ネガティヴ。

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    あ〜、ゆーうつな毎日だ〜/お〜、ネガティヴぢゃね。/あの、ACって、反転しますよね、マイナスからプラスに。/ふむーそれはないナ。チミのばやい。/だって、チミ、ケミコンの極性がポイポイ変わったら、エラいこっちゃ。/!/ぶっひ〜 立ち直れまちぇ〜ん!!/まままま、ま。喩えぢゃよ、喩え!
     DAC1794-1.5が、新しいオペアンプ・セットでなかなかいい音で鳴り、ちょっと体調がマシな昨今だが、頭の角度を変えるたびのクラクラは依然として。
     暮らし向きの不安もあるし、鬱屈感もそうとう…。

     そこで、また愚痴マンガ。こちらへのお客さまはオーディオ系の方がほとんどなので、マンガもオーディオ・ネタで^^。ま、しょーじきこんなところでしょうか。あちきの人生は。

    DAC1794-1.5 試聴記 その4 ― オペアンプ再々交換

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      TI TL072CP ネット上散策の恩恵、かつ副作用でもあるが、気になるオペアンプがあって、秋葉原店頭価格は52円〜73円、それ1個のために800円以上の電車賃を使ってしまった。

       そのオペアンプというのは、テキサスインスツルメンツの TL072CPというもの。JOEMEEKというマイクロフォン、スタジオ用機材のメーカーのFAQに、このオペアンプに関するコメントがある。
       曰く:
      「…我々は多くのオーディオに特化したICよりも、TL072の方が遥かに自然なサウンドを実現するオペアンプであるという結論に至りました。NE5532の方が全体的にパワーがあり、低域はもう少しソリッドですが、中高域の輪郭に欠け、採用するには厳しいものでした。」

       原文はここだ。「NE5532の方が‥‥中高域の輪郭に欠け、採用するには厳しいものでした」とある部分は、「NE5532 ‥‥ is slightly harsh and lacking in detail in the upper mid」であり、邦訳では「slightly harsh(少し音がざらつく)」は訳されていない。NE5532も評価の高い、むしろ TL072から交換される候補でもあるようだが、こんな書き方は一種、殺し文句である。
       加えて、オーレックスの初期の高価なCDPのアナログ送り出し部に使われていて、よい音場感を醸しだしているという評価もあり。われらが(すみません、勝手に^^;)《Headprops》さんのレヴューでも、派手さでなく、じっくり聴かせるタイプとのことで、いちどどうしても聴きたくなって、買って、聴いてみた。

       ‥‥結果は、拙宅での DAC1794-1.5ではあまり奏功しなかった。LPF部の LT1213を TL072に差し換えたわけだが、華やかさはなく、LT1213で絶妙に聴けた音の艶が消え、きわめて素っ気ない音になった。
       室内楽もオーケストラも、かさかさの潤いのない音になり、たしかに、人工的な余韻などを全く付けない出音は「自然」ではあるが、それより LT1213の、やや人工的ともいえる艶と膨らみのほうが心地よい。

       というわけで、AD827JN+LT1213という組み合わせが、いかに拙宅のシステム、私の嗜好にマッチしているかを再認識し、しばらくこれに固定で行くことに。
       とはいえ、今回の TL072も、専門メーカーに長く使われてきたいいオペアンプだろう。国産の NJM4580Dみたいな感じだろうか。同じTIでも、OPA627などとの価格差はものすごく、このところの「アメリカのメジャーはオペアンプでいい商売してるなー」の印象を少し払拭した。
       他方で、上の JOEMEEK社のような‘信念’があるいっぽうで、このところ試してきた、OP275、LM4562、LME49720、LT1213といった、‘その後’に開発されたオーディオ用オペアンプのすばらしさも、しっかりと味わわせてもらった。
       なお、通常、8ピンDIPタイプのオペアンプには、ピンの方向性を指示する凹状の○印が上面に刻印されるほか、上部の片方(○印があるほう)に切り欠きも設けられているが、TL072CPには、切り欠きがない。この品種が開発されたころの8ピンDIPパッケージには、一般的に、なかったのだろうか。

