ミンコフスキのリュリ、国内盤を。

 マルク・ミンコフスキの最も魅力ある分野は、何といってもフランス・バロック・オペラだと思う。
 ラモーのオペラから名曲を集めた『空想の交響楽 〜 サンフォニー・イマジネール』(Archiv)は、ちょうど吉田秀和氏が『LP300選』の「レコード表」で挙げている、ナディア・ブーランジェ指揮の『Operatic Excerpts』(Decca 9683。「レコード表」の58番。こちらでは試聴さえできる! )の現代版と称していいものかと思う。

 上記は器楽のみなので、歌詞対訳は不要で、海外盤でよいけれど、もうひとつ、ミンコフスキ/レ・ミュジシアン・ド・ルーヴルが1987年に録音している、リュリ/モリエール:『コメディ=バレ名場面集』(仏Erato 2292-45286-2)は、リュリのオペラのアンソロジーとして貴重だし、いい演奏だと思う。
 オクで600円ほどで買ったのだが、ワーナーミュージック・ジャパンが所有各レーベルの定番を再発した「オリジナーレ Originale」シリーズ(各税抜き1,400円)で、国内盤(WPCS-16305)を出している。

 リュリのほうは、モリエールが噛んでいるゆえか、歌と芝居が入っていて、国内盤は、サイトの説明と、フォームからの問い合わせ、ともに原歌詞と対訳がブックレットに掲載されているということで、訳詞が見たくて国内盤を楽天で注文し、届いた。

リュリ、コメディ=バレ名場面集

 サイトの説明(シリーズとして、だろう)と、返信メールが、若干ミスリーディングだったのは、フランス語の「原歌詞」が掲載されていなかったこと。
 が、これは掲載すればブックレットが凄まじい厚みになるので、無理というものだ。以て瞑すべし、というところだ。
 訳詞だけでも、録音内容から調査して付けたということは、評価すべき業績だ。

リュリ、レーベル

 海外盤の、演奏者情報や、ブックレット裏表紙の、スリムだったころのミンコフスキさんの写真(だろう;;)など、すべて掲載し、ただしミンコフスキ自身の文章は、略されている。これは、日本の音楽学者の解説になっていて、至当な編集だろう。音は、同じ。
 海外盤は、ユニオン行きになりますな。

 さきだって、このシリーズの、マンロウによるデュファイが、未開封中古でオクに安く出ていたので、買った。

ワルターとマンロウ

 送料を入れても新盤の半額近かったので、だれか入札するだろうと思ったけれど、最後まで入札はなく、落とさせてもらった。

 右は、ワルター/ウィーン・フィルのモーツァルト:交響曲第25番&40番という、定番(CBS・ソニー)。DSD化した、「ベストクラシック100」盤は避け、古〜い 25DC 5196の帯つきを、ブックオフで。
 これ、以前DSD盤の音がきつく、これに買い替え、それも売りに出し、Altus盤を求めるも手放している、という縁の薄い音源。
 Altus盤は、悪名高いクラウス&アイヒンガー組のリマスターというのを懸念する向きも多く、ではソニー盤はというと、ピッチの問題が云々される。今の装置で、ソニー旧盤をもういちどじっくり聴きますか…。

ネクタイ

 この休み期間は、いつもどおりあっという間に過ぎた ― あ、まだ1日あったっけ;; ― が、月曜には、冬の乾燥に向けて、皮膚科にかゆみ止め軟膏を処方してもらいに行き、今日はというと、またもやであるが、超-ひっさしぶりに、スラックスを近所の青山に買いに行った。

 Tポイントカードのクーポンで、千円引き券が手許にあり、5,900円のズボンを千円引きで、4,900円×1.08=5,292円で求め、裾上げ依頼中。
 インスタントくじで、「当たり」がでて、ハローキティ・グッズを何かひとつ‥‥といって有用そうなものはなく、プラのカップをもらってきました;;。
 ついでに、もうボロボロになっている(写真左)ネクタイを買い替え。1,900円×1.08=2,052円。

 約7,300円の衣料品出費。近年にないことだ。
 私のようなものでもこれだけ消費をしているのだから、世の個人消費はいよいよ上向き‥‥であろうはずもない。
 今夏の時点で、個人消費は15ヶ月連続の減少で、この15ヶ月という期間も2001年以降最長だそうだこちら)。
 私にしても、写真のようにネクタイもズボンもボッロボロになるまで買い換えられなかったから、今ごろ買っているのである。

マスタリングの聴き比べ、とか、その他…。

 この一週間で、軽い風邪が通過したもよう^^。
 いっぽう、この一週間、○痢はしていない。

 ひとつ変えた食習慣‥‥雑穀米、やめました。この約1年ほど、自炊の時はご飯に雑穀を混ぜていたのだが、先々週ですっぱり、やめ。
 それでかどうか、わかりませんけれど;;。

