CD5001、ピックアップ調整

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     マランツ CD5001の交換用部品が揃ったところで、まだ手を着けかねているが、とりあえず、あるCDでTOCを読まず、たまに読めた時でも第1、第2トラックは音が途切れてどうしようもない、という現象が起きており、ピックアップの光量調節ツマミを回してみようか、と開けてみた。

    ピックアップ調整

     Sony KSS-213C‥‥はよく使われる安価なピックアップらしい。

     ここでまた判明したのだが、Coolpix S1のホワイトバランスを「蛍光灯」にしても画像は青みが過ぎる。「太陽光」にすると、本体モニター上でやや緩和されるが、撮影した写真は青い。「プリセット」で、実際の撮影状況から自動調整したバランスを記憶できるが、これでも青い。
     どうやら、この S1は画像エンジンが故障に近い状態になったので旧オーナーが売ったのかも。

     いやはや、国内有名メーカーのデジカメ2機種に、ほとほと愛想の尽きた数日だ。

     で ― ピックアップの調整ツマミであるが、写真のようにツマミは白いので黒サインペンでマーキングし、ほとんど10〜15度、左に回した段階で、問題のディスクを入れると、シャシャッとメカが動いて、時間表示。プレイボタンを押すと演奏を始めた。あまりにあっけないので拍子抜けしてしまった。
     反射の低いディスクに合わせて通常のディスクを再生しなくなると困るので、ふつうのCDも再生してみると、OK。

     デジカメに重ねて、こんなことでも日本設計・中国製造の機器のお粗末さを再度確認したが、こちらは調整が粗雑だったわけで、基本設計はしっかりしていそうだ。
     が、この調整のために11,500円以上もかけてサービスセンターに依頼するなど、まったく論外。

     この、問題のディスクなのだが、日本人の女性ヴァイオリニスト・松山冴花さんが弾くヴァイオリン協奏曲が聴きたかったのだが、異なるレーベルからヴァイオリン協奏曲(松山、他。英Bridge原盤)、クラリネット協奏曲(ジョン・マッコー、レイモンド・レパード指揮、英Unicorn音源。マスタリング最悪!)、フルート協奏曲(ジェニファー・スティントン独奏、英Collins原盤)と、カール・ニールセンの協奏曲3曲を集めた、イギリスの廉価レーベル・リージス Regis(だいたい「レジス」と読んでしまうが)の1枚。

    松山冴花、ニールセン

     右のが、オリジナルの Bridge盤である。新盤だとレギュラーなので2,000円以上するが、Amazonのマケプレ海外ショップにあった、送料込みで700円ほどの中古盤を求めた。
     Regis盤も SL-PS700では松山さんの弾くニールセンも再生できるのだが、音質に疑念もあったので、執念で買ってしまった。
     Regis盤は SL-PS700でも、第1〜2トラックのトラック内サーチをかけると、時間が飛ぶので、ピットの成型に何らかの問題があることは明らかだ。

    Regis盤

     この Regis盤だが、レーベル面は艶消しの銀色で、信号面はちょっと CD-Rっぽく青みがかり、きれいな盤面ではない。
     もしかしてCD-Rでは? というような疑念さえ湧く。

     いちどCD化されたものではなく、アナログ音源をCD化したクラリネット協奏曲はオーケストラのヴァイオリンの音がいいようもなく金属的で、これはプレス面とは別の、マスタリング面での問題であるが、合わせて超-落胆した。
     HMVで、まとめ買い価格600円ちょっとで買ったあとも、値段が上がったものの販売中だったのだが、私が思ったままのレビューを投じた直後、購入不可になった(リンク先に私のレビューがある^^)。

