前稿からのオペアンプ遊びの続き…ばかりしていてもしようがないけれど、いちおう聴ける候補を2ペア・プラスアルファほど。
I/V変換には、とりあえず OPA2134と LT1469をということになり、OPA2134の相方は NE5532がよかったので、折にふれ OPA2604などを、ということに。
LT1469の相方は、MUSES8820がベストのように聞こえるのだが、全体に美しく音作りをし過ぎて、オケ曲の弦の粒立ちや、ティンパニのパンチ感に欠ける嫌いがある。
いろいろあてがってみたけれども、意外に、今までの組み合わせでは歪み感が強くて使えなかった、TI TL072が面白い。
室内楽の再生も大切ながら、好みの、ジュリーニ/ヴィーン・フィルによるブラームスの交響曲第2番。
終楽章も終わりに差しかかった、スコア(全音楽譜版を参看)でいうと何小節だろうか(よくわからないが;;)‥‥終楽章は全429小節、その415〜416小節で、ティンパニが連打し、416小節でイッパツ、スタッカートの付いた四分音符を叩く。ここが「パンッ!」と気持ちよく決まらないとどうにもカタルシス感がない。
「パンッ!」が軽くても物足りないし、倍音が埋もれて「ドズン」と重く沈んでもいけない。
この感じ、LT1469と MUSES8820では、全体は美しいけれど、ティンパニの強打が「ドボン」になってしまう。
これが、LPFに TL072を持ってきた場合、あるいは OPA2134+NE5532のコンビでは、実に気持ちよく「パンッ!」と鳴ってくれる。
そして ― 末尾425〜428小節で金管群が高らかな咆哮を上げ、429小節でフェルマータの一発「ジャーン!」で終わりっ!! この金管の鳴りも、MUSES8820ではやや上品な艶に終始するのだが、TL072では、胸のすく解放感がある。
今まで、ここはホルンが活躍するものとして聴いていたが、スコアではホルンとトランペットは4小節とも音価は同じで、前3小節で「ホワ〜ン…」と吹き上げるのはむしろトロンボーンみたいである…。
何なんだろう、と考えてみるが、これはどうも、2段のオペアンプの1箇処に、FETの、高インピーダンス部分があることが奏功しているのではないか、と推測する。
しか〜し! TL072では、やはりヴァイオリンのソロはキツい。ムターとワイセンベルクの例のブラームス:ソナタでは、鋸の目立て寸前;;;。あいたたた。
コマッタ。しかし結局、パンチの効いたティンパニを聴きたいときは OPA2134+NE5532コンビニ挿し換え、通常は LT1469+MUSES8820できれいな再生音を、ということにしておきまひょ。
ここでオペアンプを入れた小型タッパーを見ると、例の OPA2211はしばらく使っていない。I/V段は、補償Cなしで LT1469が発振したので、不安定だったわけだが、1,800pFをパラっているから、OPA2211を挿しても問題はないはず。
で、挿して聴いてみる‥‥とりあえずのベストの相方はやはり LT1028だが、どうも中域が抜けがちに聞こえる感じが‥‥MUSES8820にしてみると、悪くないけれど、LT1469との時より改善するところがない。
で! ― LT1469を後段=LPFに、というのを思いついた。
これは、よかった。OPA2211+LT1469では、FETはどこにも使用されていないが、他のFET入りコンビの味わいを彷彿させ、歪み感はなく、情報量も多い。OPA2134+NE5532組よりもずっと重心の低い、ゆったりしたサウンドだ。
決まり、とはいえないが、これもあり、である。
OPA2134+NE5532は、古いチップながらオーディオ用として定評あるもので、なるほどと思わせるところがあるのに対し、OPA2211は、GB積が80MHz、LT1469では同90MHzと、最近の広帯域アンプ(ただし、ビデオ用ではない)の最先端を行くコンビで、際立って対照的だ。
OPA2211は特性的に他を圧しているが、LT1469も、同メーカーでより高速な LT1358、LT1364よりも雑音特性、歪み率で優れている。データで音がどうにかなるものではない(無関係でもない)が、精神衛生上はいいだろう。
