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6月に買ったCD。

 さぁ〜て‥‥もうぼつぼつ政治の‘醜悪ニュース’から切り換えて、音楽やオーディオの話題に戻しましょう。

 6月も、買いに買いまくったCD。枚数はかなりであるが、出費は15,000円行っていない。
 まずは、ライブラリーに手薄だった、フランスを中心にしたバロック音楽。

6月に買ったCD。

 ①:ペルゴレージのオペラ『奥様女中(奥方になった小間使い)』(Accent)。
 以前、コレギウム・アウレウムの演奏する Deutsche Harmonia Mundiの国内盤(BMG)を持っていたが、そう面白い音楽だとも感じず、生活費に交換。
 今度のは、クイケン指揮ラ・プティット・バンドのもの。もう1曲、『リヴィエッタとトラコッロ』というのも入っている。
 収録は、ライヴということで、レーベルも「ACCENT live(アクサン・ライヴ)」となっている。「奥様女中」のほうは、パイオニアLDCとジェネオンから、国内盤DVDも出たらしい。

 ベルギー・アクサン・レーベルのディスクを買うのは、たぶん初めて。序曲はなく、すぐ芝居が始まるスタイルだが、映像を見ると、最初にいろいろ小芝居をする演出があるようだ。
 Amazon.co.jpのマーケット中古で、配送料込み700円ほど。商品説明が「可」だったので、ちょっと不安だったが、ほぼ美品。
 オケのメンバーは、クイケンのハイドンやシュッツと同じメンバーも多い。

 ②:リュリ=モリエールの『コメディ=バレエ』、マルク・ミンコフスキ指揮ミュジシアン・デュ・ルーヴルと歌手たちによる(Erato)。
 これ、今も国内盤が出ている。そっちは歌詞対訳があるので、国内盤のほうがよかったかも。
 あとで映像を掲示するけれど、この中の、『町人貴族』の「トルコ人の行進」が聴きたくて買った。

 ③:同じくミンコフスキ/ミュジシアン・デュ・ルーヴルによる、こっちはラモーのオペラからの管弦楽曲集『空想の交響楽』(Archiv)。
 これは名盤、と言っていいい。買ったのは、Amazon.co.jpの海外ショップで、1,500円弱だった。
 すでに「First Choice」の廉価シリーズに入っているいっぽう、国内盤SACD、LP盤もリリースされているようだ。リンク(英Amazon)では、絶賛レビューと試聴ファイルが確認できる。

 これも、エキゾチックで元気のいい、『優雅なインド人』の「未開人の踊り」が目当て。
 YouTubeでは、これをゆっくり演奏している、日本の古楽団体と思しい楽団の演奏があるが、ミンコフスキは、速いテンポで活気あふれる演奏を聴かせる。
 続く、『レ・ボレアード(ボレアスの子たち?)』からの「ポリムニー(ミューズの一人ポリムニア)の入場」は、一転して遅いテンポの、広びろとした叙情を奏でる楽曲で、ホルンと弦の響きはまるでジョン・バリーの映画音楽かと思わせる。

 ④は、ラモーのクラヴサン曲集をひとつ、と思って、しかし定評のあるクリスティ、ボーモン、ルセらのディスクは稀少か高騰、で、フランスの女流、ブランディーヌ・ラヌー(ランヌー) Brandine Rannouの2枚組。

 レーベルは、インマーゼールのディスクなども出している、ジグ=ザグ・テリトワール Zig-Zag Trritoiresから出たもので、同社の廉価シリーズ Alpha Collectionに入ったもの(Amazon海外ショップ)。
 デジパックもなく、紙スリーヴのみのジャケットで、出し入れの際キズがつきやすい。だけでなく、最初に来たセットは、Disc 1の読み取りが、Onkyo C-7030でも Marantz CD5000でも不可、あとで C-7030は自己調整したのか読めるようになったけれど、CD5000は「NOT FINALIZED」と出るばかりで、全く読めない。
 ショップ(ドイツの Dodaxというところ)に連絡すると、不自然さの全くない日本語で、「400円値引きするか、良品を再送するか、どちらかで」と提案してきたので、良品を頼むと、6日ほどで到着。これは全く問題なかった。

 このラヌーという人は、すでにサイト上で触れられていて、テンポが遅いのが特徴だが、速い曲は速く弾いており、個性的な演奏とはいえよう。
 良品を待っている間に、クリストフ・ルセの弾く抜粋国内盤⑦を、ディスクユニオンの店舗で750円で入手できた。同じものは Amazonに1,200円で出品されており、Amazonで買うと1,550円と、店舗の倍以上になる。ディスクユニオンの、店舗誘導型の価格設定で、これはこれでアリだろう。

