カナレ 4S8でいけそう…。

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     数週間のスピーカー・コードの混迷の中、どうやらカナレ 4S8が、現用システムと私の嗜好に、とりあえずベストなんじゃないかというところに至り着いた。
     高音域が硬いのがちょっと、なのだが、硬めの高音が必ずしも不快でない鳴り方なのである。高域が最も耳障りにならないのは Belden 8470だったけれども、4S8のほうが全帯域が十分に出ているように聞こえ、こっちでスピーカーを鳴らし込んだほうがいいような気がする。

     低域は、今まで低域不足と感じなかった、Avanti A.10や KIT-HE07と比べると、スピーカー自体は明らかに低音が出ないのだが、4S8をつないだ時はぐっと深い低音が出る。
     ‘お気楽’DACと KIT-HE07とから流れてきた深くて高解像なコントラバスというようなものとはずいぶん違う、ちょっとボワンとするが、浮く感じより重心の低い安定した低域である。

    潮田益子 バッハ:無伴奏ビルスマ バッハ:無伴奏
    めぐり逢う朝サントラP.ドゥカン フォーレ:ヴァイオリンソナタ

     麻布オーディオの KIT-HE07の調整で七転八倒した、潮田益子のバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(東芝Eastworld、写真左上)の、ソナタ、パルティータ各第1番の冒頭曲を聴いてみる。
     2本の弦を押さえて弓を当て、重音を弾いてゆくところが聴きどころだが、この重音がたいへんよく聴き分けられる。
     高解像度というのとはまた異なる、音楽サイドから見た「声部の絡みの妙」というのがわかる。これまでもそうだったのかもしれないが、4S8でとくに印象的だ。

     同じバッハの無伴奏チェロ組曲は、カザルスやトルトリエの盤は手放し、このビルスマの旧盤(BMG/セオン。写真右上)だけになってしまっている。
     BMG傘下にあったセオン SeonレーベルがBMGを離脱してから、Sony Classical傘下になってSBMをかけて再発されるまで入手難だったタイトルで、私は中延(品川区)の商店街に臨時に顔を出していたアウトレット店で手に入れた。米RCAのマスタリングのようだが、癖がなくていい音質だと思う。
     このディスクの冒頭、今までのスピーカーでも低音はそんなに深い感じで出ないのだが、4S8+Mercury F1でなかなかゆったり深ぶかとした低音が聴ける。

     似た系統の楽器で、ジョルディ・サヴァールのバス・ヴィオールを中心にした、映画『めぐり逢う朝 Tous Les Matins du Monde』のサントラ盤(写真左下。かなり古いリリース)。
     フランス・バロック期のヴィオール音楽大成者、サント・コロンブと、弟子マラン・マレーを描いた文芸映画? である。
     エレキットの真空管バッファー付きCDPで味わいある音を聴かせたものだが、これがいい。バス・ヴィオールの倍音がゾクゾクさせる。
     このディスクは、システムに真空管が入っているととくに倍音が深く鳴ってくれるようだ(今回も1本、入ってます^^)。ただ、かなり大きなヴィオールを演奏するときに出る演奏ノイズも、よく再現する。リアリティはあるが、若干うるさい。

     あとは、いろいろ聴いてみたが、モノーラル録音のヴァイオリンとピアノのの室内楽 ― ピエール・ドゥカンとテレーズ・コシェによる、フォーレのヴァイオリン・ソナタ、仏Eratoの1958年録音を、ワーナー・パイオニア時代の日本のワーナーがCD化したもの(写真右下)。今はちょっと稀覯盤かもしれない。
     高音が伸びきらないヴァイオリンのうしろに、ピアノもこもった音で鳴っている録音で、しかし時代を考えると悪くはなく、じっくり味わうにも穏やかでいいレコードだ。

     演奏そのものが、技巧を衒うことなく、音楽を慈しみながら奏でているスタイルで、隠れた名手、名盤と評されそうなディスクである。
     部屋の反響の問題で、うちではモノーラルが左に寄りがちなのだが、ちょうどピアノとヴァイオリンとで位置が微妙にずれ、かつそれぞれの楽器が独立してパートを弾く感じがよく聴き取れ、それでいて合奏のまとまりもある、といういい再現を聴かせた。

