まだ交換中〜;;;。― ええかげんにしてくれ〜~~;。

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     もうええかげんにしてくれ〜><;; …なのであるが、音を聴けば気になり、CD2300の、DAC・PCM1710Uのアナログ電源 Vcc2L、Vcc2Rのバイパス・コンデンサーを、いったん WIMA MKS2 0.1μFにしてあるものを、また MKP2 0.1μFにしてみた。

    DAC Vccに MKP2再導入。

     MKS2(ポリエステル)だと、まったりするが、高域の抜けが悪くて聴きづらい。
     MKP2に換えると俄然高域の抜けがよくなり、輝きが出てくる。そこで困ったのは、また今度は明るすぎになったこと。
     で、またもやオペアンプ電源パスコンから、フィルムコン(MMT 0.1μF)をはずしてみた。これは、下記の DP-1001への手入れを終わってから行なった。

    Vcc2R用銅線

     Vcc2Rのパスコンの交換時、電源ライン補強のφ0.5の銅線もはずれる。やっかいだ〜。
     またていねいにICのピンにハンダが付くようにし、コンデンサー側もハンダを盛る。

    DP-1001の電源にスナバー

     今度は、音を若干まろやかにできれば、という DP-1001のほう、こちらも電源(トランス1次側)にスナバーを置く。コンデンサーは指月の TMEタイプ。
     AC100Vをかける箇処にはAC用のコンデンサーを置く必要があるが、この指月は630VDCなので、AC100Vをかけても大丈夫だろう。

     トランス上の基板にAC100Vを入力するコネクターの付くパターンの両側に、ACアウトレットに出力する穴があるので、ここに下からリードを入れてハンダづけ。
     元々付いていたAC用の0.01μFは取ってしまう。

    クランプフィルターを中に。

     TDKのクランプ式フィルターも筐体内に入れてしまう。

     ― で、ここで聴いてみると‥‥未明なので小音量であるが、音が平板、かつザラつく
     試聴音源は、ベーム/ベルリン・フィルによるモーツァルトの交響曲第38番『プラハ』(DG ORIGINALS)とグールドによるブラームスの間奏曲(Sony)。
    ガックリである。

     ということで、速攻でスナバー取りはずし。元の0.01μFは再実装した。

     ついでに、CD2300も気持ちが悪いので、スナバーをはずした。
     すると、アンプ IA-4sの電源を入れたまま CD2300の電源をオン/オフすると、また以前のようにノイズが入りだした。
     つまりこのスナバーは、明らかにノイズ低減に役立っていたのだが、それにもかかわらず DP-1001では逆効果だった。

     ふっわ。もうシンドい、のレヴェルを超えて言葉もない。このところ、CDプレーヤーをいじったあと、あるいはゆうべなどこれからいじろうという時、お腹が痛くなってくることが多い。○痢が頻繁になっている~~。
     身体と神経が、「もうやめてくれ〜」と警告しているのがありありとわかるが、それでも手を出さないではいられない。

     DP-1001は、前記事の試聴ディスク、ザンデルリンク/ベルリン交響楽団によるブラームスの第1をそこそこの音量で再生すると、精細で高品位な音が得られ、とてもいい
     TDA1547は、192倍アップサンプリング信号(8.467MHz)をD/A変換するというスペックが肌で感じられる出音である。

     DP-1001には、オク出し中のSiC SBD・C3D04060Aを、オクから取り下げて使ってみようかという誘惑も起こったけれど、ここは現用品(11EQS10)にとどめておいたほうがいいか、と判断。
     この DP-1001は海外仕様品を110Vを選んで使っているので、電源トランス2次側の電圧、ということは整流直後のDC電圧も国内向けよりも低めに出る可能性がある。SiC SBDは順方向電圧降下が大きいので、この点で不利であり、従来型SBDでは、電圧降下が少ないのでこちらがよいと思う。

     DP-1001を基準に CD2300をチューンしてゆくが、基本的に DP-1001のほうが高品位なのは致し方がない。
     CD2300はDAC・Vcc2の MKP化とオペアンプ電源からのフィルムコン除去でどう変わったか、深夜の試聴では、まあまあの感じだったが、やはり高域の抜けが悪い。といってまたオペアンプ・パスコンにフィルムをパラうときつくなる可能性が高い。

     どないしたらえ〜ねん (`o´+)!!
     ― 日曜日(本日)になりました。ゆうべは久しぶりによく寝て、5時間ほどの睡眠だったが朝10時に目が覚めた。
     それで! また午後からいじり〜。
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    まだ交換中〜;;;。−続々

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       自分でももういい加減にしたいと思う CEC CD2300の調整‥‥DAC PCM1710Uの、Vcc1のパスコン選択(別にここだけで音決めするものでもないけれど)に、もうた〜いへん、です。

      CD2300のDAC電源供給

       前記事の図をちょっとアレンジしただけ。
       図の右から2番めのパスコン(図のA)であるが、前記事のとおり、河合 一氏の案を参考に、0.01μFに減量し、WIMA MKP2や松下 ECQVを置いたが期待した結果は得られなかった、と書いた。

       0.1μFに戻すとなると、基板上スペースからも小型のポリエステルに限られ、0.01μFであまりよくなかった松下 ECQVが1本新品で残っているのと、以前にはずして取ってあるニッセイ MMTくらい。

       じつは、この時、またもや色気を出して、220μFの電解(図のB)まで、KWから FGに換えてみた。
       今までイタい目ばかりに遭わせられている FineGoldだが、他がベストに近い状態で本領を発揮するのでは、とやってみた。

       それで、FG 10V220μF+ECQV 0.1μFでは‥‥一聴して高域キンキン、何でこんなヒドい音がするのだ、という音
       つくづく、このコンデンサーを活かすところを発見できないものだと思った。