 CD購入台風の続き‥‥はリスニング。週日は深夜しか聴けないので、ヘッドフォンで聴いている。
 以前、Brilliant Classics盤を聴き、まずは音質の点で不満、演奏も物足りない感じだった ブロムシュテット/ドレスデンの、ベートーヴェン:交響曲全集(すでに「旧盤」)を、本家の Berlin Classicsのボックスで求めた…のは前記事の写真に上げた。

 このセット、日本のショップ・サイト・レビューでは、まず低い点をつける人がおらず、期待するとともに、1回目はどうして感心しなかったのか‥‥と耳を澄ましてみたのだが、やっぱり感動しない。
 と〜っても丁寧な演奏なのだけれど、また、ベートーヴェンをこのように重厚ながら冷静に演奏して悪いという法はもとよりないけれど、ではここまで‘エキサイトしないベートーヴェン’を、ベートーヴェンとして聴く必要があるのか? というのが大きな疑問。

 面白いことに、ブロムシュテットを聴くと、冷静すぎると思ってきたハイティンク/コンセルトヘボウ盤が、意外に突如咆哮する面を見せることに気づいたりすることがあった。
 ドレスデンもコンセルトヘボウも、いうまでもなくヨーロッパで最も伝統のあるオーケストラである。奏者の演奏は、自負を感じさせる。が、「自負」はあっても「志」や「意気」を感じることがない。

 この対比で、「志」と「意気」が香りたってくるのが、トスカニーニの全集。
 Complete Collectionsの白箱5枚組は、2枚組ばかりで出た、UV22リマスタリングで、ステレオ効果を付したシリーズの音源とは別マスタリングで、ステレオ効果はなく、高域はほんのわずかに丸めてある感があるほか、とてもニュートラルで、トスカニーニのベートーヴェンを味わうには最適のセットだと思った。
 このセットの第3『エロイカ』は、通常の49年セッションではなく、53年ライヴのほうを収録している。これも悪くない ― 49年盤は知らないのだが ― 選択かも。

 今までに、いちど買ったものの売り払っているベートーヴェン:交響曲全集は ―
 べーム/VPO、シュミット=イッセルシュテット/VPO、バーンスタイン/VPO、コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス、フェレンチーク/ハンガリー国立管、マゼール/クリーヴランド、サヴァリッシュ/コンセルトヘボウ、クリュイタンス/BPO、あと古楽器組ではブリュッヘン/18世紀管、ガーディナー/レヴォリュシヨネル管‥‥と、ブロムシュテットの Brilliant盤‥‥他にもあったかな? あ、忘れてた、シューリヒト/パリ音楽院管(第九がステレオの国内盤)も(追記;;)。

 対するに、今棚にあるのは、フルトヴェングラー(Warner)、ワルター(ステレオの仏Sony盤)、クレンペラー(ピアノ協奏曲とのセット)、ハイティンク、そして今回のトスカニーニとブロムシュテット。
 やっぱり、と言うべきか言わざるべきか‥‥格が違う、という印象。ハイティンクとブロムシュテットは、どの番号の曲も、「時間を割いて聴く」意味が、他の4セットに比して、ほとんど無いように思われる。

 「時間を割いて聴く」については、ディスクの音質に関して、こちらもやはり気になってくる。

マスタリングいろいろ

 ルービンシュタインの『ザ・ベスト・オブ・ショパン』を、ソニー「ベストクラシック100」(24bit192kHzリマスター+Blu-spec CD2+音匠レーベル仕様)盤で求め、じつに最新デジタル録音のような「カキ〜ン」と突き抜ける打鍵が、あ〜まりにシャープすぎ、「ほかのないの?」と探すと、『20世紀の偉大なピアニストたち Great Pianists of the 20th Century』の『Rubinstein I』の外盤が、オクで安く求められ、買ってみた。

 5曲ほどがダブっており、予想どおりだったが、“外盤”の『20世紀に…』盤のほうがずっとマイルド、明らかに低情報量で、レンジも狭い。
 ふむ〜、こりゃ Blu-spec盤のほうがいいかもな、と聴きかえす‥‥と、どちらもそれなりに悪くない感じだ。

 全体として、Blu-spec盤のほうは、テープに入っている情報を徹底的に「音化」しようとした、という具合で、「ハイファイ」に聞こえるが、高域のエッジに混濁感と、何か耳にひっかかる歪み感を伴い、何というか「しょっぱい」音である。
 『20世紀の…』盤は、スピーカーで比較すると一聴、物足りないが、連続してじっくり聴くには、このほうが聴きやすい。

 トスカニーニ指揮の「ローマ三部作」。ソニー「ベストクラシック100」盤のほう ― 『ローマの松』の第1曲「ボルゲーゼ荘の松」や『ローマの泉』の第2曲「朝のトリトンの噴水」の冒頭の大音響は、文字どおり耳をつんざくばかりで、アンプのボリュームつまみを思わず回してしまう。

 そこで ― 2枚組ばかりでリリースされた「Arturo Toscanini・The Immortal」を Amazonの中古で。配送料込み800円未満。
 UV22使用のリマスター(「UV22」は、Apogee社の、独自なディザリング方式のこと)で、とりあえず20bitリマスター、世上、毀誉褒貶のある疑似ステレオ効果付加バージョンである。