 ラヌー盤は面白い演奏ではあるが、この種の音楽をそんなに好きなわけではないので、しばらく聴いて、ルセ盤を残すことになりそうだ。

 ⑨は、フランソワ・クープランのコンセール集。ホリガー、ニコレ、ブランディスらの合奏。
 この人たちのクープランは、「王宮のコンセール」(全4曲)でCD 1枚、「新しいコンセール」(全10曲)でCD 2枚、もとLP4枚組だったものらしいが、CD 2セット3枚で、すべて揃うようだ。
 が、そんなにこの種の音楽を聴くことはあるまいと思い、迷ったあげく、「新しいコンセール」から第5番『愛の肖像』と第1番、「王宮のコンセール」から第3番と第4番の、計4作品を収めた国内アンソロジー盤にした。POCA-3056という番号だが、ほかにも再発売がある。

 このCD、ファゴットも入ってくるけれど、奏者名のクレジットがない。マンフレート・ザックス Manfred Saxのはず。

 ではクープランもクラヴサン曲集を1枚、と、ちょうど千円盤の未開封がちょっとお安くオクに出ていた、ワーナー/Eratoの、オリヴィエ・ボーモン盤(⑤)。

 そしてもっとポピュラーなところも、と、『リュリ讃』、『コレッリ讃』を収めたパイヤール盤(⑥)。これは「Erato Originals」というシリーズであるわりには、録音データはまったく記載がなく、「Digitally remastered fron original analogue tapes by Floating Earth」、「(P)1976」とだけ記され、楽曲解説のライナーもない、海外廉価盤である。
 ただ、この録音ははっきりした録音データがないようで、国内盤も、録音は「1960年頃」としか記されないようだ。

 ⑧:ひ〜っさしぶりで買った、テレマン:『ターフェルムジーク』。
 今、評判の、オランダのチェンバロ&リコーダー奏者・ピーター=ヤン・ベルダーの主宰するムジカ・アンフィオン Musica Amphionによる、Brilliant Classicsの4枚組
 今も新品でも1,000円ちょっとで買えるセット。オク上でブックオフが未開封品を1,250円(送料200円)で出していたのを落札した。

 これとクープランのコンセールを聴いていると、この上なくのんびりする。さながら‘CD貴族’になった気分。これまた、こういう音楽は苦手なほうなのだが、吉田秀和『LP300選』にも必携曲にはなっているので、ライブラリーには入れましょう。
 が、この種の音楽は、スペースや生活費がキツくなってきたら、まっさきに手放すことになるだろう。
 それに、であるが、1DKの激-狭賃貸で『王宮のコンセール』、百均のおかずを食べながら『ターフェルムジーク』(注:食事中にCDはかけないのですが)というのも、どうよ、というハナシではある;;。

 とりあえずは、こんなところで、フランス・バロックとテレマンなどを。
 『ターフェルムジーク』は、ブリュッヘン盤(全曲)とパイヤール盤(抜粋)を、かつて持っていたが、「のーてんきなだけで、聴く時間がもったいない」などと考えて、生活困窮とともに換金してしまった。

 今の暮らしで、こういう音楽を、のんびり聴くのもまあ悪くないか、という気持ちにはなってきていて、そうして耳を傾けると、さすがにそれぞれ達人の筆になるものではあるなぁ、と思う。
 テレマンは、バッハのような「深い感情」を表現しようとはしないけれど、短調の旋律の哀愁味など、「音楽の楽しみと人のエモーション」に、じつに通じた作曲家だったんだなと感じる。

 それにしても、フランス・バロックのCDをちょっとまとめて、と思ったきっかけは、リュリの『町人貴族』の「トルコ人の行進」と、ラモーの「未開人の踊り」であった。それについては、次記事ででも。

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  • 2017.08.15 Tuesday
  • -
  • 19:44
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コメント
大人買いしましたね!暑さを乗り切る心のビタミン剤になることでしょう。
元新潟のUさん、

> 大人買いしましたね!
数は大人買いですが、出費は坊や買いです^^;。

> 暑さを乗り切る心のビタミン剤になることでしょう。
はい、なればいいと思っています。実際にはやはりエアコンが有効なのですが^^。
今回のような曲種は、エアコンの軽く効いた部屋で聴くといい気持ちになれます。

今月に入ってまた買い込み。同じくトラブル処理もあり;;。
週末もまたオクで狙っているディスクが‥‥。あ、出品しているのもありますが。
  • へうたむ
  • 2017/07/08 1:21 AM
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