      チョン・キョンファ、ルプーによるソナタ集。Decca 421 154-2 AD827JN+LT1213のコンビに決まったところで、これからは手持ちのソフトをゆっくり聴くことにシフトしてゆきたい。
       DAC1794-1.5を始動させた時から、それまでと違う鳴り方をしたのが、チョン・キョンファ+ラドゥ・ルプーの弾くフランクのヴァイオリン・ソナタ(英Decca 421 154-2)の、とくにルプーのピアノ。メーカー製CDPでは、どうも中域がボワンとした芯のない音だったけれど、DAC1794-1.5では、しっかりと実体 substance 感のある打鍵が聴ける。ヴァイオリンは、DP-5090や WSTA01では歪みっぽさが残存したが、聴きやすい音になっている。ただ、とくに味わいのある艶というものは出てこない。
       このディスクは、ドビュッシーのソナタのほうをよく聴くが、フランクは久しぶりに全曲通して聴いた。

      シベリウス:交響曲第2番、エルガー:エニグマ変奏曲、モントゥー/ロンドン交響楽団。キング/London KICC 8491 OP275+LME49720のコンビの時には、カラヤン/パリ管のフランク:交響曲(EMI)において、信じられないほどのディテールを発見させられた。
       今回もオーケストラ。モントゥー/ロンドン交響楽団によるシベリウス:交響曲第2番(1959年録音。英Decca原盤、キングレコード、ハイパー・リマスタリング KICC 8491)は、DPF-3010でも何度かじっくり聴いたはずだが、今回は DPF-3010でのヒアリングとは比べものにならない情報量を、‘厚化粧’ではない、品位の高いレヴェルで聴くことができた。
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      DAC1794-1.5 試聴記 その3 ― オペアンプ再度交換

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        RSコンポーネンツから届いた荷物…の中身 DAC1794-1.5の最初の試聴記に書いたオペアンプの面子では、ワイドレンジ・高解像度・高情報量と、‘ハイファイ心’を掻きたてるものの、ふつうに音楽を楽しむにはいささかハード過ぎた。
         そこで、スペックとネット上の音質評価において、かなり傾向の異なるオペアンプを2種、通販で注文してみた。秋葉原店頭は、意外にオペアンプは決まった品種しかなく、やはりRSコンポーネンツのオンラインがよりどり見どりで、クリック。オペアンプ3コにかなり大きな箱。送料・外税入れて総額3,682円!

         下が、買ったオペアンプだが、RSは、一般的な導電スポンジではなく、独自のプラスチック製の枠にはめ込んで、袋に密封してきた。この枠は、テスターで測ると対角線上で40kΩほどで導電性を持たせてある。
        上が LT1213、下2つが AD827JN。
         購入したオペアンプは、アナログ・デバイセズ AD827JN 2個とリニアテクノロジー LT1213 1個。RSコンポーネンツのパーツを密封した袋には、生産国が書かれていて、アメリカのメーカーでも、生産は国外が多い。オン・セミの三端子レギュレーターはチェコ製だったが、今回のオペアンプは、アナログ・デバイセズのもリニアテクノロジーのも、マレーシア製。

         前にも記したように、オペアンプの評価は、ヘッドフォン用途ということで条件が異なるけれど、《Headprops》さんの、こちらが品種がダントツで多く、試聴ソースも参考になるバランスのよさだ。
         こちらを主に、掲示板の類いも含めて、現在の品種とキャラの違うオペアンプを、と探ると、けっきょくビデオ用の高速アンプ:アナログ・デバイセズ AD827がI/V変換部の候補、というよりこれしかなさそうに思える。スルーレート 300V/μs、セトリング・タイム 120ns(ただし0.1%のデータ。0.01%だともう少し長く… 400nsくらいになる?)などという高速なオペアンプである。

