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S-CN301-LR、到着、試聴。

 Pioneer S-CN301-LRが来た。

S-CN401-LR

 ずっと使ってきた HAMILEXのスタンドは、かなり余る。
 クッションに貼ってある小さな、丸いゴムシートの位置が、Mercury F1などに合わせているため、少しはみ出る。

試聴ディスク

 まず、Pioneer A-40AEのまま、オケゲムの『Salve Regina』で、“筆おろし”。子音はまあまあ出るが気にならず、男声ばかりの歌唱で、低声部がしっかり聞こえる。
 アルバン・ベルクQの、Teldec盤のモーツァルト。ほんとうにピヒラーさんじゃないくらいソフトだ。しかしサウンドステージは、やはり箱庭的。
 旧EMI録音の、フォーレのピアノ四重奏曲は、高域が刺激的になることなく、弦3名の奏者のパートがとてもよく分かれ、かつ自然だ。

 ここで、お遊びで Cambridge Audio Topaz AM10につなぎ換え。
 ライナー/シカゴ響の第九を聴いてみる‥‥これはなかなかヘンな音で、アニメのような感触になってしまう。
 中低域がスゴい、という評判の中低域の盛り上がりが、さすがに不自然で、トーンコンで下げる。
 ヘンではあるが、音楽がちゃんと音楽らしく鳴っている。

 Marantz PM6005‥‥やっぱりこれが本命かな〜。音の奥行き感が A-40AEとは格段に違う。
 アルバン・ベルクQは、A-40AEで聴くより先鋭になるが、Mercury F1 Customよりずっと穏やかで、耳を刺すところがない。
 先日買ったグラズノフ全集から、第2番の冒頭、金管の強奏のところで、かなりの音量が出ても、音は全然崩れない。
 いっぽう、ローラ・ボベスコのヴァイオリンは、 Mercury F1で聴くより艶やかでおとなしい。

 低域の高いところは、評判どおり、出過ぎではある。
 K2コーディングのドン・フリードマンは、ベースがボヨンボヨンに出てくるが、トーンコンで下げると、何とかなる。ただし、PM6005のBASSコントロールは、50Hzをピーク/ディップとしたフィルター型なので、S-CN301-LRの強調する帯域(150〜250Hzくらい?)には、あまり効かないようだ。
 クラシックでは、バックハウスのピアノは低域が出過ぎるだろうと予想したが、予想どおり「ズズ〜ン」ときて、分厚い音にはなるものの、不自然だ。

 この価格とサイズで、ある意味とっても面白い製品である。
 「ブルックナーが箱庭に」という価格.comのレビューがあって、まさにそのとおりなのだが、6畳以下の狭い部屋で、「箱庭」以外を求めることができるのか、という問題がある。
 今回、8年間聴いてきた Mercury F1が、けっしてマイルドな音のスピーカーと言いきれないことがわかった。

 ‥‥さて、いよいよ Oberon 1あたりに行こっかなー。
 理想を言えば、Airbow PM6006 Live+DALI Menuetあたりなんですが、宝くじでも当たらんとな〜 w。

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  • 2019.07.16 Tuesday
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  • 00:06
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コメント
まだまだスピーカー探索の旅は終わらなさそうですね。
元新潟のUさん、

はい、終わりそうにありません;;。
  • へうたむ
  • 2019/06/10 11:10 AM
おおっ、もうS-CN301-LRの視聴記が載ってますね。(愉)
無責任にレビューを読む側からすると、スピーカーの方が音もイメージしやすい。やっぱり、スピーカーって、とっても楽しいです。(笑)

>さて、いよいよ Oberon 1あたりに行こっかなー...

あと、Wharfedale、Mission、Monitor Audio、ELAC、まだまだいっぱいありますね。(@_@)
みっちさん、

>>さて、いよいよ Oberon 1あたりに行こっかなー...
> あと、Wharfedale、Mission、Monitor Audio、ELAC、まだまだいっぱい‥‥
とりあえず(ありゃ;;) Oberon 1をポチりました。
ほかもいろいろあります。
Wharfedaleと ELACは、日本での販売価格がバカ高い状態になっていることなどがひっかかります。
Oberon 1は、だいたい4万5千円ですが、アメリカで$549、イギリスでは£349と、日本でちょっとお買い得? という感じです。
サイズや重量も手ごろですし。

