ1ヶ食べた残りと、それに、何だか急にキュウリが食べたくなって、1本(本体59円)。

     ただし、お酒も買ったので817円。LIVINの入れている、《McKENDRICK'S》という安いスコッチ。こちらのいちばん上にレビューがあります。
     値段の割りにはまあまあいけます。

     左に見えるのは、髪の寝ぐせ直しスプレーの詰替え。
     い〜っちばん家計がキツかった時はこれも買わず、アイロンをかける時に使う霧吹きに水を入れて使っていたけれど、やはり専用液のほうがしっとりとなじむ。
     マンダム製で、マンダム製品と同じだが、イオンにOEM供給しているもので、ちょっと安い。税込198円。

     キュウリは、ナマでスライスして、お味噌と、ワサビでも着けていただく予定。
     今日は千円カットで散髪してもらったので、トータル2,600円超の出費でした ><;。
     行ったところは、近所に開店した、若い、といっても30代の夫婦がやっているお店で、感じも腕も悪くないし、帰宅して洗髪したあと、タオルに切れた髪があまり着かない。こちらがよく言うからでもあろうが、しっかり吸い取ってくれているようだ。

     今度はまた、マズい事象。
     近所に、高齢のご主人がやっている時計屋さんがあって、「電池交換 700円」の看板が出ている。腕時計の電池交換、お高いところだとこの倍以上になるので、今回はここでやってもらったのだが、それに原因があるのか、あるいは時計そのものの不具合かわからないが、腕時計が若干遅れだした‥‥ような気がする。
     24時間で1〜2分くらい、のようなのだが、仕事の際にちょっとさしさわる。

     きわめて閑散としたお店なので、ご主人の腕は確かでも、電池が入荷後時間がたちすぎて、自然放電して電圧降下していた可能性‥‥なんかを想像する^^;;。
     残念だが、明日ヨドバシでもういちど換えてもらいましょうかね。時計がアウトだと、また出費 (ToT;)。

    [付記−4/2]
     以下、ちょっと恥ずかしい行文を削除しました。
     腕時計の件は、昨日、ヨドバシに行って再度交換。交換の際には電圧を測るとのことで、それを知らせてもらったら、だいたい定格1.54Vのところ、1.5Vに下がっていた、とのこと。
     やっぱりな〜^^;;。今回もトラブル原因の想定、当たりでした。

     いやまったく、直流が出てはいけないところには出るし、直流電圧が必要なところは下がってるし、人生同様、チグハグでした…^^;;。

    端境期…。

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       3月は、仕事面が例年端境期で、4月末の振込み額は雀の涙ほどもない。
       が、30ヶ月ぶりに引いた風邪の経過のためにはせめてこれでよかったのかもしれない。

       歯のブリッジ部の奥の炎症(と思しいもの)は、くっさ〜い膿に血が混じるところまで行き、続くとさすがにマズいと思ったけれど、すぐなくなってしまい、身体というものは実によく考えてくれているなあ、と感心。
       やはり、「身体の深層の働き」を徹底して信頼することが重要だと思った。

       もちろん、変化に敏感であることも、身体を信頼することのうちに入るもので、食事を「ほんとうに食べたい」分量以上に食べないことも肝心。
       ただし実行は難しい。どうしても、炊いた分のご飯は食べ、皿に乗っているおかずは食べきってしまう。
       これが、のちの諸病の根源になるのだが、最も追放しがたい惰性でもある。

       このところ、それで、食欲が落ちている。仕事のない日はとくに運動不足というより運動欠如、なのだが、1回めの軽い食事のあと、7〜10時間たっても、そんなに‘お腹が空いた’感が起こらない。
       折りからの収入急減期でもあり、食費を節約するいい機会とも考え、ご飯は少なめに炊き、おかずも最小限で済ませるようにしている。

       その他にも、体調は不安定で、5時間くらい眠って、あと眠れなくなる日と、10時間以上寝て起きられない日が、交互に来たり。

       今日は安保法制の施行日ということで、よくお邪魔するブログでも抗議デモの記事があったりして読む。この件でググると、反対派への罵詈軽侮を並べ立てる「ネトウヨ」群のサイトにもぶつかり、不愉快極まりない。
       だいたい‘右派’のほうは、そのリテラシーで“人品骨柄”が丸わかりで、ネット上でやりたいことは、事の本質より、自分が反対する対象をキタナいことばで罵ることだとわかる。

       安保法制反対派の方のブログの中で、スタンディングやデモの発信を受け止めてくれない通行人たちについて、「人は聞きたいことしか聞かない」と嘆いておられるのを見た。
       が、これは、戦後からずっと、「護憲派」およびそちらに近い側の人びとにも、かなりの部分、判で押したごとくに該当するように思う

       こと政治に関しては、インターネット上の発言というのは、「事の性質」はどうでもよく、自分の見解を発し、反対者を罵詈するという機能がほとんどを占めているような気がする。
       それぞれのサイト・ブログには、稀に反対者からの罵倒が入る以外は、「お説ごもっとも」的‘仲間内賛意’のみがコメントされる。

       こうしたことを見ていると、とくに安保法制などに関しては、ネットからは何も情報は得られないのだなぁ、と痛感する。
       中東では、あの、ネット・SNSの威力絶大だったという「アラブの春」以降、かえってイスラーム過激派のテロが増え、ついにISなどというものが現われた、という目を背けられない現実がある。

