第?次交換パーツ調達…。

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     ‥‥オーディオウインズから、1日遅れでFRD D4SBL20U、到着しました〜^^。何しろ、今のところ日本国内でこのパーツを在庫しているのはここだけだから、文句は言えません。
     正午〜午後2時の配達指定にしてもらい、ラベルもそのとおりになっていたが、配達は午前10時半。寝てました〜~~;。
     これは、珍しいがヤマト運輸のミス。しかし、朝起こされたので、逆にあと2時間近く寝られました^^。
     それにしてもケチ付きます〜~~;。

     じつはもっと寝ていられたのだけれど、IA-4sの他のパーツも再交換してみようと、前夜までネット上で練りこんでおり、仕事前にアキバ。

    パーツ群。

     入力のカップリング・コンデンサーはニッセイ MMT(健在時の国内ニッセイ製)にしているが、これをERO(現・ヴィシェイ) MKT1813にしてみようか、と100V2.2μFを。
     小さいのは250V0.1μFで、バイアス回路のバイパス(らしい…)用。

     この、バイアス回路のバイパスには、オリジナルの茶色いフィルムをニッセイ(中国日精) APSに換えているが、好感を持っているニッセイ APSについて、最近面白い調査結果を発見した。
     こちらである。0.1μFのコンデンサーのインピーダンスを測定しておられ、その中、ニッセイ APSは顕著に抵抗値が高い。この「抵抗値」は「ESR」のことなのか、ちょっと私にはわからないが、直列に存在する抵抗値である。
     これに依る限り、APSはちょうどそれ自体がC+R的な、つまりスナバー的な動作をする、と言ってよいだろう。
     思うに、APSで感じる滑らかでやわらかい音質(そうでない報告ももちろんある)は、この抵抗を直列に入れた感じなのではないだろうか。

     これは、使う回路によってはマイルドな音になるが、ある部分と部分を、直でCで直結したい時には、不要な抵抗値となる。信号やノイズを低インピーダンスでGNDに落としたい時など、だ。

     バイアス回路に関しては、直列抵抗値が高くても問題はないが、音がやわらかすぎる原因になっていては、と、MKT1813に換えてみる予定。

     発振防止Zobel回路の0.1μFも APSにしているが、ここは同じポリプロピレンの FPDを用意。
     平滑コン・パラの0.22μFは、FPDに交換しているが、さらにASC X363に。
     入力部LPFは、設計で680pFが入っており、VRがなければ200kHz以上でうまくカットしてくれるが、VRを介すると、その出力インピーダンス(VR位置で変わる)が加算されるので、ずっと早く落ちる可能性もあるので、330pFにしてみる。サンリングのPPSコンだ。

     いちばん下の3W酸金は510Ωで、リレーに供給する電圧の降下用。旧トランスのときは、ここの電流値をいかに下げるかを考えたが、トランスを換えて電源電圧が±35Vに下がり、リレーにかかる電圧も約20.6Vだったのが19Vまで落ちている。
     リレーにかける電圧を、定格に近づけたほうが音がよくなる、と書いているサイトを見たことはないけれど、ちょっと抵抗を下げて電圧を上げてみては、と考えている。定格の24Vを超えるようなら、さらに要調整だが、それはないだろう…。

     おっと、これらCRだけ(ダイオード除く)で2,650円、今日の日収の約半分~~;。

    オンライン・ショッピングでCD。

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       今日(25日[日])は、FRDが来る予定でしたが、後述の事情で来なくなりました^^;。
       というわけで、ハンダごてなしの日曜。久しぶりにそんなのもいい。

       このところ、いろいろとCDが欲しくなって、オンライン・ショップを徘徊しまくっている。
       リアルのショップは新盤、中古とも、点数は少なく、売価は高く、魅力が減じている。ヤフオクも開始価格がやたら高い中古ばかりだ。
       オンライン・ショップも、タワーは店舗と同じ価格だし、HMVは3点以上買わないとマルチバイにならず、それもマルチバイが時折り消えていたりする。
       というわけで、円高による海外盤購入の魅力は、意外にも少ない。

