JUGEMブログ、改竄のお知らせ!

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     いや〜、マイッたマイッた、もう飢え死に寸前。
     え? なに? 何で? 何で!? というくらい、毎年毎年仕事減である。よっぽど要らないんだろうな〜、オレって。

     どうしようもない‘失業曜日’、メールを受信したら、この JUGEMサービスから、「サイトに改竄が発見され、閲覧した方はマルウェアをダウンロードしている可能性がある」という警告!

     こちら「ブログやポータルサイト閲覧時、ウィルス対策ソフトが動作する件について。」に、
    「<ウィルス対策ソフトが作動した経緯について>

    JUGEM公式の4つのJavaScriptファイルで、プログラムの改ざんを確認いたしました。

    これにより、JUGEMブログを閲覧された際、改ざんされたプログラムからウィルスが
    ダウンロードされ、この結果ウイルス対策ソフトが作動したものと判明しております。」


    JUGEM infoブログ

     「管理者ページ・マニュアル」のほうには、
    「<改ざんの影響を受けたと考えられる方の条件>

    (1)以下の日時でJUGEMポータルおよび上記影響のあったブログにアクセスした
    2014年5月24日(土)未明〜5月28日(水)12時ごろまでの間

    (2)Windowsを利用している
    対象のOSは以下の通りです
    Windows XP
    Windows Vista
    Windows 7
    Windows 8.1〜

    (3)Flash Playerのバージョンが13.0.0.206未満の方
    旧バージョンをご利用の場合には、脆弱性により感染の可能性が高くなります。」

    等々。
     金融機関のパスワード盗み取りウイルスなどが仕込まれていた可能性大。

    管理者マニュアル

     28日の JUGEM情報ブログでやっと確認記事を出していて、24日からまる4日間、ずっと改竄されっぱなしだったということらしい。

     思い当たるフシといえば‥‥自分のブログ(このブログ)ではないが、ググって訪れたブログで、avast!が2回ほど起動したとき、「JUGEM」だったので、「あれ? JUGEMで?」と不審だったが、「また誤検出だろうなぁ」と思いながら、いったん Googleに戻って再訪すると起動しなかったりするので、何もせずにブラウジングを続けた。

     Avast!は、「ウェブシールド」サービスを起動しておくと、レンダリング前のウェブ情報を、仮想サーバー内でスキャンしてくれるので、それで「遮断しました」となったと思う。この機能はありがたい。

     商用サイト、ブログ・サービスでは、社外のいろいろなサービスのURLにリンクを張るのはしようがないけれど、そこにウイルスやマルウェアがアップロードされた時にチェックできないのは困ったものだ。

     といっても、コードの知られていないウイルス、マルウェアだった、ということであって、セキュリティ・プログラムで対策できないのだから、しようがないのだけれど。
     IT、コンピューターを使うことの宿命みたいなもんだろうか。

     24日以降、ご来訪のみなさま、洵に恐れ入りますが、上記の件、お知らせ申し上げます m(_ _;)m。

     いちおう当方のPCは avast!でクイックスキャン、何も出ません:
    avast! クイックスキャン結果


     私のほうはもう、人生がシャットダウンします‥‥><;。

    Omne vivum ...

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      Omne vivum ex oVo.

       これは、「すべての生命は卵から」というラテン語の成句で、生物学の教科書に書かれていたり‥‥しないかな、必ずしも^^;。

       理研・小保方晴子さんの【STAP細胞発見(+たくさんの「?」)】‥‥どう展開するのか全くわからない。
       ネット上では、理研が小保方氏を「トカゲのしっぽ」のように切って棄てることで、自身の安全を図ろうとしている、という論調のブログなども見られるが、どんな処分を下しても、すでに理化学研究所の輝かしいブランドは、地に堕ちてしまっている。