     なんだか、CDプレーヤー、ディスク、デジカメと、不満ばかりの記事になったが、これが現実だ。
     このうち、CDPは、当方で何とか改良が見込めまス…。

    CD5001、交換用パーツ揃い。

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      CD5001、交換用パーツ

       マランツ CD5001の交換用パーツ、揃いました。
       秋葉原に1回出向いた電車賃を除き、予備購入分と送料を含めて2,660円。

       Coolpix S1で撮ったけれど、最初の画像はちょっと青みがかりすぎかも。
       ホワイトバランスを「蛍光灯」にしておくのがいいかもしれない。私、戸外で撮影することはまずなく、ほとんどが蛍光灯のついた室内なので。

       ― Coolpix S1は、入っていなかったCD-Rも、ショップさんが速攻で送ってくれたが、専用ケーブル+ソフトで転送しなくても、SDカードで簡単に転送できます。これがいちばんいいかな。

       ちっこいSMDのオペアンプもあり。8本足なので交換はDACなどよりはずっと簡単なはずで、手引きの画像説明ページや動画もネット上にけっこうある。
       ぼちぼち着手しますかね〜。週イチ以外、失業状態だし。

       メシは毎日うまい〜。このところもう2週間ほども○痢しません^^;。体重、1.5kgほど増えたかも。
       というわけで今夜もノースコリアン・メシ~~;。

       Kapellさんお勧めの非メッキACコードを試してみようかと思いつつ、このスッカンピン期に5,000円近い出費は〜‥‥^^;。
       氏はAE線(単線)もお勧めだけれど、震災以後、音楽を聴いたあとは必ずスピーカーをスタンドから下ろす習慣が、ちょうど起きたらフトンをたたむように付いてしまったので、単線はその点でも合わないかも。

      久しぶりの秋葉原。

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         少なくなった仕事も雪やその他の事情でドンドン消し飛ぶ。
         することといったらオク落札品の発送くらい‥‥あ、今日は確定申告(と〜ぜん還付申告)行ってきました〜。

         Marantz CD5001の交換パーツは決定ずみなので、電解はいつものところにガバッと注文。
         ‘いつもの’といっても前回の注文が昨年4月なので、もう10ヶ月ぶりだ。この間ほんとうにパーツを買わなかったようだ。

         面実装オペアンプ NJM2114Mは、国内で一般客が買えるものはほぼないが、兵庫県は尼崎にあるこちらのショップあった
         5個セットでの販売で、6セット在庫があったが、私が1つ注文したので残り5セット。

         こちらのショップは、とくにオーディオ用のものが多いというわけでもなく、半導体、コンデンサーや抵抗の1本からの販売もないが、一般客からの小口の注文もOKなのがありがたい。
         ニッセイのフィルムコンなどはオーディオ自作派がまとめて調達するには至便だ。「日精電機」とあるので、現在製造中のの中国日精と思われる(問い合わせてはいない)。
         はてさて、面実装の NJM2114が国内で入手困難というのは情けない話だ。

         あとはLPFのフィルムコンをニッセイ(日精)APSにしたく、ネットで注文しようかと思っていたけれど、西武線の回数券が余っていた(=2〜3月中にあると思っていた都心の仕事がフッ飛んだため無用に (T_T))ので、ひ〜っさしぶりに仕事以外でのお出かけ。

         というわけで、久しぶりのAKB。昨年10月の球フェア=元新潟のUさん、きゃーるさんとのプチ・オフ会^^以来なので、4ヶ月ぶりの秋葉原である。
         で、いろいろ漁ったかというと、全く漁らず。
         千石で東信 UTWRZでもちょっと、とか思ったけれど、今回はオーディオ回路の目立った電解を中心に最小限のパーツ交換にとどめたいので、若松通商で APSを予備を含めて必要数調達したらそれでオシマイ。

         あとは、ものを買うカネもないし、お高いグルメは腹にもサイフにも合わないので、チェーンの〈小諸そば〉の昌平橋店(球フェアの日も、ここで腹ごしらえしてから行ったっけ^^)で、ちょいゴージャスなソバかうどんでも‥‥とウインドウを見ると、「香味豚うどん」というのがうまそう。ライス付きで540円がお得そうだったので注文。

        香味豚うどん

         上はメーカー…じゃなかった、チェーンのトップページから‥‥ありゃ、記事をプレビューしてみるとこれじゃ広告に見えますな^^;
         私はデジカメは持ち歩かないので、外食のごちそうの写真はありません^^。
         が、これはおいしかった^^!!