         LPF(バッファー)部は、今までのナショセミ軍団や OP275のようなハイファイ系とは逆の音質の品種にして、ここで音をマイルドにする。その方向でネット上に指南を仰ぐと、リニアテクノロジーの LT1113、LT1213あたりが上がってくる。LT1113はスルーレート 3.9V/μsと、あまりにスローなアンプなので、LT1213(同12V/μs)に決定…して注文、届いた。
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        身心不調… (´_`)

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          まだ残っている本(の一部) 自作オーディオ機器を完成して、さぞや体調も快調‥‥とは必ずしも予測しなかったが、心身ともに調子が悪い

           昨年末の、大減収の報から、4月の、蔵書の大放出のあと、かなりの大ショック(だったはず^^)を、‘オーディオ自作’という点にのみフォーカスして気を紛らす、正しく言えば、現実をしばし見ないようにしてきた。

           4月の蔵書大放出では、ほんとうにギリギリまで切り詰めて、必要+読みたい本だけ残した…‘つもり’だったのだが、上の写真のとおり、残した本を詰め込んだ本棚を見ても、まだ多い。うんざりするほど多い。
           この半年間、オーディオに関して、ネット上での情報収集と、実作とに集注している間、ほとんど、残した人文系の書物を披いてもいなければ読んでもいない ― つまりは、私の興味の範疇になかった、のだ。

           日本古典文学大系など、古典の注釈叢書は、古書価が極めて低いし、予備校での仕事にも勉強になるから、という‘言い訳’で、かなり残した。が、今になって本棚を眺めてみると、あの時の選択ですら「いずれこんなものを読んで考えることもあろう」という思い入れ=勘違いが支配していたことを知る。

           いつ読み果てるか知れない『源氏物語』(新潮日本古典集成)は、まあ置いておいてもいいかも‥‥いや、そうですらないかもしれない。文庫本の古典の活字版・注釈の数々も残してある。
           予備校の仕事にはまず関係のない、『元亨釈書』も、原文(大日本仏教全書)と訓読(国訳一切経)で、残した。‥‥要らなかったなー、こんな本。

           平安末期〜鎌倉初期の和歌の二大流派に、俊成・定家親子を輩出した‘御子左家’と、もうひとつ、‘六条家’(同じ藤原氏。六条藤家)というのがある ― この辺、無知なのだが ―。和歌の才では御子左家が圧倒的だ(と言われる)が、六条家流の残した歌学書は、和歌に関する、いわば‘薀蓄’の一大宝庫を成している。というようなゴタクを付けて、顕昭の『古今集注』(日本歌学大系)や『袖中抄』(歌論歌学集成)などをまだ書架に残している。
           こういった薀蓄の中には、和歌の分野外の、当時の説話の蒐集などに見るべきものがあり、中世に展開する種々雑多な‘お話のフラグメント’が凝集されている(はずだ^^。不勉強^^;ゞ)。

           あの、鴨 長明が賀茂川を「石川や瀬見の小川…」と詠み込んだ歌は、新古今集に撰ばれているが、この歌枕について、顕昭とのやりとりが、長明の歌論『無名抄』にある。この時の顕昭は、この語を知らず、長明は、関係者なので目にしたものか(ここ、大事^^)「下賀茂社の縁起書に書いてありますよ」と答える。不明の歌語を使うのは批難されることのようだが、聞かれた時に批難しなかった顕昭は、縁起書の件を聞き、「いやぁ、そりゃけなしちゃうところでしたわい。ま、年の功ですかな(^^;)ゞ」とやり過ごした、という話を、長明はイヤ味にも詳細に記す。このくだりは、入試問題にも使われることがあるようだ。
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          WSTA01の位置。

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            WSTA01 1回めに作ったDAC、若松通商 WSTA01の処遇に、いささか困っていまス^^;。