       私のブログは、オーディオという、ネットのやりとりがなかった時から多くの人たちが趣味としてきたものを、まず中心にしている。
       こういう、まずは「リアル」が存在する世界では、見解の合致や対立はあるのだが、「コトバだけの暴走」ということは、あまり起こらない(のではないか)と思う。

       どのようなものであれ、オーディオ機器はエレクトロニクスがまず基本にある。
       テレビでは、「重力波」とか「量子もつれ」とか、最新の科学トピックが紹介されるが、一般の生活者の人びとの中には、たとえば、AC100V電源を使うテレビやAV機器の中には、100Vの電灯線のラインが、途中で低圧化されたりしつつ、そのまま機器の中に入っていると思っている人が多いのではないだろうか(いや、それはないかな^^;)。

       少しでもオーディオに突っ込んでいる人は、エレクトロニクスの基本は押さえている、ないし、押さえようと努めているので、議論は、個々の嗜好とともに、事実と論理に基いたものとなりやすい。

       この辺が、ネット以前にリアルとして存在する分野の、ネットにおける、ある種‘安定’と‘堅牢さ’のもとなのだと思う。

       ところが、こと政治となると、ことばのやり取りで相互の考えを精密化してゆくというプロセスに、我われ非-欧米人は、あまりにも、あまりにも馴れていない。

       ‥‥さて、明日(日付は今日、か)、交換されたアンプの良品が到着予定。
       ほんとうに、昨年11月以降、私の経済状況ではトンデモナいオデオ浪費の嵐だった。
       もうちょっと残高を残しておかないと、ほんとうに5月以降の生活がたいへんになる可能性もあるのに、こんなことをしてしまう。

       世の、景気のお話になると、テーマになるのが、内需=消費の拡大。
       ‘エントリー・クラス’の趣味の品を購うのに、こんなに無理をしているのだから、一般的な消費は、ひたすら緊縮となる。

       世の中一般は、どうなのだろうと思うが、アベノミクスが成功したとか失敗したとか言ってみても、すでに野党のどんな党・政治家が政権担当しても、国内消費なんかよくなるはずもないし、消費税を5%に戻したってよくはならない。

       そうなると、選挙直前に「消費税の再増税は敢然と延期!」をブチあげる安倍自民党がまた大勝する=国民が大勝させる のは疑いない

       それで景気がよくならなくても、だれもさして不満は持たないし、経済的に少し上層にいる人びとは、株価高などでおいしい汁が吸える。

       非正規雇用を中心に、「下」のほうにいる市民は、せめて消費税が10%にならないほうを選ぶし、だからといって、可処分所得はもうギッチギチの状態で、その上、最近は生活上出てくるゴミの処理も多くの自治体で有料化しているし、家電を廃棄するにもお金がかかるから、ますますモノを買う意思が殺がれる
       エコノミストや経済・消費アナリストといった連中の口から、こういうテーマが出たことは、ほとんど聞かない。

       が、今夜聞いていた、《荻上チキの Session-22》で、チキ氏が、「もう内需の拡大なんていっても、可能性のある分野なんかないよとよくおっしゃる方がいるが、今問題になっている保育の分野などは、保育士さんの待遇を改善して子どもたちをどんどん受け容れれば、そこに需要はいっぱいあるじゃん!」と言っていた。
       いっぽうでこういうことなのである。

       ではあるが、私のいる分野などは、人件費、超キ〜ッチキチでやるしか方向性のないところであるし、その中でも私自身などは、いないほうがよい存在かもしれないことを時に感じつつ、それをわかって生きているって、なんだかなぁ、ではあるが、「今」の時を過ごすだけである。

      家電初期不良経験歴

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         やれやれ‥‥Marantz PM6005は本体交換ということになり、販売店に送ることとなった。
         交換発送品も出荷前にチェックしてくれるとのことで、有名なショップでもあって、メーカーで機械的に新品を発送してもらうより信頼できることでもあり、発送送料こちら負担でも、まあそれは‘診察料’と考えて、発送しましょう。

         ここ数年、とくに安価なもの(ばかりしか買えないが)の初期不良はどのくらいあったのか、と、ちょっとリストアップしてみたい。

        KENWOOD DPF-3010
         CDプレーヤー。1999年5月購入。購入価格21,000円(税込。以下同)。韓国製造。
         トラポの読み取り不良。反射の低い蘭EMIプレス盤などを読まず。2回ほど、当時立川にあったサービスセンターから来てもらって、拙宅で点検ののち、持ち帰り修理。
         そのあと購入後13ヵ月後くらいに、少し音飛びするようになったが、メーカーが修理歴を覚えてくれていたのか、トラバースユニット交換は無料で、ということになった(延長保証は入らず)。
         そのあと、オクで手放すまで数年、絶-快調で動いてくれた。
         このCDプレーやは、たぶん今まででいちばん長く使い、いちばんたくさんのCDを聴かせてくれたCDPだ。
         音は、「情報量」云々の世界を離れた、削ぎ落としたもの。