       加えて、日米Amazonのマーケットプレイスでは、少し廃盤になって時間が経つと、品物の価値とは関係なく、新品・中古とも異様に高騰してゆく。
       そこで、今目をつけているのは、Amazonで、高騰していないマケプレ商品、中でも海外のディスクショップの出品である。

      オンライン・ショップから。

       上は、昨日までに届いた日米Amazonマケプレ購入品。詳細は措いて、あらましを。

       左上は、ショパン:ワルツ集とならんで欲しかった、アリス紗良オット嬢のチャイコフスキー、リスト協奏曲(DG、新品)。Amazon.co.jpのマケプレ出品の海外ショップから、1,274円(340円の配送料込み。以下同)。
       出品者IDは mdo-jpというところで、これが異様に早かった。先週日曜未明のクリックで、木曜に到着。イギリスのショップとなっているが、発送はポルトガルのマイアという町から。

       右上は、名古屋の古書店から、M.J.ピリスのショパン:ピアノ協奏曲第1番、他(DG、中古)、830円。
       ドイツ・プレスで、きれいなディスクだった。オーケストラともども、ゆったりかまえた、独特の暗くて繊細な叙情のある演奏で、これはすばらしい。

       左下は、Amazon.comのマケプレで見つけた、すでに廃盤になっているEMI double forteシリーズ廉価盤のヴェルディ:『椿姫』全曲。
       中古で$3.49で出ており、マケプレの海外配送料が1点あたり$6.89なので、$10.38になる。どれくらいになるか、今は日本からのオーダーは決済画面に日本円(JPY)が表示されるので、見ると、829円! さすがにこれには、円高の恩恵感がある

       出品は、medimopsというショップで、ドイツはベルリンが本拠らしく、ベルリン近郊のノイエンハーゲン Neuenhagenという町からの発送。
       これも早く、Amazon.comで先々週木曜未明のクリックで、先週木曜に到着。ケース裏面に管理用なのか、大きなラベルが貼ってあるのが気になるが、ディスクもケースもたいへんきれい。

       このディスクは、2000年のリリースで、英EMIがいわゆるARTリマスターで2CD仕様で出したバジェット盤シリーズの1点。
       この音源は、このあとEMIの廉価レーベル、CFPに入ったあと、廃盤になっている。このCFP盤もAmazon.co.jpで中古が出るが、もっと高い。
       主演がロスアンヘレス、トゥリオ・セラフィン指揮ローマ歌劇場管。1959年の録音で古いが、リマスターもよく、まだちょい聴きだけれど雰囲気のある演奏だ。まったく評判になってこないが、小林利之『ステレオ 名曲に聴く』(東京創元社)の推薦盤。

       今までも、オペラ全曲盤は国内盤の中古でかなり集めて、歌詞対訳を睨みながら聴いたが、そういう聴き方はかえって疲れ、また、オペラ指揮者として著名だったセラフィンなどは避けていた感がある。
       この『椿姫』や、次の『蝶々夫人』は、歌詞は原詞もない。

       で、右下は、最近向こうのDGで再発された‘OPERA!’シリーズの、シノーポリ指揮のプッチーニ:『蝶々夫人』。
       Amazon.co.jpマケプレでよく見かける英国のavatarmusicから、ここは新品のショップで、2CDで882円! セロファン・シールされたピカピカのが来ました^^。タワーの通販でもそこそこ安いが、これだけ買う場合は送料がかかるし、店舗だともっと高かったかも。

       Amazon.co.jp出品のavatarmusicだと、カラヤンのDecca盤(どういうわけかCDでも3枚)も日本で買う輸入盤よりずっと安いが、シノーポリ盤の3倍近くするので、シノーポリ盤にした。
       デジタル録音で鮮明。シノーポリという指揮者にはほとんど興味がなかったが、オペラにはけっこう名演がありそうだ。
       終盤のクライマックスを聴いてみた。フレーニの絶唱にシノーポリの棒が炸裂! 今の IA-4sだと、かなりヴォリュームを上げても耳をつんざく感じがない。もしかすると、ホントにいい音になっているのか!?

