バレちゃってました〜 ;; ‥‥ A-R630 MkII

 ‥‥NEC VersaProノートの、充電ランプが点滅していた。ACプラグを入れなおすと点灯状態になったが、バッテリーの状態は11%で、「電源接続・充電されていません」。
 バッテリー、逝かれちゃったようです〜。

 現状、デスクトップPCのような状態で動いていることになり、ACアダプタが抜けたらパソコンは落ちるだろう。
 このままでもいいかもしれないが、寿命の尽きたバッテリーを底板のカバー代わりに挿したままというのもなんだし、充電ランプが点いたまま、というのもちょっとなので、4千円ほどらしいので、互換バッテリーを買いますかね…。

 さて ― 見事にバレちゃっていました、プリメインアンプ、TEAC A-R630 MkII。

A-R630 MkII

 Amazon.co.jpのカスタマー・レビューに、超-絶賛のがあって、ヤマハ AX-2000DENON PMA-SA11の代役ないし後継を務められる、というような文言が見える。

 「ゼ〜ンゼン期待しないで買ったら、意外に」というコンテクストは明白だけれど、こういうレビュー、ないよりはいい(笑)。
 旧モデル・A-R630の発売時、海外市場では、少し出力の大きな A-R650というのも発売されていて、酷評とともに、伊Amazon.itには「Questo amplificatore riesce a suonare meglio del mio prezioso Luxman」というレビューがあるが、これを Google先生に翻訳してもらうと、「このアンプは私の貴重なLuxmanよりも音が良い」となる。お〜。

 旧モデル・A-R630/A-R650のサービスマニュアルがタダでDLできたので、ざっと見たのだが、プリアンプ、パワーアンプともオール・ディスクリートで、オペアンプはフォノイコライザーとトーンアンプのみに使われている。
 パワーアンプはFET使用というふれこみで、Amazon.co.jpのレビューには、写真付きの投稿だが、出力段が MOS FETだと書いている方がいるが、これはたぶんバイポーラーの間違いで、FETは初段差動入力部だけである。

 回路を見ても私にはわからないけれど、初段に差動入力を置き、そのあとはダーリントンで出力している、ある種きわめて伝統的な、自作の教科書に載っていそうな、しかし丁寧な構成のアンプのような気がする。
 電流増幅・電流帰還の Marantz PM6005のプリ、パワーとは、ぱっと見でもスタイルが違う。
 メインアンプの出口には、伝統的な発振防止コイルが設置されているタイプだ。

 今回は、オンキヨーの、ちょっと前までの主力機・A-9050(後継現行は A-9150)や、パイオニア現行の A-30などのサービスマニュアルも手に入り、プリ部がどうなっているか見てみた。
 A-9050は、電子ボリュームICの内蔵オペアンプ出力をプリ出力としており、「PRE OUT」はこの出力をアウトプットしている。
 A-30は、オペアンプの NJM2068だったかが1回路置かれているが、ユニティゲインなので、バッファーという扱いのようだ。
 両機種とも、いわゆるハイゲイン・パワーアンプ・タイプのプリメインであるようだ。

 プリメインで、プリアンプ部を持っているのは、Marantzの各機種と、TEACくらい、なのかもしれない。

 A-R630 MkIIと同価格帯で、Cambridge Audioの TOPAZ AM5というのが大売出し中で、内外で好評ではあるようだが、出力素子は左右2chを1基でまかなえる、LM4766を使っていて、これにオペアンプのプリを付けたものと思われ、これではあまりにアレでしょう、ということで、パスだろうか。

 YouTube動画をググってみたけれど、かけている音楽がアジアン演歌みたいなのばかりということもあって判断しづらいのだが、AM5、A30、それにヤマハ A-S301など、国内で高評価の機種を聴いてみて、あまり面白くない、乾いた音だった。

 A-R630 MkIIは、オデオ・ファンの、ちょっとしたサブシステム構成や、メイン機のメンテ中の代役といった立ち位置で評価されている機種であることは、それはそうだろう。
 私のオデオなんていうのは、世のファンの人たちの、サブシステム、ベッドサイド・システム、あるいは緊急の代役というものを、出るものではない、いや、出るものであってはいけないのである。

ナゾの名機(笑)。

 やはりいろいろ気になるアンプ‥‥ネット上を探索しているのが楽しみなんですが…。
 邦語・英語のレビューと、動画。

 Cambridge Audio CXA60は、ナンといっても高すぎる ― 残高へのダメージは大きいし、他のコンポとの価格バランス完全崩壊 ― し、6AR5のアンプなんかいい音を出している動画もあるのだが、作るのは楽しいけれど面倒で、リスクもある、といっろいろググっていたら、ちょっと面白いブツに遭遇した。