        キヤノン CanoScan D1250U2
         2001年11月購入。購入価格13,971円+延長保証431円。中国製造。
         本体スイッチ不良→本体交換。交換後は快適に動作。ただし、同梱ソフトは私のPCではうまく動かず、USBポートも特定のポートを認識してしまう。

        クリエイティブ BritePort 8100C
         DSLモデム。2002年5月、ADSL化に伴ない、購入。18,689円+延長保証559円。
         開墾後、接続して動作せず。メーカーで本体交換、その際の送る送料はユーザー負担。製造国不明。
         交換後はいちどもトラブルなく、去年4月まで13年=156ヶ月間、快調動作。1月あたりの費用は約123円で、プロバイダのリースよりずっと格安に上げてくれました。
         本体、ACアダプターとも発熱が極めて少なく、ということは消費電力も極少。日本テレコムの接続業者イーアクセスの回線に適合。日本テレコムのリースしてくれる住友電工製のモデムは、接続時にカチカチと音がうるさいという評があり、その点 8100Cは静謐なモデムだった。

        三菱電機 ふとん乾燥機 AD-P40
         2004年製。購入日、購入価格記録なし。中国製造。
         製品型番のリンク先ブログ記事にあるように、使い始めて数週間〜数ヶ月で、熱のために熱風を送るホースに亀裂が発生。
         メーカーに伝えると、サービスマン氏が家に来てくれて、無料交換。そのあとは全くノートラブルで現用中。
         ブロガーの方は「交換した蛇腹ホースもこんな姿にいずれなるのかなぁ」と心配されているが、たぶん大丈夫なはずだ。

         サービスマン氏が修理してくれたのだが、解体はとてもやりにくそうだった。
         実使用では、熱風を吹き込む袋の、ホースを差し込む部分の、マジックテープによる固定が甘く、洗濯バサミで固定している。
         何より、三菱のような経験のある大メーカーが、熱風に耐性のない素材をホースに採用した、ということが驚き

         その後、末尾にAやDのついたマイナーチェンジ・バージョンが出ているので、改善されているのでしょう‥‥いや、リンク先のブログ記事は「AD-P40-A」でした。ありゃりゃ。 → 末尾の Aなどは色違いの表示のようでした。

        CEC CD2300
         CDプレーヤー。2010年12月購入。購入価格18,000円。中国製造。
         トラポ不具合で読み取り不良。本体ボタンの状態も若干不具合。
         メーカーに送付、1回の修理で完全修復。ちょっとお高い Marantz CD5003より、少しいい音。
         あとあとこの機体でCDPのパーツ交換を勉強? し、あまりの改造の挙句、トレイが出にくくなり、輪ゴムを新調してオク出し。

        ONKYO C-7030
         CDプレーヤー。2015年11月購入。購入価格20,800円+延長保証1,080円。マレーシア製造。
         CDの途中トラックから演奏開始した場合に、ミューティング解除の際、「プチ」ノイズが出ることが多い。
         2回修理。1度めは基板不良ということで基板交換、少し減ったがまだかなり「プチ」が出る。2度めはトラポ不良ということで交換、ノイズ発生は激減したが、まだたまに起こる。アナログレコードに針を落とす時の、あの「プツ」だと思うようにしている(爆)。
         音質は、なかなか。しかし、メーカーのサポートで異常な事象が100%はなくならなかった、という珍しいケースでもある。

        Marantz PM6005
         プリメイン・アンプ。2016年3月購入。36,927円+延長保証1,847円。中国製造。
         右チャンネルのDCオフセットが110mV前後と、やや異常。これから交換。
         音は、なかなかいいです。

         以上は、すべてメーカー保証を受けている。

         う〜ん、まあこのくらいならたいしたことはないか。
         このところもそうだが、以前から、オーディオ機器は気に入らなければ棄てる/売ると、私には「ちょっとがまんして愛し続ける」ということができない。
         そういう私にふさわしい“罰(バチ)”なんだろうなあ、と同時に、私のような、きちんとした就業社会人とは言いがたい、しかも低所得者は、ものを買うな、という声もいつも聞こえる。

         いっぽうで、家電製品に関しては、私は「あるていど理屈がわかっている」人間であり、ショップやメーカーに対して「怒る」というようなことはせず、煩瑣なほど詳細に事情を説明し、時には今後の提案もする人間なので、「初期不良引き受け役」としては適任なのかもしれない。

         上に挙げたものは、オーディオ機器は何といっても最安価クラスで、このクラスを買うのは「安もの買いのゼニ失い」だよ、という声も聞こえてくる。
         が、信頼性云々ということでフトン乾燥機やDSLモデムの「ハイエンド」機を‥‥探したって、ないのである。

          いやはや〜。

        DCオフセットが!