       理化学研究所=理研は、戦前には「理研コンツェルン」と呼ばれる企業群を生み出している。

      オーディオマニアにはかつて「リケノーム」がブランドだった理研電具が知られるし、大勢の毎日の食卓を潤す「ふえるわかめちゃん」の理研ビタミン、さらに大勢の国民の性生活と人口調整^^に役立っている(が、私には無縁な (T_T))コンドームのオカモト(旧・岡本理研)など。

       さて、冒頭のラテン語成句だが ― ラテン語の「v」は諸国でいろいろに発音され、[v]だったり[w」だったりするが ― 「ovo」は、シルク・デュ・ソレイユの「オーヴォ Ovo」であり、「卵」である。

       まだ削除されていない NHKの番組記事を見ると、「STAP細胞は、iPS細胞より、受精卵に近いところに戻っていると考えられています」とある。
       大々的に放送された際にも、複数のテレビ番組でそのような説明があったかと思う。

       で、私なんぞダジャレで「へぇ〜、やっぱり Ovokataさんなんだ〜^^」とか思ってました。
       それなのにねぇ〜。

       思うに、小保方氏は200回以上もSTAP細胞の作成に成功している(という)のに、なぜ他の研究機関で容易に作成結果が出ないのか?
       オデオ・マニア的に考えて見まするに、小保方氏の身体の周囲には、磁場などが存在していて、例の「軽度のストレス=弱酸性液体」にプラスして、そういう特殊な条件が加わっているのでは?

       チャンチャン。

      大断捨離

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         パーツ箱に溜まっていたパーツ、全部捨てました。

        パーツ箱
        からっぽ。

         RSオンラインの箱2つに入れ、当面パーツ交換に使うものを小さい箱に入れて上に、それ以外のものを大きいほうの箱に入れて下にして置いていた。

         ちょうど今週の水曜日は不燃ゴミの日だったので、前日にコンデンサー、抵抗、ダイオード、ビスなど小物類をまとめて袋に入れて、ゴミの溜まっていた市指定の不燃ゴミ袋(もち、有料)に押し込んで、サイナラ。

         工具は置いておき、銅線やシリコン・グリスなど工具に準ずるものも残した。

         マランツ CD5001は、これ以上部品を交換しても音は改善しないという感触が固まったので、ここらへんで自作とその続きのメーカー品改造のお遊びは、終了〜。

         RSの箱も思い出が‥‥深いわけでもないが、あることはある。
         収入7割減のショックに蔵書の主要部分を大処分したあと、基板キットでDACを作り始めた時に、RSでパーツをまとめて買った時以来の蓄積だが、日付を見ると2009年のGWなので、この間5年である。

         この5年の間、キットの組み立てや機器のパーツ交換を重ねて、自分の音を求めながら、生活が社会とズレてゆくのを実感し、そのストレスをオーディオに流し込み、さらに暮らし向きは右下がりの度を増している。
         5年前あたりの記事を検索して読み返し、ぼつぼつ手放した機器の改造記事などは削除したくなっている。

         ネットでサービスマニュアルを入手し、一点一点部品を交換してゆくことは、けっきょく自分のストレスを機器にぶつけるのみで、安価機器の改善にはほとんどつながらない、ということは学べた。

         生活そのものが成り立ち難いまでになってきた今の時期に、皮肉にも、もう安価機の改造にはすっかり興味が失せ、メーカー製新品が欲しくなっている。

         CD5001は、手を入れるにしたがって CEC CD2300の時と同じく、‘自分の心’が映し出されてくるように、同時に搭載するDACの音のすべてが隠れることなく出てくるようになった感が強く、存在感はビンビンであるが、聴き疲れのすることといったら尋常ではない。

         このところ、アルバン・ベルク四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番《セリオーソ》とか、ベーム/ベルリン・フィルによるモーツァルトの交響曲第36番《リンツ》とかを全曲聴いたが、それはそれで、立派な楽曲をかなり高精細かつ分厚い音で聴かせてくれる。
         が‥‥シンドい。

         重ねがさね、完全デフォルトでどんな機器、どんな楽曲の特徴も無理なく表出してくれるタンノイの Mercury F1 Customのすごさに感服し続けている。
         仕上げも全然‘中国製’でないかのごとくだ。偉い。

        CD5001…相変わらず?