ナゾのアンプ^^

 安く、それゆえに「期待を裏切る…」という高評価につながっている様子もうかがえるが、ナニこれ、という評価がされている。
 ググると、旧品(新発売現行品も、旧品とほぼ同じらしい)のサービスマニュアルが入手できた。それをDLして回路図を見ると、また「ナニこれ?」

 あっ‥‥とバレちゃってるかな^^;;。

オデオ妄想ちう…。

 ‥‥アタマん中、オデオのこといろいろ妄想混乱中♪

 そういう時に、あまり参考にはならなそうなのだが、やってみるのは、YouTube動画の視聴、もとい試聴。
 HD414をパソコンに挿して、いろいろググる。

 オクでちょっと気になったプリメインが、ケンブリッジオーディオの CXA60
 代理店のサイトにはもうページはないようで、すでにディスコンのようだが、まだ新品で求められる。延長保証と振込料込みだと10万円くらいだ。

 YouTube上にはあんまりないが、これ:


など、弦楽合奏が聴けて、あるていど素性がわかる‥‥DACが SMSLという限界はあろうけれど。

 ではあるが、今日も PM6005でいろいろ聴き、高域端がクールではあるものの、じ〜っつに綺麗な音だ。
 低音があまり出ないが、それでいてオーケストラのチェロとコントラバスの感じが、深みをよく表わして、すばらしい。

 PM6005の実動動画も、クラシック音源はほとんどないのだが、たとえば、これ:


とか、これ:


なんか、撥弦楽器やヴォーカルが、なかなかいいのがわかるかも。

 真空管アンプの動画は、取る条件と機材がよろしくないのか、散々なのが多い。

 CXA60は、米Amazonなどでも悪評がほぼなく、たいへんに高評価なアンプだが、Rotelと似て、私にはちょっと音が重い感じがしそうだ。
 やはり、私の条件だと、現用 PM6005が、CDP、スピーカーと相俟って、ヒジョーにいいのだろうな〜、と思ったのでした。

 これ以上の満足となると、30〜50万以上の出費となりそうだし、何より、6畳間の1Kには入りきらないシステムになるだろう。
 あるいは、エレクトロニクスで音楽を聴く、ということの、限界にぶつかりもしそうだ。

 ではでは、またちょっとCDを買いますかね〜。

妄想でしたぁ〜。& プチ・ヴィンテージ。

 前記事では妄言を吐きましたぁ〜;;。

 聴いていると、きれいな音であるだけ、というところは否めないものの、やはりきれいな音である。Marantz PM6005。

PM6005

 これ、後継機の PM6006がリリースされてもうかなり経つにもかかわらず、新品でまだ売っているのはいったいどういうことなんだろう (もしかして私が同サイトに好レビューを書いたから? まさか;;)。

 このアンプの音の持つきれいさは、今の音源コレクションにも合っていて、これは手放したくない。

PM6005で鑑賞。

 日曜に聴いたCD。
 右の、マルティノン指揮のイベール『寄港地』は、高弦など、EMIなのに Deccaみたいないい艶を聞かせている。

 真ん中、最新リマスターの、クレンペラー・マーラー・ボックスから、交響曲第4番。
 弦の音がちょっとツルツル気味で、実に鮮明なマスタリングなのだが、ちょっとやりすぎ感もある。
 しかしよい音で、全曲楽しんだ。

 そして、左は、ブリュッヘン/18世紀管の、東京公演のモーツァルト:レクイエム(Glossa GCD 921105。現行は GCD 81111)。
 これが、スピーカーで聴くと、マーラーのあとでもあったからか、音が地味にくすんで、聴き映えがしない。
 そんなことで、「管球アンプでも作ってみたい‥‥かな〜」となったのだが、さきほどヘッドフォンで聴くと、これはよかった。

Sennheiser HD414

 ヘッドフォンは、前にも書いているが、ゼンハイザー HD414であります。
 1996年4月に、オーディオユニオン御茶の水店で、12,257円で買っている。

 私には、ヴィンテージと呼ばれる機器は、全く無縁だが、これだけは、ちょいヴィンテージと言えるかも。

 といって、これ、そんなにいい音がすると感じたこともあまりなかったのだけれど、PM6005のヘッドフォン端子で聴くと、じつにいい感じなのである。
 ということは、PM6005は、ヘッドフォン・アンプとしてもなかなかいいということになる。
 PM6005は、パワーアンプの出力を抵抗を介してそのままヘッドフォン端子に出力していて、専用アンプが搭載されているわけではなく、それゆえ、スピーカー駆動アンプで鳴らしているわけで、贅沢でもある。