 平林直哉氏などはこれが大キライなのであるが‥‥やっぱりダメでした^^。
 「カラオケのエコーマシン」(平林氏)効果以前に、楽音部分が貧しく、旋律の明瞭さなどに著しく欠ける。

 ― ということで、今回の試聴では、生田絵梨花チャンをキャラにフィーチャーした「ベストクラシック100」、けっこういいかも、というところに。
 とくにトスカニーニの「ローマ三部作」は、XRCDは聴いていないけれど、うっかりすると、半額でXRCDに迫る可能性も‥‥と思った。
 ひとつ言えることは、ルービンシュタインもトスカニーニも、このシリーズだとヘッドフォンで長時間聴くと、キツそうだということ。

 ショパンのピアノ曲を初めて聴いたのは、17cmLPで、アントルモン盤、30cmLPではルービンシュタイン盤だった。
 今回のルービンシュタインの『ベスト・オブ・ショパン』は、そのRCA国内盤の楽曲と、かなり合致しているはずなので、ちょっとした思い出アルバムなのである。
 『20世紀の…』のほうも悪い音ではなく、「ベストクラシック100」と重なるのが5曲くらいなので、しばらくは両方置いておこうか、と…。

 今回、ネット上をいろいろ漁り、『20世紀の偉大なピアニストたち』シリーズの総合プロデューサー、トム・ディーコン Tom Deaconに関して、なんだかイマイチな情報を仕入れてしまった。

 癌の病理研究とピアノ演奏の二足のわらじを履いていると見受けられる方で、奇才・エルヴィン・ニレジハージの業績の発掘を行なっている、Tomo Sawadoという方の日記の中に、「ジョイス・ハットー事件」なるものの記載があり、この中、トム・ディーコンがどうにも不躾な男であるというような件が記されている。
 こちらの「3.2.2017」をお読みいただくとよい。

 「ジョイス・ハットー事件」とは、他のピアニストの演奏が、ジョイス・ハットー 名義でCD化して売りに出され、それがいろいろ疑念を呼び、だいたい偽装だった‥‥らしい。こちら参照(よく読んでません;;)。

 多くの著名な批評家が、ハットーの演奏と信じて賛辞をお送り、中にはそれが、本人名義のCDでは同じ批評家にけなされていたり、という、英楽壇 or レコード界をちょいと騒がせた事件だったらしい。
 Sawado氏の記事には、ブライス・モリソン Bryce Morrisonという批評家も登場し、怒鳴られたり仲直りしたり、のようであるが、今回買った『20世紀の…』盤『Rubinstein I』はライナーノーツがブライス・モリソンだった(笑)。

 ― そんな次第で、『20世紀の…』は、一瞬、リパッティも合わせてちょっと持っているのがいやになったのだけれど、この仕事自体のクオリティは低くなく、持っている2組は、聴いていきましょう…。

コンサートホールのマガロフ

 最後に、ショパンは売り払ってしまったニキタ・マガロフ。
 彼の堂々たる音色と弾きぶりは、ショパンよりブラームスだろう、と思っていたら、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を、オッテルロー指揮でコンサートホールに入れているが、比較的リーズナブルな値段でオクに出ているのを発見し、落札。

 これは立派な、いい演奏だ。この顔合わせでは、チャイコフスキーのコンチェルトの、タワーレコードの復刻を持っているが、オッテルローの指揮はどちらもすばらしい。
 こちらも日本コロムビアのリマスターでタワーから出るといいが、たぶん出ないだろう。日本コロムビアに渡っているコンサートホール原盤のテープは限られており、このブラームスはないだろう。
 いちど AgesがCD化したまま、Ages盤は稀少化して消えてしまっている。

 右に写っているのは、手許にまだ残してある、日本メール・オーダーの、コンサートホール盤CDの販促パンフ。
 この時点で「在庫一掃セール」となっているので、売れ残りCDしか記載されていないが、この中からブーレーズの『春の祭典』やモントゥーのモーツァルトを注文した。

 1枚1,500円で送料無料、支払いは郵便振替の払込用紙同封で、払込料は日本メール・オーダー負担というありがたいもので、DENON盤が多く廃盤だったので、重宝した。
 「在庫一掃」になる前は、朝日新聞の広告で見たような記憶がないでもなく、1枚2,000円くらいだったと思う。
 モントゥーのモーツァルトはもう売っているが、ブーレーズの『春の祭典』は、1995年11月に買ったと記録しているから、そのころのパンフである。

 このパンフの、最上段、メインの写真が、このマガロフのブラームスだ。
 カタログには、ポリグラム系や、エヴェレスト原盤のものなども入っていて、それらは価値がない。
 日本メール・オーダー社は、いうまでもなくもう存在しない。