         サイトの‘見本写真’ほどは豚が乗ってなかったかなぁ、という気はするし、柚子こしょう付きとあるが、柚子こしょうは提供される時点でツユに溶けていたようだ‥‥が、豚の臭みは消える。豚肉とネギの相性もいいし。
         店内にはフリーで梅干しのサービスもあるので、うどんを先に食べてしまってもご飯が食べられる。これはお勧めです^^。

         〈小諸そば〉は、都内23区のうち9区と、ほかは3軒と、とくに秋葉原地域に多い感じもあって、どこにもあるチェーンの店で食べるよりは、というところもある。
         ‥‥ま、私の外食グルメ記なんて、このていどのものです。
         さ〜て、あとはパーツが届くのを待つのみ。

        CD5001、部品交換構想。

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           さて〜‥‥Marantz CD5001のパーツ交換の準備を…。

          CD5001

           CD5001のサービスマニュアル所載の部品表によって、CD5001OSEがオリジナルと異なるところをざっと見てみる‥‥と、
          ・オーディオ(アナログ、オペアンプ)電源の平滑コンが3,300μF×2から4,700μF×2となっている。
          ・また、出力カップリング・コンデンサーが、50V10μFから、25V100μFに変わっている。ともに増量している。

           これらは、OSEの部品表では定格の末尾に「RA-2」と記載されている。これは、エルナーのオーディオ用電解・RA2を意味するらしい。RA2は e-Bayなどで中国からの出品でまだ売られているが、国内のパーツショップにはなく、現行の RFO(ピュアキャップ)の先行品種のようだ。

          ・三端子レギュレーター出口の16V100μFと各オペアンプ±電源ラインに入ったパスコン 16V47μ(計4本)が、容量はそのままだが、「ROS」の記載がある。
           「ROS」は、エルナーの Silmicのことである。

          ・CS4392からの差動出力の+/-の間を短絡する1,200pFが、OSEでは2,200pFとなっている。他のコンデンサー、抵抗の値は全く同じなので、LPFを構成するフィルムコンの値が倍になっているのは如何なる理由なのか?
           2,200pFで、可聴帯域に影響は出ないのか、〈LTspice〉でシミュレーションしてみたいけれど、ちゃんと走る描き方がわかりませ〜ん><;。
           が、サービスマニュアルには細かい誤記はあるものの、部品の値は間違いないだろう、と信用して、2,200pFに換えてみようかと思う。

          ・オペアンプが異なる。オリジナルは NJM2068Mなのが、NJM2114Mになっている。あんまり変わりはないような気がするが…。
           表面実装の NJM2114Mは国内では売っているショップがほとんどないが、1件あった。

           ― というわけで、OSEバージョンが使っている電解はすでに廃品種であるが、平滑コンは逸品館改造の CD5001/KAIの写真にあるように、ニチコン FWが使えるので、デジタル電源も含めて3本とも FWの25V4,700μFに増量・アップグレードする。KWも同じサイズで使えるが、KWは今まで使いすぎた経験から、音が繊細になりすぎる可能性がある。

           出力カップリングがいきなり10倍になっているので、低域がボンつかないか心配な気がするが、とりあえずOSEどおりにしてみるか。
           ここはノンポーラーとしたく、ちょうどエルナーの RBD 25V100μFが買える。
           あと、ROSとなっている部分はすべて現行 SilmicIIの RFSとする。
           OSEバージョンでも逸品館バージョンでも(たぶん)換えていないけれど、CS4392のデカップリングを、アナ、デジとも RFSにしてみようかとも。

           オペアンプの位相補償と思われる220pF(全4本)は、部品表では「FILM CAP.」とあるが実装はセラミックなので、ニッセイ(日精)APSに換えたい。
           LPFの2,200pFも APSの予定。これで、CD5003の基板の雰囲気も出る(必要はないけど^^)。