       次に、これも期待薄ながら、電解220μFに ROE(Vishay-Roederstein)の EKEを置いてみた。
       EKEは、オペアンプ直近のデカップリングに用いて好結果ではなく、DP-1001のDACデジタル系電源に使っている。
       これまた無機質・人工的な音の感触になり、よろしくない。

       けっきょくニチコン KW 16V220μF(DP-1001用に多めに買ってあったが、もう残り1本…)に戻した。
       やはり格段にいい。誇張感はないけれど、適度な香りがあって、バランスがよい
       KWのネット上の高評価を再認識。もっとも、多用しすぎるとアンバランスや誇張感が出てくるかも。

       ‥‥室内楽とオケ、それもキャラ強めの音源で試聴‥‥どうもまだ音域のつながりがよくなく、粒子が粗い感触が気になる。
       以前に多く実装していたニッセイ MMT 0.1μFは、未使用品はもうないけれど、抜いてあるものがあったので、これを。

       ‥‥ふむ〜‥‥これで行くか。
       若干平板すぎるが、アンバランス感がきわめて少なく、安心して音楽が聴けそうな印象なので、とりあえずこれで。
       睡眠不足でシンドい時に、翌日(水曜)が休みだというので朝まで作業して、もう地獄でした~~;

       しかもこの作業の途中、LPFの2,700pFがハンダづけされているランドの片方が剥がれているのが発覚、これではLPFが機能しない。

       同じコンデンサー(Farad製ポリエステル)があと2本残っていたので、現用品を取りはずし、新しいのを実装して、剥がれた側はリードを伸ばして接続する抵抗に直結。つながっているべき回路への導通を確認して修復終了。
       リードで結ぶパーツが多くなってくると、ユニバーサル基板を使った自作品みたいになってくる…。

       試聴音源
      Vcc1コンデンサー試聴音源

      ・モーツァルト:弦楽三重奏のためのディヴェルティメント K.563、アマデウスQメンバーDG、デジタル録音(上段中央)。
       ヴァイオリンの高音が若干キツめ。アマデウス四重奏団の音も、アナログ時代から第一ヴァイオリンの音が目立つ。
      ・フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番、ユボー(Pf)、ヴィア・ノヴァQ。ERATO/RVC(上段右)。
       前からよく使う、異常に高域を強調したマスタリング。
      ・チャイコフスキー:『眠れる森の美女』、モントゥー/ロンドン交響楽団。Decca/ポリドール(下段左)。
       これも前からよく使う。再生しづらい。
      ・パレストリーナ:『聖母被昇天のミサ』から「Kyrie」、プロ・カンツィオーネ・アンティクァ。英Regis(上段左)。
       ほとんどのディスクで DP-1001(改)のほうがハイファイで高品位な音だが、この音源だけは CD2300(改)のほうが、ディテールがふんわりと甘めに描き出されて、マイルドな男声ヴォーカルが美しい。

      ・ところが、水曜夜になって十分な音量でオーケストラ曲を聴くと ― ブラームス:交響曲第1番、ザンデルリンク/ベルリン交響楽団、独Capriccio(下段右)‥‥高域が不明瞭な、ソフトにすぎる再生音。
      ・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、バーンスタイン/ニューヨーク・フィルの東京ライヴも、ヴァイオリンがマイルドすぎて著しく迫力に欠ける。

       クラシックをガチで聴く際には DP-1001を使えば、CD2300はまったりしたリラックス用ということでこれでも悪くはないけれど、個性は違っても同等にまで追い込んでおきたいので、プチ調整。いっや、しんどい。

       オペアンプ電源の、三端子レギュレーターを出たところ(SMG 16V470μF)を、KWに。
       同じくオペアンプ直近のバイパスは、パラのフィルムコンははずしてあったが、残っていた MMTを再実装。
       もうここまで、これでフラックスを拭ってボンネットを、というところで足の指がつった。ててて。椅子に座って作業ができる環境にないので、これもつらい。ということで夜明けのコーヒーブレイク。

       この段階で、高域の輪郭はしっかりとしてきて、かつキツい感じはない。室内楽、たとえば上記のモーツァルトも、ヴァイオリンは鋭くなるが、耳障りというほどではなく、いい感じだ。
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      まだ交換中〜;;;。−続

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         前記事で、PCM1710UのVddデカップリングを1/10にしてみようかと書いたけれど、買いに行くのも面倒だし、直近に電解のない0.1μFを0.01μFにするのもちょっと不安、というので、電解(220μF。現在はニチコン KW)のパラになる、Vcc1(左右共用)のフィルムを、WIMA MKS2 0.1μFから1本だけしか残っていない WIMA MKP2 0.01μFにしてみた。

         そうすると今度はまたもや弦がキツい。
         今日(日曜)の晩はもうオーディオは触りたくなく、NHKスペシャルでも見ようと思っていたのだが、音がうまく行かないと、そっちはふッ飛んでしまって、どうしようか迷ったが、手許にあって使えそうなのは、松下の ECQVくらいだ。0.1μFが1本と、0.01μFが5本ほどある。
         0.1μFだと、それまでの WIMA MKS2からそう変り映えしないだろう(下図、「?」部分)。

        CD2300 DAC電源供給
        CD2300のDAC電源供給模式図

         もうめんどくさいこと限りないが、ここの銅箔ランドはまだそう傷んでいないので、図に乗ってしまう。
         以前買った ECQVの、0.01μF(10nF、103)が5本ほど残っている中から、3本の静電容量を測り、いちばん大きいものを使った。

         これでアマデウスQによるモーツァルトの弦楽三重奏のためのディヴェルティメント(DG)とERATO盤のフォーレ:ピアノ五重奏曲をちょい聴きする。
         情報量は多くないが、キツさは緩和され、しかし音の輪郭はしっかりしている
         どうやらこれでいけそうだ。

         0.01μFなので、インピーダンスの谷は高周波域の高いところに移っているはずだが、ポリエステルなので、ポリプロピレン(MKP2)ほど低インピーダンスにならないのでうまくバランスをとっている、のか‥‥。
         もう写真を撮って載せるものでもないけれど、1枚。

        CD2300 DAC周辺

         ECQVは、カップリングにパラった場合に低音がよく出るという評がある。今回0.01μFという小容量ではあったが、全体として中域も自然な音になったような気がする。

         その他、今朝 DP-1001もいっしょに鳴らしていたら、引き込んだトレイが納まらずに出てくる現象が起きた。先日フタを開けて中身をパーツ交換した直後にも起こった現象だ。

        ディスククランパー?