> やっぱり、スピーカーって、とっても楽しいです。(笑)
スピーカーは‥‥厄介ですぅ〜 ~~;; ‥‥ということは‥‥とっても楽しいです♪

さきほども 301でいろいろ聴いていました。
PM6005+Mercury F1では、スッカスカの蒸留水のようだった、O.I.B.P.化したベーム/VPOの『アイネ・クライネ』が、しっとり艶やかに、「いい曲だな〜」と聴き惚れた次第です。
いっぽう、録音の混濁で知られる、71年録音のカラヤン/BPOによるチャイコフスキーの第4の終楽章などは、お団子ドロドロ状態でした(笑)。
  • へうたむ
  • 2019/06/10 3:04 PM
こんばんは。

小型スピーカー選びは楽しいですね。
大きいのはもうだめです、体力的な問題とすぐ飽きて手放すのに苦労します。
大きいスピーカーは音像型が多いですね、私もスペース的問題と好みの問題で
小型の2ウエイが好きです、フルレンジも好きですが振動板のサイズで13
オーバーでないと低域が不足します、私はバックロードホーンが苦手で
ダブルバスレフが好きです、今はMarkAudio MAOP11を使っています。
このスピーカー、ツイターが付いている様な高域を表現してくれます。

>Oberon 1は、だいたい4万5千円 かなり高級ですね。
これはDALIの中でどこが、ススメなのでしょう。
私は半年ほどZENSOR1を使っていましたが、ただ無難の音と言う印象でした。


  • ウッド
  • 2019/06/10 6:06 PM
ウッドさん、こんばんは。

> 大きいのはもうだめです
住居が広い方などは、愛聴機を1機種決めて、五味康祐の Autographのように長く愛用するというのもありかと思いますが、私などは最初に家で買った家具タイプ・ステレオのスピーカーがいちばん大きく、そのあとは小型ブックシェルフばかりです。

>> Oberon 1は、だいたい4万5千円 かなり高級ですね。
> これはDALIの中でどこが、ススメなのでしょう。
MAOP11に比べたら安いものです^^。
Oberonシリーズは、上位機種に使っている「SMCマグネット」が使われている、のが特長、とかメーカーは言っていますが、あまりよくわかりません。
ほぼ同サイズ・同重量で Spektor 2というのがあり、1万5千円ほど違います。
Oberonのトゥイーターは29mm径で、ウーファーとのつながりがいい、というのも触れ込みですが、実際に聴いてみないとわかりません。

> ZENSOR1を使っていましたが、ただ無難の音と言う印象でした。
「無難の音」だけでもなかなかのものでしょう。
Oberonは Zensorの後継シリーズだそうですが、若干クオリティ・アップ、Spektorがその下位シリーズという位置づけです。
  • へうたむ
  • 2019/06/10 11:39 PM
おはようございます。

私はニアで、SC-CX101を使っています。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p692322496
今底値で、15,000円ぐらいで手に入ります。
手放す時も同じ程度で落札されると思います。
試しにいかがですか。
https://review.kakaku.com/review/20443310973/#tab

大きさはへうたむさん向けです。
  • ウッド
  • 2019/06/12 7:06 AM
ウッドさん、こんにちは。

> SC-CX101
お、これはよさそうですね。Oberon 1がハズレだったら考えてみます。
ただ、スピーカーの中古は製品の状態と、前オーナーの聴いていた音楽によって変わってくるので、とくに欲しい機種の場合でない限り、避けています。
以前、KEF Crestaでイタい目にあいました;;。

約四半世紀前、アナログを捨ててCDオンリーにした時、スピーカーは DENON SC-E232:
https://audiof.zouri.jp/sc-e232.html
を選びました。
上記リンク先で、「SC-E232のトゥイーターは、2.5cmのハードドーム型です」とあるのは、ソフトドームの誤りのはずです。
その高域は滑らかでしたが、せっかくのワーフデール製ウーファーがボンつき気味で「使いこなせてないなー」と感じたものでした。
1年後、SC-E252:
https://audio-heritage.jp/DENON/speaker/sc-e252.html
に換えました。
SC-E252は、気に入って聴いていましたが、ハードドームの高域が、スピーカーを若干内振りにした設置でキツく感じるようになり、B&W DM601 S2に換えて、7〜8年、CDを聴きまくりましたが、これもいつしかハードドームの高域が気になりだし、そのあと迷走してから、Mercury F1(2010年12月〜)、という次第です。
  • へうたむ
  • 2019/06/12 2:19 PM
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