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           APS投入で音がソフトになったかに思われた CD5001だが、クラシックをいろいろ聴いてゆくと、高域寄りの重心が下がりはしたものの、全体の押しの強さ、厚かましさはそのまま、耳のまわりで付帯音的にブンブンくる音源もあって、ちっとも改善していない。

          Pureism投入

           ぼつぼつ、こうした改造作業にも限界を感じ、イヤ気がさしてきている。
           残りもので、ちょっとは変わるだろうか、というところで、アナログの平滑コンに、Panasonic SL-PS700から取り出して置いてあった、Pureism 25V1,000μFを使ってみることに。

           デフォルト 3,300μF → FW 4,700μFと増量してきた反対の減量になる。
           アナログ電源は、デジタル+駆動系より消費電流は少ないので、470μF×2でもいいくらいだ。

          スチコン&SMG

           DACの、例のCMOUTピンにつないだ10μF、FWがあったので FWにしたのだが、平滑コンから FWを撤去したのにあわせて、この10μFも、日ケミ SMGにした。
           もしかすると、‘厚かましい音’に、FWが関わっているかもしれない‥‥と、まあそんなことはあまりないだろうけれど。

           DACの電源デカップリングも、RFSから SMGにした。ケンウッドの部品用だったかで35V47μFを買って残っていたので、使う。
           アナログ電源は RFSのままがよかったかもしれないが、換えたのは、小容量の高周波バイパスを WIMAから NOBLEのスチコン(ウッドさんからいただいていたもの)に換えるためで、スペースをあけなければ実装できないからだ。
           SMGはずっと小さい。

          C162、パターンにハンダ。

           CMOUTピンにつけるC162のチップ側パターンは、ランドが跳んでしまっているが、今回さらにパターンが切れ、チップに近いところまでレジストを剥がしてハンダづけ。いちおうまだ導通してます^^;。

           デジタル系の電源バイパスを大幅に増量した反面、アナログ平滑コンをデフォルトの1/3にしたが、これで問題が起こるわけもない。
           が、そう改善もしなかった。

           やはり CS4392というDACは、こういうアツカマシイ音がするようだ。

           メーカー製新品を買うカネもないのに、もう自分で手を入れるのはイヤになってきている昨今である。
           それというのも、Tannoy Mercury F1Cが、ほんとうに何の手も入れないで、じつに音源装置やアンプの特色を、素直に出してくれて、ますます気に入っているからなのである。
           このスピーカーを活かして、もうちょっとのんびり音楽を楽しみたい、という思いが大きい。あ〜あ。

           それと、ブラック・フェイスのコンポーネントにも飽きが来ている。これまで、音質と価格優先でブラックの機器をたくさん入れてきたけれど、どうも見た目が‥‥美輪明宏さんが、黒色は運気をそぐ色だ、とか言っていたから‥‥というのもある…かな。

          CD5001−LPFと電源平滑のコンデンサーを…。

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             初段オペアンプのLPFのコンデンサーを WIMA FKP2にした CD5001は、やはり高域のエッジが強く、聴き疲れのする音になっている。
             CS4392の、例の11ピン、12ピンの件は、データシートではなく、セット・メーカーの設計に戻して、気のせいていど自然さを取り戻したか、というくらい。

             前回のレポのとおり、EMIステレオ初期のクレンペラーのベートーヴェンでは、音場の奥行きは深いが、高域が前に出過ぎる。
             潮田益子さんの弾くバッハの無伴奏(旧録音:東芝EastWorld)では、激しいパッセージで、耳の横に風切り音が吹きぬけるような、一種物理的に耳をはたかれるような付帯音(付帯歪み?)の感じを受ける。