           デジタル・制御系のコンデンサーや整流ダイオードにはオリジナルと OSEとで違いはないみたいだ。
           今までの改造だと、整流ダイオードをFRD、SBDにしたり、クロックの発振子のパスコンをセラミックからディップマイカにしたりというのが、まずやりたくなってしまう定番だったのだが、整流ダイオードのアップグレードはだいたい音が神経質になるようだし、クロックのパスコン交換は、とりあえず効果がない。

           ‘改造欲’を満たすだけのパーツ交換の試みは一切せず、オーソドックス(?)なコンデンサー交換のみ(+オペアンプ交換)。
           改善にあまり期待はできないが、過剰に‘私の音’になることも避けられよう。
           ただし、大元の平滑コンを4,700μF×3とすると、6万円級のCDPの電源には匹敵するかも。

           さ〜て、ぼちぼち注文しますかねえ。
           それと、反射の低いディスクを読まないことがあるので、ピックアップ(SONY KSS-213C/213CCM)の調整ネジを微調整してみようか、と‥‥こちらのいちばん下の写真が参考になります。

          KENWOOD DP-7010〜見送りの記。

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            DP-7010

             このところ、KENWOOD DP-7010(リンクは「B級オーディオFAN」さんのページ)という、1988年リリースのCDプレーヤーを追っかけていた。

             上記リンクの「B級…」さんのページには動画がアップされていて、ホームビデオの音声なのであまり参考にするなという旨の注意があるが、それでもなかなかすばらしいフュージョンのピアノが聴ける。

             それでかなり惹かれ、他のブログなどでも入手した方の試聴インプレは好評価である。
             なかには、DP-7020の紹介記事に、しつっこく「DP-7010のほうがいい!」とコメを入れて、傍目にもいささか不躾な感想まで見かけたが、そのコメントをした方はほんとうにそう感じたのだろう。その辺も DP-7010に気を向かせる。

             ヤフオク!で、1,000円開始の出品があり、すぐ入札が入って、先ほどの終了だったが、どうなるのか、あるいは入札してみようか、いろいろ考えた。

            DP-7010、入札記録

             トータル5名ほどの方が参加し、終了間近に3,910円まで競り上がった。
             とくに上位2名くらいの方はほんとうに欲しかったように見受けられる入札ぶり、そこに「4,800円!」などと割り込むのはいささか憚られたし、私の‘分’に不相応な気もしたので、見送った。
             商品写真で見るかぎり、品物はリモコン付きでたいへんきれいで、動作品とのことなので、ジャンク扱いではあったが完動品と思われ、探している人たちの関心を惹いたようだ。

             DP-7010は、マルチビット時代の代表機であるらしく、メーカー独自の波形整形技術は使っておらず、逆にジッタークリーナー的なデバイスを目玉にしている。
             サービスマニュアルもとっくにダウンロードして、DACとアナログ部など、少しわかりそうなところを睨んでいた。

             電源は、このころのメーカー品はみんなそんな感じだが、三端子レギュレーターの使用は、まるでエンジニアの沽券に関わるがごとく、見えない。
             「B級…」さんのページでも見えるが、デジタル系の平滑コンが2,200μF×2、アナログ+DAC系の平滑コンが1,000μF×2と、SL-PS700とさして変わらず、のちの DP-7050(PHILIPS DAC7)より貧弱だが、CDPの電源ってこれくらいで十分らしい。

             しかし、各デバイスのデカップリングなどは十分取ってあり、とてもていねいな設計と見受けられる。
             とくに、このころのDACは、1ビット、マルチビットともに±電源を必要としていて、それゆえ音質的に有利とも考えられるが、電源は複雑になる。
             最近の、デジタル電源+3.3V、アナログ電源+5V各1ピンずつ(=例:CD5001のシーラス・ロジック CS4392)などというのは、それから見るとじつにお手軽電源だ。

