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“名曲名盤”本。

 ‥‥少し日数がかかるといわれた歯の治療に使うため、3月後半の仕事はすべて「おことわり」で返していたが、歯科に行くと「治療のできる大病院は予約がすぐには取れないだろうから、4月以降に休みが必要になるだろう」云々と言われ、ありゃりゃ、とがっかり。
 その愚痴はまた、ということで、近況〜‥‥。

 アンプに合わなかったお高い電源コードはオク出し中、もう数件入札をいただいている‥‥もっとも開始価格は買価の1/4ていどにしたのだけれど(← 記事アップ時、終了ずみ。スゴい高値まで競り上げていただきました;;。もう恐縮…)。

 このところの、マスタリングの比較などに使って、「要らない」側に行った盤は、先日ユニオンに売った。1枚20円〜100円くらいだが、これでも御の字である。
 売れるディスクはオクに出し、この前などはユニオンで2,000円で買ったブロムシュテットのベートーヴェンが2,600円にまで競り上げられた。オクの手数料と送料(CDは送料込み価格で開始している)を引いても、買価からの差益が残りそうだ。
 というわけで、ユニオンさんに売るのは、ど〜しようもない盤ばかりなので、申しわけないくらいだ。

 本も読んだもの、読む予定が立たないものは放棄してゆくことが肝要。
 イギリスの精神科医・アンソニー・ストーの、『音楽する精神』(白揚社)と『孤独』(創元社・新訳)を、いちおう読み了り、今後引用などしそうにないということで、いちど最寄のブックオフに持っていったら「お値段がつきません」。

 で、仕事先近くの小さな古書店に見せると、ご主人、「うちだと2冊で400円にしかならないよ」。400円! ありがた過ぎである。
 だいたい、こんな翻訳人文書は、ゆうメール送料(重いからけっこうかかかる)込み500円くらいでオクに出しても、数週間経ったって入札は、まずない。

 ストーは、河合隼雄氏が『ユング』を訳出していたりするが、音楽にも造詣が深く、『孤独』にも作曲家の例が多く出る。
 が、この人、かのフレイザーが「アームチェアの人類学者(=書斎に籠るだけでフィールドに出ない人類学者、の意)」と言われたのと“似た雰囲気”の、いかにも「アームチェアの心理学者」然とした英国風中庸の美学が、物足りないことおびただしい。

 ストー自身は、医師としてむしろ実際の治療に当たっていたはずだが、じつに穏やかな、エルガーのアダージョや、タンノイやハーベスのスピーカーを産んだ国の文化だなぁ〜、と実感させる穏当さゆえ、アームチェア云々と言った次第。2冊は、面白くなくはなかったが、得るところは‥‥あまりなかった(爆)。
 この人の最初の奥さんが、児童文学者として有名なキャサリン・ストーだそうである。
 おっと、2冊しか売っていないのに書きすぎた;;。

 他には、ここ1〜2年、オクと AmazonのCD購入で、山のように溜まったクッション付き封筒を、数枚を残して、「不燃ゴミ」で廃棄した。
 市のゴミ出し分別基準には「クッション(プチプチ)付き(接着)封筒」を何に分類するのか、サイトに出てこない。透明窓の付いた封筒は、透明ビニール部分だけ切り取って「不燃ゴミ」に、紙のみの部分は「紙資源ゴミ」(無料)に、とある。
 これに準じて、クッション部分を剥がせない(剥がしにくい)ものは不燃ゴミ。可燃と同じ価格の市指定袋に入れて出した。

 このところは、未聴CDがまだまだある中、オクなどを漁りはするものの、実際に「買って聴くのか?」となると、「いやぁ〜、もう要らんよなあ」となるばかり。

 「名曲の名盤」を、あの吉田秀和『LP300選』を基準に、ほぼ集めきった‥‥以上のライブラリーになり、手持ちの名盤群を、眺めて悦に入る毎晩、だったり。

 本はもちろん、さらに新規購入しない(してはいけない)のだが、しばらく「その手の本」を買っていない、音楽之友社のムックで、評論家のベスト盤をリストアップした『名曲名盤』シリーズの、2000年以降刊行のものがひとつ、オクに半額近くで出ていたので、購入。
 『レコード芸術』編『新編 名曲名盤300 ベスト・ディスクはこれだ!』(音楽之友社、2011年4月刊、2014年7月7刷)。