       ― という次第で、CD6枚買って3,800円ちょっと。しかも配達がこの早さだと、とくにその店舗でだけ入手できるアイテムでないかぎり、都心の大きなショップや、店舗数も減ってきた中古店にわざわざ出向きたくなる要素は、どんどんなくなってゆく。

       あと、以前に申しておりました、クミコさんのディスク2題。

      クミコ CD2点

       エイベックスで出した、『クミコ・ニュー・ベスト 〜祈り〜』と、すでに廃盤で、高橋クミコ名義の『世紀末の円舞曲(ワルツ)』(東芝EMI Kiznaレーベル)。

       前者は、いつも海外盤を中古などで買っている感覚からすると、セットものを買うような感じだ。かろうじて、楽天市場のイーベストが14%引きにしているので、そこで買った。
       定価でも買う価値は十分あるアルバムだと思うが、エイベックスのマスタリングはちょっとヒドい。全体に、カッティング・レヴェルが高すぎて、通常のオーディオシステムだと調整しづらく、ラジカセ向きの設定だ。

       音色も、オケの弦がまるでシンセみたいにべったりした音 ― シンセかもしれない。編曲も繊細さに欠け、『世紀末の円舞曲』の凝った選曲・編曲とは真逆だ。これで《AgeFreeMusic〜大人の音楽》(外装シールに貼られたキャンペーンの文言)は、空しい。

       いっぽう、後者(こちらが先に、Amazon.co.jpのマケプレの、値が上がっていないところで買っている)はほんとうに凝った演出のアルバムで、ちょっとここで短くは紹介できない内容。

       ― てな具合で、CDに散財中です^^。
       オーディオウインズさんに頼んで、水曜に送金済みのFRD、来ると思って、午後の配達指定なのでゆっくり寝ていた今日午前、突然電話。
       ウインズさんからで、「手違いで昨日発送できませんでした。ついては、明日でよろしいか?」旨のお電話。
       配達日時指定可のオンライン・ショッピングで、しかも当日に「発送できませんでした」というのも初めての経験で、びっくりしたが、ご主人が自らクライアント宅に電話をかけてくれるというのも初めてで、何か意外に腹の立たない、ほんわかした気分になってしまった^^。

       ウッドさんから、「いつもゆうちょ銀行振込+定形外ですよ〜」とのコメントをいただき「え〜っ!? ホンマでっか」な気持ちになってしまっていた ― 振込手数料はゼロに、送料も格安になる ― ので、もらった電話だったがその旨も伝えた。
       同店の支払い及び発送方法表記ページには、銀行振込先は静岡銀行のみとなっていて、別ページの「更新」記事にだけあったようだ。「郵便振替口座」も示されているが、これは「銀行振込」とは性格が違うものであるはずだ。

       ことほど左様に、「ビジネス」としてはなんだか世慣れぬ(と私ごときがいうのもアレだけど)感じだが、その辺、オーディオはまさにビジネスじゃない、ということに気づかされもするし、ご主人の人柄というものが、何か怒れないものを感じさせる。
       上記の表示の点などは、ぜひ改善してもらいたいけれど、こんなこともあってもいいかな、という日曜でした。

       というわけですが、皆々様、オーディオウインズさんを、今後とも、どうぞごひいきに m(^_^)m。

      交換用 FRDブリッジ・ダイオード購入

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         IA-4sの電源トランス、平滑コンデンサーを交換し、ウッドさんから「ダイオードは?」とのお誘い? に、同形状・同定格でSBD、FRDはないので、やりませ〜ん旨お答えしていたのだが、足1本を少し曲げると基板に乗る、定格も少し小さくなるけれどたぶん大丈夫そうなFRDのブリッジを見つけている。

         ― で、買いました。
        新電元 D4SBL40

         元のが、サンケンのシングルインライン型、200V、IO=6A、IFSM=120Aの RBV-602というものだが、ピン間隔が7.5mmで、+出力1本だけ、隣の交流入力ピンから10mm離れている。

         最も似たもので、新電元の D4SBL20Uというのがあり、200V、IO=2.5A(放熱器なし)、IFSM=80A、逆回復時間35nsとなっている。ピン間隔はすべて7.5mmなので、+ピンだけわずかに曲げないと基板に乗らない。