 これもまた、ヘタにキットなどを組んで PM6005を手放すと、使えなくなる。
 今は帰宅の遅い日がほとんどで、深夜に HD414で聴くことが増えていて、ますます PM6005は手放せない。
 い〜いアンプだな〜♪

 はてさて、ではどうやって電子工作禁断症状から脱却しましょうかね〜
 むっひょ〜、困ったもんだ^^;;。

真空管フェア、今日でしたぁ〜;;。

 う〜ん‥‥血液状態サイコ〜、体調いまいち‥‥。
 転室後、生活がお〜おきく変わったのは、ナンといっても、ハンダごて遊びをしなくなったこと、である(泣/笑)。

 オデオのほうは、加えて音源のほうも、もう何もいじるところがなくなって来つつ、では音に満足、というか、「音の楽しみ」を感じられているかというと、いい音なのだけれど、それだけなのである。
 ― てなことを言っておったら、例の真空管オーディオフェア、今日でした^^!

真空管オーディオフェア

 さすがに週6日仕事に出て、日曜のみお休みという現状、かつこの体調では、出向く気はしない。
 それに、このフェア、私のような、生活ぎっりぎりでオデオを楽しんでいるような人は、ほぼ無縁の場だ。

 ではあるのだが、このところまた、“そっち系”の関心がカマ首をもたげてきている。

 エレキットが、6AQ5=6005Wのシングルアンプ・キット、TU-8150をリリースしている。

TU-8150

 6AQ5は、GT管 6V6と同定格だそうで、TU-8150もソケット基板の交換で簡単に 6V6系に挿し換えられる。
 ゲインを補うということで、オペアンプのプリ部もあるそうだ。ただ、これは、携帯音楽プレーヤーのフロントからの入力に挿入されるようで、使わなければ配線しないでもいいだろう。

 とは言っても、三結にでもすれば出力は1.5Wていどになり、激-狭の1Kだとはいえ、さすがにシンフォニーの再生には無理が出そうな気もする。

 ― という時の助け舟、でもないけれど、NPO・ラジオ少年に、6AQ5プッシュプルの、AMP-3というのがある。

ラジオ少年 AMP-3

 この発売元は、説明書がいい加減だという情報もあるが、この辺は元が中国ダネである商品も多く、それもかかわっていそうだ。
 OPTのクオリティなども、そんなには求められまい。

 反対にゴージャスなのは、固定バイアスであることなのだが、これはかえって厄介なので、各出力管に560〜680Ωくらいのカソード・バイアス抵抗を入れて、自己バイアス化する手があろう。
 プッシュプルなので、三結で自己バイアスにしても4〜5Wは出るだろう。
 固定バイアスは、むしろシングルアンプのB電圧を、ぎりぎりまで効率的に使って出力を取り出す場合に有効なのでは?

 プリには、WATZの PA-3002 (WATZのプリは、どうもまだこれしかヒーターをDC点火しているのはないみたいだ) あたりか?
 整流ダイオードには、小さいシャーシでは Sic SBDはキツそうだから、UF2010あたりにする?

 あれれ、もう買って作る気に!? 年度末までに、国保・国民年金保険料と地方税で、まだ30万近く納めないといけないはずなので、散財計画はキケンだぁ〜;;。

Mercury F1、ちょいとお掃除。

 ふい〜‥‥週末はいつも腹具合、ワルいな〜。
 いっぽうで、毎日、クラス全体にではないが、生徒に話す仕事なので、数年前まではだいたい学期の終わりごろになるとノドが痛くなり、ノド風邪の症状が出ていたのだけれども、ここ数年は、しゃべってもノドに疲労が来ず、耳鼻咽喉系の風邪には、実に患らなくなった。

 …時間数は短いとはいえ、62歳のヘロヘロ爺ぃが週6日仕事に行くのは、そこそこチンドいです〜;;。
 ま、こんな調子ででも仕事があるから生きていけるのであるが…。

 そして ― CDは、やはり最近買ったものの中に、なじめないものが多く出てきて、数千円かけて集めたのに、早晩ユニオンとオクとで捨離シャリィ〜、とあいなる予感が。
 前記事の、アルテミス四重奏団のベートーヴェンなどその候補で、やっぱりどう気を入れて聴いても、「ベートーヴェンを聴いた」という実感が湧かない。

