ファイアウォールは有名な<ZoneAlarm>、これは自動通知にしたがって気軽にヴァージョン・アップをやると、日本語版だったものが英語版にもどったり、ヴァージョン・アップの挙動にわけのわからぬ点があったりしたが、これは有料ソフトでも起こることだし、使いやすく、PC内部からソフトが勝手に外に悪戯をするのも止めるので、便利。
ウイルス・チェックのほうは、しばらく<avast!>を使っていて、ヴァージョン 4.8になっていた。4.8になる前から、<avast!>の最も困ったところは、定義ファイル更新(毎日複数回)に、現用PCの速度では4〜5分以上時間がかかり、その間PCの動作速度が遅くなるというより、断続的に他のアプリケーションは全くフリーズ状態になることだった。定義ファイル更新中に、《Google》の画面で、検索用語を入力しても、しばらく文字が現われない、現れるのも1字、2字がゆっくり、といったありさまだった。
そんなところに、マイクロソフトがフリーのウイルス・チェック・ソフト<Microsoft Security Essentials/MSE>(小田急ではないス^^)をリリースした、という話を、うかつにもネット上では全然気づかず、他から聞いて知った。
ネット上で調べると、動作もたいへん軽そうだし、こっちに乗り換えようかな、マルウェア・チェックもあるから、常駐は軽いがメイン・ウインドウが重くなった<Spybot>もはずせるかな、とも考えた。
関連情報を持つサイトをいろいろ見ていると、<MSE>の定義ファイル更新は<WindowsUpdate>(or <MicrosftUpdate>)サーヴィスで更新されるから、<WindowsUpdate>を自動モードに設定しておかなくてはならない、云々。<WindowsUpdate>は手動でやっているので、やっかいだなと思うと、<MSE>の更新のみとくに設定できるというフリーソフトがあり、こりゃ便利そうだ、と思ったら今度は、そのソフトが動くには、<Microsft .NET Framework 3.5 SP1>なるソフトウェアも入れておかなくてはいけない、ということで落とそうとすると、エッラく時間がかかり、インストールが終了するまでに何時間…という印象だったので、ブラウザをあけてちょっとググってみると、<avast!>が 5にヴァージョン・アップして、定義ファイル更新が高速化したことをメリットにしている。
じゃ、ということで、<Microsoft .NET Framework>のインストール画面を強制終了し、<avast! 4.8>をアンインストールし(上書きでもOKとのこと)、<avast! 5>(ダウンロード・ページにヴァージョン・ナンバーがないので、ちと不安^^;)をDL、クリーン・インストール。
<avast!>に必要なライセンスコードを、4.8登録時のメールからコピペして入力すると、何と(当然?)受け付けてくれ、インストール完了。
で、喜んで、メール・チェック(<Becky! 2>を使っている)。どのアドレスも「サーバーからアクセスを拒否されました。」 あちゃちゃちゃ‥‥これはもう<avast!>新ヴァージョンが原因、と見えみえの現象。
困ったなー、とググってみると(ウェブ・ブラウズは問題なし、むしろ軽快)、〔リアルタイムシールド〕→〔メールシールド〕→〔詳細な設定〕→〔SSLアカウント〕と開き、使用しているメール・ソフトの設定どおりに、POP3、SMTPなどのプロトコルの使うポートを書き込み、SSLは「無し」を選択して「OK」してやり、ウインドウを閉じる。
で…<Becky! 2>を起動し、〔メールボックスを巡回して送受信〕をやると、これが 4.8の時、けっこう時間がかかったのだが、速い!
ウェブ閲覧も、心持ち速く感じる。
というわけで、<avast! 5>にしてよかったことではあるが、慌てている人は多いかもしれない。
というようなことはあるけれども、使用PCに合わない有料ソフトよりも、はるかにお勧めだと思います^^。もちろん、人によっては<MSE>のほうがいいかもしれません。