             できあがった時にも書いたけれど、次に作った《お気楽オーディオ》の DAC1794-1.5とは、はるかにクオリティに差があって、‘同等のクオリティで違うタイプの音’なら並べて併用もできるのだが、WSTA01は音の質感そのものが格段に落ちるので、DAC1794-1.5ができてしまった今、存在理由を失いかけている。
             組み立ては素人仕事で、しかも100V電源を引いているから、人にあげたり、ネットオクで譲渡というわけにもいきにくい(売るかもしれないが^^;)。

             若松通商の基板キットは、他にも数点あってシリーズふうに販売されていて、この中では、USBオーディオ・キット(DAC)の WUAIF01は製作例がネット上にかなりある ― 音質評価はあまり高くないようだが。しかし、S/PDIF用のDAC、WSTA01については、シリーズの紹介として、《YASUのオーディオ倶楽部》さんのこちらに見えるのがほぼ唯一の製作記だ。
             ケースに入れずに、ACアダプターで音出しだけ、という形で、音質については「このクラス(値段)のものは失望させられるものが多い中、聞き疲れしない良い音が出てます」と好意的なのだが、どうも YASUさんはキットをどちらからかもらって製作を依頼された様子で、ちょっと遠慮もあるような文面である。
             とすると、現在、このブログのいくつかのエントリだけが、しゃかりきに WSTA01に関わった記録ということになる(ありゃま^^;)。

            ウラッハのモーツァルト、ブラームスペギー・リー《ブラック・コーヒー》
             DAC1794-1.5完成後、これには DP-5090の同軸デジタル出力をつなぎ、WSTA01には光出力(こちらは、同軸では音がやせてしまった)を、そして DP-5090のアナログ出力もアンプにつなぎ、3 DACsの音を切り換えて聴いていた。とりあえず面白いが、けっきょく切り換え作業に終始し、‘聴いた’感じが稀薄になる。

            石野見幸《カレント》 この接続では、DP-5090 → DAC1794-1.5 → アンプのアース・ラインと、DP-5090 → アンプのアース・ラインが、あきらかにループになってしまい、よろしくなさそうなので、もはや聴くこともない DP-5090のアナログ出力は、ケーブルをはずした。これで、カナレのケーブルは2本ともお暇状態。
             今までの試聴の中で、WSTA01のほうが合いそうなソフトを聴き比べると‥‥WSTA01は、DAC1794-1.5に比べるとずっと上下(高低)がナロウな感じだ。ということは、1) 録音、マスタリングで上下が強調され過ぎ、ややカマボコ型に狭めたほうが聴きよい音源、 2) 初めからカマボコ型の帯域バランスを持つ音源、の2種のタイプの音源が合いそうである。

             で、結局は ― クラシックでは、ウエストミンスター・レーベルの歴史的名盤、レオポルト・ウラッハ+コンツェルトハウスQのモーツァルト、ブラームス:クラリネット五重奏曲(MVCW-19020)のみ。この盤は、わが国の MCAビクターのスタッフが米MCAの倉庫を探索して、ウエストミンスター・レーベルの、劣化の少ないマスターテープを大量に発見した、そのテープを使って、ビクター/JVC自慢の K2リマスタリングで出したもの。現在は、Universal全体の中で、Westminsterは DGの傘下に置かれ、これは妥当な処置だと思うが、まだそうなる前の日本独自のマスタリングである。

             高・低域は強調、というより、往時のハイファイ・レーベルとしてのウエストミンスターの入れた情報を、できるだけ削減しない方針だと思われるが、やはり高域・低域ともキツいし、弦の歪みは強奏部で耳につく。とくにメーカー製CDPで聴いていた時は、再生しにくいソフトだと感じたが、自作DACでは、それより若干聴きやすい。無駄な響きを付けないので、歪みも増幅されない、という感じである。
             この音源では、とくに WSTA01のナロウな帯域感が効を奏して、弦も刺激感が薄まり、いっぽう、ウラッハのクラリネットの陰影深い音色は生きている。
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            DAC1794-1.5 試聴記 その2

