年末年始には何の感慨もない。
オーディオショップさんの紹介記事を書いたので、住んでいる地域がバレてしまったので、今までは書かなかった市会議員選挙(去る12月26日にあった)ネタを書こうと思ったが、ゆっくり言葉を選びたいのと、いくら年末年始の感慨がないといっても選挙ネタはなあ、とも思い、オーディオの雑談です。
ほんとうに今年はオーディオ・システムがガラッと変わった。14年聴き続けてきたプリメインアンプを手放したし、スピーカーは聴けるものに巡り会うまでに繰り返しの散財を余儀なくされた。
タンノイの Mercury F1 Customは、そのうちアラが聞こえてくるだろうなあ、とそんなに期待も大きくはなかった ― サイフをはたいたという意味では、大^^ ― が、これがなかなかチャイナアンプと合い、さらに 5670プリアンプを介すると、じつに音楽を楽しませてくれる鳴りっぷりなのである。
しばらくほうってあったヒカリ工芸箱入りの SA/F80AMGは、現時点のCDP→アンプ群のラインナップではどうだろうかと、入れ換えてみた。
チャイナアンプだけの再生では盛大に歪んだ、クレツキ指揮の『大地の歌』のテノール、やはり歪み感が著しいが、ちょっと聴ける。バックのオーケストラはスケールが大きく、立派。
ヴァイオリン・ソロは如何、と、ブラームスのソナタ(ムター、EMI)や『白鳥の湖』の「情景」(フィストゥラーリ指揮、Decca録音)を聴いてみた。
こちらは、何といったらいいか、ハレーションを起こした画像のように、一本調子に白っぽく、メタリックな高音になってしまう。『白鳥の湖』で途中から入るチェロなんか、ブンブンいうだけで実体感がない。
相性としては、入口=マランツ CD5003、出口=SA/F80AMGの時が最悪で、入口が CEC CD2300の時はかなり聴きやすい。CD5003の高域端は、広帯域ディスクリートアンプなので、‘全部出します’的な音になり、SA/F80AMGのメタリックな感触が合わさって、聴きづらい音に傾斜する。
ビル・エヴァンズ『ワルツ・フォー・デビィ』なんか、全然面白くない音だ。
Mercury F1 Customは、この春日無線プリ+チャイナアンプだと、CD5003でも、メタリックな感じはあるものの、いろいろなソースの魅力も聴かせてくれる。他のいろいろなCDPや音源機器でも、そのよさを引き出してくれそうである。
今回の簡単な比較では、やはり SA/F80AMGは手放したほうがいいようだ。
残すほうのラインナップは、安価品のオンパレード、スピーカーも、DM601 S2、Avanti A.1、Cresta 2のいずれより安い。
が、DACからスピーカーまで、バーブラウン(CD2300を採ったとして)、GE、ナショセミ、タンノイ、と、全て英米の老舗である。
タンノイはちょっと主流でないとしても、エレクトロニクスのデバイスは、すべてアメリカ生まれで、増幅に関しては、5670W 1本と LM3886 2基以外に何らのデバイスも関与しない。
CDプレーヤーも、今ある2機とも、メーカーの設計した補間フィルターのようなものは使っていない。
この春日無線プリに 6N3Pを挿す場合、トップカバーを貫通させなくとも、少し削ってOKだったという例が見えるが、私の場合は写真のようにほとんど貫通させないと閉まらない感じなので、6N3Pは諦めます。
5670の音しか聴いていないが、とくに色もコクも付けないのに、このプリアンプを介することで、上品な艶と、強調するのでない微細な情報量が加わるようで、じつにいい感じだ。
このプリ、ローブーストを入れてスピーカーに耳をくっつけるようにすると、「ボ〜」というハムが聞こえる。それが気になって、ヒーター平滑を6,800μFにしようとしたのだが、トグルスイッチに触れいている間だけ、なのである。しかも、ローブーストをオフにするとトグルスイッチに触れてもハムは出ない。
電源のトグルスイッチに触れても同じ。トグルスイッチは両方とも、ネジの切ってある部分もスイッチもアースに導通している。
ローブーストを入れても手を離せば消えるし、SPに耳をくっつけるようにして初めて聞こえるハムなので問題はないと言っていいけれど。
おせちなど何も用意しないが、屠蘇散は1袋買った。この時期の飾り蒲鉾などは、恐ろしいプライスが付けられ、全く買う気がせず、しかし屠蘇の肴は少し欲しいので、100円ショップに出ているカマボコと伊達巻を買った。計315円^^。
あと、屠蘇を入れる清酒、2ℓパック1本、880円。以前からずっと、日本酒は小山本家酒造のものが安くておいしく、今は「粋」ばかり買っている。
性質上、燗酒には適しないが、クセがなくていいです^^。
年越し出費は、これだけ^^。
ではみなさま、よいお年を (^_^)ノ ♥