     エラート・レーベルは、70年代にステレオでフォーレの室内楽全集を制作していて、そちらは、レーモン・ガロワ=モンブランという人(三善 晃氏の師匠)が弾いていて、そちらも持っている。
     今夜聴いてみると、高域と演奏ノイズがかなり強調され、ヴァイオリニストの音色自体もあまり洗練されたものでないことに気がついたが、フォーレの二重奏ソナタはあまり好きなほうではないので、ドゥカン盤はオクに出して生活費の足しにしようかと思っている。もっとほんとうに聴きたい人がいるはずだ。

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     そんなところで、まだオーケストラ音源などたくさん試していないけれど、ちょっぴり高域がハードめなのを納得すれば ― その部分は、6N3Pと Mercury F1のキャラでバランスがとれる面はある ― 今までより音楽が生きいきとした表情で鳴ってくれるシステムになったような感じだ。

     前にも書いたけれど、Tannoy Mercury、LM3886、カナレのSPケーブルと、いずれも自分のシステムの中ではリヴァイヴァルである。
     加えて、私自身は関わりないが、CEC CD2300もティアック CD-P1850のリヴァイヴァルだ。
     リヴァイヴァルかつ安価品のシンプルなシステムでこれだけの音が出れば、ま、いいかな〜。
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    スピーカー・ケーブルのゆくえ…。

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       スピーカー・コードの泥沼に…から脱しつつあるようです^^。
       とにかく、いかに 8470が聴きやすい音だったこということに今さらながら驚嘆、でした。

      Canare 4S8
       ゴッサムは、うちのシステムでは高域が輝きすぎ、といってモンスターケーブル XPでは、周知のぼわんとした中低域が、心地よいソースもあれば逆効果な音源も多くて、困った時のググり頼り? で、サイフに優しいわりに好評のレヴューの多い、カナレ 4S8に関心が向いた。

      A-UK3、他に接続した 4S8G。
      わずか36万画素のカシオ QV-100で撮影し、ワープロでFDに入れてパソコンに移植した画像^^。

       じつは、カナレは、4S8のOFC版、4S8Gが評判がよかったので、数年前にネットオクで求め、A-UK3とB&W DM601S2の間をつないだことがあって、この時は、高域の情報が落ちたような、ツルんとした音になったのですぐ インターテヒニーク CC-225にもどした。

       先週の真ん中、夕刻にちょっとだけ^^仕事があり、すんでからアキバに出るのに、扱っているトモカの閉店までに到着すべく、自由席特急券500円也を買い求めて《あずさ》に乗った^^;。
       4S8は、相場が130円〜180円/m、トモカだと160円/mなので、8m買って特急に乗っても2,000円いかない。週明けまで待てずに買った。

      4S8の断面。
      4S8の断面。白い充填物は絹糸。お菓子みたい^^♪


      4S8をチャイナアンプに。
      4S8をチャイナアンプに接続(再結線)。

       4S8は、直接の絶縁ビニルは熱ではあまりやわらかくならない(燃えにくく、安全)ので、ワイヤストリッパーで一部だけ剥いてねじると、残りも切れて剥けるが、ストリッパーの刃が当たると切れやすい。
       1導体はΦ0.18×50本、対向する2線を結んで100本=2.5スケアとなるが、右チャンネルだったかのアンプ側を、1本銅線を切っちゃいました^^;。
       1つの端子の穴に対向する2本をねじって差し込むが、ターミナルを締めてからもケーブルをちょっとゆすると、少し回る。

       早速音出し。つないだ直後というのは、接続部も耳も慣れていない感じで、高域・倍音が気になる音だ。低音は‥‥まあまあ?
       ひと晩おいて聴いてみたら、前夜よりも倍音が落ち着いたように聞こえ、それでも高域は全体に粗さが残るような印象だった。

       しかし、聴いていると音楽が生きいきと耳に突進してくる。いつもの、ヴァーシャーリ、他によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番も、音楽の表情が生きている。
       ベネズエラの音楽好きのストリート・チルドレンも教育して楽員に採用したという、グスターボ・ドゥーダメル指揮のベートーヴェン:第5(DG)は、興奮させる演奏だが、高弦に滑らかさが欠けるものの、‘音楽を聴いている’実感が得られる。

      In-akustik PRM-2.5C
       ここで打ちどめにするのがいいのだが、「もうちっとやわらかく、かつ音楽を聴ける感じのあるケーブルは〜」と欲望おさまらず、しかも、2.5スケアの 4S8が、アンプにも入るとわかったので、In-akustik、プレミアム・シリーズ PRM-2.5C(リンクは、例のお店^^。土曜のうちに欲しかったので、出先近くのヨドバシで買いました^^;)を買ってみた。