             このままではさすがに聴きづらいので、LPFのフィルム・コンデンサーを再度ニッセイ(日精) APS主体にした。APSはいちど導入したが、音が柔らかくなり過ぎたと感じてやめている。

            再度APS化

             オレンジ色の APS、見た目はこれがいちばん^^。
             音は、予想どおり、スチコンや WIMAの時よりずっとソフトになった。

             重心が下がり、クラシックの、もともと音のソフトな音源は、やや物足りなく感じる。
             ‘歌謡曲’が、たいへんいいです。

             ほとんどこれ1枚しかない女性ヴォーカル、テイチクの《クリスタル・ボイス②》 〜 ひっどいエコーと歪み感の〈禁じられた恋〉(森山良子)は、抵抗感なく聴ける。
             続く〈シンデレラ・ハネムーン〉(岩崎宏美)は、激-ウルサい楽曲だが、ノリノリで、しかもあまり耳障りでない。
             鮫島有美子の〈時には母のない子のように〉も続けて聴いてしまったが、ちょっとキーが下がった感じだ。

             プロ・カンツィオーネ・アンティクァのパレストリーナは、カウンターテナーの青空高く澄みわたる声の響きが、やや天井が低くなったよう。
             上記、クレンペラー/フィルハーモニア管のベートーヴェン:交響曲第1番は、ヴァイオリンが刺激的でなく、むしろかすれ気味に聞こえて訴求力が不足する。しかし聴けないことはない。

             ピアノ音源は、ピーター・ケイティンの弾くチャイコフスキー、音がとても軽い英Olympia盤をちょっと聴いたけれど、これは彫琢がしかりしてよかった。
             あと、WIMAの時には音がキツくて耳にびりびり来ていた AKBの《桜の栞》は、重心が下がってよろしい。

             写真で黄色い○で囲んだ電解、気にもとめなかったが、回路図を確認すると、主基板からヘッドフォンアンプ基板に信号が出てゆく部分のカップリングである。
             50V47μF(もちろん有極性・汎用)。これは、ヘッドフォンアンプの入力カップリングに相当する ― ヘッドフォンアンプ基板に、入力カップリング・コンデンサーはない。

             この電解を出た信号は、後続の直列1.2kΩを経てコネクターにつながり、ヘッドフォン基板に入って2連VRに入る。回路図、パーツ表ともに2連VRの値は書いていないが、部品番号 CVV2J02B103Z(回路図では KVV…)の末尾の「103Z」から、10kΩと推測できる。

             10μFくらいでも低域のカットオフは十分(約1.6Hz)なはずだ。他方、ずっとインピーダンスの低いヘッドフォンがぶら下がる出力カップリングに10μFでは、低域が不足することは明らかだ。
             これ、逆じゃないだろうかな〜。※もちろん、すでにヘッドフォンアンプの出力カップリングは、RBD 50V47μFに交換ずみ

            今回はこの主基板上の47μFを、ちょうど2ヶ残っていた、ELNA RBD 50V22μFに交換。

            デジタル電源平滑コンデンサー
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            Interlude

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               ‥‥ぷしゅ〜。

              マンガ=皮脂がつくがな!

               という次第で、落ち込んどります。

              補修したカバン

               もう20年以上買い替えていない肩掛けカバン。
               別の仕事先があった時、荷物が多い時は違うバッグも使ったが、今の仕事先しかなくなるころから、このバッグばかり毎日のように使っている。

               経年に加えてほぼ毎日の使用、大きなクリアファイルを入れるようになって、横に穴があき、大きくなった。
               やっと昨年末、劣化した綿パンの生地を使って、手芸用ボンドで補修した…(恥ずかしいので、写真はモノクロにし、ボカしてます)。
               お金があれば買い替えますがねえ…。

              パーツ入れタッパー

               バッグに穴のあき始めたころから、電子部品を買って入れると穴から落ちてしまう心配があり、それ以前にパーツが他の内容物に当たる不安があって、パーツを買いにいく時にはタッパーを持っていき、買うたびにこれに入れていく。