 それと、年金請求に必要な書類のために、ぼつぼつ出身大学などに在学期間の証明書を依頼しないといけない ― だいたい夏季休暇も終わり? ― し、な〜んにもしていないような毎日ながら、頭の中は雑然忙然。

 さて、転室前から、ホコリの多い居室で、もうあしかけ8年付き合ってもらっている、Tannoy Mercury F1 Custom。
 サランネットとフロント・バッフルの間にはけっこう隙間があり、振動板にそうとうホコリが付着してきている。

Mercury F1、掃除前

 1年ほど前になるが、ダイヤフラムを傷つけずに掃除するには‥‥と、カメラのレンズ用刷毛:エツミ E-146を買っていたのだが、今までほったらかし。

 掃除機で吸い取る形にすると、吸引力がそこそこ強い機種なので、バリッ! とやったらタイヘン…なので、といってブロアーは持っていないので、常用の、コイズミのヘアードライヤーを使う。
 これだとあまり風力はないが、それで飛ぶくらいでがまんしましょう。

ドライヤーとブラシ

 熱風は出ないように注意し、マイナスイオン(とか^^)も切っておいて、ブワ〜ッと吹きつけ、ブラシでシャシャッ、と。

Mercury F1、掃除後

 う〜ん、ちょっときれいにはなったが‥‥。

汚れ。

 右チャンネル用(に使っているだけで、左右は全く同形)のウーファーの下部エッジ部分に、白い斑点が残った。虫の糞かな? 無水アルコールなどは素材を溶かす恐れも、と、触らず。
 音は‥‥変わりません(笑)。

真空管プリアンプ・キットの誘惑^^;;。

 世にいう“ユーチューバー”で、オーディオが主たるテーマでもってそうとうなファンを持っている、という、ヘンな人、アンソニーさん。
 「こにちわ! アンソニー…です!」、「こにちわ! アンソニーのオーディオ雑談へ、ようこそ!」でおなじみ(なのか? …)。

 そのアンソニー氏の動画に、サンバレーの新しいプリアンプ・キット SV-Pre1616Dが登場している。


 セッティング、配線をすませ、音出し。11分50秒くらいから、ヴァイオリンが鳴り出すに及んで、アンソニーさん、「おぉ〜っ! ハイハイハイ!」と叫んでいる
 それも納得できるエエ音である。ヘッドフォンで聴いていても、よくわかる(よいマイクとレコーダーを使っているんだろうな)。
 1分ほど経過したところで、またも「はいはいはい!」 ギターにパーカッションも、コクのあるいい音だ。

 アンソニー氏は、JBLの何番だっけ、ゴージャスなフロア型をクラウンのパワーアンプでドライブしており(システムとしては、明らかにゲイン過剰)、“素”がいいということがあるが、同じクラウンのプリと比べて、「もうこっちにはもどれない」と明言しているように、SV-Pre1616Dはよさそうである。

 そうそう、アンソニーさんは、上にリンクしたサンバレーのブログに埋め込まれた、同ショップの動画でも、試聴に参加している。
 う〜ん、大橋サンとコラボしましたかぁ〜。

SV-Pre1616D

 回路は、Marantz型プリのラインアンプを用いたということで、ならば12AX7の2段NFアンプ+カソードフォロアーとなる。増幅段は、たしかマッキン C-22は直結だったはずだが、MarantzはCR結合だ。
 2段なので、非反転アンプである。反転してもべつにどうということはないのだが、精神衛生上、ちょっと…。

 他に、現行の真空管プリアンプ・キットはあと4種ほど、すぐに挙がるが、ほとんどが単段=反転だと思われる。

 まず、エレキット TU-8500(4万円台)。

TU-8500

 製作している人たちのブログには、回路に関する言及がほんとうにないのだが、サンバレーさんのブログによれば、12AU7単段(たぶんPK帰還PG帰還)+カソードフォロアー、なので、位相反転する。
 それと、デフォルトでフォノイコライザーを搭載しているが、とりあえずこれは要らない。

 次に、ぐっと値段がはるが、トライオード TRK-1(8万円台)。

TRK-1

 12AU7×2本だが、SRPPなので位相反転する。外観デザインはサイコー^^。

 次に、春日無線の KA-25RK mkII(7万円)。

KA-25RK mk

 すでに製作例や試聴記がいくつかアップされていて、「濃厚な音」だそうだ。使用真空管 8106は5極管らしい。ということは、各Ch1本を使っても、単段か。

 あと、チープな感じはするのだが、ヤフオクに出品してもいる、WATZ。
 WATZ製品は、他ショップでも扱っているところはあるので、一定の信頼は獲得していると思われる。