オーディオショップさんの紹介記事を書いたので、住んでいる地域がバレてしまったので、今までは書かなかった市会議員選挙(去る12月26日にあった)ネタを書こうと思ったが、ゆっくり言葉を選びたいのと、いくら年末年始の感慨がないといっても選挙ネタはなあ、とも思い、オーディオの雑談です。
ほんとうに今年はオーディオ・システムがガラッと変わった。14年聴き続けてきたプリメインアンプを手放したし、スピーカーは聴けるものに巡り会うまでに繰り返しの散財を余儀なくされた。
タンノイの Mercury F1 Customは、そのうちアラが聞こえてくるだろうなあ、とそんなに期待も大きくはなかった ― サイフをはたいたという意味では、大^^ ― が、これがなかなかチャイナアンプと合い、さらに 5670プリアンプを介すると、じつに音楽を楽しませてくれる鳴りっぷりなのである。
しばらくほうってあったヒカリ工芸箱入りの SA/F80AMGは、現時点のCDP→アンプ群のラインナップではどうだろうかと、入れ換えてみた。
チャイナアンプだけの再生では盛大に歪んだ、クレツキ指揮の『大地の歌』のテノール、やはり歪み感が著しいが、ちょっと聴ける。バックのオーケストラはスケールが大きく、立派。
ヴァイオリン・ソロは如何、と、ブラームスのソナタ(ムター、EMI)や『白鳥の湖』の「情景」(フィストゥラーリ指揮、Decca録音)を聴いてみた。
こちらは、何といったらいいか、ハレーションを起こした画像のように、一本調子に白っぽく、メタリックな高音になってしまう。『白鳥の湖』で途中から入るチェロなんか、ブンブンいうだけで実体感がない。
相性としては、入口=マランツ CD5003、出口=SA/F80AMGの時が最悪で、入口が CEC CD2300の時はかなり聴きやすい。CD5003の高域端は、広帯域ディスクリートアンプなので、‘全部出します’的な音になり、SA/F80AMGのメタリックな感触が合わさって、聴きづらい音に傾斜する。
ビル・エヴァンズ『ワルツ・フォー・デビィ』なんか、全然面白くない音だ。
Mercury F1 Customは、この春日無線プリ+チャイナアンプだと、CD5003でも、メタリックな感じはあるものの、いろいろなソースの魅力も聴かせてくれる。他のいろいろなCDPや音源機器でも、そのよさを引き出してくれそうである。
今回の簡単な比較では、やはり SA/F80AMGは手放したほうがいいようだ。
残すほうのラインナップは、安価品のオンパレード、スピーカーも、DM601 S2、Avanti A.1、Cresta 2のいずれより安い。
が、DACからスピーカーまで、バーブラウン(CD2300を採ったとして)、GE、ナショセミ、タンノイ、と、全て英米の老舗である。
タンノイはちょっと主流でないとしても、エレクトロニクスのデバイスは、すべてアメリカ生まれで、増幅に関しては、5670W 1本と LM3886 2基以外に何らのデバイスも関与しない。
CDプレーヤーも、今ある2機とも、メーカーの設計した補間フィルターのようなものは使っていない。
この春日無線プリに 6N3Pを挿す場合、トップカバーを貫通させなくとも、少し削ってOKだったという例が見えるが、私の場合は写真のようにほとんど貫通させないと閉まらない感じなので、6N3Pは諦めます。
5670の音しか聴いていないが、とくに色もコクも付けないのに、このプリアンプを介することで、上品な艶と、強調するのでない微細な情報量が加わるようで、じつにいい感じだ。
このプリ、ローブーストを入れてスピーカーに耳をくっつけるようにすると、「ボ〜」というハムが聞こえる。それが気になって、ヒーター平滑を6,800μFにしようとしたのだが、トグルスイッチに触れいている間だけ、なのである。しかも、ローブーストをオフにするとトグルスイッチに触れてもハムは出ない。
電源のトグルスイッチに触れても同じ。トグルスイッチは両方とも、ネジの切ってある部分もスイッチもアースに導通している。
ローブーストを入れても手を離せば消えるし、SPに耳をくっつけるようにして初めて聞こえるハムなので問題はないと言っていいけれど。
おせちなど何も用意しないが、屠蘇散は1袋買った。この時期の飾り蒲鉾などは、恐ろしいプライスが付けられ、全く買う気がせず、しかし屠蘇の肴は少し欲しいので、100円ショップに出ているカマボコと伊達巻を買った。計315円^^。
あと、屠蘇を入れる清酒、2ℓパック1本、880円。以前からずっと、日本酒は小山本家酒造のものが安くておいしく、今は「粋」ばかり買っている。
性質上、燗酒には適しないが、クセがなくていいです^^。
年越し出費は、これだけ^^。
ではみなさま、よいお年を (^_^)ノ ♥