CD‥‥まぁ〜だ買ってる。

 ま〜た超-ひっさしぶりの、軽い風邪。
 ノドが少しイガイガ、鼻水が出て、すこ〜しゾクゾク。起きぬけに体温を測ると36.2度^^。これでも高いほうなんです〜。

 そ〜っれにしても先週も、CD買いまくり。
 まず、セットものから。

セットもの

 中段を中心に、ベーム指揮のオペラ5点! 左上は有名なDGの『トリスタン』、その下が、毀誉褒貶のある、68年バイロイトの『マイスタージンガー』(Orfeo)、右に行って、ウィーン交響楽団を振った56年モノラル録音の『フィガロ』(Philips)。
 Eloquence盤の中古は珍しく、気持ち高価め、かつ盤面にキズがあったけれど、稀少品なので納得。Eloquenceなのに AMSIリマスターは記されていない。
 オケはさすがに混濁気味だが、声が入ってくると、それはつややか。

 そこから右→上、と、ベーム/ウィーン・フィルの『魔笛』と『コシ』(Decca)。『魔笛』は台詞なしで、パッケージも廉価「Double Decca」仕様で、リブレットなどない。
 『コシ』は、Amazon出店のバリューブックスで、レコファンの『魔笛』の1.6倍もしたが、ケース裏に大きなヒビがあった。この Brilliant Boxという、カバーと1枚めホルダーを交互にあけるタイプは、ケースのみの市販がないので、これに入れておくしかない。

 なんで『フィガロ』と『コシ』にケチガついたのかな〜。そうだ! 「結婚 nozze」と「女 fan」が、私にとっての禁止ワードだからだ〜^^;;!(ぷっしゅ〜)(注)

 それは置いといて、『名歌手』も『魔笛』も、前奏曲/序曲が鳴り出したとたん、アットウ的な迫力と、劇場ふうの香り、なのである。ノリントンもハイティンクもすっ飛んでしまう。
 ついでにといっては何だが、上段真ん中は、スイトナー/ドレスデンの『魔笛』。日本コロムビアからはMSリマスターの3枚組が出ているのだが、とりあえず RCA 2枚組で。

 この『マイスタージンガー』、トランペットがうるさすぎるという非難がけっこうあるいっぽう、全体としては「なぜ今まで出なかった」という絶賛のレビューが大勢。
 トランペットねえ‥‥ほんのちょっとトーンコンの高域を下げると問題なし、むしろ活気あふれる演奏だ。

 下段左、ついに買いました! 泣く子も黙るトスカニーニのベートーヴェン:交響曲全集。まだ Sonyの息がかかる前の、BMG/RCAの Complete Collectionsシリーズの未開封品が、ユニオンで1,350円。
 こ〜れはまことに、鳴り出すと、ワルターなどとはまた違った香気が香りたつ音楽だ。

 じつは、かつて Brilliant Classicsのリリースで、音もイマイチだった、ブロムシュテット/ドレスデン盤(下段右)を求め、ヘッドフォンで聴き始めると、さすがにすばらしく、同時にぼつぼつ手放そうかと思い始めているハイティンク/コンセルトヘボウ盤のよさも聞こえてきて‥‥‥なのだったが、どうにもやはりこの2セットの「訴求力」が、足りないと感じていたところでもあった。

 トスカニーニ盤の圧倒的な存在感からすると、ブロムシュテット、ハイティンク盤は、とくに選んで聴く機会を持てるかどうか、こころもとない。

 下段右は、ルドルフ・ゼルキン/クーベリック/バイエルン放送響によるベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(Orfeo)。
 77年のライヴで、さらに10年後に、ゼルキン先生はDGにベートーヴェンの三大ソナタをライヴで入れているが、その10年前の充実しきった状態でのライヴ。

 ピアノの音が、鳴り出した途端に周囲の雰囲気を変えるほど香り高い。
 このセット、『合唱幻想曲』の評価が高い。これは通してヘッドフォンで聴いたけれど、まさに“プチ第九”といってもいい格調である。
 オクで求めたものは、国内盤解説も入っていた。

 じつはこのディスク、日本の、音にうるさいクラシック・ファンには懸念を持たれるスタッフが噛んでいる。
 ライナーノーツの筆者は、ゴットフリート・クラウス Gottfried Kraus、リマスタリング・エンジニアの一人が、オトマール・アイヒンガー Othmar Eichingerなのです。

 低域は「やはり」というべきかちょっと薄いけれど、これは拙宅のシステムのせいもあろう。ピアノはすこぶる美しい。ただ、オーケストラが「遠い」感が拭えない。
 それでも、音量を上げると、目の前に両マエストロのいるステージが現前してくる感じはある。
 この種の‘ライヴ感’を、オーディオ的に物足りないと感じるリスナー、評論家は日本にはけっこう多そうだ。

 が、私の場合、日本の技術者が高解像度、ワイドレンジを目指したフォーマットが合わない、ということが多い。

ホロヴィッツ・ショパン・アルバム

 マガロフのショパンがどうも合わなく感じ、売却し、では、とルービンシュタインとホロヴィッツのベスト盤的なものを1枚ずつ、と思って、まずルービンシュタイン。
 RCAが Sony傘下になっても、すべてをDSDマスタリングはせず、旧RCAにおける 24ビット/192kHzリマスターのまま、Blu-spec CD2で製盤し、レーベルは緑色の「音匠仕様」。
 これはまるで80年以降のデジタル録音のような「カキーン」というタッチが響く。