 ここのプリはいくつかあるが、実用性を考えると、PA-3002(4万円台)あたりか。

PA-3002

 12AU72段の間にCR型のトーンコントロールを挟んだものらしい。2段めもカソホロでなくカソード接地回路(通常の増幅段)なら、2度反転するから、非反転アンプとなる。
 CR型トーンコンを挟むから、ゲインを稼ぐために2段めも増幅段にするだろうなぁ、とは思うのだが、どの開発元もあまり回路には言及しない。
 WATZは、以前はプリのキットでもAC点火だったのだが、今はDC点火、それも安定化している。

 プリの場合、球が外に出ているものは、ちょっとデザインが野暮ったい感じがする。その点で、サンバレーと WATZは、いまいちだが、機能と音には期待できる。
 ※画像は、各リリース元 or ショップのサイトから拝借した。

 さてさて、そうなるとプリメインにつなぐとゲインが高くなりすぎ、パワーアンプも別途欲しく or 作りたくなる。
 エレキットの 6L6シングルか、WATZの 6V6シングル‥‥とか思い浮かべるのはいいのだが、クラシックをちゃんと鳴らしてくれるだろうか。

 YouTubeの動画を検索すると、たとえば現行 Marantz PM6005の動画は、どれを見ても、それぞれそれなりのマトモな音が聞こえるのだが、管球アンプの動画は、その多くがショボい音なのである。

 現行の PM6005は、音楽の種類にかかわらず、そつなく、そしてまあまあ高精細に鳴らしてくれるけれど、“コク”が決定的に、ない。
 といって、都はるみもダイアナ・パントンもシュヴァルツコップも、一様に同じコクが付いても困るのである。ふむ〜。

 ま、しばらく医療費がかかりそうなので、それが一段落してから、でしょうかね。

オンキヨー C-7030、帰還

 先週の真ん中に、CDプレーヤー、オンキヨー C-7030がご帰還。
 やはり、頻度はごく低いがトラッキング・エラーが発生するとのことで、またトラバース・ユニット=メカの交換となったようだ。
 修理自体は1週間のうちにやってもらっている。
 鳥取に2回、江東区に2回、都合4往復の修理。そうしたくなるクオリティではある、と思う。

C-7030、帰還

 戻ってきた C-7030で少し聴いてみるが、調子は今のところきわめて快調‥‥そうでないと困るのだが。
 ラックに置いてみると、若干のガタが出ている。C-7030は、天板、底板ともに、重量のわりにはペラペラなので、天板を閉じてネジを締めた場所が水平でない場合、歪みが生じる、のではないかと思う。拙宅で閉じた時もそうなった。
 そういう場合は、平たい場所でネジを締めなおすと直るので、締めなおしたが、ほ〜んの少し、歪みが残るようだが、これはラックの板のゆがみもあるかもしれない。

 C-7030について、面白い、しかしちょっと聞き捨てにできかねる情報をえている。
 《価格.com》の、こちらの掲示板に、去年の4月になって、C-7030を購入し、オペアンプの交換などを施したという書き込みがされている。

 そこでびっくりしたのだが、DACチップは、私の機体に搭載され、当時の印刷カタログにも記載されている、Wolfson WM8718ではなく、旭化成 AKMの AK4482だ、と記されていた。
 写真も投稿され、ピンの数(WM8718は20ピン、AK4482VTは16ピン)からも、WM8718ではないことがわかる。

 いや〜、参った!(← この「参った」は、投稿者・手作りオーディオさんのとは別の意味;;;。)
 DACが変われば、確実に音は変わる。
 ピン・アサインが異なるので、DAC周りは、基板の設計を見直さなければならず、つまり基板が新しく起こされている、ということだ。

 AK4482も、悪くないDACと思われるが、オンキヨーと合同になったパイオニアの DP-30AEも、このDACらしいのだが、製品ページには「高音質192kHz/24bit DAC搭載」としか示さない。
 ロシアのショップ・サイトに、DACの型番が“漏洩”している(笑)。

 C-7030の製品ページからも、DACの型番部分がそっくり削除されている。
 技術サイドなのだろうか、どうも、AK4482VTは、公表したくない、B級チップ、なのかもしれない。
 下が、両DACのピン配列。