             見たようにたいへんファンの多い DP-7010で、その中には音のよさに驚嘆したという人も多いのだが、いっぽうで熱狂的な DP-7010ファンの中に、SL-PS700を聴いて再度驚嘆している方もおられるような感じ(=憶測^^)‥‥そしてオクの出ものは4倍近く競り上がったこともあって見送り。
             加えて、「B級…」さんの動画からも知れるが、DP-7010のピックアップ移動音はきわめて大きい。

             というわけで、私としては手持ちの Marantz CD5001を何とかするしかなくなってしまった。

             音に温度感の欠ける CD5001改造の基準としては、メーカーでのアップグレード版:CD5001 OSEが参考になる。
             このバージョンは日本では発売されなかったらしい。パーツの変更箇所はサービスマニュアルのパーツリストからわかる。

             もうひとつ、大阪のショップ・逸品館が手を入れて販売した、CD5001/KAIがある。
             その辺はまた別記事にて‥‥。

            ノースコリアン・ディナー@デラックス

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               デジカメが来ました‥‥実に丁寧な梱包、早い発送で好印象。
               だが、CD-ROMがないっ! 開梱時、あまりに丁寧な梱包 ― 元はなかったはずのビニール袋などに各パーツをいちいち入れてある ― に感服し、かなりヨレヨレになっていた分厚い説明書の基本部分を見て、充電をすませ、起動、とりあえず撮影。

               液晶モニターがけっこう明るいので、露出を下げると実際の画像は暗くなり過ぎました…。
               CD-ROMがないのに気づいたのは、パソコンに画像を転送するのに、専用ソフト〈PictureProject〉が必要、とあったことで。

               ニコンのサイトにあるのはアップデート分だけで、基本となるソフトは同梱CDだけにある…みたいだ。
               中古の本体を買っててきとーにソフトはダウンロードして、という手合いをシャットアウトし、「新品を買えよ!」と言わんばかりで、IT化、デジタル化してからの家電、カメラ・メーカーの姿勢というのは、何かにつけて不愉快だ。

               そうそう、マランツ CD5001の調整についてサービスセンターに電話したら、基本技術料9,000円(たぶん+外税)と返送送費2,500円とのことで、「安価品は修理せずに棄ててね」な印象を持ったが、まあこれは私に負担力ないだけで、そうひどいとも言えまい。
               むしろ、高級コンポでも早期に補修を打ち切ってしまうことを記されているブログがあって、そっちのほうが問題かも。

               さて、COOLPIX S1だが、充電スタンドからUSBケーブル経由で、パソコンで直接読むことを考え、エクスプローラでメモリ内を読んでマイドキュメントに転送した。
               このあと、パソコンが著しく動きにくくなり、マイドキュメントが開かなくなったので、直接読むのは不具合を引き起こすのかもしれない。
               直接見ると、「見ぃたなぁ〜」と怒って Windowsに毒を盛る、のかな^^? (こえ〜)
               原因はほかかもしれないが、今後SDカードを抜いて、SDカードリーダーを調達してSDカードから読み込むことにしようかな〜。

               とりあえずの試写ということで、今夜の夕飯を。上に書いたように暗すぎたので、〈Photoshop Elements〉でそうとう補正してある。
               これが、お題の「ノースコリアン・ディナー@デラックス」。

               あるテレビ番組で、北朝鮮の一般市民は、日本製のカップ麺をとても重宝しており、麺を食べたあとにご飯を入れて、安上がりの食事にするのだいうことだった。
               お昼ならカップ麺一杯ですむだろうから、夕餉である。
               私も、日没前の時間帯に麺+ご飯なんていうゴージャスな量の食事は摂らない。「ノースコリアン・ランチ」ならぬ所以である。

              カップ麺+具材

               「デラックス」なのは、カップ麺に具材を足すゆえ^^。
               マイタケ少量と小さいウインナ1本(スライスして)を少しのお湯で軽く茹で、これをカップ麺用のお湯の半分とする。足りない分はお湯を足す。
               3分待ってどんぶりに(いちおう)移し、刻んで茹でておいたニンジンをトッピング。
               他にも野菜があればいいが、だいたいうちならこんなもの。

              残りスープにご飯

               麺を食べたあと、夕飯にはやはりそれだけでは足りないので、残りのスープにご飯を入れて食べる。
               ここがノースコリア流、なのである^^!

