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CD750、飛びました〜!^^…が!!

 PHILIPS CD750‥‥とてもご機嫌よく鳴っている。音飛びは皆無。

 いろいろ聴いているが、かつて取り上げた、レーベル面のコーティングの不良で信号面が腐食してきているCD ― ブロドスキー(‘ブロズキー’と音写すべき?)四重奏団によるエルガーとディーリアスの弦楽四重奏曲のディスク(英ASVレーベル、英PDOプレス)を聴いてみた。

腐食ディスク

 これはいい。他のプレーヤーで、どうも乾燥した音色で、潤いがなかったのだが、CD750で鳴らすととても潤いのある音色が聴ける。

 音質がイマイチなこともあり、楽曲の魅力もわかりづらく、ほとんど通して聴くことのないディスクだったけれど、ディーリアス(後半4トラック)を最初から聴いた。

 余韻感もよく、単独でも「去りゆくつばめ」として知られる第3楽章を、うとうとしながら聴く。
 ところが! 第4楽章(終楽章)の4分18秒くらいのところで、音が飛んだ!

 ありゃりゃ、ディスク外周近く、演奏開始後約52分くらいのところだ。
 例のスリットの、ディスク外周近辺にも固化したグリースが付着しているのか!?
 天板をあけ、トレイを引き出した状態で掃除できるので、綿棒+無水アルコールで、スリットの内側まで、ぐいっとぬぐった。

 天板を閉じ、同じ第4楽章を再生。場所はずれるが、やっぱり、飛ぶ。
 いや〜、やはりこれはピックアップ不良で、交換しないと根本的解決にならないか〜、と思いつつ、KENWOOD DP-5010の電源を入れ、同ディスクの同トラックを再生してみた。

 すると、4分15秒あたりから、低レヴェルながら、ずっと「ザザザザッ‥‥」というノイズが乗りまくる。

 そうか〜、やはり最終トラックはもう再生不能なほどディスクの腐食が進んできていた、と納得。
 これはディスクに原因があることが明瞭なため、CD750の CDM12.1は、まだいけそうだ(ほっ^^;)。

 面白かったのは、2機種で、トラブルの出方が違ったこと。
 CD750は、腐食の進んだ最終トラックでは、数回飛ぶが、あとは全くノイズも出さず、第1楽章以下と同じ美しい音色で再生する。
 DP-5010は、まったく飛ばないが、ずっとノイズが入り続ける。

 これは、エラーの多いディスクを再生した際の補正の仕方が異なることを示すように思う。
 この作業は、DACではなく、DSP=デコーダーICが行なっているはずだ。

 もう1点、CD750で、今までになくこの腐食CDの音がよかったこと。
 これは、PHILIPSの補正=お化粧が極めて巧妙なことを意味するのではないか。
 そもそも冒頭から、すでにこのディスクはかなり腐食しており、ピットの不良が存在している、そのディスクの音がいいということは、音の仕上げに関しては、かなりの部分 PHILIPSのデコーダー= SAA7345が‘代演’してくれているようなものともいえる。

 他のディスクも含め、音づくりにはデコーダーもかなり関与しているような印象を持った。
 今まで当該ディスクを再生してきて、あまり音が芳しくなかったCDP ― KENWOOD、DENON、TEACなどのものは、すべてソニー製DSP/デコーダー、サーボアンプを使っている。
 またDACに CD750と同じ SAA7350を搭載する TEAC CD-P4500もソニーのデコーダーを搭載するが、CD750とは全く違うといっていい音質なのも、デコーダー(あるいはサーボアンプも、か)の違いによるのではないか。

 こう考えると、フィリップスのデコーダーは音を作りすぎているということも言えなくはないが、ともかくソニーのデコーダー搭載機とはひと味違う点で貴重だ。

 ディスクの回転音は気にならないことはないが、蛍光灯の調整器のノイズとどっこいどっこいかそれ以下なので、音飛びがとりあえずなくなった現在、フィリップスとモトローラのチップで固めた CD750は貴重な存在だ。

 一瞬アレっと思いましたが、原因はディスクでした。

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  • 2020.04.02 Thursday
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  • 02:02
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コメント
原因はCDの腐蝕でしたか!
音が飛ぶほど腐蝕したCD持っていませんが、そういうこともあるんですね。
元新潟のUさん、

一瞬、アワくいましたけれど^^。
このCD、外見はご覧のようにそうとうヒドいことになっていながら、意外にどんなCDPでも問題なく再生していましたが、ついに限界が来たようです。
売却やオク出しするわけにもいかず、廃棄するしかありませんが、腐蝕CDの好例(?)として取っておきましょうかね。
  • へうたむ
  • 2015/02/11 4:52 PM
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