         ― で、カタログに載せている若松通商に出向くと、品切 (T_T)。400V耐圧の D4SBL40ならある、ということで、D4SBL40は耐圧が高くなる代わり、回復時間は50ns、IO=1.95A(放熱器なし)、IFSM=50Aと、電流容量はさらに下がる(ことに、買って帰ってから今、知った)。

         ― サイズ比を、データシートや製品ページからコピーして図示すると‥‥
        RBV-602、D4SBL40 サイズ比

         てな感じ。うまく+ピンが曲がってくれればOK。
         D4SBL20Uは、あのオーディオウインズさんでも扱っているが、送料が^^;; ‥‥いや、でも時間を待ってこっちにしたほうが‥‥という間もなく、D4SBL40を買っております^^(上写真)。

         D4SBL40は、デジタル・パワーアンプに用いておられる方の例があり、大丈夫だろう。
         IA-4sは、平滑コンを10,000μFに交換後も、電源オン時に部屋の照明がわずかも変化することがなく、2.5Aのヒューズもなんともないので、現在の終段アイドリング 20mA以下の状態では、実に省エネなアンプのようだ。

         では、取り換えは日曜日にでも。


         ‥‥このところ、CD購入に気持ちが傾いており、さっきも帰宅後小音量でちょっと聴きました。
         いや〜、なんとも穏やかな音。IA-4s購入時の音には、もどしたくてももどしようがわからん、という感じです。
         今まで使ったメーカー製のアンプの中では、チャイナアンプにいちばん近いまろやかさかな、と思うものの、チャイナアンプよりはかなり汎用性は高そう。ピアノの高音がヤワらかすぎるいっぽう、ヴォーカルはたいへんに聴きよいです。

         米Amazon.comのマーケットプレイスに注文した『椿姫』(中古2CD、送料込み829円)はいつ来るかな〜^^。

        [9.21夕刻追記]
         いろいろ考え、オーディオウインズさんに D4SBL20Uを注文してしまった^^;。
         低電圧での性能・余裕を考えるとやはり D4SBL20Uのほうがいいので、宅配送料670円、送金手数料210円を加えて1,400円、振り込みましタ。
         まあ送料+振込手数料合わせて880円は、アキバまで往復する電車賃‥‥。

         ― さて、台風15号で、東京でひさしぶりの暴風雨。今PCを触っている部屋のサッシは、エアコンをあとから入れたため、パイプを通すためにちょっと細工がしてあり、隙間が大きく、そこに折からの強風が当たって共振を起こし、発振器+アンプの出力でダイアフラムを振動させるごとく、「ダダダダダ〜ッ」と共振している。いっやも〜…。

         今日は午後から夜までの仕事は、すべて休講になり、無給、の代りに昼寝ができました。
         このところ連夜のネット・サーフィン、ネット・ショッピングで睡眠不足も累積、めっちゃシンドかったので、その点でだけは助かりました…。

         台風進路に関わる方は、どうぞくれぐれもご用心を m(_ _)m。

        ナカミチ IA-4s−平滑コン交換

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           このところ、オーディオではなく、ディスク漁りに深夜ネット・サーフィンしていることが多い。
           といって、国内ショップはメチャクチャな円高の恩恵も全然感じない価格設定だし、ヤフオクにいたっては、買う側の心理なんか全く考えてもいない値付けばかり、これではヤフオクのディスク分野のアクセスが超-低いのも肯ける

           日・米Amazonは、廃盤になったアイテムはマーケットプレイスで軒並みトンでもない値段になるものの、現行盤や、値上がりしていないアイテムは、マーケットプレイスに出品している海外ショップで、安くていいものが見つかる。

           というわけですが、そっちのほうはディスク到着後に、いろいろまた。


           電源トランス交換後も、音的にはさして激変したわけでないナカミチ IA-4s、6,800μFの電源部平滑コンデンサーを10,000μFにすべく買ってあるニッケミ KMH 50V10,000μF ‥‥秋月電子で200円/本。正札は千円以上するのかもしれない。
           他にもパラのフィルムコンや、主基板上の抵抗数本なども換える予定。

           まずは電源基板のプラグイン端子をはずして取り出し。
           平滑コンは、根元が白い接着剤で固定されており、カッターでこじるくらいでは剥がれない。そこで、ハンダごての1本の刃をホットナイフに替え、じっくり基板との接触部に当てる。熱が伝わるにしたがって刃がめり込み、ゆっくりだがクサいニオイとともにはがれてゆく。

          はずした平滑コン。

           だいたいはがれたと思われるところで端子のハンダを「はんだシュッ太郎」で吸うと、抜けた。
           ホットナイフに白い接着剤が付くので、熱いうちにニッパーの刃でこすり取る。ニッパーにくっつきそうなものだが、ニッパーの刃に触れた途端冷えて硬化するので、付かない。
           全部は取れないので、機会があったらシンナーででも溶かす?