         ディスク押えの中央にある、ディスククランパー(名称不明)のような円盤が、定位置より前のほうに落ち込むとこの現象が起こる。
         つまり、少し後ろに押し戻すと正常な動作を取りもどす。時々起こりそうだが、そのたびにフタを空けていじってやる必要がある。

         いやはや、シンドい。オーディオをいじるに際し、これを一熟語で表わすと、「厄介」だろうか。
         オーディオは、聴かなければ平和なものである。が、愛聴する音源に耳を傾けた瞬間、しばしば地獄が口を開く。
         このあと、どうなるのか…。

         いっぽう、CDは春までに欲しいものをすべて揃えた状態になっており、散財も凄まじかったが、このところはショップのサイトやオク漁りは全然していない。
         オーディオ・パーツも含め、いよいよ消費凍結の時期といたしたいものです。

        [付記 5.22未明]
         DAC Vcc1のパスコン(電解のパラ)を上記、ECQVにして室内楽ではうまくいったが、オケ(モントゥー/ロンドン交響楽団の『眠れる森の美女』。ちょっとキャラのキツい音)で不自然な派手さ。
         0.01μF作戦(記事リンク、河合氏提案の容量1/10作戦)は取り止め。

         睡眠不足+月火に集中の仕事でヘロヘロだが、明日(=今日)は休みなので、これからちょっといじりますか〜~~;。

        まだ交換中〜;;;。

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           DP-1001の平滑コンに ELNA FOR AUDIO 35V8,200μFを入れたのが前々記事だった。
           これが、クラシックの弦がしょっぱくなって聴きづらく、また前のニチコン GU 25V15,000μFという非常識大容量に戻した。

          トランス基板といっしょにはずす。

           今回は、ハンダ・タイプのコネクターをはずすのを避け、電源トランス上基板もいっしょにはずした。
           ハンダ吸取り線を使ってハンダを吸った。新しく2mm幅のものを買って使うと、2.5mm幅のよりも熱の伝わり方が早いので、どんどん吸える。
           1リール2m、すぐに使い切ってしまいそうな勢いだ。

          ハンダ吸取り線くず

           ハンダを吸った部分はどんどん切ってゆく。

           クラシックのヴァイオリン・ソロ(室内楽の)は若干聴きやすくなった。
           前回の工事で、海外仕様のACアウトレットを撤去し、そのあとの穴をプラ下敷きを切って埋めたのだったが、瞬間接着剤ではすぐはがれてしまい、以前から重宝している、河口株式会社(現・KAWAGUCHI)の「手工芸パワーボンド」で接着すると、ひと晩でけっこう堅牢にくっついた
           これでそこそこすっきりしたリアパネルになった。

          DP-1001、リアパネル

           このボンドは、ズボンの穴の修復などはもちろん w、〈お気楽〉DACのケースの使わないネジ穴を埋めるためにラインストーンを貼った時にも使った。
           これはけっこうお勧めであるが、今あるのだろうか。

           さて、モッタイナイのが FOR AUDIO 8,200μF。
           ハッと思いついたのが、CD2300のメイン電源の平滑用に使えないか。
           ちょうど空いたスペースにひっくり返して立て、元の6,800μF(デフォルトは4,700μF)のリード穴にケーブルをハンダづけして中継する。

           FOR AUDIOは、河口の接着剤が残り少なくなったので、コンビニで買ったコニシの「ウルトラ多用途SU」なるボンドで基板に固定。

          FOR AUDIOを CD2300に。

           できました。ちょっと試聴したら、DP-1001に入れた時同様、金属っぽいヴァイオリン! これはダメである。
           すぐに元の KMG 6,800μFに戻した。

          CD2300に MKP2

           手許に WIMA MKP2 0.1μFがまだ数本残っている。ナカミチ IA-4sのバイアス回路の0.1μFを日通工 FPDからこれに換えたくなっているが、IA-4sは今がベストかもしれず、手を入れないほうがいいとも思うので、CD2300のDAC=PCM1710Uのデジタル電源(Vdd)デカップリングに、AVXのセラコンから換えてみようと考えた。

           この形は、こちらに報告したように(あ、ムターの写真のリンクが切れてる^^;)、一度やって、音が甘くなりすぎてセラミックに戻したものだが、他のパーツのラインナップが変わっているので、入れてみた(写真緑の○内)。
           加えて、DSP〜DAC間のデジタル信号系直列のダンピング抵抗を、残りものの中から金皮(タクマン REYとニッコーム)を探して交換した(黄色い○内)。

           結果はやはり音が平板になり、とても聴きやすいが、物足りない音になっている。
           とはいえ、私のチューニングでは珍しいスイート方向へのシフトなので、このまま本格的ハイファイは DP-1001に任せて、ゆったり聴いてもいいかとも思うが、もう一度換えそうである。

           PCM1710Uへの、銅箔ランドからの電源ラインが切れかけで、35Ωほどの抵抗値を示すので、コテで暖めると0.25Ωまで低下。

           DACの電源デカップリングについて、ネット上を今まで見たサイトも含めて探し直していると、『EDN Japan』内のこちらの記事が引っかかった。

           以前見たページのようでもあるが、未見のページのような気もする。
           記事一覧はこちらとなっているが、TI/Burr Brownで長く重要なチップの開発に携わった 河合 一氏の執筆になるもの。
           一度ゆっくり読んでみる価値はありそうだ。

           上のページだが、DACの電源バイパスには、高周波特性のよいセラミック・コンデンサーは音質的に好ましくないので、容量を1/10にしたフィルムコンを用いるのがよい、とある。

           なろほど! では、0.01μFの WIMAに付け換えてみよう、とパーツ箱を探しても、MKP2の0.01μFは1本しか残っていない。
           しゃーない、月曜日に移動時間にまた(また! )秋葉原に寄り、MKPではなく、より特性のいい FKP2でも買ってきましょうか…。

          プリンタドライバがウイルス??