WM8718 AK4482VT

 ちょっと見づらいが、左が WM8718のピン配列、右が AK4482VTのピン配列である。
 そこそこのオーディオ用DACは、デジタル電源ピン(DVDD)とアナログ電源ピン(AVDD)を分けて備えているが、AK4482VTは、電源ピン VDDひとつである。
 これだと、電源供給をデジタルとアナログで分けることができない。言い換えると、分けなくてよいから、ローコスト製品向け、と取られかねない。

 今回、サービスに希望配達日を連絡した際、基板は交換されていないか聞いてみたが、トラバース・ユニットのみで、基板は交換していないとのことだった。
 が、ちょっと踏み込んでこの件を伝え、「詳細はおっしゃれないと思うが、今後、基板部分に故障が発生して修理をお願いした場合、DACが変わることもありうるのか」と聞いてみると「ありうる」という回答だった。
 
 いやいや〜、DACが変わったら、型番を変えてくださいよ〜。

 なぜこうなったのか‥‥推測するに、C-7030はもうかなり長寿命の機種であり、ウォルフソン社がシーラス・ロジック社に買収されたことなどから、、WM8718が安定的に供給されないと見込んだためかもしれない。
 基板の設計し直しは、もしかすると‥‥途中トラックから再生開始した場合の「プチ」(← 私の機体のトラブル)を回避するために、ミューティング回路もやりなおしたのかも‥‥というのはちょっと自己チューな見方かもしれないけれど。

 さて、帰ってきて、音は変わるはずはないのだが、前記事で書いている、録音がいささか貧弱なので手放そうか考えた、オスカール・ダノン/チェコ・フィルによるリムスキー=コルサコフ『シェエラザード』(Supraphon原盤で、日本コロムビアのセット盤)。
 これが、す〜っさまじくよい音で鳴ったのである!
 高弦はもともとの収録からして乾いた音で潤いがないけれど、音場が自然に拡がり、楽器の浮き上がり方と溶け合い方がじつによく、さまざまな音形が有機的に明滅するさまはすばらしく、舞台音楽の名匠・ダノンの面目躍如。

 新しく買ったデュトワ盤と比較するつもりが、1曲全部、聴きとおしてしまい、まさに“一大絵巻”を味わった思いだった。
 単純に、好みのCDPからしばらく離れていて、やっと聴けた、という事態から来る感覚・錯覚なのだろうと思うが、信号の読み取りが精密化したこともあるのかも、とも考える。

 では、いよいよ PHILIPS TDA1549T搭載の CD5000は存在理由がなくなってきたかというとそんなことはなく、CD5000は、ナロウで地味ながら、確乎とした存在感を示している。
 CD5000で鳴らした途端、田舎の定食屋に入った時のような安らぎを感じさせてくれる、ということがある。

 う〜ん、面白い。

Onkyo C-7030、再度サービスに?

 オンキヨー C-7030‥‥い〜い音である。この値段で、これはいい。
 現在、8割の音源を、こちらで聴いている。

Onkyo C-7030

 1月に、音飛び修理で、購入店の5年保証を利用して修理を依頼し、いちおうは治ったのだが、前にも書いているように、3〜4日にいちど、ディスクの再生始めに、トラッキングをはずして、「ザザザッ、ザザッ」と音が飛びまくる現象が生じる。

 最初にきちんとTOCを読ませ、表示させてからだとこのエラーが生じることは少ないような気がしていたが、つまり、最初から再生「>」や、トラック番号で途中トラックから再生した時に起きやすいような感じだったのだが、今日は、TOCを表示させてから第1トラックから再生したところ、バチバチ飛んだ。

 入れ直すと、何ごともなかったように、一切飛ばずに再生する。
 前夜まで、ブルックナー1曲、76分聴き続けても、いちども飛ばない。

 しかし、トラッキングをはずすと、「ザザザ…」、これが3〜4日にいちど、必ず起きる。
 ディスクを入れ直し、読ませ直すと問題なく最後まで再生するのだが、何しろ「さあ音楽を聴こう!」という最初に鼻っぱしらをくじかれるのだから、気持ちを殺がれること甚だしい。

 う〜ん、もういっぺんサービスに電話してみますかねえ。
 修理伝票の完了日が1月17日なので、3ヶ月間=4月16日までに同箇所・同内容のトラブルが発生した場合、無償修理となる。
 往復送料はこっち持ちかもしれないが、それはかまわない。

 2万円出せば買えるCDPなので、ほかにこの価格帯でメインで聴けるCDPも考えにくく、全くの別個体なら、どうか? ‥‥とか、1) トラブルそのものがまず、2) そして、どうしようかの判断が、悩ましい。