      In-akustik PRM-2.5C


      PRM-2.5Cをアンプに。

       PRM-2.5Cは、Φ0.15×144本の非メッキ導体で、ジャケットは一重、シンプルな平行線だ。インアクースティックの“フルフレックス”と称する被覆は、ライターの火でやわらかくなるタイプなので、刃を一切当てないようにして、1本も切らずに剥けた。

       これも、接続直後ではわからないので、ひと晩おいて、いつもの試聴ソフトを聴いてみた。
       同ブランドの Star-1.5CTよりは低音が出るが、音像が平板な感じは似ているか…。しかし、聴いてゆくうちに、情報量・レンジとも、十分ふつうに使えそうな感じがした。

       気になったところは、どの帯域というのではないが、中〜高域の演奏ノイズのようなノイジーな音に、部分的に過敏に反応するような点があった。
       オケでも室内楽でも、どこか細部が神経質な感じが残る。
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      深夜の興奮… 6N3P

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        5670プリアンプにも、ちょっと手を^^。

         春日無線5670単管プリを購入した旨アップした折り、兵庫のオヤジ殿から、ロシア製 6N3Pがいいよ、とのご示教をいただき、ネットオクで入手してみたものの、私の春日プリは基板スペーサーが5mmであるにもかかわらず、天板に穴をあけないと天板がしまらないことが判明し、怠惰かつ暗愚にも^^ 6N3Pの使用は諦めてしまった

        6N3P-EV

         不要になった 6N3Pは、たしか300円以下で送料こっち持ちでオクへ出したが、3〜4週くらい露出したけれども入札なし。また出そうかと思っていたのだが、スピーカー・ケーブルは思うように適したものが見つからないし、鬱々として疲れも抜けない深夜、ハタと思いついて、天板に穴をあけました^^。

        天板に穴を。

         パネルからの距離を測るのと、実際に 6N3Pのてっぺん(すんごいトンガリちょんまげ^^)に表裏とも糊の面を貼り合わせた小さなセロテープ片を乗せてトップカバーを置いてみて、カバーにペタッとくっついたところに印をつけて、ハンドドリル(しかありません^^)で、穴をあけた。

        ヤスリで穴を拡げ…。

         しめてみると、‘ちょんまげ’はぴったり顔を出すのだが、センターがちょっとズレていたので、ヤスリで穴を拡げ、十分な大きさにした。

        6N3Pのてっぺんが…。

         大きめの穴になったが、管壁を伝って対流してくる温まった空気を排出するのにもいい。この写真でも、穴をあけてしまわないと、少しザグるだけではつっかえる様子がわかる。

         入手したのは、6N3P-EV(「6Н3П-EB」とあるから、西欧アルファベットでは「EV」になる)というもので、高信頼管だとのこと。他の 6N3Pよりさらに高さがあるのかどうかは不明。
         ネット上では、オヤジ殿のご教示も頷ける高評価で、このデスクトップ用ミニアンプ(終段はたぶん半導体…)では 6N3Pへの交換を推奨までしている。

         とりあえず、各部DC電圧はOK。
         夕刻、XPでも高弦がキツめだなぁ、と嘆息していた、メロス四重奏団のモーツァルト:弦楽五重奏曲ト短調(左。今まで機器類のテスト、調整にイヤというほど試聴…)だったのだが ― もちろん深夜なので夕刻よりずっと小さな音量だが ― 聴いてみると、アレ? と思うほど高域がやわらかい。

         うほ〜。これは発見かも。まだ、昼間にそれなりの音量でたくさんのソースを聴いてみないと即断はできないが、上に、当初、サイズで使用を断念したことを、怠惰かつ暗愚と言った所以である。
         あらためて 兵庫のオヤジ殿には、深謝申し上げるとともに、不明を恥じなければなりません m(_ _;)m ハンセー
         オクで落ちなかったのが、むしろ幸いでした^^;。こういうのを「人間万事塞翁が馬」というのでしょうか。
         おっと、これは‘古い’中国の成句ですね。これ、今、アメリカのスピリチュアル系やトランスパーソナル系の本に、い〜っぱい引用されてまス(たぶん)^^。

         昼間は寒くて何もする気が起きなかったが、深更、さらに気温は下がっているはずなのに、ドリルで穴をあけ、電圧を計り、音を聴いて、熱くなってましタ^^;;。
         さて、一段落したところでオク出しに精出しますか〜‥‥と、待てよ!! ゴッサム、もういちど 6N3Pで試聴してから出すかどうか決めなくちゃ。あちゃ〜^^。