               ご飯はいつもちょっと炊きすぎ、多めになって食べすぎとなる^^。
               いわゆる「カップヌードル」は、スーパーで1ヶ128〜148円くらいするが、西友の自社ブランド‘みなさまのお墨付き’は、ほぼ同内容で85円である。

               ‥‥出費補填にもならないが、こんなもんばっか食べてます… (´_`;)。
               ニンジンをゆがくのは15分ほどかかるけれど、あとマイタケがあればいっしょに炒めておかず一品にもなるし、ほかに納豆と味噌汁があれば夕飯はすますことができる。
               先週の土曜は大雪で買物に出る気もしなかったが、金曜、土曜、そして月曜と、そんな食事で買物ゼロ円で過ごしましタ。

               これでオクでCDプレーヤー漁ってんだからな〜…。

              デジカメ、故障。 (T_T)

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                 ‥‥大雪です〜!! ‥‥というわけで、週一で土曜だけになった仕事は休講、ほぼ2週間失業状態〜><;。
                 今日は多くの有名大学で入試があったので気になったが、TVニュースは大雪報道全般の繰り返しばかりで、受験生の移動の実態があまり伝えられていなかったのは残念。

                 激-寒いのに加えて地震でもないのに部屋が揺れる。
                 前の国道が雪でデコボコになっているところをヘヴィーな車両が走り去ると、ドドドッとなって、振動が部屋の、床から机上に来る。

                 世は‘作曲家’S氏問題でガッヤガヤ‥‥はまた別記事で、デジカメが故障〜!!

                A430-故障画像

                 キヤノンの PowerShot A430を、もう何年だろうかこれ1台だけで使ってきた。
                 これ1台だけといっても、デジカメを外に持ち出す習慣がなく、もっぱらブログ用のオーディオやCDの写真と、オク出品用のオーディオ機器写真ばかりという用途。

                 そんなに酷使でもないのにもうイカれたというのは、ちょっと落胆。先日ちょっと手を滑らせて落としたのはカーペットの上。直後は問題なかったので、しかも、症状が上写真のように「露出オーバーのように明るく、ピントが決まらず、横縞が重なる」というもので、他社機でもよくあるらしく、CCDの寿命なのか…。

                 いやはや、しょーもないブログ用の写真とオク商品写真ばかり‥‥オクでCDPを売っては買い、買っては売りしているバチだろうな〜と思い当たる節ブシが痛むけれど、そのオク出し用写真が撮れまテン!
                 まあ現状(=上写真)で商品写真としてまったくNGということはないだろうけれど‥‥。

                 マランツ CD5001にどうも満足がゆきかね、評判のいいY社のを落札し、'90年リリースながら完動美品だったものの、音を聴き込むと CD5001のほうが可能性がありそうで、Y社製はすぐオク戻し‥‥と思って撮った写真に横縞〜。
                 心がけがヨコシマだと画像にも横縞が入りまス‥‥‥ぷしゅ〜 (´o`;)。

                 というわけで、このままではいろいろなもののオク出品もままならないので、そのオクを急遽 ― まったく見慣れないデジカメ分野を ― ざざっと漁って、ニコン COOLPIX S1を落とした。
                 条件としては、①とにかく安くて、②すぐPCに接続できる付属品完備のもの、というだけ。
                 付属品・取説・元箱など完備で、消費税(ストア出品)+送料込みで4,000円未満だった。悪くない買物だと思うが、も〜おカネ出過ぎである~~。