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           よく鳴ってくれてます、Marantz PM6005。

           室内楽…今日はイギリスの Domusによる、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番、など。
           ピアノが真ん中、ヴァイオリンが左、ヴィオラが、部屋と私の耳の特性で、だいたい真ん中より左に。チェロだけ右、というか、中央右より。

           この音源は、RA-05SEがたいへん美しい音で聴かせてくれた。
           PM6005では、ヴァイオリンとヴィオラの倍音域が浮く感じがあって、しかもそれが左に寄る感じなので、音楽の輪郭がほとんど左からだけ聞こえる感じになる瞬間もある。
           とはいえ、オンキヨー A-9010とは比較にならない、艶やかで「音楽らしい」(というのもヘンだけれど)再生だ。

           PM6005のゲインは、ちょう〜ど A-9010と RA-05SEの中間で、RA-05SEで8時半、A-9010で11時でちょうどよかった音源&音量の場合、9時半で同等、という感じで、これはじつに使いやすい。
           PM6005は、ちゃんとプリアンプ(フラットアンプ)があり、パワーアンプとでゲイン分担しているはずだ。

          PM6005

           入力やスピーカーの切り換え、ミューティングのON/OFF(これはリモコンからのみ)をカチャカチャとやって、リレー接点やらICやらを慣らし運転、とやっていた。

           このアンプ、電源を切った時に、そこそこ「ボツッ」というのである。
           スピーカー端子は2系統あって、それぞれをフロントパネルの小ボタンでON/OFFできる。リモコンからのミューティングは、2系統をいっぺんにOFFするもののようだ。多分ミューティングの場合は、ヘッドフォン出力も切るのだろう。
           そのそれぞれを入り切りした際、あるていど「ボツ」が出るのだけれど、これが右チャンネルからのほうが格段に大きいのである。

           スピーカー端子はA系統を使っていたのだが、もしかしてBのほうだと、リレーの状態から「ボツ」が少ないかも、とつなぎ換えてON/OFFしてみたが、同じ。

           ここでヒラめいたのは、「あ、これDCオフセットちゃうか!?」

           で‥‥デジタル・テスター出してきて、DC200mVレンジで、スピーカー端子に当ててみました。
           問題の右チャンネル‥‥

          右チャンネルDCオフセット

           111mV !! ‥‥ええぇ〜っ???
           メーカー品で、こ、これはありなのか!?
           スピーカ接続状態でもオープンでもだいたい同じ、108mVから111mVの間をドリフトする。

           たしかに、このクラスでマルチアンプ・システムに用いるなどということは、まずメイン・イン入力がないこともあって、想定外であり、ネットワークのあるスピーカーなら、このくらいの直流でトゥイーターが壊れることはないでしょう。しかしな〜。

          左チャンネル

           左チャンネルは27〜29mV。
           こちらはまあ許容範囲‥‥それでも、ナカミチ IA-4sを落札し、左チャンネルのDCオフセットが28mVくらいであることがわかった時には、ちょっと落胆し、オクで売る際には、「左には28mVくらいのDCオフセットが出ますが、問題ないと思います」ていどのコメントは書いた。

           ナカミチもそうだったが、‘エントリー・クラス’などと言われる ― 私には、とくに私の家計にはとてもエントリー・クラスなどではない ― グレードのアンプの場合、終段のバイアス調整VRはあっても、DCオフセット調性VRはないものが多い。
           なくても、だいたい±30〜40mV以内に収まるように設計するのである。

           いやはや〜。
           いつも思うが、私には「初期不良の神サマ」が憑いているんではないか、と思うことばかり起きる。
           いや、私の無意識界に、「おらぁ、初期不良品持って来いや〜、た〜っぷりクレーム、ブチ込んだるからな〜」みたいな悪魔が住まっておるのかもしれまへん。

           が、「この程度は最近の業界基準では許容範囲としておりまして、そのままお使いください」みたいな回答もあるのかな?
           購入したのが、あの有名なショップさん ― お店には全くなんっの責任もないが ― なので、とりあえず「DC111mVですぅ〜」という悲鳴メールを送ってみませう。

           いっやも〜。 (>_<;)

          PM6005−試聴第二弾。

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             ヒマでつ‥‥オデオでも聴くしかありません;;。

             今日はどう鳴ってくれるか、不安な気持ちもありつつ、電源オン…。

            試聴CD

             初めに、Sony CDP-XE700のほう(TUNER入力に接続)で、ドン・フリードマンの『サークル・ワルツ』から、タイトル曲。
             あらら、ピアノに艶が乗るのはいいけど、高音の「ピィ〜ン」という強音が、耳にビリつく。
             困ったなぁ〜。ドン・フリードマンの優しいタッチがこんな感じになったことは今までにない。

             オンキヨー C-7030に交代すると、これはずっと緩和される。やっぱり CDP-XE700のオペアンプは AD712より NJM2114のほうがいいようだ。

             ポリーニの弾く、あのショパン:エチュード(仏DG盤で買い直している)は‥‥やっぱり左に寄るな〜。これは収録がそういう感じなのだろう。
             トーンコンで高域をちょっと落とし、低域を少し持ち上げると聴きやすくなるが、ポリーニらしいクリスタルな感触は薄まる。

             そこで、気にはなっていたのだが、筐体に出るAC電圧を実測して、AC電源の極性を合わせてみないと、と、テスターを取り出して、PM6005のサイドのビス頭と、自分の手との間のAC電圧を測る ― と、約12V弱。

             ひっくりかえして高くなるか低くなるか‥‥ひっくり返して測ると、約6V弱。半分である。
             ということは、開梱以来、逆で聴いていたわけだ。

             で、こう↓マーキングしました。

            AC極性合わせ

             Rotel RA-05SEの時は、付属していたケーブルが、プラグの刃の幅ですでに極性を決定していたので、それが合うほうだろうといちおう考えて、サンワサプライのケーブルもその方向で接続していたのだったが、筐体に出るACを実測はしなかった。