               週日のお昼は去年よりホされていて、今日はマランツ CD5001の交換パーツ(まだやる^^?)を漁りにアキバへ。
               音が柔らかくなれば、と、またもや APS、それと電解4本、ハンダ吸取り線、インシュロック・タイ。

              インシュロック値下げ。

               インシュロックは、以前と同じものを買ったはずだが、前回は160円、今回は120円。消費税が上がっているから、25%以上の値下がりである。へぇ〜。

              Cirrus Logic CS4392の謎

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                 いやもう、晩めしのおかずを買うのもためらわれるほどの金欠~である‥‥が、まだオデオ、触ってます。

                 マランツ CD5001、相変らずエッジの効いた音が聴き疲れするが、まあこれしか‘音響装置’、ありません~~。
                 オペアンプの1段めと2段めの両方にLPFを設けたかなり複雑なアナログ・バッファー。搭載しているDAC、シーラス・ロジック CS4392のデータシート所載のアプリケーションは、オペアンプ1回路だけを使ったもので、現行基板のホールを利用して、データシート版のアナログLPFにしてみようか、と考えついた。

                 それなら、マランツ以外で CS4392を利用している機種の回路図を当たって、参考にするのがよかろう、と、CDP搭載DACが一望できるこちらのページで調べてみると、まず Luxmanのユニバーサル・プレーヤーが使っていて、これがいちばん知りたいけれどサービス・マニュアルは出回っていない。

                 あとは意外と少なく、あまりメーカーの評価がよかったDACではなかった感もある。
                 マランツ以外のローコスト機では、ヤマハの CDX-497と NADの C515BEEくらいだが、両方サービス・マニュアルは手に入った。

                 CS4392のデータシートでは、ピン11「FILT+」に10μFの電解と0.1μFのセラミックを、ピン12「CMOUT」のほうには1μFの電解のみを接続せよ、と図示されている。
                 が、CD5001では、拙ブログのこちらの記事の2番めのトピックとして書いたことだが、電解の容量が逆になっていて、海外のサイトでは、CD5001、CD5400に関して「間違っているのでは」と指摘されている。

                 それで、パターンの剥離もいとわず、この2本の容量をチェンジして、ニチコン KWを入れたのだった。
                 そのせいとは考えにくいけれど、LPFのコンデンサー交換などの過程で、左右の位相感が何となくヘンな感触になる音源が気になった。

                 ともかく、マランツとは縁もゆかりもないヤマハや NADがどのようにしているのか興味津々、サービス・マニュアルの回路図を食い入るように見てみた‥‥ら、驚くべきことに、3社3機種とも、マランツと同じく、CS4392のデータシートの逆だった!

                 なんじゃ〜、これは〜???
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                CD5001に再び WIMA。

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                   ‥‥GWが終わっても、あんまり変わらないくらいの、半-失業状態〜。
                   お昼、暇だったので、前夜に「まだ、パーツ交換に使えるものはないかな」と探し出したパーツで、交換をちょっと。

                  再び WIMAなど。

                   アナログLPF前段の220pFをスチコンに交換以来、音の鳴り方に、若干位相の感触がヘンになったようで、‘方向’を合わせた(つもりだった)が、220pFは、ちょうど WIMA MKP2が4ヶ残っていたので、スチコンから再度、WIMAに交換した。

                   同じ品種を前回使った時は「高域、とくに左チャンネルがキツい…。よって画像アップ中止^^;」などと書いている。

                   その後、スチコンに換えたのだが、前回よくなかったので、今回も期待はできない。
                   DACの差動2出力間に入れる1,200pFを、これまた手許にちょうど2ヶ残っている APSにし、さらに、上写真で、WIMAの赤いボックスの列の左のオレンジ色のが APSだが、右のほうの赤い光沢のあるものは、これもちょうど2,200pFが2ヶ残っていた、東信の UPZ(ポリプロピレン)。後段のLPFのほう。