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             自分はヒマ人 (T_T;) だからいいが、パソコン、他ならぬ Windowsパソコンというものには、どうしてこんなにムダに時間を潰されるのだろというくらいトラブルで時間を浪費させられる。

             ゆうべ(=今朝^^;)は、いつも刷るオーディオ機器のパーツ交換‘計画書’を刷ろうとしたら、avast! 8が「Win32:Evo gen」といったか、ウイルスを検知してチェストに閉じ込め、そのあと印刷ができなくなった。
             Avast! 8がウイルスと認知したのは、プリンタドライバ関係の print spoolerに連動するファイルであったらしい。

             パソコンを再起動しても印刷できないので、[コントロール パネル]→[プリンタと FAX]から、当該プリンターを削除し、再度プリンター(ハードウェア)の電源を入れると、バックアップ・ファイルから再インストールされる。
             この時、avast!を一時停止しておくとうまくインストされるが、avast!が動いていると同じくまた検出。やっかいだ〜~~!

            avast! FORUM

             すでに日本語の avast!フォーラムにこの件は報告されており(上画像)、ベンダーにも伝えられているらしい。

             「Evo gen」というのは、avast!の生成する名前、というより、avast! 8のマルウェア検出システム名らしい。
             「「…誤検知の心配がないんだ」と AVAST の CTO である Ondrej Vlcek は説明します。」
             いやいや! 誤検知だらけですっ!!

            AnswerMS.com

             Microsoftのユーザー掲示板らしきところにも、これが報告されている(上画像)。
             投稿者は「i still cannot get my printer to work anymore」と、プリンターが動かなくなったままだという点、私の場合と同じだし、「the new antivirus software has not found anything wrong with my computer」〜 別のウイルス対策ソフト(この人のはカスペルスキー)は何も検出しなかった、とも言っている。

             ふへ〜‥‥‥ avast!へのクレームになったようだが、気持ちは、じつは avast!への嫌悪感はあまりないのである。
             Avast!は、個人向けフリーのセキュリティ・ソフトとして、もう数年愛用し続けていて、定義ファイルアップデート時に他のソフトがほとんど動かなくなる以外、使いやすくて安全なソフトだと感じている。
             3つほどのサービスに限定して稼動させているが、閲覧するサイトをあらかじめ走査してくれるウェブシールドは安心感が大きい。

             今回のようなトラブルに遭遇すると、むしろ、このような高感度の常駐セキュリティがないとどうしようもない Windowsというシステムへの不快感を強く感じる。
             セキュリティ以外にも、Windows OSの動作・サービスには、いわゆる‘IT業者’にとってはビジネスチャンスではあっても、一般の、ことにお金のないユーザーには、低スペック・パソコンに負担を強いるだけのものがあまりに多いのではないかと思う。

             これはそれこそプラシーボ効果だと思うけれど、Linux系の情報を扱うサイトやブログをサーフィンしているとブラウジングが軽いような気がしてくるから不思議だ。
             Linux系情報のサイトは、作成者も Linuxマシンで作っている場合が多いだろう。

             ‥‥未知の点や不安は多いが、Linuxに移行してみたい気持ちが募っている。
             現在、スマホのOSは、iPhoneは UNIXに端を発する Mac OS由来の iOS、Androidは Linuxベースというから、時代は‘そっち’に向いてきたのかも。

             私の場合、携帯・スマホは持たないし、PCオーディオは、ディスク中心なのでやる意味がないし、予算もない。
             いろいろな方のPCオーディオ実験を拜読していると、ハードウェア系の相性問題の発生があまりに厄介なことに、人ごとながら「不便そうだ〜」と思ってしまう。

             そんな自分なのだが、もし予算に余裕ができたら(そんなことは夢にもありえないが^^)、今後叩き売られる XP時代の、そこそこのスペックの中古パソコンを買って、こんなものを載っけてみるのも面白いのでは、と思う。
             こちらに、「VoyageMPDみたいに音質に特化するあまり扱いにくい(私にとっては未だに設定できない)ものよりも、扱いやすさを考慮して音質向上を図るという此方の方がとっつきやすい」などとある(Voyage MPDご愛用の方、すいませ〜ん^^)。

             さて ― Linux、なのだが、英語圏ではどう発音するのだろう。こちらによれば、とりあえず「リナックス」([línʌks]?)でいいみたい^^。
             ― 最初とちょっと論点ズレましたが、こう持って行きたかったわけでス。

            DP-1001、パーツ交換−続。

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               ふ〜‥‥金欠も限界近く、40日ぶりに千円散髪。ここ3回くらい、千円カットばかりだ。
               千円カットは切った髪を掃除機のような形で吸い取るが、髪がたくさん残ることが多い。
               今日の担当の女性はなかなかうまい人で、手際がよく、帰って洗髪したあと、切れた髪がタオルにあまり付かなかった。

               ‥‥さてさて。DP-1001は、まだ納得のいく状態ではなく、金曜の晩以降、少しまた手を入れている。
               DAC基板デジタル電源に投入した OSコンを全追放すべく、デジタル系チップのデカップリングをいじった。

              DAC基板再交換

               デフォルトはフィルムとセラミックの、デジフィルの電源は、電源ピンに近いほうに WIMA MKP2 0.01μFを、隣りに SMG 35VV47μFを置いた。
               こちらもデフォルトは0.47μFのフィルムだけ(DP-7050と同じ)だった SAA7350の電源も、OSコン 47μFから、SMG 47μFに置き換えるが、ちょうどここには、基板上にパラのパスコン用の穴がもう1セットあった。

