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アンプの電源ケーブルのフェライトコア…。

 アンプ Marantz PM6005に、サンワサプライの電源コードを使っていた時には、クランプ式フェライトコアのノイズフィルターを付けていたのだが、KDK-OFCに換えた時、少し試してみると、どうも付けないほうが音がのびのびしていい感じのように思われたので、付けないでいた。

 が、情報量が増えたことで、音源によって、また音源の箇所によって、アラが出やすくなったようにも感じ、高周波だけに影響するはずなので悪影響はないかも、と、再度装着してみた。
 アンプのリアパネルの、インレット直近に付けるのがいいはずだが、付けたりはずしたりして試聴を繰り返すので、フロントパネル付近でやった。

試聴CDとフィルター

 フィルターはタカチのを買っていたように記憶していたが、TDKのだった。

 いろいろのCDで、短く、さっさと付けたりはずしたりして聴いてみた。
 モーツァルトのハ短調ミサ曲、バーンスタイン/バイエルン放送響盤(DG、国内)。つけないほうが音場・空間感が広くなるようだ。
 アルバン・ベルクQのモーツァルト(Warner/Teldec外盤)。高弦が、強い奏し方にも由来するようだが、キツめで、歪み感もある。
 これはどうも、ほとんど変わらないようだ。心持ち、付けないほうが開放感があろうか。
 ホーレンシュタイン/ロンドン響の、マーラー:『巨人』冒頭(Unicorn → Scribendum)。全体に荒れた感触もつきまとい、オーボエのソロなどはフィルターありのほうが落ち着いてきれいな音になるようにも感じられる。
 W.ライター、他による、ビーバーの『ロザリオのソナタ』(Signum → Brilliant Classics)。1枚めの第2〜4トラックあたりで聴き比べる。
 フィルターありのほうが、バロック・ヴァイオリンの、やや倍音がメタリックで、荒れ気味になるところが、スムーズ。
 しかし、ない場合のほうが、音場感の広さが感じられる、ようだ。

 どのみち、全体にわたってプラシーボ効果ていどの差しかなく、ノイズに関しての精神衛生では、フィルターをかませておいたほうがいいはずであるが、かませると、どういっていいか、言いづらいのだけれども、音が抑圧された感じがする。

 CDプレーヤーのほうは、Marantz CD5000のほうにだけ、小型のクランプ・フィルターをかませてある。
 CD5000は、メインの整流電源の整流ダイオード4本に、22nF(0.022μF)のコンデンサーをパラってあるが、これはダイオードの発するノイズ吸収用だろう。これ以外に、電源トランス1次側・2次側ともに、フィルターはない。

 いっぽう、ONKYO C-7030の、電源1次側には、しっかりとチョーク・コイルが設置されている。

C-7030、チョークコイル

 図中の、L901という番号のパーツだ(海外版サービスマニュアル)。部品表でも「CHOKE COIL」とある。

 コモンモード・ノイズ・フィルターとして機能するタイプだろう。この配慮は立派で、こういうところも C-7030が捨てがたいところだ。
 これがあることを回路図で確かめてから、フィルターははずしている。

PM6005、CRフィルター

 プリメイン・PM6005は、こうったフィルターは用意されていないが、電源トランス2次側、パワーアンプ電源整流回路の、ブリッジダイオードの前に、2線間をつなぐCR一体型パーツが置かれている(同じく海外版サービスマニュアル)。
 いわゆる、アンプ出力部の Zobelフィルターといわれるもの、また、サージ吸収に使うスナバと同じものである。
 コモンモード・ノイズには対策がないが、両線間のノイズ(ノーマルモード・ノイズ?)には若干(Cが0.68μFとあるが、R値はパーツ表にも不記載なので、時定数は不明)効いてはいるだろう。

 電源ケーブルがOFCになり、敏感になったことで、直列にインダクタンスを持つとあまりよくない、のかどうか‥‥CDPの場合は、大電流の瞬時供給ということが求められないので、むしろ高周波ノイズを取り除いたほうがよい、のかどうか。
 理論的説明は疑似科学っぽくなってしまいかねない。

 ということで、また気になることもあるかもしれないが、しばらくフェライトコアなしで行きましょうか。

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  • 2018.11.15 Thursday
  • -
  • 03:37
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コメント
オーディオは理論通りにはいかないもの。聴いてみていい方にするのが一番です。
元新潟のUさん、

そうですね。
今回は、「聴いて」もそんなに差があるということでもなく、暇つぶし記事でした;; ‥‥3機種、回路図があるので、その電源部について言ってみたかった、ていどです。
  • へうたむ
  • 2018/02/22 2:14 PM
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