                   組み合わせが変わったので、音もまた変わるか、変わらないか‥‥今回は、出力部の負荷抵抗47kΩを、残りものから、Linkman=マルツの LMFQ抵抗に変えてもいる。
                   LMFQは、諸所で絶賛ながら、私の経験では音にエッジがなくなりすぎる感じだったのだが、今回はそれがよさそう、ということで。

                  試聴ディスク

                   スチコン(方向変え後も)の時、クラシックのリートを聴くと、かなり耳にビィ〜ッと来たのだが、その、シューベルトの《糸を紡ぐグレートヒェン》を。
                   グンドゥラ・ヤノヴィッツのソプラノ。途中、声を張り上げる部分でかなりキツいが、あれ、WIMAなのに(!)聴けるな、の感じ。
                   このディスクは、DGのベスト盤のシューベルト名歌曲集で、フィッシャー=ディースカウの‘三大歌曲集’とは内容がバッティングせず、三大歌曲集に入らない名曲も多く、重宝する。

                   ‘ステージ・ワーク’としての臨場感を聴くのに、ストラヴィンスキーの《兵士の物語》。これは、あのスティングが主演=兵士役を演じたもの。
                   ナレーターは、『X Men』の悪役、イアン・マッケラン、悪魔は、名女優・ヴァネッサ・レッドグレイヴ。
                   この大物3人が演じ、日系の指揮者ケント・ナガノがロンドン・シンフォニエッタを振ったという珍盤である(Pangeaレーベル)。

                   左にナレーター、中央から左に動きつつ演じる兵士、右側に悪魔=V.レッドグレイヴ、という配置で、ヴァネッサ・レッドグレイヴの発する子音が、その大げさな演技(名演技?)ゆえもあって、シャッシャシャッシャと右のトゥイーターから飛んで来る。

                   それで、右の倍音域が強いんじゃないか、と感じたのだが、実際そういう演技、および録音ではあるようだ。
                   レッドグレイヴが、いちばんマイクに近いところで、子音を強調したしゃべくりをやる。

                   再度 WIMA化して聴くこのディスクは、スチコンのときより余韻が多いような気がする。
                   それでもやはりこっちのほうが、若干だが自然だ。
                   ‥‥それにしても、追い込んでくると安価機の限界が見えてくるようで、ヴァイオリンの音など、あまり美しくない。
                   ソロは、ロンドン・シンフォニエッタのリーダー、ノーナ・リデルで、ソリストとしても知られている。

                   ちなみに、このディスク、千円そこそこでオクに出したが、2週間ほどで入札が1件もなかったので、取り下げて置いてある。

                   ハーモニーとなるとなかなかいいのだが、単楽器の音にこれという魅力がない。安ものの悲しさである。
                   それでも、1月にやってきた時の、デフォルトのつまらな〜い音からすれば、そうとうに変わった。
                   しかし、高音・倍音のエッジ=音楽の輪郭線がキツめで、柔らかさに欠ける印象はそのまま。

                   今夜は帰宅して、メインで、クレンペラーのベートーヴェン:交響曲全集から、第1番を聴いた。CD5001では初めてなので比較にはならないが、高域はちょっと出すぎる(ディスクはリマスター音源)ものの、全体として奥行きの深い音で、クレンペラーのベートーヴェンを十分味わえた。

                   第2楽章冒頭で「バリッ」といったので、ディスクのノイズかと思ったが、戻して再生すると出なかったので、トラポ〜DAC間の読み落としみたいだ。
                   制御系の電源バイパスも増量したりしたつもりだが、今までの経験でも何度も手を入れると劣化してくる面はあるかも。

                   今回は、音には期待しないで、残りものパーツの有効利用(と、暇つぶし^^)ということで、いわば“冷蔵庫にある残りものを、捨てずに使えるものは調理”という感じだったのだが、その割りによかった?