               これも電源ピンに近いほうに WIMA FKP2 0.015μF(LPF用の余り)を挿す。
               両方とも元は電解が設置されていなかったので極性のマーキングがなく、OSコンに換えた時、慎重に極性を確認した。

               クロックのFET直近の±5Vのパスコン、220μF+0.01μFは、小容量は WIMAだが、電解に何を使うか‥‥手許には、SMGと間違って買った SRGと、CD2300のオペアンプに用いてイマイチだった Roederstein(ROE)の EKE 25V220μFがある。
               カタログを睨んで、tan δが若干小さい ROE EKEにしてみた。

               これだけの交換で、OSコン使用時より明らかに高域の荒れが減る感じがした。
               メイン基板から流れてくるアナログ電源±6.8V(実際には6.56Vほど)も SMGから UTSJ 16V330μFに換えた。
               アナログ系がオール SMGだと、CD2300の時もそうだったが、やはり華がなさすぎる。

              UTSJ導入

               メインの平滑コンは、書いたようにニチコン GUの15,000μFという、非常識なほどの大容量品に換えたが、この部分がまた気になり、35V8,200μFの ELNA FOR AUDIOを4本セットで出しているところを見つけたが、2本でも買えたので、求めた。

               メイン基板のひっくり返しが面倒この上ないが、今日、UTSJとともに入れ換えた。
               GUは750円@1本で新品を通販で買ったものなのでもったいないが、さすがにCDPに15,000μFというのは異常な容量だ。
               この大増量で大改善があったならこのままにしたのだが、たいして変化はなかったので、ちょっとバチ当たりな再交換。

              ELNA FOR AUDIO導入

               今回のは黒地にゴールドの印字のタイ製。やはり‘FOR AUDIO’が見えると好印象。
               エルナーの基板用電解はイマイチな感じの場合が多いが、オーディオ機器の平滑コンとなると、なぜか FOR AUDIOに行ってしまう。

               この状態で、岩崎宏美の歌う「恋に落ちて」。これはいい。同じアルバム(複数レーベル音源のテイチク盤)内の「聖母たちのララバイ」も。まともな音量で鳴らすのがちと気恥ずかしい楽曲なのだが、これは唖然とするほどよかった
               バックのインストのドスが効いたギターとドラムがしっかり入って、ヴォーカルも迫力と潤いがある。

               クラシックは、全部SMGだった状態よりは色気が出てきているが、ポップスで感心したほどの効果はない。倍音・サ行の荒れは CD2300の現状より少ない。
               メインの平滑コンを FOR AUDIOにしたのはよかったのか? 元々のこのプレーヤーのキャラではあるようだが、音が生硬でしょっぱいところが残る。。

               ‥‥今日は、CD2300の、オペアンプ電源パスコンから、パラのフィルム(WIMA)をはずし、CPU電源のOSコンをやめ、ナカミチ IA-4sの、入力LPFとバイアス回路パスコンを WIMA化しようとも思っていたが、とりあえず DP-1001で思いのほかの音が出たこともあり、あとは後日とします。

              DP-1001、パーツ交換。

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                DP-1001、解体

                 連休中に終わらなかったケンウッド DP-1001のパーツ交換‥‥水曜が‘干され日’なのをいいことに、水曜の夜から木曜午前までかかったけれど、残りの DP-1001のパーツ交換を終えた。
                 もうシンドいとかシンドくないとかのハンチュウではありません;;; ‥‥ orz....。

                 メイン基板(電源とアナログ送り出しアンプ)とDAC基板の2枚になるので、いつものとおりそれぞれに‘計画書’を作成し、それにしたがって交換。
                 ほとんどがコンデンサー。

                 メイン基板には、枠のぶあつい巨大なACアウトレットがあり、リアパネルをはずさないとはずれなさそう。
                 リアパネルはリア側7本のネジ以外にもサイド側に左右各2本の皿ネジで止めてあり、さらにツメでも固定するという念の入れよう。
                 リアパネルには、ACアウトレットの大きな穴がある。ACアウトレットは配線ごと撤去し、穴はとりあえずアクリル製下敷きを切って瞬間接着剤で貼り、ふさいだが、すぐはずれそうだ。

                 ACコードは、海外仕様プラグ+変換プラグがウザったいので、トランス基板へのプラグイン式コネクターから、ピン部分を抜き、圧着式ピンを付けた先端部だけ使って、新調した125V12A電源コードを、バラ線を絡ませてハンダづけし、それを圧着端子で固定した上でスミチューブで絶縁し、とりあえず完成。
                 途中をつなぐのはよくないが、圧着ピンはよい工具がないとしっかり圧着できないし、同サイズのを買うのも面倒なので、ナカミチ IA-4sと同じく、素人臭い方法を採った。

                ACコード

                 コードストッパーは元のを使いたいが、新調したコードが太く、内側を削った。
                 このあたりの作業は現物合わせなので、見てから方法を講ずるので時間がかかる。

                DAC周り

                 DAC周り。以前の DP-7050とだいたい同じメンツにした。WIMAだらけである。今回は写真がちょっと暗い…。

                クロック周り

                 クロックとデジタル系チップ(SM5840CP、SAA7350)電源付近。これも DP-7050の時と同じく、クロックのパスコンはディップマイカに、電源にはOSコンを投入。

                電源基板

                 メイン(電源)基板のパーツ交換後。
                 他の方の改造例と同じく、メインの平滑コンデンサーは25V15,000μF(ニチコン GU)が手に入ったので、これを。
                 ライトグリーンの四角いコンデンサーは、緑の WIMA FKP2。LPFの定数を変え、それに合う0.015μFは赤い現行品にはなく、ネットオクに出品されていた緑色の旧タイプにあったので、それを入手しした。