 こういう本、じつにバカバカしいと思う向きは多いだろう。
 私は、この『名曲名盤』を、もう5種持っており、今回で6冊めになる。他方、小林利之『ステレオ 名曲に聴く』や“宇野組”文春新書4点など以外で、宇野功芳、黒田恭一、出谷 啓といった人たち、つまりひとりの評論家の書いた「ベスト盤」本は、一冊も本棚にない。

『名曲名盤』本

 これらに加え、『リーダーズ・チョイス 名曲名盤100』が、自分のライブラリーを「確認」するに際しての重要基準になっている。
 上写真、上段左から古い順に、1983年、87年、93年、下段左に移り、95年(「プラス200」=300の補遺編で曲目が異なる)、99年、そして今回の2011年版。

 現在、去年出た『最新版 名曲名盤500 ベストディスクはこれだ!』が最新版のようだ。安い古本が出たら買うか‥‥買わなくてもいいか。
 右側の文庫本は、野村あらえびす『紙上音楽会』(音楽文庫)と、吉田秀和『LP300選』(新潮文庫)。

 こういう、まさに「他人志向」型の音楽評価、演奏評価は、オーディオの評価を気にすることと同じく、「自分を持っていない」空しさの現れであることは、まず否めないだろう。
 が、こういう基準 ― 吉田氏の『300選』からして、他人基準だ ― がなかったら、数千曲、数百枚のディスクを耳にして、自分のライブラリーを作らなければならず、たいへんなことになってしまうのだ。

 上のほうの写真にちょっと加えたみたが、野村あらえびす『紙上音楽会』(音楽之友社・音楽文庫、昭和25年。引用は通行字体に変更)が手許にある。
 敗戦後まだ5年しか経ていない時期に、まさに「名曲名盤」を「啓蒙」するために書かれたことを、「序論」で明瞭に記している。
 「或批評家は、レコード雑誌の問答欄の調子に慊焉たるものがあり、「第五のレコードは何れが良いか」といふ問と答とを、毎月くり返すことの愚かしさを論じてゐる。その道の有識者に取つてはまことに左もあるべきことである。併し一般のレコード愛好者のうち、百人が九十九人までは、依然として第五のレコードの選択に迷つて居ることも事実であり、雑誌は官報ではない限りその重大なる問と答を、毎月くり返しても一向差支へは無い筈であると私は信じて居る。」

 また、「銘々の趣味と生活感情に適応するよき音楽を心行くばかり味はふ為には、レコードに拠るの外はなく、そのレコードは何を採るべきかの決定は、(中略)一般人に取つては決して容易の業ではない。私がこの稿を起したのは、この百人中の九十九人のために、曲、演奏、録音共に最高級のレコードを選び、それ等音楽に愛着を持つ人々に便したいといふ心持に外ならない。」
という。

 現代の状況から見たなら、上から目線のパターナリスティックなお節介の標本みたいな啓蒙主義そのものと言えるが、このあとの吉田秀和『LP300選』もじつはその流れの中に位置づけてよいと思うし、この吉田本がなかったら、多くの音楽好きのレコード蒐集は、もっと混乱した経過をたどっていったのでは、とは思うのである。

 そういう自分も、20〜30年前には、いわゆるマイナーな作曲家や演奏家を、輸入盤ショップや中古店店頭で印象で買い求めることも多かったのだが、歳をとり、生活が困窮するにしたがって、いわゆる“レコ芸名盤”最優先といっていいラインナップになってきている。

 さて‥‥2011年版『名曲名盤』は‥‥全体に、むしろ先祖がえりという風を呈していて、保守路線に落ち着いている。
 こんな ↓ディスクが1位を維持、ないし返り咲いている。

レコ芸名盤

 まあ、つまり、↑こういうレコードが、ず〜っと“レコ芸名盤”なるものなのである。
 うちにもたっぷりあり、音楽鑑賞上、かけがえのない「宝」であることは否めない。
 入手した2011年版を見ると、ベートーヴェンに関しては、ここ数年のピリオド楽器版上位がやや崩れて、トスカニーニが上位に来ている。
 モーツァルトの後期シンフォニーでは、この『名曲名盤』には、最初のころから挙がっていなかった、ベーム/ベルリン・フィル(DG)盤が挙がってきている。