                   さて、晩飯も冷蔵庫にあるものだけで、買物はせずにすませました^^。
                   今月に入ってこんな日がもう5日 (T_T)‥‥。

                  オーディオラックの傾きを補正。

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                     何にもすることないなー‥‥いや、じつは白色申告でも経費を計上するには帳簿が必要になったので、それを付けるとか、ズボンやパジャマの‘穴’を補修するとか、いろいろあるのだが、何にもする気がしない。

                     気になっていたのは、オーディオラックの左側が落ち込んでいること。
                     アンプはともかく、CDプレーヤーのように回転メカのあるものは、アナログ・プレーヤーほどではないにしても、置き場所の水平を取ったほうがいいと思うので、CDプレーヤーの左足の下に4〜5mm厚の合板を長方形に切ったもの ― 実際には、より長い板を販売店(DIY店)切ってもらったもの ― を敷いていた。

                     だが、ラックそのものが傾いている ― 部屋そのものに問題がないわけではなかろう ― のは気になり、ラックそのものの傾きを補正したいと思っていた。

                     これまでCDプレーヤーに敷いてきた長い板2枚を、切る設備のあるDIYショップで切ってもらおうと、数ヶ月前、国分寺のホームセンター・コーナンに行ったのだが、その時に購入したものしかカット・サービスは受けられないとのこと、ただし客が自由に使える工作コーナーはあるので、そこを使わせてもらって1本だけ、3ピースに切った(もう1本は、シンドかったので切らず^^)。

                     ラックは、上にカラーボックスを乗せ、カラーボックスは本で満杯になっているので、全部どけて、ラック内のCDプレーヤー(CD5001)、取説類、カセットデッキ(TEACのセットコンポ用?)なども出した。
                     アンプ(IA-4s)だけは、スピーカー端子の着脱がめんどうなのでそのままにしようと思ったが、ラックだけでそうとう重いので、これも引っぱり出した。
                     ちょっとした引っ越し準備みたいだ。あ〜、しんど。

                     いろいろなところがホコリ山積なので掃除機をかけ、カットした板を敷くと、予想どおりまだそうとう左が落ちている。

                    スペーサー-1

                     そこで、工作コーナーに置いてあった、他の客のカットで出たハギレ材(無料だったか、と思う)を数枚、使えそうなのを持ち帰っていたので、同じ厚みのを貼り合わせてみた。

                     よく使う河口の〈手工芸・ビーズ用〉ボンドも便利なのだが、今回は〈セメダイン・スーパーXクリア〉を使ってみた。
                     いったん接着面に塗って5〜10分置いてから貼り合わせる。
                     接着しなくてもよかったかもしれないが、2枚がズレてみっともなくなるのはイヤだし…。このボンド、千石で買ってますな^^。

                     ところが! この厚みだと今度は左が高くなりすぎる。
                     さて、剥がそうと思ったら、さすがの〈セメダイン・スーパーX〉、カッチコチである。片方がベニヤだったので、無理に剥がすと割れる。

                     で、より薄いベニヤのカットあとのピースも持ち帰っており、こっちに、うまく剥がれたものと、まだ使っていなかったものを貼り付け、また乾燥を待つ。

                    スペーサー-2

                     薄いのも持って帰っていて、よかった^^。

                     で、これを敷いて、えっさえっさとまたオーディオ機器を入れて接続、上のカラーボックスには本をどっかどっか。

                    本を元に。

                     このカラーボックスがなければ、アナログ・プレーヤーが置けます。
                     実際、アナログ・プレーヤー、置いてました。任期制職就任時、「オレの人生、この仕事終わったら終わりやナ」と先を悲観し、アナログは全部処分。
                     そのあと、本の収蔵場所に。蔵書大処分時にも、お金にならないし、予備校の仕事でもこれくらいは、と売らなかった日本古典文学大系や新潮日本古典集成がどっさり。