                 緑色の WIMAは、この出品者の方の品物が2.5%誤差品であったのもよかったが、緑色のはリードが長いので実装の自由度が高く、リードが非磁性体なのもよい。

                 整流ダイオードは、主整流回路のみ、小型のSBD、11EQS10にした。元のは鉄リードの汎用品らしい。
                 オペアンプは、初段(DAC基板)に NJM2114DD、後段(電源基板にあるLPF用)に PHILIPS NE5532を入れてみた(まずプレシ・ディップ社のソケットに交換)。

                 今回は、抵抗はクロックのマイナス電源の1kΩを残りものの PRPとし、メイン基板のLPFは定数変更で換えたが、それ以外は換えなかった。元が1/6Wサイズの小型だし、それでそう問題はないという気がする。

                 オペアンプ電源パスコンは、最初に流れる後段のオペアンプ用に日ケミ SMG 16V1,000μF、そこからDAC基板に流れるが、DAC基板上はニチコン KW 16V470μFとした(元はたったの10μ!)。

                トランス基板からのコネクター

                 メイン基板はいったん取りはずしたが、トランス基板(電源トランス上に設置)と、およびフロントの表示系基板との間は両端がハンダづけのコネクターが使われており、3線のフロントへいくケーブルははずしても再ハンダづけは簡単だが、トランス基板のほう(写真、黄色い○内)は、線の先端が折れて、基板のホールに入れづらくなった。

                 それで、トランス基板自体を、大量のハンダを吸取り線で吸ってはずし、表面を確認して再ハンダづけした。
                 今後触る時にはトランス基板から、つまりシャーシ全体からは、はずしてしまわないで部品交換することとする。

                 ‥‥着手から数えて約50ヶのコンデンサー、7本の抵抗、4本のダイオードを交換し、AC関係の‘工事’まで入って、ヘトヘトになると正午近く。
                 電源オン一発で火花が飛ぶか異臭でもしたら終わりだが‥‥ふつうに電源オン、オペアンプ電源電圧=±約6.58V(正常)、動作もOKっぽい。

                 エルガー『愛の挨拶』は‥‥ちょっと高域上がりに感じるが、きれい。
                 岩崎宏美『恋に落ちて』は‥‥うちのステレオでは今まで聴いたことのない色気が!

                 が、クラシックは全体に高域が硬い。音が硬いと感じたら、癒し系の CD2300に任せればいいのだが、もう少しまったりした音にならないものか。
                 DP-7050や、無改造状態での本機で聴けた英Decca音源のツヤも後退している。

                 主平滑コンが15,000μFと、オリジナルの3,300μFに比べると4.5倍になっているが、音像の彫りが深くなる感じはあるが、‘ゆとり’感は増えていない。
                 なら、交換してすぐではあるが ELNA FOR AUDIOの出ものなどを探したくなる。

                おまけ画像^^
                ボンネット裏の指紋

                 え〜、心霊写真^^? ではない、ボンネット裏のスッゴい指紋群。改造の痕跡は一切ないけれど、だれかいろいろ触っていたんですねえ。

                 以前の DP-7050とほぼ同じ交換をして、DP-7050ほどの改善が表われていないのは? ‥‥DP-7050は、デジタル系チップの電源と TDA1547のアナログ電源とは分け、デジタル系電源は制御基板から流しているらしかった。
                 しかし、DP-1001の±5V電源は、TDA1547のアナログ電源を兼ねている。そのような状態でOSコンを入れたということは、TDA1547のアナログ電源にOSコンが影響を与えているのかもしれない。

                 今後の交換点としては、デジタル系電源から OSコンを全排除し、日ケミ汎用品に元どおりフィルムをパラうこと、などなど。
                 OSコンとニチコン FGは、何度もがんばって入れてみるが、やはり合わないみたいです…。

                連休中のオーディオいじり…。

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                  DP-1001と CD2300

                   ‥‥いやも〜、今後の暮らしへの不安で、以前、腸にポリープができる前に感じた、寝起きの恐怖感(こちらに触れた)に襲われている。
                   そんな中で、まだオーディオを触ろうという神経…。

                   CEC CD2300は、ほんとうにいい音になっている。出力部負荷抵抗は、ちょうど Linkman LMFQの22kΩがあったのでこれにしてみた。気の問題だが、22kΩのほうがいいような。しかし LMFQは好きではないので、千石の1/6Wサイズ(内容は1/4W)のを買ってこよう。

                   精神的に、ゆったり聴く気持ちが持ちにくいが、どんなソースでもじつにきれいに鳴る。
                   ― ボンネットを止めるネジは、右サイド側が全部(2本だが)バカになってしまった。

                   さて、連休の後半、ケンウッド DP-1001のパーツ交換に、いちおう着手した。
                   改造記事は多いので、それらを見ていただけば、DAC基板が‘はなれ’になってメカの横に縦置きで設置されているのがわかるが、まずはそれをはずしてパーツ交換。

                   この時点でちょっとビックリしたのだが、主基板から流れてくる電源の安定化ということで、回路図では+/-に220μFが置かれているのが、実機では何と! 10μFだったのだ
                   他にも、クロック周りのC、Lが実装されていない(基板上の印字もない)し、オペアンプ電源(+/-6.5V)からデジタル電源を作り出す定電圧回路にも、回路図ではオペアンプの出力にツェナーをかませ、そこから電流バッファーのトランジスターのベースにつなげるところ、ツェナーの代わりに4.7kΩの抵抗ですませている。え〜っ!? これでいいの?