 個々のディスクへのコメントより長い、順位の推移についてのコメントが掲載されている。順位の変化と、「今回は票が入らなかった」というようなコメント。
 こういうランキングは、投票参加者が変わるとガラッと変わるので、これを以て音楽評論界全体の推移と見ることすら当たらないはずだが、まあこういうのもありだし、コメント執筆者はランキング外の注目盤にも触れている。

 バッハは相変わらずカール・リヒターとグールドが圧倒的であり、他方、この『名曲名盤』が刊行された2011年にはとっくにリリースされている、鈴木雅明/バッハ・コレギウム・ジャパン盤の『マタイ』(キング、1999年)は、得票もコメント言及もされていないのはちょっと不審か。

 さてさて‥‥こんな「ランキング」と自身のライブラリーを見比べつつ、「う〜ん、いいレコードが集まった♪」とばかり悦に入っているのは、傍目にはさぞおバカな他人志向に映るだろうし、実際そうだ。
 が、名曲の、どのレコードを手許に置こうか、と想像をめぐらせて眠れない、というのが、不登校だった中学生以来、まったく変わっていない、自分の、一種「自己確認」なのである

 「名曲」なんていう言い方がそもそも陳腐であることもわかりきっているけれど、一時期漁りまくったレアな作品群‥‥は、「機会と予算があれば、またCDを買ってもいいか」と思うことは多いけれど、本気で聴くかとなると、間違いなく「否」だ。

 カール・アマデウス・ハルトマンの交響曲全集。メッツマッハー盤(EMI)を入手し、手放し。
 1曲、ぶ厚い弦のハーモニーが魅力的な曲があるが、それも含めて、「要らんな〜」。
 この、ぶ厚いハーモニーのテーマを使って、作曲家でピアニストのジョン・マッケイブが『ハルトマンの主題によるナントカ』を作曲していて、たしかフレモー指揮でCD化されていて、それも買ったことがあるのだが、手放し。

 ところで、「アマデウス」というミドルネーム(?)は、言うまでもなくモーツァルトが有名人では最初(?)、これに(たぶん)あやかって、ロマン派の作家で作曲家のエルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン(E.T.A.Hoffmann)が名乗り、3人めがこのカール・アマデウス・ハルトマンということになるのか、“3人のアマデウス”なる三題噺になるのやらどうやら?

 アメリカ国歌「The Star-Spangled Banner」を引用した、ルイス・モロー・ゴッチョーク(ゴットシャルク)やダドリー・バックの楽曲も手に入れ、聴き、そして「これもな〜」(← いちおう面白いですよ。興味のある方はどうぞ^^)。

 ツェムリンスキーは、最も有名な『抒情交響曲』も、「もういいです」。
 ツェムリンスキーの弦楽四重奏曲は、ラサールQの全集があまりぴんと来ず、アルティスQの Nimbus盤(それでも再録!)は素晴らしかったが、レーガーの弦楽四重奏曲(ヨアヒムQ、Koch盤)、プフィッツナーの弦楽四重奏曲全集(シューベルトQ、CPO盤)などと揃えて、一夕、じっくりと聴くと、何とも(知りもしないのに)「ビーダーマイヤーの雰囲気って、これやなあ」的感慨に浸りつつ、ず〜っと聴いていると、大学教授のツマラナい紀要論文のようにも感じてきて、放擲。

 という次第なので、世に“名曲”の誉れ高い楽曲群だけですでに、1Kの部屋には汗牛充棟であり、まだまだ十分に「味聴」(← あらえびす『紙上音楽会』に見える。「味読」を野村なりに変えた造語だろうか。『日本国語大辞典』にはない)できていない“名曲名盤”を、もっと味わうべきだ、というのが正直なところでありま〜す♪

 もちろん、未知の、あるいは著名でない作曲家、楽曲、演奏家に積極的に耳を傾けるという方も多く、その楽しみは大きいだろうし、すばらしいことだと思う。
 が、今あるライブラリーすら「味聴」できていない現状、かつ、スペースと購入予算の限界‥‥何より残された時間には、「名盤」が最高♪

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  • 2018.11.15 Thursday
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  • 01:49
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コメント
おーっ、すごい「名曲名盤本」のコレクションですね。
みっちが持ってるのは、吉田秀和氏の「LP300選」だけです。

>ひとりの評論家の書いた「ベスト盤」本は、一冊も本棚にない...