        LM3886 チャイナアンプに、ちょっと手を。

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           すみません、今日もオデオ触ってました〜 (^o^;)。

          LM3886 チャイナアンプ

           そして ― チャイナアンプは触らない、と言いましたが、触りました〜^^。

           ミリ・サイズのレンチ・セット(280円と意外に安かった!)を買って、2.5mmので、無事、チャイナアンプのトップカーバーがあきました。

          チャイナアンプ基板部

           私が求めたネット・オークションのページにあった写真では、デカップリングの電解コンデンサー2本が実装されていなかった。
           諸方のブログで話題に上がったことだが、メインの平滑コンが同じ基板の直近にあるから、問題はないだろう、と思って購入したのだけれど、なんと! ちゃんと実装されてました^^。

           チャイナアンプは、音質的にはいじる目論見はない、というつもりできたのだが、このアンプでいちばん気になるのは、出力部に発振防止回路が半分しかないことだった。
           コンデンサーと抵抗を直列にしたスナバーは、抵抗が1/4W型と小さいものの、実装されていることが、兵庫のオヤジ殿のリポートでわかり、これはいいのだが(本品を選んだ理由でもある)、出力直列に入れてスピーカー・ケーブルなどの容量性負荷をデカップリングする「アイソレーター」と呼ばれたりする回路 =コイルと抵抗並列回路が入っていないのが、気になるところだった。

           このコイルは、音質劣化の要因とも言われ、最近のパイオニアやマランツなどの、オーバーオールの帰還が電流帰還であるタイプなどは、位相の変移が少ないので不要なのだが、一般的な電圧帰還で、しかもそこそこ高帰還のアンプには、長めのスピーカー・コードをつなぐ場合などを想定して、実装するのが一般的だ。
           キットや完成品も含め、LM3886を使ったアンプでは、多くの製作例で実装している。

           去年、同じ LM3886で基板キットを組んだ時にもコイルは作ったので、その感触を思い出して作ればいいのだが、気になったのは、このチャイナアンプの場合、基板を出るところに挿入するのか、スピーカー端子近くのリレー基板のところに挿入するのか、どちらがいいのかということ。

           どっちでもそう変わりはなく、いくつかある基板キットでは、半分は基板上に実装するタイプなので、基板を出たところでもいいだろう。
           が、これまた小人閑居して、で、数時間ググり、かの fujiwara氏のところの掲示板過去ログ、こちらの 6055番の書込みに、
          「出力に接続するRC回路は直近に接続する必要があります。逆にコイルは離した方が良いのです」
          とある。このR.氏は、fujiwara氏に忠告するくらいのヴェテランのようなので、ほお、と思ってしまった。

           もうひとつ、海外の掲示板のこちらの、下のほう、#29番、Peter Pan氏の書き込みに、
          「… its way better to mount your LC network away from the more sensitive electronics, near the speaker output terminals」
          とあって、これは「感度の高い回路からも、スピーカー端子付近からも離して…」ではなく、「感度の高い回路から遠いところ、スピーカー端子近くに実装するほうがいいだろう」という意味だと読んだ。だとすると、上の R.氏と同じである。
           続いて、「it is still wise to keep such inductors away from the amp」とも言っているから、コイルは増幅部から離したほうがいい、ということだろう。

           これらは、コイルが生じさせる交流磁界がアンプ回路にフィードバックしてよくない影響を及ぼすことを考慮してだと推察できる。
           という次第で、リレー基板のほうに付けることに決定した。

          コイル、抵抗並列部品

           1.0mm径のポリウレタン線を巻いてコイルを作るが、ガラ巻きになってなかなかきれいに仕上がらない。6本ほど作ってまあまあの形のを、両端部をカッターの刃でこすってエナメルを落とし、手持ちに、たぶん3Wか5Wの酸金抵抗で、10Ωのものが2本あったので、ハンダづけした。
           タクマン電子のもののはずで、汎用品だがリードは非磁性だ。キャップは磁性体らしいが、小さいので、ドライバーなどにもあまり反応しない。

          コイル、抵抗をハンダづけ。

           2本の出力ラインのケーブルをはずすのに、今回は「はんだシュッ太郎」の出動には及ばなかった。
           リレー基板は垂直なので、表てと裏の両方からハンダを盛れる。
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          やっぱりXPに? +ゴッサムのゴタク。

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             困りに困ったスピーカー・コード‥‥。

            Monster XP 外観
            写真は、モンスター XP。汚い畳の上で…;;。

             全体の品位、情報量などからすると、迷うことなく Gotham SPK2 1.5mmに決まり、なのだけれど、やはりうちのシステムには、どこか‘そこだけハイファイ’な違和感が否めない。