           ちとマズかったのは、ハンダごての首がプラグイン端子(受け側)の外枠に触れて、かどが若干溶けたこと。ピンの間隔や向きが変わると、差し込めなくあったり、接触不良や別ラインに接続したりする恐れがあるが、ピンがきちんと立っていてハマればいい。
           結果、怪我の功名(? ^^;)で前よりキツく差し込める ― 抜き差しで傷むかもしれないが。

           新しい平滑コンを取り付ける前に、整流ダイオードの交流側とGNDをバイパスする0.047μFと、平滑コン・パラの0.22μFを、日通工 FPDに換えておく ― FPDはサイズが大きいので、0.047μは0.022μFにした。
           そのあと、10,000μFを乗せ、基板に密着しているのを確認して、太いスナップイン端子と基板を多めのハンダでじゅわ〜。

           10,000μFは、オリジナル 6,800μFより直径も高さも大きいが、天板にはつかえないし、基板にもぴったり収まる。
           最初、基板に付いているオリジナルの平滑コンの足に、10,000μFの足を合わせてみたが、端子幅も同じ。この時、逆相に触れさせたのか、ほんのちょっとバチッといいました^^;。

           十分なハンダ量だとは思うけれど、メーカー品は平滑コンをボンドで固めることが多い。ホットボンドを少し流し込んでもいいかな、とも思ったが、キットでは、電源用基板の平滑コンもハンダだけでずっと使っている方がほとんどだろうし、大丈夫でしょう。

          電源基板、一新。

           電源基板、改修完了。
           主基板の抵抗も少し換える。初段差動増幅のエミッター抵抗10Ωと、初段差動反転入力(負帰還側)のコレクター抵抗1kΩを、再度 LMFQ50Sにしてみた。
           動作は‥‥当然のことながら、変化なし。

          電源部更新。

           電源部が一新。トロイダル化+平滑コン増量でも、2.5Aのふつうのミゼット・ヒューズが、何度電源をオン/オフしても、切れない。
           そうとう省エネなアンプみたいだが、これで1時間聴いてチンチンに熱くなるオリジナルの電源トランス‥‥繰り返しになるが貧相だ〜。

           音は‥‥深夜で十分確かめられないが、やはりあんまり変わり映えしない。低音はほんのわずかに豊かになったか…ていど。
           音巴さん推奨の、電源一次側スナバーは、まだ入れていない。
           とりあえず気になる電源部の増強はやった。
           しかし、買ったばっかりの、あのパッパカした音は、どこへ行ったのだろうというマイルドな音。スピーカーの Mercury F1Cがもともとやわらかい音で、さらに鳴らし込まれてきたというファクターもあるのだろう。

           ‘オーディオ、オーディオ’した音では全くなく、ここらへんでゆっくり音楽を聴きたいという気持ちと合いはするんですが…。

          IA-4s−電源トランス換装

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             一週間はだいたいまるまる夏休み(もち、無給;;)だったのも無為に過ぎ、IA-4sの改修を日・月の間にやってしまわないと、11月になってしまいそうで、日曜日の深夜、主基板の第2次改修を実施。

             負帰還のDC全帰還用コンデンサーを220μFから100μFに減らす、かつ、このコンデンサーに並列されているフィルムコンを、数値を読み違えて560pFだとしていたのを、本来の5,600pFのPPSコンデンサー(サンリング/海神無線)に換える。
             その他、‘例の’Linkman LMFQ50S抵抗を、負帰還や初段差動増幅のエミッター抵抗などに大幅に導入するなどしてみた。