I/V変換には、とりあえず OPA2134と LT1469をということになり、OPA2134の相方は NE5532がよかったので、折にふれ OPA2604などを、ということに。
LT1469の相方は、MUSES8820がベストのように聞こえるのだが、全体に美しく音作りをし過ぎて、オケ曲の弦の粒立ちや、ティンパニのパンチ感に欠ける嫌いがある。
いろいろあてがってみたけれども、意外に、今までの組み合わせでは歪み感が強くて使えなかった、TI TL072が面白い。
室内楽の再生も大切ながら、好みの、ジュリーニ/ヴィーン・フィルによるブラームスの交響曲第2番。終楽章も終わりに差しかかった、スコア(全音楽譜版を参看)でいうと何小節だろうか(よくわからないが;;)‥‥終楽章は全429小節、その415〜416小節で、ティンパニが連打し、416小節でイッパツ、スタッカートの付いた四分音符を叩く。ここが「パンッ!」と気持ちよく決まらないとどうにもカタルシス感がない。
「パンッ!」が軽くても物足りないし、倍音が埋もれて「ドズン」と重く沈んでもいけない。
この感じ、LT1469と MUSES8820では、全体は美しいけれど、ティンパニの強打が「ドボン」になってしまう。
これが、LPFに TL072を持ってきた場合、あるいは OPA2134+NE5532のコンビでは、実に気持ちよく「パンッ!」と鳴ってくれる。
そして ― 末尾425〜428小節で金管群が高らかな咆哮を上げ、429小節でフェルマータの一発「ジャーン!」で終わりっ!! この金管の鳴りも、MUSES8820ではやや上品な艶に終始するのだが、TL072では、胸のすく解放感がある。
今まで、ここはホルンが活躍するものとして聴いていたが、スコアではホルンとトランペットは4小節とも音価は同じで、前3小節で「ホワ〜ン…」と吹き上げるのはむしろトロンボーンみたいである…。
何なんだろう、と考えてみるが、これはどうも、2段のオペアンプの1箇処に、FETの、高インピーダンス部分があることが奏功しているのではないか、と推測する。
しか〜し! TL072では、やはりヴァイオリンのソロはキツい。ムターとワイセンベルクの例のブラームス:ソナタでは、鋸の目立て寸前;;;。あいたたた。
コマッタ。しかし結局、パンチの効いたティンパニを聴きたいときは OPA2134+NE5532コンビニ挿し換え、通常は LT1469+MUSES8820できれいな再生音を、ということにしておきまひょ。
ここでオペアンプを入れた小型タッパーを見ると、例の OPA2211はしばらく使っていない。I/V段は、補償Cなしで LT1469が発振したので、不安定だったわけだが、1,800pFをパラっているから、OPA2211を挿しても問題はないはず。
で、挿して聴いてみる‥‥とりあえずのベストの相方はやはり LT1028だが、どうも中域が抜けがちに聞こえる感じが‥‥MUSES8820にしてみると、悪くないけれど、LT1469との時より改善するところがない。
で! ― LT1469を後段=LPFに、というのを思いついた。これは、よかった。OPA2211+LT1469では、FETはどこにも使用されていないが、他のFET入りコンビの味わいを彷彿させ、歪み感はなく、情報量も多い。OPA2134+NE5532組よりもずっと重心の低い、ゆったりしたサウンドだ。
決まり、とはいえないが、これもあり、である。
OPA2134+NE5532は、古いチップながらオーディオ用として定評あるもので、なるほどと思わせるところがあるのに対し、OPA2211は、GB積が80MHz、LT1469では同90MHzと、最近の広帯域アンプ(ただし、ビデオ用ではない)の最先端を行くコンビで、際立って対照的だ。
OPA2211は特性的に他を圧しているが、LT1469も、同メーカーでより高速な LT1358、LT1364よりも雑音特性、歪み率で優れている。データで音がどうにかなるものではない(無関係でもない)が、精神衛生上はいいだろう。