             広帯域によく情報が聞こえてくる感じだが、高域の明るさ、‘明る過ぎる’印象に加えて、ヴァイオリンなど高弦の響きに、どこかカンカンしたところが付く。
             かつて、カナレの 4S8Gで感じたような記憶が…。4S8Gは評価の高いケーブルだが、拙宅では高域がツルんとした感じになって、すぐやめた。

             広上淳一/日フィルで、伊福部 昭の《SF交響ファンタジー》(ゴジラの音楽などで編集・構成♪ キングレコードで、アナログ録音を dCSのA/Dコンヴァーターでデジタル化したもの。音いい〜♪)を聴くと、金管が高らかに吹き上げる部分も、うるさくないが、一種、羽毛のような軽さ・繊細さがあり、金管の音として、いいのかどうか…。しかし、聴き応えはある。

             モントゥー/ロンドン響で、《眠れる森の美女》(ポリドール/LONDON)は、マスターが劣化した感じがある録音だが、ノイズ感がそうとう出てくる割りに不快ではない。しかし、全体に音が軽く=重心が高く、アナログでいうと、質感の高いMCカートリッジなのに全体の雰囲気はローコストのMM、といった印象。

             お昼、寝ておりまして(仕事ないので、まさに昼夜逆転;;)、夜、少し聴いてみると(じつは、もっと聴きたかったのだが、パソコンのHTMLファイルのアイコンが壊れる、という現象にお付き合いして3時間以上ツブした。けっきょく自分でレジストリを書き換えて解決。また書きますが、Opera、アホだなぁ〜、の現象^^)、やはり高域が出過ぎることで、ゆっくり音楽を楽しむことができない、ということが否みがたくなってくる。

             そして、モンスターケーブル XPを押入れから出して、つなぎ換え。
             昨日まで、‘ぶうぶう鳴っているだけで音楽ではない’とダメ出ししていたフォーレのピアノ三重奏曲の緩徐楽章でも、スピーカーをほんのわずか内に振ったことも影響しているのか、まあまあ聴けなくはない出音を確認し、‘ま、これにすっかぁ〜’というところに。

             モンスター各品は、日本のマニアの間では悪評頻々で、私もハイファイ志向のシステムに使うもんじゃない、と思うが、何度も書くように、もはや私のシステムはハイファイではなく、アレンジ・ミニコンなんです^^;。
             米Amazon.comでは、XPの評判は、とてもいい。

             ― スピーカー・コード 4種類を換えて聴いただけなのに、もうほんとうに音楽の表情、佇まいが変わってしまうことを、経験していることとはいえ、改めて実感した。
             ライン・ケーブルの、‘プラシーボていど?’という違いとは、次元の異なる大きな違いである。

             ひとつには、拙宅での使用が、片チャンネル3.6〜3.8mを必要とすることで、ケーブルの影響が効いていることがあるかも。これが片チャンネル1m未満というようなケースでは、それもケーブルの構造・構成が比較的よく似たもの同士では、違いが聴き取れないということもあるだろう。

             というわけで、ゴッサムの創設者、スティーヴン・テマーについて、もうあまり書く必然性もなくなったのだが、ちょっとだけ。
             ゴッサムは、スイスに本拠があるような形らしいが、米Gotham Audio LLC(ゴッサム・オーディオ合同会社)のウェブサイトがさすがに充実していて、テマーの伝記ページもある。
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            スピーカー・ケーブル続々報。

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               スピーカー・コード、どうしても Belden 8470でいくのがいやになって、といって次の候補がなかなか見つからず、いろいろググっていたが、ゴッサム Gothamというブランドが、マニアックなショップからリリースされているのに惹かれた。

              ゴッサム篇
               Beldenの 8470も、個性的ケーブル・ショップの、宣伝を超えた、もはや‘扇動’のようなアピールが人気のあと押しのように働いたのだろうが、ゴッサムもそういうところがある。
               こちらの記事のあるショップで買ったのだが、何より面白いのは、米Gotham Audioの創設者、スティーヴン・テマー Stepehn Temmerという人物だ。この人については、別に私が調べたわけではなく、ネット上を探索してみたのだけれど、別に一記事書きたくなる情報量である。

               かいつまんで言うと、ノイマンやEMTの機材をアメリカに紹介しようとして設立されたのが Gotham Audio社で、ノイマンのマイクを売る際に、最適のケーブルを付けるべく、出身国オーストリアに信頼できるメーカーを見つけてOEMを依頼するようになった、というブランドらしい。