なるほど、なるほど。
みっちの場合、ワーグナー、モーツァルト、R.シュトラウスのオペラあたりは、もうあるていど自分で検討が付くので、ベスト本を必要としませんが、それ以外のジャンルは、やっぱり何か指針がないと不便です。
そこで、「The Penguin Guide to Recorded Classical Music 2008」と「The Gramophone Classical Music Guide 2012」を持っています。どちらも広辞苑並みに分厚い本です。
面白いのは両者でかなり意見が異なること、またGramophoneはどうもイギリス人びいきであること(笑)、などです。
大病院での治療とは結構大変ですね。ご愁傷様です。お大事に。

お高く売れることもあるオークションありがたいですね。
カーゾンとブリテンのモーツァルト、ピアノ協奏曲が入っていますね。
この演奏は私にとって「音楽とは何か、演奏とはどいう行為か」を考える基準となっている一枚です。キングから新譜で発売されたのをレコード店で見た日、「これは素晴らしいに違いない」と直感して購入しました。
そう思った理由はジャケットに大きく写っていたカーゾンの「顔」でした。
写真のディスクは良いものばかりです。てすがこの中のグールドとポリーニは、架蔵してはいてもあくまで「参考盤」で、進んで聴くことはまずありません。そういうのは「他人の評価」を参考にして買ったものが多い気がします。音楽の評価はなぜ聞き手によってこうも変わるのか?その不思議を味わうために、評者の基準を知りたい。
なので私の書棚には「単著」が多くなります。吉田秀和『300選』も真っ黒になるくらい読み返しています。
  • yositaka
  • 2018/03/11 12:32 PM
みっちさん、

> おーっ、すごい「名曲名盤本」のコレクションですね。
“他人指向型”丸出しの集め方です^^。これが私の本質、ですね。

> 「The Penguin Guide to Recorded Classical Music 2008」‥‥
『The Penguin Guide to Compact Discs』というのは、アメリカ帰りの弟からもらったことがあります。
いっしょに、Jim Svejda『The Record Shelf Guide to The Classical Repertoire』(Scond Edition, Prima Publishing, 1990)というのももらい、なにげに眺めたりしております。
この Svejda氏は、ヨーロッパ、とくにスラヴ系出身っぽい姓ですが、もしかするとアメリカでも「スヴェイダ」と称しているのかも?

手許の、この種の本で面白いのは、もうボロボロになっていますが、『「The (Second) Penguin Guide to Bargain Records』(2冊、1966、Second:1970)です。
英Deccaが Ace of Diamondsなどの廉価盤を出し始めた or 出揃ったころ、同時期の日本の廉価盤事情よりは豊かな感じです。

この中のあるレコード評が、『The Penguin Guide to Compact Discs』に、部分的ですが完全同文で、つまりコピペされていたのを発見した時には、ちょっと笑いました。
「手抜き」とも取れますし、「20年たってCD化されても、責任の取れる批評」というふうにも取れます。

> Gramophoneはどうもイギリス人びいきであること(笑)、などです。
う〜ん、『The Penguin Guide to Compact Discs』もかなりイギリス人びいきだったと思いますが〜^^;。
  • へうたむ
  • 2018/03/11 8:01 PM
元新潟のUさん、

ありがとうございます。急を要する、顕著な‘症状’はないのですが。

> お高く売れることもあるオークションありがたいですね。
ハイエンドなオーディオ・パーツは、アクセスが多いです。
今回は、新品より2,000円くらいしか安くない値まで競り上げられ、もう恐縮、でした。出費の76%が戻ることになります;;。
  • へうたむ
  • 2018/03/11 8:06 PM
yositakaさん、

あ、カーゾンのモーツァルト‥‥じつは、あまり熱心に聴いていません(汗;)。
「いちおう(世評の)ベスト盤を置いておこう」ということで買っております。バックハウス/ベーム盤も、置いていますがあまり聴きません。

