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1楽曲で、異演奏CDが何枚?

 36日ぶりで散髪。もち、1,000円カット。ほんとうは40日持たせたいのだが…。

 このところオデオ・ネタ欠乏気味で、スピーカー・ケーブルに気が向いたり、電源コードに気が向いたり。

 現用の、
 オンキヨー C-7030 → カナレ L-4E6S → Marantz PM6005(ACケーブル:サンワサプライ KB-D3315A) → Gotham SPK2x1.0(4m/ch) → Tannoy Mercury F1 Custom
 …というシステムが、ことのほか快適な、いい音で音楽を聴かせてくれていることは事実だ。

 もちろん、このグレードなので、ず〜っと高価な、選び抜かれたコンポによるシステムに比べれば、厚みや品位に欠けるであろうことは想像に難くない。
 が、現用品を、たとえばスピーカー・ケーブルをちょっといいものに、と手を入れたりすると、今のバランスが崩れるような懸念も大きい。

 とりあえず、ソニー CDP-XE700は聴き続ける価値を感じないので、別のCDPを1台落札してある。出品側の検品・梱包にもう少し時間がかかる見込み。

 それでも、C-7030は、PM6005との組み合わせでは、音がちょっと明るくなって低音が薄くなるにしても、きれいないい音を聴かせてくれていて、サブ機は必要ないくらいだ。
 入手した回路図を何度も眺めて、じつに丁寧に作りこまれた電源などに、ほれぼれしている。

 安価ディスク・プレーヤーの場合、通常は、アナログ系とデジタル系にそれぞれ1系統ずつ整流回路を設け、デジタル系はマイコン、DSP、ドライブ系の電源に充て、アナログ系はアナログ・アンプ(LPF)に給電し、DACチップには、機種によってアナログの+電源の下流を使ったり、デジタル電源から分岐させて給電したりしている。

 C-7030では、デジタル系電源を2系統、整流回路からして分けて設置し、DSP&ドライブ系は平滑コンが4,700μF、マイコン系には、平滑コン1,000μFを奢ってある。

 AC電源の入り口にはインダクターが、ノイズフィルターとして設置されている。
 ヘッドフォン出力はオペアンプだが、NJM4580MD(表面実装の低雑音タイプ)が、各チャンネルごとに1基、つまり2回路パラで使ってある。
 それだけでなく、このヘッドフォンアンプには、音声信号がライン出力から分岐してすぐに音量調整VRに入るのではなく、オペアンプ(これも NJM4580MD)1回路をバッファーとして介している。

 ここまで贅沢にしなくてもよいと思うけれど、ヘッドフォンから逆にライン出力が影響を受けないための配慮かもしれない。
 もっとも、C-7030のヘッドフォン出力は、ここまでやっているのにさほど音がいいというわけではなく、PM6005のヘッドフォン出力のほうが、トーンコンが使えることもあって、便利だし、音もいい。

『運命』、8種

 では、CD漁りのほうに気持ちを向けたほうが、ということかもしれないが、ヤフオク! を眺めても、イマイチな感触だ。

 ここ数年、同楽曲の異演奏ディスクは、可能な限り「聴くもの」だけに絞って、減らすようにしてきており、とくに3年前の激減収時には3割以上を削ぎ落としたこともあって、ずいぶんスリムに、言い換えると「実際に聴くCD」に、近づいてきている‥‥とはいうものの、まだまだ未聴ディスクや、ほとんどプレーヤーに乗っからないディスクもたくさんある。

 理想は、1楽曲2〜3CD、である。で、そうなってきている。
 チャイコフスキーの『悲愴』は、ムラヴィンスキーとフリッチャイ。ドヴォルジャークの『新世界』は、バルビローリ、フリッチャイ、アンチェル。
 ドビュッシーの『海』は、ベイヌム、マルティノン、クリヴィヌ。カラヤンの77年EMI盤もあるが、これはメインがフランクの交響曲で、そのオマケなので、ないのと同じ。
 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集は、ブダペストQとアルバン・ベルクQ。同じくベートーヴェンの後期三大ピアノ・ソナタは、ポリーニとR.ゼルキン。
 バルトークの弦楽四重奏曲全集は、ジュリアードQ(63年)とアルバン・ベルクQ。

 では、1楽曲でいちばん手持ちディスクの種類の多い曲は、となると、(やっぱり?)ベートーヴェンの『運命』、交響曲第5番だった。
 全集がフルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー、ハイティンク(コンセルトヘボウ盤)の4種類、加えて単独盤が、フルトヴェングラー/BPO(43年)、フルトヴェングラー/BPO(47年ライヴ)、E.クライバー、C.クライバー‥‥と、合計8種類。

 これに次いで多いのが、(やっぱり ;;)『エロイカ』。
 全集4種の所収盤、フルトヴェングラー/VPO(44年ライヴ)、E.クライバー/VPO、ケンペ/BPO、の7種。

 超-著名曲でもディスクは1点のみ、というものも少なくない。
 「モツレク」はベーム/VPO、フォーレのレクイエムはコルボ(旧盤)、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲はフルニエ/セル、だけ。

 そのうちまた増えてくるでしょうか‥‥しかしお金、使わないほうがいいですねえ。

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  • 2017.06.26 Monday
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  • 03:09
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コメント
>理想は、1楽曲2〜3CD...