               スピーカー・ケーブルもあって、SPK2x1.5mmを、上記リンクのショップで注文した。680円/mと、最近の私が買ったスピーカー・コードとしてはダントツで高級だ^^。
               深夜に注文、翌日発送、立春の日に到着した。

              Gotham SPK 2x1.5mm

               型番はシンプルで、2芯のスピーカーコードで1.5スケアだという意味だろう。1.0スケアの SPK2x1.0mmからあって、これしか置かないショップもある。問い合わせると「10m以内では変わりないので、最も安価な1.0mmだけ販売している」ということだった。
               それも見識だと思ったが、条件によって変わる可能性もありうるので、1.5スケア品を求めた。

               上の写真のように、いわゆる2芯のキャブタイヤ型ケーブルだ。

              外部被覆を除いたところ。

               キャブタイヤの外皮を剥くと、赤と黒のコードが現れる。この2種のビニルの接触部分に白い粉が入っている。スタジオ・ユースではある程度スタジオ内に飛び散るので、無害のものではあろう。
               キャブタイヤ・ケーブルの外皮と各芯線絶縁体の間には、粉が入っていることは、著名なオーディオみじんこさんのサイトの記事(こちらの上から4列目の写真のキャプション参照)にも書かれていて、あることなのだろう。
               想像するに剥離しやすくするためかも。カナレだと、これを和紙にしているのかもしれない。

               赤・黒各線の被覆は、カッターかワイヤストリッパーで軽く切れ目を入れると、外周全部が切れていなくても、ワイヤーをひねっていると残っている被覆も切れて、抜きやすい。
               銅線導体にまで強く刃を当てないのが、導体を切らないコツみたいで、Belden 8470もそうだったし、これはプロ仕様として作業はしやすい。

              SPK2をアンプに。

               チャイナアンプに接続。1本の銅線は細すぎず(Φ0.15)、はみ出さずに端子に入る。
               キャブタイヤで硬そうに見える外皮だが、軟らかく、床にぴったりと這ってくれる。

              試聴CD

               他のケーブルと比較試聴したディスクのうちの主なもの6枚を掲げておきます。これらで、この3日間、天国と地獄、七転八倒、青息吐息♪

               (1) ブルックナー:交響曲第7番、ジュリーニ/ヴィーン・フィル(DG、デジタル)、第2楽章。
               (2) シューマン:《幻想曲》、アルゲリッチ(リコルディ原盤のRCA。アナログ、リマスター)。
               (3) 極めつけ! 都 はるみ:《古都逍遙》(コロムビア)。
               (4) ヴァイオリン名曲集から〜シマノフスキー:《アレトゥーサの泉》、U.ヘルシャー。
               (5) ブラームス:ピアノ四重奏曲、ヴァーシャーリ、他(DG、よく使う盤)。
               (6) フォーレ:ピアノ三重奏曲、コラール、他(EMI、これもよく使う国内リマスター盤)。

               まず交換一発めは、(1)のブルックナーの緩徐楽章。
               ヴァイオリンの高音が容赦なく出てくる。ヴィオラなどのディテールも細かく、深い。金管が咆哮するところは、またトランペットの高音が容赦ない、が、キツめなのに耳に痛くない。
               ヴァイオリンの高音は、ツルんとした感じはあるが、アンプの限界をよく示している感じもする。
               じつは、このヒアリングだけで、まず、ゴッサムは諦めてしまった。こんなに高音が明るいと、聴き続けることは不可能だろう、と。

               (2)では、‘じゃり〜ん’という倍音が、リマスターによってか、強調され気味で、付帯音が付く感がある。8470のような地味なキャラでも気になる。
               ゴッサムでは、付帯音も若干は気になるが、何より、久しぶりの高情報量・高品位な音。

               しかし、もう、SPK2をはずして、早々に 8470にもどしていた。
               8470で、いい音‥‥ではないのだが、聴きやすい。
               そして、オーディオをオフにし、ネットに逃げた。
               ‥‥どうしようかな、と思ったが、翌日は、もう9割失業の私も仕事があり、出先にはヨドバシがあるので、ずいぶんまえにその個性を知って使わなかった、モンスターケーブルの XPを調達しようと思った。
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              恵方巻き…。

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                恵方巻き〜^^。

                恵方巻き。

                 世は節分、らしい。陰暦上の平成22年の大晦日^^。
                 「♪鬼わぁ〜外ぉ〜」、とやると、私自身が窓からピューッとすっ飛んでいってしまう危険性が高いので、やらない^^;。