 Marantz現行の CD6006は、価格.comのレビューでは‥‥おいおい、音飛びトラブルが報告されている!;;
 1ランク下の CD5005のほうがいいかな〜、と見たら、これまた「アマゾンで買ったら、音飛び、交換して、音飛び、3台目で音飛びしなくなった」って、こりゃヒドいな。めったにないトラブル個体なんだろうけれど。

 Marantzは、実際にはけっこういいと思うが、DACが、現行アンプのと同じ CS4398なので、面白みがない。C-7030は、もうマイナーになってきたウォルフソンのが聴けるのである。

Gotham SPK 2x1.0mm、再導入;;。

 いっとき失業状態‥‥で、いっや忙し〜;;。

 QED Profile 79 Strandが、一聴、ダメだったので ― 客観的にはいいケーブルだと思う。Harbethや ATCが勧めるだけはある ― 速攻で元の Gotham SPK 2x1.0mmに、もどし作業。

 QEDへの交換前、Mercuryをスタンドに置いたり下げたりするたびに、Gothamの、端子にねじ込んだ先が振られ、導体芯線に「曲げ」が加わり、金属疲労でついに左チャンネル、コールド側が断線する事態に至っていた。

スピーカー端子

 一般的なねじ式のスピーカー・ターミナルは、しっかりと接続できるが、上図のように、ねじのエッジと穴のエッジとで、芯線を切ってしまいやすい。

 それで、Gothamのほうも、スピーカー側には AudioquestのBFAプラグを使おうと思い、QEDからはずした。

 Gothamのほうは、キャブタイヤ形状になっているので、外側シースだけ少し剥いて、中ケーブル(といっていいのか…)をもうちょっとだけ露出させればいいかと思ったのだが、、外被覆だけをカッターで切ろうとすると、中ケーブルを超えて、芯線までキズがつきやすい。

 そこで、2本で長さをあわせ、4ヶ所とも全体に切り落とし、あらためて外シースを6cmほど剥く。説明しづらいのだが、外被覆が端から1cm以上の部分でカッターで切込みを入れると、中ケーブルや芯線を傷つけずに剥きとりやすい。

 8ヶ所の、中ケーブル(赤&白)端末の被覆は、1cmほど剥く。
 QEDの端末処理でも活躍したベッセルの No.3500-E1の、16AWG用の穴…というか溝というか…でスパッと切って抜いた。

 8ヶ所のうち、1本だけ芯線が切れた^^;;‥‥が、この辺は最近は気にならない、といったらウソになるが、あまり気にしない。
 というのも、外国のエンジニアやファンがケーブルを無造作にストリッパーでぶちぶち剥いているのを YpouTube動画でしょっちゅう見ると、まーそんなもんか、と思うようになっている面があるからだろう。

Mercury+BFAプラグ

 Gothamは、芯線断面積が 79 Strandの半分という上に、キャブタイヤ形状なので、中ケーブルは細く、AudioquestのBFAプラグでは、被覆を軽く押さえるビスは機能しない(ねじ込んでゆくと、内側にポトンと落ちる)。なので、取り除いて、予備ねじ(数個、袋に入っている!)の袋に入れておく。
 メインの2本をしっかりねじ込んで、QEDの時と同じように挿す。


アンプ側

 アンプ側は、8mmくらいだろうか、剥いて、QED同様、裸線=ベア・ワイヤーで挿し込む。
 2.0sqの QEDでもあまり難もなく挿し込んで固定することができるので、1.0sqの SPK 2x1.0ならラクに入る。
 写真は、先バラが出ていないことの確認でもあり‥‥出てませんよね^^。

 BFAプラグのねじ、アンプ側端子ともども、数週間後に軽く締めなおしたほうがいいかも。

アンプ、リア。

 PM6005、入力系の接続。CD、Tuner(=CD5000)、同軸デジタル、光デジタル。まあこんなもんでしょ。


Gotham SPK 2x1.0mm再試聴ディスク

 けっきょく Gotham SPK 2x1.0mmに戻った。変わったのは、スピーカー側がバナナ(BFA)プラグになったことだけ。
 それより、SPK 2x1.0mmを6年ぶり(たぶん;;)に剥きなおしたことが、今回のいちばんの収穫だったかもしれない

 そして、少し試聴。まずはオンキヨー C-7030で。PM6005のトーンコンは、高域を少し下げ(11時)、低域を持ち上げておく(1時過ぎ…)。

 QED 79 Strandではヴォーカルのサ行がやや耳についた、ベーム/ウィーンの、モーツァルト:『レクイエム』。「Recordare」の、79 Strandで少し金属的だったヴァイオリンは‥‥やはりやや金属的だが、聴きよい。
 ヴォーカルのサ行(歯擦音)は、Strand 79よりかなりすっきりし、気にならない。