            トロイダルを、オリジナルの上に乗っけ…。

             交換予定の電源トランス=RS扱いのNuvotemトロイダル、RS型番 257-5124を、オリジナルのトランスの上に乗っけてみたら、なんと! 電源/スピーカー基板を撤去しなくても、トロイダル・トランス(93mm径)は設置できてしまうのであ〜る v(^m^)。

             これだと、電源基板の端子にそのままトロイダルの1次側リードを接続できる。電源スイッチ系の配線変えも一切なし。
             らっき〜 v(^m^)♪

             とりあえずトランス交換は翌日に、とトップパネルを閉じて音出し。
             1回めのパーツ交換で、オリジナルの、かなりパッパカした音がしっとりしたのは書いたけれど、さらにしっとり系になった、ようだ。
             クラシックは、おとなしめでよいソースはとりあえずよいが、ちょっと元気がなさすぎる感もある。ジャズでは、サックスにほんとうに元気がない。

             重ねて書くことだが、思うに、LMFQ50Sって、音質的にほんとうにそんなにいい抵抗なのだろうか、と今回また思った。
             この抵抗を評価されるヴェテランの方々には、ヘッドフォン・アンプの自作派が多く、ヘッドフォン・アンプでの試聴を主にされる向きが多く見られるようだ。

             私見だが、ヘッドフォンでの聴取には、LMFQのような、エッジの立たない、つまりヴォーカルの子音=‘サ行’が可能なかぎり目立たない音が心地よいのではないかと思う。ヘッドフォン・アンプのマニアの間で LMFQ50Sの評価が高まったことには、そんな理由もあるのではないかと推測してしまう。
             スピーカーでの聴取を主にすると、ちょっとおとなし過ぎる出音が耳につく、のではないかと思うのだが、LMFQだけの影響でもないかもしれないので、このていどに…。

            主基板、改修終了。

             アンプ基板の改修終了の図。ニッセイ(日精)APS 0.1μF、4本は残ってしまった。
             なぜかというと、各チャンネル±電源ラインに、英国仕様では0.1μFのパスコンを付けることになっている(基板に穴があいていて、ハンダで塞いである)ので、ここに使うつもりで買ったのだけれど、この‘バイパス・コンデンサー’、どこのGNDにバイパスするのかと思ったら、基板を止めるビスに四角いワッシャー状の金具をはさみ、これを介して、何と! ヒートシンクに落とすのである。あっちゃ〜

             これは、“パスコンは最短で1点アース・ポイントに!”を金科玉条にしているわが国の技術者やマニアには、何とも乱暴な落としようで、そのまま使うのは精神衛生上よくないので、やめた ― という以前に、国内仕様なので、接地用の金具が付いていなくて、放熱器に導通しない。
             もしやるとすれば、電源ライン側の穴だけ使ってチューブラー型コンデンサー(ASCとか)で基板の上側にリードを出し、パスコンごとにケーブルをつないで電源基板のメイン・アースにつなぐ形にするのならよいだろう。
             デカップリング、パスコンはなしでとりあえずは問題ないので、ほうっておく。

             ― という次第で、翌月曜日、休みも最終日なので、トランス交換を…。しんどそ〜^^;。

            いろいろ取っ払い。

             主基板と電源トランスを残し、‘お面’=フロントパネルと、モールドのサブパネル(およびサブパネルに付いているVRなど、さらにケーブルをはずせない入力基板も)などすべて取っ払った状態。
             この状態で、新しいトロダル・トランスの位置を考える…。
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            風邪の効用 (ちくま文庫)
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            野口 晴哉
            やっぱりこれは入れておかないと…。
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            野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙 (ちくま文庫 な 38-1)
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            永沢 哲
            整体の創始者・野口晴哉の核心に初めて思想研究として迫った力作!!
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            「ひきこもり」だった僕から
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            上山 和樹
            ‘本館’に所感をアップしてます(^^)。
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            言葉と無意識 (講談社現代新書)
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            丸山 圭三郎
            小冊子ながら、限りない示唆に満ちた名著
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            シンクロニシティ (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)
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            F.デヴィッド ピート
            ‘シンクロニシティ’を可能なかぎり、‘トンデモ’から離れて説いた良心的な一書。
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