                   とりあえず、TDA1547周りのデカップリングと、帰還型LPFのフィルムコンを、WIMA MKP2主体で交換。あと、クロック周りの小容量をディップマイカに換えた。
                   上記の10μFのパスコンであるが、ここは470μFにするつもりだったが、一気に47倍になるので憚られ、手持ちにあった FG 25V100μFを入れた。

                   この段階で、きちんと電圧が出るのか、縦置きでは測りづらいので、基板をはずしたまま、メイン基板へのコネクターだけつないで電源を入れてみた。
                   そうすると、デジタル系電源が4Vほどしか出ていない。主基板のオペアンプ電源も、+/-5.6Vほど。

                   あれれ、なんでやねん? もしかすると、AC110Vの海外仕様(240Vとの切換えスイッチあり)なので、電圧が低く出ているのか? いや、安定化電源が入ってるし‥‥と、戸惑いながら、とりあえずチップの許容を超える高電圧は見えないので、いったん電源を落としてシャーシにネジ止めし、全コネクターをつないでから電源を入れると、主基板オペアンプ電源は規定どおり+/-6.5V出ている。

                   テスターでショートさせないようにしながら、DAC基板のデジタル電源を測ると、4.5V〜4.8Vくらい出ているので、狐につままれたような気分だが、OKなので、音を聴いてみる。
                   まだDAC基板も予定の半分以下しかコンデンサーの交換をしていない。

                   この状態で、プラシーボもあるが、購入時よりも若干高品位な音が出た‥‥ようだ。
                   やや付帯音・不要な艶が多くなった感じも。これは CD2300にもあるので、両方に少し入れた、ニチコン FG(FineGold)はやっぱり KWにして(戻して)みようかと思う。

                   両機の比較では、現状、CD2300はかなり緩めのリラックスできる音、DP-1001はしっかりした音像を押し出しつつ神経質ではない精細さがある。
                   DP-1001は、残りのDAC基板および主基板のコンデンサー、ダイオードの交換があり、まだ期待できる部分があります。

                  アベノミクス劇場??

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                     ‥‥テレビを見ていたら、最近の女子高生はアルバイトに勤勉で、大勢が40万以上貯金を持っている、みたいな話。
                     当方、JKの1/10くらいの貯金残高になってきている。ほんとうはオーディオとか言っている場合ではないのだ。

                     アベノミクスに呼応して、ということでメディアが(芝居臭く)ヒロイックな英断のごとく取り上げている、ローソン・新浪社長の賃上げ宣言
                     こんなのを礼讃ぽく報道するメディアのどこに‘ジャーナリズム’が存するのか‥‥と問うのもバカバカしい、つまりジャーナリズムが存しないこの国のことだから、ふつうの現象なのかもしれない。

                     ググっていたら、その辺のところを書いてくれている人はいて、こちら(上の画像からもリンク)に記事がある。

                     新浪社長の賃上げ宣言を安倍首相がことごとしく取り上げたというのだから、記事筆者が言うとおり、「シナリオ」である。
                     つまり、記事の指摘するとおり、全従業員20万人のうち、正社員はたった1.65%=3,300人だけという企業だからこそ高らかに賃上げ宣言をしたのである。
                     今後もそういうところ(ばかり)は増えるだろう。

                     もともと、世の中もメディアも茶番づくしとはいえ、3.11以後、何か様相がオカシいという気がする。
                     少しばかり「これは茶番ですよ〜」という遠慮を以て紹介されてきたようなことも、堂々と報じる。


                     もう一題。
                     先のページからのリンクにもあるが、ファーストリテイリング・柳井会長の「世界同一賃金」「年収100万円も仕方ない」発言への批判。この文章はユルすぎて、批判というよりはナンクセていどだ。

                     アジアにおける激安衣料産業にからめての柳井氏への苦言はこちらにも。

                     こちらの文章も、途中舌ッ足らずで批判なのか評価なのかわからない部分があるが、ユニクロの展開と賃金観念は、いわゆる今日台頭してきている「フェアトレード」の考え方に逆行する‥‥というより、反対方向の考え方だ。

                     フェアトレードの考えが、安い賃金・価格で搾取される地域の人びとを守ろうというものであるのに対し、柳井氏の考え方は逆に、人件費の高い地域の賃金を低賃金地域に合わせるほうが理に適っている、というものだ。

                     私個人としては、フェアトレードをうたう商品など全く購入できないほど困窮してきているし、また「フェアトレード」商品自体の詐欺性も指摘される。
                     が、むしろ柳井氏の意見は、‘逆フェアトレード’とでも言ったらいいか、皮肉にもこちらは有効に機能しそうだ。

                     ユニクロは新卒新入社員の離職率がきわめて高いそうだ。これ自体はいいことのように思う。ユニクロの実態を知って転職する。それを以後の企業選び、仕事選びの材料にするのはちっとも悪くない
                     新卒の離職が多いことが問題視されるが、若いからこそ転職できるので、当たり前の現象だ。

                    小室淑恵

                     えー‥‥美人だから上げるわけ‥‥ですが^^;‥‥「ワークライフ・バランス・コンサルタント」とかの小室淑恵さん。
                     最近テレビでよく見かけ、NHKの《NEWS WEB》に出ていた。

                     この中の発言だったか、違う番組だったか忘れたが、「ライフ(生活)を持たない人がいくらワーク(労働)で会議をやっても、製品はライフの中で使われるのだから、よいコンセプトが出ないまま時間ばかり浪費するのは当たり前」という旨のことを言っていた。
                     これは、オーディオではどんぴしゃの観がある。

                     「音楽を楽しむ」ということを日常化したところの感覚から生み出される製品でないかぎり、ドンシャリを求められればドンシャリ、一転して癒し系のハイ下がりな音を求められればそちらにプロジェクトまで銘打って転換するだけでは、ユーザーが真に満足を感じることはない。
                     こんなことでユーザーが育つはずもない、というのが、まさにわが国のオーディオ史が実証したところだ。

                     そこには共感したが、彼女が若い人に対して生きてゆくアドヴァイスを語る時、実のところまったく現状肯定かつ旧態依然の“手に職付けなさい”なのであるのは、陳腐というのをも通り越している。
                     たとえば、こ こに引用されている彼女の言葉。
                     これなど、大昔から言われ、かなり大勢が実行していることだろう。
                     曰く「自分が携わっているジャンルでのエキスパートになる」。いや、自分がちょっとスキルを上げた時、自分の数等倍の人間が掃いて捨てる以上にいるのだ。

                     ― なんだかまたグチだが、どうも3.11以後、オカシさが居直り出したような観がある。

                    CD2300−お手入れはこの辺まで?