                     で、これらの本を詰め込んだあと、そこそこ水平が取れていればOKである。

                    水準器で確認。

                     う〜ん、今度は前のほうが浮いてきた、か…。しかし補正前より格段によくなっている。なつかしい、SUPEXの水準器〜。

                    ラック足元

                     ラックの左足元。緑色のベースは、レンガをブチルで覆い、さらにフェルトで包んだもの。上京前に製作。
                     制振効果はけっこうあると思う。アナログに効くと思うが、CDでも条件はいいでしょう。

                    転倒防止金具

                     転倒防止金具。こういう場所の、木ネジのはずしと、再ネジ込みはた〜いへん。カラーボックスのちょうどいい位置が、補正前よりどういうわけかやや右に寄ってきたので、L字型金具自体を少し右に移動。

                     はふ〜。ま、音に変化はなさそうです。

                    CD5001−デジタル系のコンデンサーをちょっと…。

                    0
                       ‥‥何にもすることのない、いや、できない(ほどびんぼーな^^)GW。
                       やることといったら定番のCDプレーヤーのパーツ交換。もうマランツ CD5001しか残っていないし、アナログ系はほぼ音決めがすんだ感じなので、あとはデジタル、制御系のコンデンサーを、だいたい手持ち品の消化という意味でする、ていど。

                      交換後の全体像

                       最終的にこんな感じ。基板左半分のクロック生成、デジタル、RF系のパートに彩りが加わった。

                       新規に購入したのは、水晶発振子の両端子を接地するバイパス22pFを、セラミックから交換するディップマイカだけ。
                       双信のは高価だが、例の丹青通商さんで。
                       この変更は、今まで効果を感じたことがないのだが、ネット上ではよいという向きが多く、手着かずなのでやった。

                       あとはすべて手持ちのものから。

                      デジタル系コンデンサー交換

                       このCDプレーヤーのクロックは、水晶発振子を、ロームの Dual PLL frequency synthesizerと称する BU2630Fというチップにセットし、その出力を、東芝 TC74LS628(本機用特注品のロジックICらしい)を「VCO」としてここに入力して生成し、さらに東芝 TC74HCU04AFN(Cmos hex inverterと称する。ロジック・アンプ6回路内蔵)をバッファーとして、DACとDSPとにマスタークロックを供給している(らしい)。

                       いわば BU2630Fと TC74LS628とをセットにしてVCXOを構成している、と考えられる(のか?)。
                       パターンを見ると、BU2630Fの電源(+5V)は数cmのパターンを流れてきて、バイパス・コンデンサーはない。

                       BU2630Fに供給された+5V電源は、10Ωのデカップリング抵抗を介して TC74LS628に供給される。
                       BU2630Fに全くデカップリングがないのは、と、基板裏に、10Ωの一端とGNDとの間を使って積セラ 0.1μFを付けた。
                       これはあとではずしたが、写真はうっかり削除したので、ない。
                       TC74LS628のほうの100μFとセラミックは、1本残っていた OSコンSP 20V120μFに交換。
                       この辺、セラミック・コンデンサーのあったホールに電解を実装する場合は、極性と電圧を調べて、写真のようにマーキングした。

                       TC74HCU04AFN(こちらはなぜか+3.3V電源)の直近にあるC137という100μFの電解は、回路図上ではDSPのパスコンだが、実装位置は明らかに TC74HCU04AFNの電源ピン直近である。
                       ここを WIMA FKP2の0.01μFとした。

                       この他、DSP(東芝 TC94A14FA)の電源デカップリグ増量、PLLと記される部分のセラミックを FKP2に、RFアンプ+デジタル・サーボ(東芝 TA2157FN)の電源パスコンを100μFから Silmic II 16V220μFに、などなど。
                       Silmic IIの16V220μFは、許容リプルが385mAもあって、ある種の低ESR品でもある。
                       RF信号がDSPに行く経路のカップリング0.1μFもセラミックから MKP2に。
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