 バロック・ヴァイオリンの、ビーバー:『ロザリオのソナタ』は、ヴァイオリンの倍音がやや気になる音源であるが、C-7030では、低音とのバランスや音場感もよく、システムの限界も感じさせるけれども、まあ、いい。
 CD5000で聴くと、BFAプラグ化する前より、心持ち倍音が強調気味のようにも聞こえるが、悪くない。トーンコンは、高域を落としたほうが聴きよい。

 QED 79 Strandでは「ナロウだぁ〜」と書いてしまったジャズ‥‥ハンク・モブレー、ソニー・クラーク、他による『カーテン・コール』(Blue Note。東芝EMI、HS2088盤)。
 2曲めの表題曲をちょっと。ケニー・ドーハムのトランペットが、とてもいい。

 なぜ QEDで「うわ、ナロウだぁ〜」になったのか?
 情報量、レンジ感も QEDのほうが上位ではあったようだ。しかし、スピーカーがそもそもナロウ・レンジなので、その狭い帯域から出てくる情報だけが多くなり、結果として「ナロウ感」が助長されたのでは、と考える。

 幾何学はわからないのだが、「台形」に譬えると、底辺が十分長い場合、高さが高ければ、「お〜、大きい」となるけれど、底辺が短い台形で、高さだけが高くなれば、「狭〜い台形」になってしまう、そんなような感じである。
 Mercury F1 Customのそもそものレンジ(=台形の底辺)が狭いので、高さもそこそこに抑えておいたほうが自然で心地よい再生音となる、というわけだ。

 QED 79 Strandは基本的にとてもいいスピーカーケーブルだと思うし、英Amazonのレビューでも、超-多数の絶賛が投じられている。
 が、その中に、こんなレビュー
「Note: It is ideal for a system that needs the treble end of the frequency spectrum brightened up a little, its not, in my opinion, suited to a system whose treble output is already on the bright side, as this could lead to unpleasant sibilant effects on vocals. (注: 高域端を少し持ち上げたいシステムには理想的だが、高域がすでに明るい方向のシステムには合わないと思う。このケーブルは、ヴォーカルの不快な歯擦音をもたらすかもしれないからだ。)」

 これ、ちょっとわかりました^^;;。

 上のは、☆は4つ入れているが、☆ひとつの酷評が、1件:
「I was amazed how bright this cable made my new sounds system sound, frankly I was disappointed and feel my purchase was a waste of money. (このケーブルは、私の新しいシステムを、何と明るい音にしてくれるのだろうと驚いた。正直にいって失望したし、金の無駄遣いだったと感じる。)」

 これらは、例外的に「こういうことになる場合もある」ということで、今回の私のケースにも近いかもしれない。
 ちなみに、後者の「amaze」は、語本来の「驚かす」の使い方だろう。昨今、「amazing」といえば「すばらし〜」の方向で使われることがふつうだが、珍しく(?)本来の辞書的用法(か?)。

 スピーカーを、Daliの Menuetあたりにでもアップグレードすれば、QEDは活きてきそうな気がするが、今回、電源ケーブルやスピーカー・ケーブルをいろいろ触ってみて、現用の Mercury F1 Customが、やはり自分には合っているのかな、と再度確認した。

 私は、「合わない機器、パーツ」は、エージングを待つことなく速攻で手放してしまうことが多いのだが、いちど「合う」と、変えないほうがいい部分も多い。
 Tannoy Mercury F1 Custom、Gotham SPK 2x1.0mmのコンビは、6年以上お付き合いして、これでいいのだ、ということなのだろう

 CD5000に切り換えて、ビートルズの「Hey Jude」、「Yesterday」を聴く。MMカートリッジみたいで、かつ渋いサウンドで、いい感じ。

 さて ― 上記、ソニー・クラーク、他の『カーテン・コール』では、第3曲の「Deep in a Dream」が、聴いたことのある(わずかな)ジャズのトラックの中で、最も好きな楽曲なのです。


 ソニー・クラークには、同曲を、アイク・ケベックらと演奏した別アルバムもあり、“ファンキーな”クラークが苦手な私も、これは、いいっす♪

 ‥‥てな具合で“失業期”を過ごしていたら仕事先から電話。
 「3月後半はダメって言ってましたけど、今週なら大丈夫ですよ〜」と伝えると、土曜日午後の仕事が、早速入りました♪

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