モーツァルトのピアノ協奏曲で、比較的好きといえるのは、国内盤初発時に宇野さんが誉めた、バレンボイム/ECOの第22番と、楽曲では23番‥‥と、カーゾンもケルテスと共演の23番のほうが親しいかも、という感じです。
セルとの共演盤に比べると、ケルテスはダメ、みたいな評も見かけますが、ケルテス盤も悪くないと思います‥‥。

> キングから新譜で発売されたのをレコード店で見た日、「これは素晴らしいに違いない」と直感して購入しました。
これ:
http://hifido.co.jp/KW%A5%D9%A5%F3%A5%B8%A5%E3%A5%DF%A5%F3%A1%A6%A5%D6%A5%EA%A5%C6%A5%F3/G3/J/30-10/C10-51084-61784-60/
ですね。
たしかにハイファイ堂の商品ページにも「レコード会社:KING」とありますが、レーベル、ジャケット、レコード番号、いずれからも、ポリドール系の「ロンドン・レコード」(← 設立後すぐに、ポリドールの傘下に)発売とわかります。
キングからもリリースされていたら面白いですが。あ、ま〜た些事にてすみません m(_ _;)m。

> ‥‥そういうのは「他人の評価」を参考にして買ったものが多い気がします。
なるほど〜。
私の場合、心理的にそうも言いたいのですが、実際のところは、聴き込むにしたがって、世評の高いレコードの「よさ」がじ〜んわりとわかってくる、という経験を、とくにこのごろはしているように感じます。

複雑なのは、この「世評」でして、評論家の投票と「リーダーズ・チョイス」が合致して評価するものはやはりいい、と思います。
いっぽう、アルノンクール/ヨーロッパ室内管のモーツァルト:後期交響曲は、一時期評論家絶賛でしたが、リスナーはあまり評価しないようで、2011年版では下に落ち、代わってブリュッヘンやベーム/BPO盤が浮上、というあたり、当方の評価に合ってきます。

グールドの『平均律』は、苦手なディスクのほうですが、オーディオを調整してじっくり聴くと「なるほど対位法というのは、こういうふうに聞こえるものか」と伝わってくるようです。

“自分の耳と、信頼感・好感”で選んだものは、意外に視野から消えていくものが多いのです。
マゼールは、面白そうな人だと思っていましたが、今、『英雄の生涯』くらいしかディスクは手許に残っていません。
  • へうたむ
  • 2018/03/11 8:32 PM
おーっと、キングではなくロンドンレコード、でした。短かったロンドン・レコードの時期は、レコード裏面のデザイン等はキング時代のものを踏襲していましたのでつい錯覚してしまいました。それにしてもH堂も間違えているとは、大笑いです。今度行ったら伝えておきます。
  • yositaka
  • 2018/03/11 10:49 PM
yositakaさん、

いえ、その、些事ばかり申すタチで恐縮です;;。

> 短かったロンドン・レコードの時期は、
この会社、短かったですねえ。最初から、ポリドール/ポリグラムの一部門として始めたほうがすっきりしたような‥‥。
Deccaが PolyGram入りするに際して、キングから社員が移って、という話、また、起ち上げたものの経営的に行き詰まった、云々を、曖昧な情報ながら、人から聞いたような記憶が‥‥記憶も曖昧です。

レーベル・デザインは、「ロンドン・レコード」のものは、リアルタイムの英Decca(=すでに PolyGram傘下)のものに準じていたと思います。
では音も‥‥というと、メタル原盤は全て英Deccaカッティングだったようですが、英Deccaの音‥‥とは言い切れたかどうか。

キングは、ロゴは旧来のものを踏襲していましたが、「輸入メタル原盤」というLPもあり、これまた、音は‥‥;;。
レコード番号が、キングは、「K○○Cxxxx」(○○は、定価の最初2桁)、ロンドンは、「L○○Cxxxx」となっていることで区別できたと思います。

CD時代になって、双方から出たものと、‘棲み分け’した音源とがあるようです。
ミュンヒンガー盤のバッハ『音楽の捧げもの』は、旧盤がキング、新盤がポリドール‥‥。
  • へうたむ
  • 2018/03/12 12:01 AM
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