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              DAC1794-1.5の威力…
               DAC1794-1.5を聴き込む中で、ちょっとした新しいオーディオ体験を味わっている。

               オペアンプのメンバーも定まって、あとは聴くだけ、の DAC1794-1.5なのだが、全体として高域は滑らかさに欠けるし、シンプルな回路の限界は感じつつも、じっくり聴くと、ディスクによっては今まで聴いてきたメーカー製CDプレーヤーとは次元の異なる世界が目の(耳の)前に展開することがある。

              モーガン・フィッシャー《都市生活者のための音楽》 モーガン・フィッシャーの《都市生活者の音楽のための音楽 PEACE IN THE HEART OF THE CITY》(キティ・レコード‘μ(ミュー)’レーベル H32U20010)は、十年ほど前に、ブックオフで千円弱で入手し、その際、黒田恭一氏のコメントの載った帯(キャップ)をレジのバイト君に紛失されてしまったことをいまだに憾みに思っているCDだ。ジャンルはヒーリング系になる。

               モーガン・フィッシャーは、モット・ザ・フープルの元キーボード奏者ということで(私はそっちは暗い)、現在は日本在住で、独自の活動をしている。CMなどで稼いでいそうだが、個人的に《ADIEMUS》を組織したカール・ジェンキンズのような‘商魂’は感じず、私は好きだ。かのアンドルー・ワイル医師のCDブック『ナチュラル・メディスン』のBGMにも使われていて、いい感じである(ただし音は激ワル、著者の意思での採用かも不明)。

               このアルバムは、ピアノ・ソロにシンセサイザーも加え、音源の距離感などもエフェクト的に遠くから響かせたり、街の生活音もさりげなく効果音に使った、基本的に美しいメロディと響きで、BGM的に聴くディスクだ。こ こで第1曲「melt into love」が聴ける。ここにエンベッドされたニコ動の「癒し・安眠用BGM」のコピーどおりの楽想ばかりだが、音はCDで聴かないとわからないだろう。現在は、プレム・プロモーションから PRE-1950で出ている(第II篇、III篇も出ている)。

               このCDは、寝付きにくい夜に小音量で鳴らしていると、うとうとしやすいので、その用途でもっぱら使っていたけれど、今般、目をつぶってじっくりと DAC1794-1.5で聴くと、遠くに音を響かせる部分、生活音をミキシングする部分などで、フィッシャーが如何に精緻に、その加減 ― 音量・位置など ― を工夫しているか、手に取るようにわかってきて、次第にディスクの演出する世界に引き込まれてゆく。
               目をつぶって聴いていると、スピーカーやアンプだけでなく、部屋までいい部屋になったような錯覚を起こす。こういうディスクで、ここまで集注させられた経験は、ない。

              フランク:交響曲、他。カラヤン/パリ管。TOCE-7205 もう一点 ― 他にもいくつかあるが、まず ― は、このところ昼夜逆転していて、酒に酔って寝る前にオーディオのスイッチを入れて、ちょっと聴いて寝よ、という形でトレイに入れたものだが、カラヤン/パリ管による、'69年録音の名盤、フランクの交響曲(東芝EMI TOCE-7205)。これは、のちにHS2088、ARTでリマスターされる前の、たぶん国内2回めくらいのリリースと思われ、原盤番号 2DJ-4007とあって、東芝EMIが保管するマスターテープを、同社でマスタリングして出したと思しい。

               このディスク、とにかく音が荒れていて、原テープにあると思われる歪み、そしてヒス・ノイズが凄まじいのだ。第2楽章は元のレヴェルが低かったのか、やや高めにマスタリングされ、始まった途端のヒス・ノイズは、デジタル時代にはSP復刻盤に喩えたくなるほどだ。あとで、海外EMIの“STUDIO PLUS”のバジェット盤(CDM 7 64747 2)を買い増しし、ヒス・ノイズがずっと低いことを知って、‘こんなディスクを商品として売るなんて犯罪ではないか’とさえ思ったほどだ。
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