                 恵方巻き、などという食いものも、1本が400円近くもする‘季節プライス’だし、あんな大きなのを1本なんて、小食の へうはとても食べ切れません^^。
                 なのではあるが、バリュー・ローソンではハーフサイズが210円だったので、遅い(午後5時^^;;)昼めしに1本いただきました。

                 今年の恵方は、南(離)を3分割したいちばん東寄り、「丙」だそうで、そっちはどっち‥‥と方位磁石を持ち出すが、これ、室内と室外では、指す北が30度以上違う。鉄筋の建物では磁石が使えない、とか聞いたが、それ。
                 テキトーに、それらしい方向を向いてパクつきました^^。

                 しかし、恵方巻き、フルサイズを1本食ったらそうとうなカロリーだろう。
                 今日は、残り2期分の国保保険料を納付して(なので、ひっでぇ〜残高(T_T;))から、食いものなどを調達に買物をしたが、午後遅くのスーパー、テナントは、お年寄りも多くて、それぞれが動きも鈍くなっており、そのわりに傍若無人に止まったり急いだりする御仁も多く、てんやわんやな感じだ。

                 ここ数年で、ほんっと〜に街が高齢化した観が著しい。こっちもそれだけ老いているんだけれど。
                 思うのだが、戦後の日本社会は、「若い」ことや「若さ」をエネルギーの代名詞として、ひたすら「若さ」に価値を認める文化の規範化に腐心したきたのではないか。

                 ユング心理学を紹介し、文化庁長官も勤めた故・河合隼雄氏が、そんなことを言っていたように記憶するのだが、はっきりそう書いている典拠を発見できない。
                 『丹波新聞』のサイトのこちらに、「若さに価値置く社会」というコラムがあって、河合氏の発言と絡ませているが、同感するものがある。

                 上リンクのページの河合氏の言を著書に求めると、アメリカの発達心理学が「大人の発達」に注目しだしたことに触れて、
                「ここで極めて大切なことは、老いてゆくことを人間の成熟への道として明確に把握していることである」(「中年の危機の意味するもの」、『日本人とアイデンティティ』創元社[のちに講談社+α文庫]所収、60頁)
                と言っている。

                 老いが目立ってきた時期に、かえって‘ちょいワル’などというスタイルをとることを持ち上げることも同じ根っこだと思うし、ゲーム機やゲームソフトのCMに登場する高齢者は、カッコ悪さを見せつける‘アンバランス効果’みたいなものを狙っているだけのような扱い方だ。

                 元気な老人に「お若いですね」とだけしか言えない世の中には、ますますへっろへろで、オレオレ詐欺に引っかかる老男女が溢れかえるしかない、のではないか。

                 イヤな言い方になったが、わかりやすい比喩でいえば ― ズレてると言われるかもしれないけれど ― 若者向きの食生活こそ、最も老化を促進するのだ


                 あれ‥‥ナンのハナシだっけ^^;ゞ。

                スピーカー・ケーブル続報…。

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                  また Belden 8470にもどし。
                   Belden 8470からインアクースティック Star 1.5CTに換えてみてうまくなかったので、また 8470にもどした。

                  8470の皮剥き。

                   Inakustikの被覆は、長岡式に、切れ込みを入れたところをライターで軽くあぶって軟化させ、ラジペンで引っこ抜くのがよく、線にキズがつかない。
                   8470は、被覆が熱で軟らかくなる感じが少なく、むしろ深すぎない程度にワイヤーストリッパーでキズ(溝)を付け、そこをクネクネとねじって裂けさせるのがいい。全周で裂けたところで被覆を引っぱって抜き取ると、きれいにむける。

                  8470をチャイナアンプ端子に。

                   先日、オク出しするディスクを選んで、ある交響曲のディスクを再生すると、左チャンネルが弱い。アンプの端子ネジを締め直すと、音もしっかりした。
                   ラインケーブルを試聴した時も、左から音が出なくなったりしたが、8470は太めの芯線少数型なので、固くネジ込んだつもりでも、1本が動くと緩んでしまうことがあるようで、ショートはしないようにしつつ、しっかりと端子の金属部分に接触させた上で、ネジ込んでおくことが重要。

                   チャイナアンプのスピーカー端子は、出荷時に、端子の、ケーブルを通す穴が、あちらこちらを向いていて、ちょうど4つの端子が相互に‘あっちゃ向いてホイ’をやっている状態になっている。
                   あまり回してパネル裏のナットが緩むとこまるが、細いドライバーなどで、端子穴を好みの向きに変えて、ケーブルが装着しやすく、かつショートしないようにしておく。