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                       SiC SBDが高品位すぎて? 合わなかった CD2300‥‥DAC、オペアンプ電源の性懲りもないコンデンサーのちょい換えも兼ね、整流ダイオードを通常の小型SBD・日本インター 11EQS10(100V1A)に換えた。

                      11EQS10導入

                       最初についていた汎用品と同じリードの太さで、細い(φ0.6mm)。
                       通常、アキシャルリード・タイプのダイオードは、カソードマーキングが白か銀などだが、11EQS10はライトブルー。ちょっととまどう。
                       このSBDはマランツのアンプやSACDプレーヤーに使われているらしい(SA-8260の改造記事で見かけた。プリメインでの利用はプリ部の電源用だろう)。

                       TO-220型のSiC SBDの実装状態からすると、あっけないほどふつうに収まる。やはり狭い道にトラックは向かない。路地裏にはチャリンコである。

                       DAC部とアナログ部の電源パスコンは、もういじれないほどパターンも傷んできているところが多いし、触れば触るほど音がわからなくなりそうだが、SMG化のあげく、とても聴きやすいけれど若干の物足りなさが気になるので、DACのVcc1と、オペアンプ直近のパスコンを、今まで敬遠してきたモロ‘オーディオ用’にしてみた。

                      UTSJ、FG導入

                       DAC Vcc1を、KWから FG(FineGold)10V220μFに。10V品(店頭では買えない。アスカさんで通販)なのにφ8mmあり、やや倒して実装。
                       オペアンプ直近の330μFに、東信 UTSJ。UTSJは、高域が明るいとのネット評と、いかにもそう見えるシルバーの外観で敬遠してきたが、思い切って。
                       出力の負荷抵抗には22kΩが入っているが、ちょっと抵抗値を上げて低音が‥‥という思いもあり、タクマン REY 36kΩに換えた。

                       もういいかげん、同じようなレポートの繰り返しで、人さまに読んでもらうものでもないが、この状態でたいへんフツーのオーディオになりました
                       高域が強調もされず、弱くもなく、オペラには不自然なほどのディテールはなく、ちょっと‘昔のステレオ’風味の音に。
                       オケの木管楽器には、SMGオンリーの時にはなかった艶が乗る。

                       要所のみに‘もろオーディオ用’を投入したのは効いたが、いわゆるヴォーカルのサ行子音は今までより強調される。
                       これは、想像するにオーディオ用の個性の強い FG、UTSJから来るもののようで、エージングで緩和されてゆきそうな気がする。
                       物足りなさや子音強調はあるが、とりあえずこれでいいのではないか。

                       今朝がた、ずっと試聴していたが、マイク・オールドフィールドの『チューブラーベルズ』なんか、昔のステレオでアナログ盤を聴いた時の、とくに情報量は多くないけれど滑らかでふつうの、きれいな音がしていた。

                       ― ここまでのパーツ換えの‘激動’の結果、基板裏面にフラックスが汚く堆積してきているのを「洗浄したほうが…」とお勧めくださった方があった。
                       基本、無塩素/ハロゲンフリーの KR-19だけを使っているので、フラックス残渣がトラブルを起こす可能性はきわめて低いと思うが、結露の湿気などと相俟ってICのピン間などの短絡が起こることもある、とのお話だったので、サンハヤトのよりお安い Goot(太陽産業)の洗浄液を1本買った。

                      フラックス洗浄剤


                       以下、2枚写真を撮ったけれど、ほとんど同じで、どっちが使用前/使用後なのか、あまりよくわかりません^^。

                      フラックス洗浄前
                      フラックス洗浄後

                       付属のハケでぬぐうと、フラックスが溶け出すが、それを何かで拭き取らないと、基板に拡がるだけのような感じもある。
                       といってティッシュや綿棒を使うと、その繊維がリード末+ハンダの山にひっかかって残る。が、ティッシュで拭くと明らかに茶色いものが着く。

                       取説には自然乾燥より熱風乾燥が望ましいとあるので、ヘアドライヤーを用意し、洗浄剤をハケで塗ると同時にこすり、すぐに洗浄剤の容器を熱風の当たらないところに移し、ドライヤーで「ブイィ〜ン」。
                       結果、上の2枚くらいの差です^^;。

                       ― さて、私の機器のようなレヴェルではSiC SBDは合わないことがわかったので、超々-金欠の折りからも、残りの14本ほどは早くオク出ししよう。
                       という次第で、ナカミチのプリメイン IA-4sの整流ブリッジを C3D06060Aに組み直そうという試みは無用となったし、フィルムコンを WIMAにしようとも思ったが、IA-4sの音は現状でどうやらベストフォームのようである。

                      [付 記]
                       さきほどもいろいろ聴いていたが、やはりいい。
                       フォーレのピアノ五重奏曲第1番、ユボー、ヴィア・ノヴァQによる ERATO盤…高域のエラく強調されたマスタリングだが、これも高域がきれいなので、聴ける。
                       が、オケ曲で、ちょっと低域がボワつきすぎる感触。出力部負荷抵抗を22kΩから36kΩにしたのは、あまり関係ないかもしれないが、やりすぎだった。
                       ここは元の22kΩ‥‥千石扱いのタクマンの小型でいいから、戻そう。

                       しかしいい音してます。激安CDP+安価プリメインでこれ以上を望んではいけませんね。

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                      ※クラシックで1枚、といったらコレ!! 新しい国内盤が出ています。
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                      求めやすい alto盤が、Amazon.co.jpにも入りましたので、入替えておきます^^。
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                      やっぱりこれは入れておかないと…。
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                      整体の創始者・野口晴哉の核心に初めて思想研究として迫った力作!!
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