             付属ケーブルが必ずしも純正でなく、あるいは純正でも合っていないこともありうるので、実測すれば、音や定位感も少し改善したかもしれない…。
            続きを読む >>

            新顔到着…。

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               来ました‥‥。

              PM6005、ラックに。

               この顔、ヨドバシあたりの店頭でもう何年も、見飽きているような、国産車のフロントっぽい顔です。

               Marantzは、最安価の PM5005と このPM6005が、高さ105mm、だいたい10cmに押さえられていて、国産他社よりはスリム設計になっている。

               PM5003、PM5004あたりでも、ちょっと予算があれば買ってもいいかな、とずっとネット情報などを漁っていた(両機のサービス・マニュアルは持っている)。
               で‥‥ PM6003、PM6004というのもあったかというと、あったのだが、日本では発売されていないのである。
               PM6001は、発売された。そして、PM6002から、6000番台でもトロイダル・トランスを使うようになった。
               PM6003から、現在の、自動車っぽい、なぜそういうのかわからないが、‘M1’デザインというのになる。

               この、トロイダル搭載の PM600xシリーズ ― PM6002、PM6003、PM6004 ― は、あたかも「エントリー・クラスでトロイダル搭載のシリーズは、日本のリスナーには売ってやんないよ〜」と、お預けを食わすがごとくに発売されなかった。

               PM6004が、例の『WHAT HiFi?』などで、あ〜まりにも高評価になり、それでは、ということだったのかわからないけれど、DAC搭載となった PM6005から、やっと“日本解禁”となった。もったいぶってるな〜。

               オンキヨー A-9010では、一生懸命読み込んだのが肩すかしになった英語圏レビュー。PM6005のも、読みましたよ〜、モニターに穴があくほど^^
               もちろん、信頼できるかどうかは全くわからないものの、全体に超-高評価である。

               英ショップ・Richer Soundsのレビューには、「too bright」というのが2件ほどあったし、日本のレビューでも、全体にマランツのプリメインは「高音が特徴的」というのが多い。
               他方、海外評では「warm」という表現もたいへん多くて、文字面だけではいったいどんな音なのだろう、と思ってしまう。

               ショップでの試聴は、しばしば自室でのリスニングの参考にならないけれど、ともあれ、と、都心に出た日、ヨドバシ・アキバで、PM5005、PM6005、PM7005と、店頭の切り換えで聴いた。
               スピーカーはたしか Monitor Audioの Bronze 4だったか、音源は、ネットラジオのみとのことでラテンのようなジャンルが流れており、購入する意思を示せば好みのCDプレーヤーで聴かせてくれたかもしれないが、そこまでする必要もないと、軽く聴いた。

               これではたいしてわからないが、意外に PM7005よりも音像の輪郭が‘小顔’に結ぶ感じがし、品位が高く感じられたので、予算からの計画どおり、PM6005にしようかということに。

               ポイントを考えると値段はヨドバシでもよかったが、同店の延長保証は、メーカー保証終了後、1回きりの修理で終わるので、ネットで購入。

              試聴ディスク

               まず、こけら落としにエルガーの『愛の挨拶』。そのあと、数曲。CDプレーヤーはオンキヨー C-7030。
               こんどは、面白いのだが、全体に左が強い。RA-05SEの時と反対である。
               どうも、アンプの強調する音域や波形によって、部屋のアンバランスが異なって出てくるようだ。
               が、これが今までの私の部屋と耳のキャラなので、これはいちおう安心できる。それに全体として20〜50時間は鳴らしてみないとこなれないだろう。

               モノーラル盤も、高域や倍音に左寄り感が出る。が、そう気になるほどではない。
               写真の、Westminsterレーベルの名盤、L.ウラッハのモーツァルト:クラリネット五重奏曲は、高域はよく出るものの、けっして耳障りではないメロウな音。
               これは RA-05SEより格段に聴きやすい。

               つづいて、RA-05SEでなかなか難しかった、50年代の英Deccaのモノ録音、J.クリップス/ロンドン響のモーツァルト。
               全体に解像度を強調せず、高弦は、「こういうの、Deccaでしょ」とでもいうように、非常にうまく聴かせる。

               ベーム/ベルリン・フィルのブラームス:交響曲第1番では、O.I.B.P.リマスター盤と非リマスター盤を、冒頭部分で比較試聴してみた。
               O.I.B.P.盤も、C-7030+ナカミチ IA-4s(改)の時の、ややキツさ、ザラつきが耳障りだったところが全く滑らかになり、非リマスター盤も悪くない感じ。
               ただ、非リマスター盤の高弦はツブだちがなくのっぺりしてしまい、この辺はO.I.B.P.でよくなっている。ぼつぼつ旧盤はオク出ししよう。

               ダイアナ・パントンは、RA-05SEの時より、かなり若返りました(笑)。
               ギターの響きなど、「オーディオ装置として、ちょっと‘作ってる’なぁ」と感じつつ、その作り方がじつに快適、という感じ。
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              あれ? ラックに空白が…。

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                 ほ〜んとに春休み‥‥需要はありそうなのに、仕事入りませ〜ん;;。
                 そうかと思うと、前日になって急に依頼の電話、出たら、も〜れつに忙しく、休憩時間も、終了時間後もサービス残業。
                 人件費、ぎっちぎちでやってるんだなぁ、と実感。