 ではホロヴィッツのほうなのだが、最近の「ソニー・ベストクラシック100」では、CBS音源はDSCマスタリングしていて、かつてバーンスタインのショスタコーヴィチなどで、低域は豊かなものの、音が締まりなく広がって、高域の繊細さがなくなる弊を感じたため、DSCを避けて、古いSBMだけの時代の「ベストクラシック100」を選んだ。

 すると、ルービンシュタインに比べて、またホロヴィッツのRCAの外盤に比べても、音がフヤけているように感じた。
 では! と、ブックオフにあった DSD+Blu-spec CD2(音匠レーベルではなかった)のディスクを求め、じっくり比べると、どう聴いても、DSD+Blu-spec CD2の音は、くっきりし、打鍵が「カキ〜ン」とは入るのだけれど、その倍音部分がホコリっぽく、弱音のまわりに飛散する響きの美しさがないのである。

 というわけで、どうやら旧SBM仕様盤を聴くことになりそう。
 ソニーの「ベストクラシック100 Best Classics 100」は、96年に、SBMリマスターを中心に始まり[SRCR 9200番台](その前があったかも)、2000年にSBM表記から「High Clear Digital」表記になり[SRCR 2000番台](カッティング・プロセスの精密化などを謳う)、このあと、2000年にはSACD開発を受けて、DSDマスタリングに変わる[SRCR 2600番台]。

 さらに ― この間、リニューアルがあったかも ― 2012年に Blu-spec CD2導入[SICC 30000番台]、2016年に「音匠仕様レーベル」導入[SICC 30300番台]となった、みたいだ。
 SICC規格に変わるころは、RCAを合併していて、RCAの有名アルバムも、この「ベストクラシック100」に入ってくるから、二大レーベルともわずかな代表盤のみが入ることになった。

ソニー・ベストクラシック100

 このシリーズ、各世代ごとに、私は1〜2枚しか持っていない。

 マゼールの R.シュトラウスは、持っている唯一のマゼールのディスクになってしまっている。今はこの音源は完全に忘れられ、「ベストクラシック100」には、『英雄の生涯』は楽曲そのものがなくなっている。

ベストクラシック・レーベル

 SBMと High Clear Digitalの時代は、レーベルは銀色、つまり途色なし、DSDになってダークブルーに、Blu-spec CD2になって2色、そして「音匠仕様」は当然ながら緑。

 今回、トスカニーニのベートーヴェンの交響曲全集を買った勢いで、「音匠」仕様のレスピーギ:ローマ三部作も買ってみた。
 が、これはどう聴いても、『ローマの松』冒頭の高弦は耳をつんざく鋭さで、がまんして聴いていられない。

 そんなこんなで、ルービンシュタインのショパンは、『20世紀の偉大なピアニストたち』シリーズを、トスカニーニのローマ三部作は、海外リマスター盤を、それぞれ中古で注文中。

 DSD+Blu-spec CD2+音匠仕様レーベル‥‥で最高クオリティをめざしたものの、これならクラウス+アイヒンガー組のほうが音楽的だよ、という思いまで。
 生田絵梨花チャン♪ がイメージキャラなんですけどねえ。

[付記]
(注)
「「結婚 nozze」と「女 fan」が、私にとっての禁止ワードだからだ」と書いたが、みっちさんからいただいたコメントのご教示によれば、「fan」は動詞であり、「女はみんな」に相当するのは、「tutte」である。
 「Fan」とフランス語「femme」あたりとの響きの連想で勝手に思っていたのは間違いでした。

 という次第で、正しくは、
 「「結婚 nozze」と「全ての女性 tutte」が私の禁止ワード」ということになり、さらに惨憺たることにあいなったが、こういう勉強は「自分を知る」ということにもなる、ということでしタ。

 ぷっしゅ〜‥‥と、アホマンガの実写版再掲(描くべきところ、ただ今スキャナ・ドライバが未購入のままでして…)。

いやはや

CDライブラリーの選定・編集…。

 前記事に書いた、全労災からの割戻金は、早々にオクでオペラ2セットを落として消えた。
 ワーグナーの『トリスタン』と『マイスタージンガー』全曲である。しばらくこれらの楽曲はCDを持っていなかった。
 買ったのは、どちらもベーム/バイロイトのライヴで、『トリスタン』は有名なDG盤、『名歌手』のほうは、なかなか毀誉褒貶のある、Orfeoの1968年ライヴ。

 まだ到着待ちで、この日曜日は、またもやの台風接近と、週末から腹具合が悪いこともあって、買物&クリーニング出しにも行かず、少しばかりCDを聴いて過ごした。

 まともに聴けるのは週1日だけで、ちょっと聴いたら疲れるし、すぐ午後10時になって、おひらき。
 ベートーヴェンの交響曲を、全集で100点以上も持っているなどという方のブログを読むと、たとえば『田園』1曲を聴きたいと思った日には、どの演奏を聴こうか迷っているうちに数時間が経ってしまうのではないだろうか、と思ってしまう。