                 今やこの種のグッズはクオリティがどうの、というのはどうでもよく、「安く+動く」ことで十分。私には写真の趣味はないのである。
                 もっとも S1の発売時の画質レビューでは、まあまあのようだ。

                 キヤノンは、スキャナが初期不良で交換、そのほかでは、A3まで刷れるプリンタが、教材作成で酷使した時期、2度不調を起こしてメンテ。ただしこちらは酷使のことでもあり、複雑な機械的可動部分があるから、むしろ堅牢と思う。
                 今は教材印刷の要は皆無となり、しかしB4は、オーディオ機器の回路図を刷るのに使う^^ ― はい、ゆうべも刷りました。

                 というところではあるが、いずれも画質面(これは上記のごとく、各社ドングリの背比べで、言えないだろうけれど)で「キヤノンというブランドの割りには…」という印象を持った。
                 キヤノンは、スキャナ・ドライバにおいて LINUX用のものを提供していないこともあるので、今後同社製品はできるだけ買うのをやめようと思っていた。

                 さてさて、CDプレーヤーであるが、マランツ CD5001が、やはりそのまま聴くには面白くない音なのだが、と〜にかく電源部がしっかりしている。
                 ピックアップの点検・調整をメーカーに依頼するとどれくらいの費用がかかるのか心配だが、調整してもらえれば幸い、そうでなくても、電源部とオーディオ回路の電解コンデンサーを少し交換すれば(交換計画表作成ずみ^^;)、少し‘音楽らしい’音が出るかも‥‥と想像させる。

                 今日(土)は、積もった雪を見…ると寒いので、外は見ずにチャイコフスキーの交響曲第1番《冬の日の幻想》を、ロストロポーヴィチ/ロンドン・フィル(EMI)で、CD5001で聴きました。
                 カネはないし、加えて大雪、金・土と二日間、買物に出ないで、家にあるだけの食材で夕飯をまかないました。粗食もまたよし。〜 (´`)~

                 明日(もう今日)の都知事選の足も難儀しそうだが、それ以前の条件が条件だから、投票率低いだろ〜な〜。 

                CD5001の内部を見てみた‥‥。

                0
                   2台のCDPで(表て向きは…)満足しながら、急に音楽を聴くことへの疑念が浮かんできて、聴いても‘感動’しなくなっている。
                   それはまたのちほど‥‥。

                  CD5001 内部

                   マランツ CD5001のボンネットをあけて中を見てみた。ネット上に内部写真はあるので(ほとんどは改造例)、だいたい確認していたが、そのとおり。
                   ボンネットを止めるネジは、左右各サイドは1本だけ。リア側に5本設けている。このほうがむしろリアから押し付ける形になって安定するかもしれない。
                   ネジ穴の位置はぴったりではなく、ネジを抜いたあともはずしにくい。

                   あける前に中で音がするので、パーツがはずれているのかと思ったら、トランスポート上部に貼られたレーザー警告ラベルの1枚が、糊が乾燥して剥がれていた。

                  剥がれたラベル

                   プロのサービスマンにこんな警告は不要のはずだ。
                   このラベルが剥がれてトレイの開閉を妨げていたという例が報告されている

                   電源コードとヘッドフォンアンプへのケーブルにはフェライトコアが付けられている。電源コードは数回巻いてあるので、TDKのなどを外付けしないほうがいいかも。
                   電源トランスの巻線部分のカバーには、何やら接着剤様のものが付着している。
                   ビス穴、ラベル、トランスの付着物、とこの辺はまさにチャイナ・クオリティそのものだ。

                  三端子レギュレーター付近

                   メインの三端子レギュレーター付近。
                   サービスマニュアルには記載齟齬がけっこうあって、ダイアグラムではオーディオ(アナログ)電源は 7808/7908を用いた、つまり±8V電源になっているが、回路図では 7812/7912による±12V電源になっている。

                   今回あけてみると 7812、7912が確認できた^^。間違いなく±12Vである。
                   このレギュレーターに隣接する3本の電解が、メインの平滑コンで、いずれも25V3,300μF。他の小容量も含めてのようだが、ブランドは SAMYOUNGである。