                 体調(&心調?)からいうとこれくらいでちょうどいいかもしれず、仕事のない日は11〜13時間くらいフトンから出られません;;。
                 ほんっとにもう、ここ2年くらいの心理的ストレスを、ややっこし〜い夢の中で整理しているという感が超濃厚。

                 で ―

                あれ? ラックに空白…。

                 オーディオ・ラックに、空白が^^;;;。

                 アンプの鎮座ましますお席が、空白です。
                 はい‥‥ RA-05SE、オク出しいたしました。
                 3万円をちょっと切る価格で即落にしたら、月曜の未明に出品 → 9時間もネット上に曝さないうちに、同日の正午前に即落されました。
                 やっぱりあれ、欲しい人いるんですねえ。出品後、数十秒で4アクセスありました。
                 で、もう発送 → 新しいオーナーさんに到着しているとのこと。

                 いつものことで、そして歳をとるほどせっかちになっていく。
                 こういう買物は、お金がじつにもったいない(ように見える)が、海外、少なくとも英語圏の、Amazonなどのショップのレビュー、そしてオーディオ系掲示板でのユーザーの投稿を見ると、詳細はわからないのだが、向こうでは「自宅試聴」や「買って、音が気に入らないからすぐ別の商品に交換」としか読めない行文がずいぶんある。

                 こういった‘商習慣’は、ヘタに日本に入ってくると業者さんたちにとってはきわめて不利になるので、消費系ジャーナリストも、業界に疎まれないようにしているのか、何だかどうも情報が伝わってこない。

                 ― というわけで、先述の、アレ、が来ます。

                Marantz PM6005

                Marantz PM6005 inside

                 価格.comで見たら、大阪は日本橋の、あの有名なお店がほぼ最安値だったので、ポチ。
                 あそこは、PM6005に関して、多くの販売ページで、PM8005と同じく「3バンドのトーンコン」が付いていると間違った記載を載せていたことがあり、フォームから伝えると訂正してくれていたが、価格.comからリンクされたページには訂正されずに残っていた。それを訂正して差し上げ、ポチり。

                 ま、これ、どうなるか、聴いてみないとわかりません。

                 昨年末から、新品ないしほぼ新品に近い形で、こんなにアンプを買っていると、「国内消費の喚起」におおいに役立っている‥‥としたら、何とかノミクスに貢献しているようで、まことにシャクな感じであるが、いっぽうで、買うべき生活用品の買い替え・買い足しは、徹底的に避けている。

                 穴のあいたカバンや部屋着用の綿パンは補修し、靴もカーディガンも買わず、ぼつぼつ寿命気味の冷蔵庫もだましだまし使用中。

                 その冷蔵庫、シャープ SJ-14Dは、冬でも結露で冷却能力が落ちるので、先日、2日に分けて夜間に電源を切って冷凍室を開けっぱなしにして霜取りをした。
                 冷凍庫の製氷機能は完全で、カチンコチンの氷ができる、ということは、コンプレッサー系は問題ないようだ。
                 そこで、製氷トレイにできた氷を、付属のバットにあけて、これを冷蔵室のほうに入れて、いわば冷却補助にする。
                 こんな状態で、今は時折り冷却ユニットがオフになっているので、冷却フィンに氷(霜)が付く速度も少し落とせるかも。

                 ‥‥というわけで、消費の拡大に寄与するような方向とは、とーぜん基本逆行しております。

                困りました〜。-2

                0
                  今夜の試聴ディスク

                   早くも‘聴く喜び’が感じられなくなっている RA-05SEなのだが、今夕は、ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ四重奏団)の弾く、モーツァルトの弦楽四重奏曲第20番ニ長調を《ホフマイスター》を聴いた(写真右下)。

                   さすがにこういう音源は、RA-05SEでは極美だ。
                   目をつぶって聴いていると、4つの楽器のからみがまことに精緻に、かつ各楽器の音色はメロウに、これぞユーロピアン・サウンドだ、という惚れぼれするような音を聴かせてくれた。

                   第2ヴァイオリンは第1ヴァイオリンに隠れがちだが、出てくる場面では両者のからみがしっかり聞こえる。
                   チェロ ― マティアス・プフェンダー Mathias Pfaenderだろう ― が、倍音のザラつきのない、メロウの極みの美音を聴かせる。

                   う〜ん、やっぱり Rotelだなぁ、と感心。ソナタ形式の展開部がまさに展開してゆくところなど、静かに興奮を盛り上げる。

                   1曲4楽章、満足して聴き終わって、次にオネゲルの交響曲第2番、ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(国内盤、写真下左)。
                   1953年の RCA録音、もちろんモノーラル。

                   これは、響きが団子状になり、音域・楽器によって定位が揺れる。ヴィオラなどは、当初気になった右チャンネルの強勢感がまた気になってくる。
                   こういう音源は、ナカミチ IA-4s(改)の時にはもっと自然に、団子状に固まらず、周波数レンジもワイドに感じられていたと記憶する。

                   思うにつけ、ナカミチ IA-4s(改)とソニー CDP-XE700の NJM2114バージョンのコンビが、陰鬱なブラック・フェイスではあれ、どれほど自分の理想に近い音を聴かせてくれていたか、ある意味奇跡的だったかもしれない。