 私の場合、「CDライブラリー」を自分の好みに合わせ ― あるていど客観的に高品位な演奏のもの、という条件を満たした上で ― たものだけで構築することが、ある種、「自分探し」の目安、というか自己表現なので、日々の(といって、書いたように日曜くらいなのだが)音楽鑑賞に「実際に聴く」、そして「残された人生時間のうちの数十分〜数時間を、それの鑑賞に割く価値がある」ディスクに限って棚に残し、あとは手放す、ということが、必須のことがらなのである。

リストとブラームス

 ブラームスのソナタ第3番は、探していたときにアラウの単発盤が、手ごろな出物がなかったので、ペライアのものにしたのだったが、きわめて美しい演奏ながら、音自体の重みに欠けるという感を持った。
 そうこうしているうちに、ブックオフが国内盤を、送料込み1,600円ほどで出品したので、ポチり。
 あまり品のよくないシリーズ名「超盤」と銘うった2,000円シリーズの1枚(PHCP-3649)。帯とブックレットがけっこうしわしわだったが、盤面はきれいだった。
 じつはペライア盤もアラウ盤も、ソナタは通しては聴いていない。が、音の色合いは、アラウのほうが、好みから、楽曲に合っていそうだ。

 もうひとつは、ホロヴィッツの弾くリスト・アルバム。ロ短調ソナタが目当てだ。
 きわめて多くのこの曲のディスクを比較論評したサイトがあって、そこではラローチャがベストと言える、とのことだったが、オクで手に入れやすかったホロヴィッツ盤(RCA、ステレオ・ライヴ)にした。

ホロヴィッツ

 こちらは、外装ビニールに、ソニーが輸入したことを示すシールが貼られ、ディスクも、BMG系に多かった Sonopressではなく、Sony DADCプレスと印字されていて、(DADCは Digital Audio Disc Corporationのイニシャル。以前から Sony系CDをプレスしている)BMG時代からのデッドストックでなく、Sony合併後のプレスである。
 新品で、レーベル面はみごとな鏡面、ピカピカ。ディスクを手に取ると、心持ち他より軽い感じがした。

 おっと、上段はカラヤンの『ボリス』の、Decca Originals盤。
 以前、国内廉価盤を買ったら、一箇所で大きく音が歪んだ。ポリドールに問い合わせると、元テープからそうです、とのこと。こっちはどうか‥‥なかなか聴く時間、ありません;;。

ショパンとシューベルト

 で、上の3点はまだ置いといて‥‥今日聴いていたのは、『ドン・ジョヴァンニ』の第2幕‥‥ド・ビリー盤(Arte Nova)と、同じ部分を、フリッチャイ(DG ORIGINALS)で。
 ド・ビリー盤は、いちど手放し、Marantz PM6005では聴けるかも、と再度入手した(ダ・ポンテ・オペラ 3作9CD激安セット。HMVのレビューは高評価!)。

 フリッチャイ盤の、オーケストラと、フィッシャー=ディースカウの繊細な表現は、ド・ビリー盤を、やはり霞ませてしまう。ド・ビリー盤の、韓国人歌手・ヨン・グァンチョルはものすごくうまくて、かつ声の重みはFDより役に合っているとも言えるのだが、どうしても、聴いていて、音の間から立ち昇る香気といったものがちょっと違うのである(ような気がする;;)。

 『魔笛』は、文春新書で宇野さんが推しているノリントン盤‥‥オケが素っ気ない。より以前から持っているハイティンク盤(EMI)は、反対に緩い演奏だが、これもオケが物足りない。

 写真は、ショパンの楽曲で、マガロフ(PHILIPS国内盤)と、ペルルミュテール盤(英Nimbus盤と、コンサートホール原盤の DENON盤)、シューベルトのソナタで、ピレシュ(DG)と、超-レアものの、フォルデス(フォルデシュ)盤(独EMI)。
 └→ これらは今回の購入ではありません。春までに購入のCDです〜。[追記]

 マガロフを数枚手に入れた時は、「よいピアニストを知らなかった!」と喜んだのだが、自分の好み ― ショパンには、ウェットな感傷を求める ― からすると、同時期に買っていたペルルミュテールのほうが、ずっと琴線に触れるという気がしてきた。
 とくに、コンサートホール録音の、作品34-2、イ短調のワルツの、いささか耽溺しすぎるくらいの憂愁は、「ちょっとだけ聴ける」時の、ヘビロテになっている。

 シューベルトは、フォルデス盤を入手した時に書いたとおり、フォルデスの演奏には、収録されている2曲(D.959と D.960)において、前者はルプーのほうが、後者はピレシュのほうが、幻想味・叙情味が深く繊細に感じる。

