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イギリス、EU離脱…。

 ‥‥‥ここ1週間は、飛び石的だがちょっと仕事がお休みで、プレ夏休み♪
 今日(3日、日)は、9時間くらい寝てもまだ疲れが抜けず、6月の間、睡眠時間は5〜6時間ほどで週6日、仕事に出ていた(だけ[笑])疲労感=充実感が溜まってをりまス。ぷはぁ〜‥‥。

 今日は、夕方になっても、アツい。
 1994年や2010年の夏の暑さがまたやってくるようだと、来春までには地震の少ない国に「亡命」しないといかんではないか! ムリッす〜~~;。
 ※「宏観異常現象」は、必ずしも100%疑似科学とは考えられていない。

 オデオ・ネタのほうは、音がよくなって、聴くたびに「いい音だなぁ〜」と感じることが多く、書くことがなくなってしまった。
 まだ到着待ちのCDはあるので、揃ったら1記事?

ロンドン風景

 衝撃の、イギリスのEU離脱。
 よくお邪魔するブログでも「アホなイギリス人」と惨憺たる論評で、実際「アホ」としか言いようのない結果を呈してしまい、イギリスの政治家から庶民に至るまで、自らの選択の結果に困っているようだ。

 全くアホな選択なのだが、その直撃として株価の下落ばかり挙げるような言説にはちょっと違和感を持ってしまう。
 先日、《荻上チキの Session-22》に出演した「おおさか維新の会」の馬場伸幸氏は、消費の活性化について「奥さんたちが1,000円のランチを食べていたのが2,000円のランチを食べるようになる」などという例話で示していた。
 チキ氏がすぐ「2,000円のランチってそうとうなもんですね」と突っ込んでいたけれど、こういうところに、お里が知れるというか、その人物の素の感覚がポロッと出て面白いが、この人はアカンなぁ、と実感した。

 さてイギリスの話であるが ― 今回、離脱を誘導・促進した「ポピュリズム」には、排外主義が大きな要素となっていることが指摘される。
 イギリスを始め、欧州諸国とはケタ違いに移民を排除した状態を堅持しているわが国で、このことをリアリティを以て考えることはかなり難しいだろう。

 比喩として、たとえば、私が仕事でよく行く吉祥寺の「サンロード」商店街には、中国人の観光・買物客がモノスゴく大勢カッポしていて、元気にショッピングを楽しんでいるが、さすがに周囲があまりに大勢の中国人ばかりだと、ちょっと違和感が出てくる。

 そして、こういうことがらを、イギリスにおける移民の激増状態を想像する素材にしていいかというと、それは100%とは言わないものの、85%くらいハズレではないかと思う。

 では、どういう比喩で考えればいいかというと、たとえば自身の子どものクラスメートの6割が移民であるような状態。
 あるいは、町内会のメンバーの4割に、自国語が通じないという状態。
 ― こういうことを基準に考えないと、欧州における移民の増加が‘原住民’に与えている感覚はわからないのではないか。

 排外主義に関して言えば、自分の子どもが、クラスメートの親のテロ行為によって命を奪われても、なお「排外主義」に傾かずにいられるか、というくらいのレヴェルで「問われて」くるのだ。

 今回の英国の国民投票で離脱に反対した48%のうち、いくらかはそういう「問い」を乗り越えての判断なのであったと思われるし、あの9.11を経験したアメリカ人の中にも、こういう過酷な「問い」に直面した人たちがいる、ということは、私たちにはなかなか想像しがたい。

 唐突な喩えになるけれど、この点ではむしろ、海外・隣国に「侵出」の触手を伸ばしていた、戦前の日本を思い浮かべたほうが、より近いのではないか。
 たとえば「満州国」。
 「支配者側」であるとはいえ、周囲には「異国語」しか話さない、移民ならぬ「異民」が大勢、場合によっては同邦人より多くいて、中には日本人に危害を加える可能性のある人もいないわけではない、という状況で暮らしていた日本人のほうが、安全極まりない「爆買い中国人」やお酒も飲まず行儀のよい「出稼ぎムスリム」くらいしか目にしない現代の日本人より、今の欧州の感覚は理解しやすかったのではないだろうか、と考えたりする。

 そうではあっても、この時代の我われの先輩たちは、「八紘一宇」の幻想的アジア融合イデオロギーの破綻とともに、「暴支膺懲」の排外的侵略にひたすら突き進み、1945年の夏を迎えたのだった。

 英国のEU離脱という愚挙を「アホ、バカ」呼ばわりする時は、同時に、こちらももう80〜90年来、日本の乾の方向に存する国をすらあんまり笑えないくらいの「バカ」度にあることを、ちょっと思い出しておくべし。

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  • 2017.06.26 Monday
  • -
  • 23:38
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コメント
国民投票をやり直せと騒いでいますね。真剣に考えずに投票した人が少なくないようで困ったものです。
元新潟のUさん、

いや〜、困ったものです。よろず‘投票’は慎重に^^…。
  • へうたむ
  • 2016/07/05 1:22 AM
通りすがり@政治トピック

7月10日に、どこかの国で選挙がありますが、もし、その国の与党が(私の計算に間違いなければ)85議席以上とると、憲法改正の発議ができる・・・

「いくらその国の与党が強いと言っても、85議席は無理だろう」と私は思うが・・・

>真剣に考えずに投票した人が少なくない

>よろず‘投票’は慎重に

7月10日、さて結果はいかに?

追伸)高校生の時以来、その国の憲法読みました。
←昔は、小六法(火事で燃えた)!
いまは、ポケット六法 有斐閣(←買いました! ISBN: 4641009163)なんか、イメージ違う・・・
自衛隊法改正のところも読みました!
  • KM
  • 2016/07/05 6:05 PM
仰る通り、金と権力=安きに流れる比較的身近な方々も過去に学ぶべきですね。
KMさん、

今回の事実上の争点は、単なる改憲というのではなく、「与党の現総裁の狙う改憲」に着手できるか否か、というところです。

さっき、TBSラジオ《Session-22》に与党・平 将明議員が出演。
与党改憲草案の中の、家族条項に関しては「私もあんなふうに権力から家族観を押し付けられたいとは思わない」旨、言ってました。
ひっどいもんだ! そういうのを必死で推し進めようとしている与党です。

実態 or 深層はむしろもっと保守・守旧回帰的な「イデオロギー」を、底流に潜ませていて、そっちへ持っていこうという意図がアリアリです。
  • へうたむ
  • 2016/07/06 1:07 AM
Kapellさん、

「過去に学ぶ」のは、最も肝要にして、最も困難なことのようです。

集団的自衛権にとりあえず賛成の方たちにしても、法案はいちおう成立しましたし、このまま流れにブレーキをかけないなら、「日本会議」的なるものにほんとうに信任投票をしてしまうことに直結しますから、いったんブレーキをかけてもいいのでは、と思います‥‥参院選は政権選択選挙ではありませんし。
  • へうたむ
  • 2016/07/06 1:15 AM
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