                   写真上段(奥)の右、レオポルト・ウラッハの吹くモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲(Westminster、1951、52年。国内盤)。
                   RA-05SEの、当初の左右差が‘発覚’した音源。今聴くと、キーを押す‘カチャカチャ’が右に寄る感はほぼないが、中央定位という感じではなく、何より音が中域に固まるお団子になり、元来キツめの高域(ヴァイオリン)はうまく抑えられるものの、中域の膨らんだずんぐり、むっくりしたサウンドが、聴いていて心地よくない。

                   写真上左のは、先日買ったヨーゼフ・クリップス指揮ロンドン交響楽団の、モーツァルト交響曲第39、40、31番(Decca、ポリドール発売国内盤)。
                   第40番ト短調のみ1953年、あと2曲は1950年録音で、第39番と31番《パリ》は、クリップス(1902-1974)の40代の録音になる。

                   最晩年にクリップスがコンセルトヘボウを振ってステレオで PHILIPSにモーツァルトの交響曲を20番台のものから第41番《ジュピター》まで録音したセットは、大名盤として今も人気が高い。

                   かなり以前、その中の1枚、第41番《ジュピター》を聴いた時、あまりのゆったりした運びに、全く合わない感じがした。今回、ネット上のサンプルで聴いた第40番の遅さも、慣れればドップリになりそうでもあったが、まずは違和感が強かった。
                   その第40番、上の Decca録音はテンポも速く、違和感がない。《パリ》は何ともいえない香りが立ちのぼる。

                   ただ、これらロンドン響とのセッションは、英《The Penguin Guide to Bargain Records》(Penguin Books Ltd.、1966)では、第31、第40番のカップリング(Decca Ace of Clubs ACL128)は「neither witty nor stylish(気が利いてもいないし、スタイリッシュでもない)」、第39番(同前 ACL135)は「a routine performance only(単なるルーティン・ワークだ)」と切り捨てられている。う〜ん、そんなでもないと思うけどな〜。

                   で、クリップスのディスクでも個人的にこれは聴ける、と思ったのだが、これも RA-05SEで、よくない。
                   音の出方が散漫になるとともに、矛盾するようだが中音域のずんぐり、になり、品位が低い。

                   困りました〜。

                  [付記](3.21未明)
                   ゆうべ(20日)、モノーラル盤、具体的には、シューリヒト/パリ音楽院管の、シューマン:交響曲第3番『ライン』(LONDON/キング)を聴いていたら、途中、「プチ」というノイズ(ディスクに入っていたのかな? ^^;)が聞こえたあと、俄然、中央にきちんと定位するようになり、楽器によってちょっと左〜右に、という感触が雲散しました^^!
                   このあと、モノ盤の定位がよくなったような‥‥プラシーボかな〜。

                   ですが、音が‥‥う〜ん、好みでは‥‥;;。

                  バター問題。

                  0
                    バター

                     アベノミクスや安保法制や、あるいはTPPや、いろいろ言われる中で、気になるのだが、別個に報道されるだけで、有機的にからんでこないハナシ ‥‥ バターのハナシ である。

                     店頭でのバター不足が言われ、実際にもスーパー店頭でバターが品薄 or 常時品切れ状態にある。
                     その埋め合わせに、おもにトーストに付けるための、マーガリン系の「ファットスプレッド」の類いが多品種、積み上がっている。

                     ここで気になるのは、マーガリンは健康に有害性があるといわれるトランス脂肪酸を、バターの2〜8倍くらい含んでいるらしいこと。

                     マーガリン系のものは、商品によって含有量/率が違うので、一律にいえないが、これほどバターが不足して、その反面でマーガリン系の商品がスーパーに山積みになっていて、それが問題にされない(されているのかもしれないけれど)のは、オカシい。

                     バター不足は、よく知られる『BLOGOS』内のこちらの記事では、高い関税で国内の零細酪農業者を保護してきたことに原因があり、競争力を弱めてきているのだから、TPPにも参加して、競争力を高めなくてはならない、としている(ように読める)。
                     東大の農学系の研究者の執筆なので、評論家の恣意的な言とは違うのだろうが、BLOGOS記事に時折り感じる違和感を感じる。

                     こちらの記事は、『長周新聞』という、ある種の信条に基く(人によっては「イデオロギー」に見えるかもしれない。私には BLOGOSより好感を持てそうだ^^)サイトの1ページなのだが、国内の酪農業者‘潰し’の政策が、今日のバター不足につながっていて、こういう流れは国民の食料供給全体に危機をもたらしかねない、と言う。

                     上の記事はTPPには反対の立場なのだが、北海道で乳牛の獣医をしているという人のブログ記事では、アメリカのトランス脂肪酸規制は、バターの日本への売込みを狙うものとも言え、かつアメリカの牛乳は、品質的に「汚い」と言っている。
                     もちろんTPPにも反対の立場だ。

                     この人の立場の利害、というものも読み取れるけれど、牛肉におけるBSE管理のみならず、アメリカ産の食品の安全クオリティを考えると、単純に輸入を増やせばいい、ということでもないのである。