 マガロフもフォルデスも、じ〜っくりと全曲聴き込めば、そのよさがわかってくるのかもしれない、と思いつつ、オーディオ機器の場合同様、自分に合う or 合わない、は、けっこう速攻で覚ってしまうのである。
 例外ももちろんあり、ブダペストQのベートーヴェンは、聴くほどにそのよさが出てきている。

 そんなこんなで、またいくつかCDを売りに出そうかと思っている。
 とりあえず、ノリントンの『魔笛』は出す、かな。ハイティンク/コンセルトヘボウのベートーヴェン:交響曲全集も、とても立派な、美しい演奏だけれど、ぼつぼつ要らなくなってきている。

10月に買ったCD。

 雨の続く秋。
 この木曜あたりから、どれくらい降っているのか。そのあげくの、台風。
 いよいよ“国難突破”ウェザーになっている! いや、単に国難ウェザーか‥‥。

 明日の午後には晴れるということなので、やめておこうかと迷ったが、投票に行ったあと、洗濯をした。
 耐震化補修工事のおかげで、ヴェランダの幅がぐ〜っと広がっているので、そうとうの強風が吹き込まないかぎり、いや吹き込んでさえ、吊った洗濯物には雨はほとんどかからないようになっている。

 この1週の、月〜火で買ったCD。

今週のCD。

 上のは、サルヴァトーレ・アッカルドがソロと指揮、イタリア室内管 Orchestra da Camera Italiana の、パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番、5番。
 アッカルドは、デュトワ/ロンドン・フィルと組んで全集をDGに入れていて、今度のはEMI、それも伊EMIの制作・発売になる新録音で、スコアに、アッカルド自身の手が入っているらしい。
 Amazonでは、EMI時代の国内盤全集のページには試聴ファイルがある。発売元が「ユニバーサル」になっているが、この音源はワーナーに移管されていて、そのページはこちら

 下段は、オクで出ていた未開封国内廉価盤。
 左は、パールマン+バレンボイム/パリ管による、ラロ:『スペイン交響曲』とサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(DG UCCG-5090)。「The Best 1000」シリーズ。
 右は、ペーター・マーク/都響によるメンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』から、とマズア/ゲヴァントハウスによる『イタリア』(DENON COCO-70595)。「THE CLASSICS 1000」シリーズ。

 パガニーニのヴァイオリン協奏曲なんていうのは、オケの前奏部分はカッコよく、私の場合、そこだけ聴いたら、ソロに入ってヴァイオリンがアクロバットを演じ出すと、しらけて聴くのをやめていた‥‥などというのも、アッカルドの旧全集、国内盤と輸入盤で1回ずつ買っているのである。
 中古の国内盤は、ノイズがあって、輸入盤に買い替えたのだが、けっきょく換金した。

 それなのになんでまた、それも第4番と第5番のカップリングに手を出したかというと‥‥この2曲が、パガニーニのコンチェルトの中では、第1楽章のオーケストラがや〜ったらド派手、オペラ顔負けに歌い上げるのである。
 ブチ上げるトゥッティ、歌い上げるカンタービレ、と、大いにアドレナリンを誘発する勇壮な音楽! なのである。
 都合のいいことに、新全集は、単売(海外盤)では第4と第5番がカップリングになっていて、ちょうど Amazonのレコファンに800円ほどの中古があったのを、ずっと「買おうかな」と思っていて、やっとポチった。

 この2曲のオケ部分で、私、悲壮な環境の中で立ち上がった女剣士の活躍、みたいなのを想像するのであ〜る(爆沈)。
 おっと。ま〜た言っちゃった (^o^;)。言ったついでに言うと、たとえば『ラ・セーヌの星』、みたいな^^;;。

 で、女剣士‥‥には似ても似つかない、大学教授のような風貌のアッカルド先生、これはもう自分がやりたい音楽を歌い上げている。
 2つのコンチェルト、到着した木曜日の出勤前に、第1楽章(それぞれ、長い!)を通して聴いた。
 時期が近い、先日買った(もう売り払っている)ジュリーニとのベートーヴェンの、いささか居心地の悪そうな雰囲気とは打ってかわって水を得た魚、である。

 デュトワ盤の YouTubeを、以下に。
 ※動画が削除されていたので、挿し替え(11/23)。こちらはLP音源です。





 パールマンのほうは、サン=サーンスの協奏曲を、今日、通して聴いた。ヴァイオリンの極美音と、オケの厚い演奏とで、いい意味で優等生的な名演。
 が、「いいたいことがいっぱいある」アッカルドのパガニーニに比べると、サン=サーンスの楽曲そのものが、じつにつまらない。

 このディスクを買ったのは、1枚も持っていなかったラロの『スペイン交響曲』を揃えるため。
 以前、ウエストミンスター録音の、ジュリアン・オレフスキーのCD(MCA/Millenium Classics)を持っていたが ― 第3楽章カット版。カップリングはメンデルスゾーンで、なかなか稀少な、名演 ― 手放している。

 マーク指揮のメンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』は、もうネット上に写真がないのだが、カップリングなしで出たアルバムの、帯なし中古盤を持っていたことがあるが、手放している。
 カップリングのなかったレギュラー盤には、プロデューサー、エンジニアの名前があったと記憶するが、「THE CLASSICS 1000」は、録音場所と日時だけ。