                   今回、20cmほどまた切り詰め、錫コート線は長さで音が変わってくる、という私のキライな話が頭に浮かびつつ、とりあえず接続して音を出す。
                   アルゲリッチの弾くショパンのスケルツォ第2番が、以前どおり、力強く、彫りも深く鳴る。
                   弦楽四重奏も聴いてみるが、彫りが深く、高弦のきつさが和らぐ。ただし、高域の情報量はやはり少なめだ。

                   この音はこのシステムには合っており、というか、これ以上を求めると却って不自然になりそうな気もする。LM3886アンプは、ヴェテランの方のブログで、詳細なレポートにあったように、高域の情報量に限界があり、繊細さは出ないので ― 「繊細さ」でなく「やわらかさ」という方向 ― 8470の、高域が曇ってしまうキャラが、マイナスにならないのかもしれない。
                   Mercury F1では低音も出ないので、結果、中域の充実した感じは味わえる、というような…。

                   ‥‥この音、Star 1.5CTに換えた時には、「前のがよかった〜」と思ったのだが、もどしてみると、やはり情報量の少なさや、曇り感が気になる。


                   むふ〜....。

                  スピーカー・ケーブルをちょっと…。

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                     スピーカー・ケーブルは Belden 8470を使ってます。
                     完実扱いでなく、ヒビノ扱いのもので、オヤイデなどでも買えるが、買った時は品切れだったので、ネットで探し、中野区の楽器屋さんで200円/mで購入。
                     細線多芯型ケーブルが好きだったので、Φ0.3×19本と、けっこう太い線が少なく撚られるタイプで、不安だったのだが、ネット上の高評価を裏切らず、多芯型のインターテヒニークより、いくつかのスピーカーで聴きやすく、彫りの深い音を聴かせてくれている。

                     ‥‥これでいいのだけれど、2線を同方向に撚ってあるので、ケーブルが床をのたうちまわる=下に落ち着いてくれない、のと、白黒の外観がイマイチ…等々、と飽きてきた。
                     そこへ、フルレンジ内部配線用のダイエー電線の0.75スケア品が意外に高域の情報量で、8470で聴けないところを聴かせてくれたので、ぼちぼち浮気をしても、ということで、いろいろググっていた。
                     けっきょくチャイナアンプのターミナルには1.5スケア以上の太いコードは難しそうだ、という感触で、インアクースティックの Star 1.5CTにした。銀コートなし、特殊なシース形状もなし、の平行コード。
                     ヨドバシ・アキバで、250円/mなので、4m×2本で2,000円だが、ポイントが少し溜まっていたので、1,700円で買った。
                     ヨドバシは、こういう安価品はオンラインには出していない。店頭、それも大店舗だけだろうか。

                    チャイナアンプに Star 1.5CT。

                     ちょうどいい具合に芯線を剥き、チャイナアンプの端子に、ショートしないように注意して挿し、しっかりネジを締める。
                     今回、チャイナアンプの蓋を開けてみようと思ったが、手持ちのレンチ・セットがインチ・サイズのもので、ぴったり合わず、ビスの締めがものすごくキツくてネジ穴がつぶれそうだったので、やめた。ミリ・サイズのレンチ・セットも買っとかなきゃ…。

                    引き回し。

                     床に引き回した外観は、8470よりずっとスマート。2本が逆撚りされているからだろう。方向性はないと思われるが、印字の方向で合わせる。

                     で、音であるが、とりあえず高域の情報が増えはしたが、奥行き感が薄く、彫りが浅くなり、失敗である^^。
                     アルゲリッチのピアノが、情報は増えるものの、2次元になってしまった。
                     しばらく聴いてみてもいいが、楽器の質感は、繊細ではないものの 8470のほうが‘人肌’感があってよかった。

                     さて、もう予算もないが、このところ気になっているのは、ノイマンのマイクとの関わりで云々もされる、ゴッサム Gothamの SPK-2シリーズ‥‥
                     ゴッサムのスピーカー・ケーブルに興味が出ていたが、ちょっと出費を許さない状況なのと、最近のうちのシステムの、Belden 8470での出音がなかなかいいのとで、ゴッサムの導入は見合わせ、ブックマークしたフォルダも削除したので、上の文も取り消します^^;。
                     取り消しの文も、取り消します^^;;。てへぇ〜 (^v^)ゞ。

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