わぁーっ、耳が痛いです。(笑)
試しに、みっちのライブラリをパソコンで検索すると(パソコンでないと分からないという時点で既にアレでありますなぁ−汗)、「パルジファル」は29組ありました。(大汗)

まっ、オペラなので、主要な歌手陣の顔ぶれ、演出、指揮者、オケ、会場等々パラメータが沢山あります。よって、完璧な公演というのは、ほとんどあり得ないのですが、それにしても...(笑)

>散髪。もち、1,000円カット...

(^o^)一緒ですぅ
CDP入れ替えますか!新CDPが気に入る音を奏でてくれることを祈ります。
私の場合はPCオーディオにどっぷり嵌っておりますので、CDは先ずリッピングです(^^)v
みっちさん、

‘ライブラリーの削ぎ落とし’は、動機は言うまでもなく経済的貧困です^^。
自分自身ではコレクターの性分は多分にあると感じると同時に、手許には、聴きたい・聴けるものだけを置くのが、暮らし向きの貧富とは別によいことだという思いもあります。

今も参照することの多い吉田秀和『LP300選』(新潮文庫)のあとがき(「エピローグ」)に、
「自分の手もとには、せいぜい三〇〇冊の本があればいい。‥‥レコードについても、私の態度は同じである。…」
というのが、300曲を選んで『LP300選』とした所以、のように記されているあたりに「あやかりたい」と思っております(が、もちろん300枚では収まりません…)。

オペラの場合はファクターが多いから仕方ないでしょうねえ。映像メディアもありますし。

>> 散髪。もち、1,000円カット...
> (^o^)一緒ですぅ
あ、そうですか^^;;。
  • へうたむ
  • 2017/05/24 1:19 AM
元新潟のUさん、

はい、以前買った機種です。
SL-PS700や CDP-XE700の場合は、いちど導入して感銘したものの、再導入するとあんまり感心しなかったのですが、今度の Marantz CD5000は、果たして? ということで到着待ちです。

当方も、音源はいずれPCに移植、ということになるかも、ですねえ。
  • へうたむ
  • 2017/05/24 1:40 AM
私は1600円カットで90日は持たせます。
髪の毛の在庫が少ないので経費節減になりますζ

1楽曲2〜3CD...同感です。しかし難しい。「田園」など、とっくの昔に100を越えているはずで、お恥ずかしい限り。そもそもターゲットが曲ではなく演奏家、特に指揮者なので、曲の偏りも顕著です。
「聴くもの」に絞るのも大変。「聴かない」と決めるのが困難なのです。
  • yositaka
  • 2017/05/24 9:19 AM
yositakaさん、

諸所で書いておりますように、私が「削ぎ落とす」ことを余儀なくされたのは経済的事情によるのですが、元々コレクター的嗜好・志向を持ちつつ、私の場合は、実際には多くの異演盤をさして熱心に聴き味わうことなく「所有」だけしていたことが、「削ぎ落とし」のプロセスで自覚され、「う〜ん、絞り込むのは自分を知ることだなぁ〜」ということになってきた次第です;;。

> そもそもターゲットが曲ではなく演奏家、特に指揮者なので、
なるほど、そういう方は「満遍なく名曲を」というスタイルとはまた違ったものになって然るべきでしょうね。

> 髪の毛の在庫が少ないので経費節減になります
私は、まだけっこう伸びてくるのです;;。
40代から白髪が多く、もう真っ白なんですが…。
  • へうたむ
  • 2017/05/25 3:41 AM
>吉田秀和『LP300選』(新潮文庫)...

みっちも、この昭和56年初版の本を、発行当時から座右に置いています。
もうボロボロですが。

『ヴァーグナーの舞台で、ヴァーグナーの音楽をきくことは、今日まで日本に絶対に欠けていた非常に重大な空白である。』あたりを読んで、何を大袈裟な、とか思っていたのですが、1987年のベルリン・ドイツ・オペラの指輪日本初演を観て、ガァーンとなりました。(笑)

>白髪が多く...

この話は結構盛り上がりますなぁ。(笑)みっちの場合も、まだ在庫は払底していないので30日ピッチですが、白髪が多くなりました。これはまあ、自然現象なので、染めたりしないで、成り行きに任せております。

みっちさん、

> 昭和56年初版の本を、発行当時から座右に置いています。
今、自分のを見ましたら、昭和57年の第4刷でした。
この本は、ある種‘教養主義的’に、好みに支配されずに西洋クラシック音楽を手許に置き、聴く、ということの基準として重宝しております。

ある楽曲のCDを初めて買う時、「『300選』にあるから、これくらい置いておこう」とか「『300選』には割愛してあるから買わんでもいいか」という、双方の‘口実’のタネ本‥‥といったら著者に失礼かもしれませんが。
『CD300選』と置き換えても十分に通用するのではないかと思います。

ルネッサンスやオペラのあたりは、私の嗜好からかなり距離があるので、『300選』を基準に揃えましたが、ヴァーグナーなどは、管弦楽曲集で十分では、というていどの浅い思いしかありません。

>> 白髪が多く...
> この話は結構盛り上がりますなぁ。(笑)
うむ〜‥‥お人によってはコムプレックスだったり、そういう場合はトピックにしないのがよろしいのですが。
30代くらいから白くなり始め、ほぼシルバーです^^。

「ロマンス・グレー」を Wikipediaで引くと、
「経済力も包容力もある魅力的な白髪混じりの男性を指すようになったという」デンデンもとい、云々とあります。
私の場合、「経済力も包容力もなく、全然魅力的ではない白髪混じりの男」なので、この語は自称厳禁です‥‥パフゥ〜ッ。
  • へうたむ
  • 2017/05/26 2:06 AM
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