                     こちらは、バター輸入を「農畜産業振興機構」が独占していることを非難し、輸入を自由化するとともに、国内業者の保護も付記している。

                     この問題は、農協や農畜産業振興機構といった組織の利権がからんでいる、ということも無視できない。

                     こういった問題は、プラカードを掲げてデモ、という話題ではないだけに、あまり考える対象にならない ― 単に「バター、売ってないね」とか「トランス脂肪酸、コワいみたいね」なら話題になるが ― けれど、こういう部分に、国内政治・国際政治と、「国民の生命の安全」の関わりがあるはずだ。

                     個人的には、今はパンにバターを付けて食べたい嗜好はあるので、手に入る時にバターを買っている。
                     マーガリン系のスプレッドは一切買わないけれど、コンビニやスーパーの「厚切りバウムクーヘン」などを常備して、デザートにパクついている小生は、すでに相当量のトランス脂肪酸を含む脂肪分を日々摂っているはずだから、これ以上の油脂分はで〜っきるだけ控えたほうがいいのである;;。

                    困りました〜。

                    0
                       ‥‥今回の風邪は、あ〜まりに長い‘つけ’を、まだ支払い続けているがごとくで、うまく(高熱が出たりして)さ〜っと経過していく場合のような爽快さが感じられない。

                       奥歯の虫歯を抜いたあとを、ブリッジの形にしてもらっているのだが、ここから上顎洞〜鼻腔へ抜けるところに膿が溜まることがあり、今回もそういう感じ。
                       風邪の当初、左右の鼻から透明な鼻水が出てきたので、ブリッジ部分の炎症から始まったのではない。
                       が、歯科に行ってみましょうかね。お金かかるかもな〜。

                       お金といえば‥‥冷蔵庫の冷却フィンにまた霜が付き、冷えなくなって、このところの風邪で食べ物の嗜好が変わったこともあるが、かなり食べ物を棄てたのだが、修理してくれるかな? となると修理費が。

                       何よりもお金がかかりそうなのはオーディオ、のほうか。
                       ‘憧れ’の ROTEL RA-05SEを手に入れたものの、どうにも「使う楽しさ」が味わえない。

                       クオリティからすれば、ここしばらく使ってきたものとはレヴェルの違う高級品だが、ず〜っと憧れていたヒトと初めていっしょに過ごすのに、全然面白くない(←リアリティ=実体験ゼロの比喩;;)、あるいは、いちど入ってみたいと思っていたレストランにやっと入ったのに、何か違和感に満たされて全然食欲が湧かない、といった感じなのである。

                       勝手やな〜…。

                       音の問題としては、ありていに言うと、RA-05SEは高域のヌケがよくない。高域の質はけっして悪いわけではないのだが、ある面とてもうまく抑えられていて、それが私の趣味とかなり違う。
                       高域がハデでキツいのも困るが、ジェントルにすぎるのも物足りない。

                       もうひとつは、当初の右チャンネル強勢感をずっと引きずっており、さすがに L.ウラッハのクラリネットの‘カチャカチャ’が右に寄る感はほぼなくなっているのだが、録音の古いモノーラル盤の再生において魅力がない。
                       基本性能の高いアンプなので、50年代のモノながらいい録音は合いそうなものなのだけれど、これが合わない。

                       他のアンプだと、もっと合わない可能性もあるのだが、今毎晩パソコンの液晶に穴があくほどググっているのは、これ↓、Marantz PM6005(あ、リンクは別にここじゃなくてもいいんですが…)。

                      Marantz PM6005

                      Marantz PM6005 Inside

                       マランツは、ブランドイメージはいまいちだし、ずっと‘イヤだな〜、このデザイン’とも思い、同時に PM5004を買えるのなら買ってみても、と横目に…も見なくなっていたものだが、オンキヨー、ローテルと「合わない」感がハンパなくなってくると、浮上してきた。

                       YouTubeで、このアンプを(だいたい CD6005とペアで)鳴らしている動画を見ると、クラシックは皆無、ウルサ系の音楽ばかりでちょっと参考になりにくい。
                       同じくYouTubeで、ROTEL RA-05/05SEを鳴らしている動画を探すと、音楽そのものがオトナシめのものが多く、それでも、中域が厚くてやや膨らみ気味で、高域が慎ましいところ、手許の RA-05SEとじつに同じだな〜、と感じる。

                       PM6005の再生動画では、音楽の質が影響していることはあってもやはり高域が明るくキレがいい。
                       この感じ、一種‘金(かな)っぽい’響きが、オンキヨー A-9050の動画などとともに気になって、その辺がローテルに行かせたのでもある。
                       しかし、スカッと抜けた高域は、不満も感じつつ13年愛聴したパイオニア A-UK3も、過剰でないレヴェルで聴かせていたところで、こういうのがないと私はアカンのかもしれない。

                       困った、困ったぁ〜〜。

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                      言葉と無意識 (講談社現代新書)
                      言葉と無意識 (講談社現代新書) (JUGEMレビュー »)
                      丸山 圭三郎
                      小冊子ながら、限りない示唆に満ちた名著
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                      シンクロニシティ (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)
                      シンクロニシティ (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ) (JUGEMレビュー »)
                      F.デヴィッド ピート
                      ‘シンクロニシティ’を可能なかぎり、‘トンデモ’から離れて説いた良心的な一書。
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