                   逸品館がこの機種を AIRBOWブランドで CD5001 KAIという形で改造してリリースしている。逸品館は変更内容は明らかにしないが、これがハイファイ堂で扱われたページの中に内部写真が残されていて、これを見ると、まずこれらの平滑コン3本がニチコンのゴールドスリーブ・タイプのオーディオ用に換えられているのがわかる。
                   FGだと同容量ではサイズがデカくなるので、FWだろう。

                   それと、各オペアンプのデカップリングが大きくなっているようで、黒いので MUZE KZかもしれない。
                   他にはオペアンプ(表面実装の NJM2068)あたりも換えている可能性はあるが、そのくらいで5万円以上にする、というのはどうなのだろう…。
                   このCDP、製造はチャイナ・クオリティながら、設計コンセプトには少なからず尊敬すべきものがあると思う。

                   今日は、ギュンター・ヴァント/ベルリン・フィルによるブルックナーの交響曲第7番(RCA)を、CD5001で全曲聴いた。
                   キツくはないがハッキリした高域端が、どうしてもあまり高品位でないのだが、全体に音場がしっかりとイメージできる展開で、やや薄めの中域に対して低域はしっかりと入ってくるので、コントラバスの存在も感じられる。

                   ぜいたくな言い方になるが、CD5001では、ほんとうにクセがないニュートラルな再生が聴けるけれど、オーディオの楽しみ、ひいては音楽を聴く楽しみがひどく貧弱なものになってしまう。
                   あちらの、CD5001の改造に関する掲示板だが、こういう投稿があって、本機の音を評価しつつも、「But it sounds a bit flat and cold at the same time」と言っている。これ、じ〜っつに同感。

                   いっぽう、パナソニック SL-PS700は‘美しい’音に感銘するが、「ほんとうじゃない」感も強い。
                   ヴァントのブルックナーのあと、SL-PS700で、バックハウスの弾くベートーヴェンの《ワルトシュタイン》(Decca)を聴き、重〜い低音と深ぶかとした響きを堪能して、またそんなことを考え…。

                   ‥‥‥ちょっとカゲキながら、ぼつぼつオーディオと音楽を放擲しようかな、などと考えるこのごろであります。
                   オーディオを聴かないなら、遮音のもっと悪い部屋でもいいわけで、家賃の安いところに越せるのである(引っ越し費が、今は出ないけど (T_T))。

                   とくに仕事=収入の減る、また次年度からの不安の募る時期ゆえでもあるが、そういう外的状況に加えて、自分の中にある‘音楽への温度’が、この2、3日で急転直下、なのである。
                   ひとつには、音源と機器の整備が一段落したことがあり、とくに音源に関しては少し洪水のように流れ込んできて、ありがたみが失せているからかもしれない。
                   そして CD5001のクールな音がこちらを不感症っぽい状態にしていることも否めない。

                   しかし、もっと本質的な部分で、音楽鑑賞とオーディオとを、自分自身をゴマ化さずに見つめることからのひたすらの「逃げ」として使ってきたという思いが甚だしい。
                   こんなブログ記事を読むと、私の場合とはかなり内実は異なるものの、思い当る節々ばかりだ。

                   NHKの『クローズアップ現代』で、若い女性の深刻な貧困化を取り上げていた。
                   同じNHKで『福島をずっと見ているTV』vol.33「箭内さん、原発へ行く」(後編)では、福島第一原発の作業に従事し始めた若者の部屋を紹介していたが、パソコン1台だけ、あとは何もない部屋だった。

                   上の2種の例は性質を異にするし、私自身の事情と同じともいえないし、唐突な引用になってしまうけれど、私自身の「分」を考えると、彼らと同等ていどの暮らししかしてはいけないのではないか、などという思いがしてくる。
                   そんな心境でありながら、なおオクでまたCDプレーヤーを漁っている。いったい、なんなんだろう…。

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