 手許には、アバド/ベルリン・フィル盤(Sony、ライヴ) ― これも『イタリア』とカップリング ― があって、世評もベストなのだが、もう1枚、ということで。アバド盤は、‘お芝居’が入っているのが、ちょっとウルサいというのもあった。

 マズアの『イタリア』が、Eurodisc原盤で、契約の点で(Eurodiscは、現在 Sonyの一部)再発が難しくなったせいか、マークの『真夏の夜の夢』は現在新盤ではオクラ入りの模様。
 日本コロムビアの最新の千円シリーズ「CREST 1000」には、パートナーにできるカップリング録音がないこともあってか、入らなかった。

 今日は、「序曲」と「結婚行進曲」を聴いた。クセのない、清潔な流れの中に、突然の大きなルバートを見せたりする。
 手許には、IMPにベルン交響楽団を振って入れた『スコットランド』もあり、マークのメンデルスゾーンとしては、この2枚あたりは最良の部分ではないか、と思ったり。

 ユニバーサルの「The Best 1000」シリーズも、プロデューサー、エンジニア名は省略している。2006年発売、ということは、11年間未開封で寝ていた、という次第。
 マークのほうは2003年なので、14年間未開封のまま寝ていたことになる。

 LP時代からそうなのだが、日本の廉価盤シリーズは、定価をシリーズ名にすることがたいへん多い。上の2シリーズ名も、定価が1,000円 ― ユニバーサルは5%税込み、コロムビアは税別 ― であることを示す。
 手許にある、R.ゼルキンの弾くベートーヴェンの後期三大ソナタは、「名盤1200 The Meiban」というシリーズ(2003年)で、これも税込み1,200円なのでこのシリーズ名なのだろう。
 ちなみに、ゼルキンのディスクにはプロデューサー、エンジニア名が記される。

 ‥‥CD3枚、それぞれ送料込み800円ほどの出費。
 先月に買ったCDはまだアップしていなかった‥‥別にしなくてもいいけれど;;。
 アラウの弾くブラームスのピアノ・ソナタ(PHILIPS国内盤。ちょっと入手しづらい)と、カラヤンの『ボリス』(英Decca Originals)でした。
 昨日ポチった、ホロヴィッツのリスト(RCA)は、到着待ち中〜♪ ‥‥いや、『スペイン交響曲』も、リストのピアノ・ソナタも、吉田秀和『LP300選』にあるのに、1枚も持っていなかったんです。

7月前半の買ったCD。

 今週から、8月末まで、ほぼ週6日、午後〜夜のお仕事。暑くてシンドい〜 ~~;;。

テントウムシ

 またキイロテントウのご来訪の季節。
 アブないから外に出てもらおうと思うのだが、なかなか出てくれない。写真は、キッチンのシンクの上の、収納の下部。奥に蛍光灯が付いている場所。
 ま、こんなムサクルシいところでいいのなら、いてちょうだい〜。安全は保証できませんがね〜。片方、シンクに落ちていたので、お二人とも退室していただきました^^;。

 さて、7月前半も、もう1諭吉ちょっとCDを買ってます。

サバタのCD

 今月の‘テーマ’(?)は、ヴィクトル・デ・サバタ Victor de Sabata。
 イタリア人なのに、ドイツ風のファーストネームの人である。吉田秀和『世界の指揮者』(新潮文庫版)には、「Sabata, Vittore de」と綴ってあるが、イタリア語形では、ヴィットリオ Vittorioで表記されるほうが多いような気がする。

 上の、EMI Référence盤の、ヴェルディ『レクイエム』(1954年録音)‥‥は、Amazonに出品しているHMVの中古が安かったので。
 HMVが Amazonに出品している中古は(新盤も)、Amazonで買うと1点ごとに350円の配送料が加算されるが、HMVのサイトでも検索で出るので、こちらで買うと、2,500円を超えれば送料が無料になり、時によっては「まとめ買い」割引も付く。
 2,500円未満の場合でも、1件の注文につき送料は378円なので、2件以上注文すれば Amazonマケプレ経由より安く上がる。

 B級表示だったけれどきれいなディスク、ケース、ブックレットだった。これに気をよくして、ちょうどオクに出ていた、ブラームスの交響曲第4番(ベルリン・フィル、1939年録音、DG国内盤)と、英EMIのプッチーニ『トスカ』(未開封盤で、送料込み1,600円ほど)も買ってしまった。

 ヴェルディの『レクイエム』は、このところ1点もCDを持っていなかった。
 デ・サバタの、代表的な商用録音は、とりあえずこの3点である。他にも、EMIにはベートーヴェンの『田園』だったか、Deccaには『英雄』と、ヴェルディ『レクイエム』の別録音があるらしい。

 ブラームスの第4については、吉田氏上掲書に、以下のようにある。
「‥‥トスカニーニ以前の主観的主情的なロマンティックな指揮者とはちがって、どんな細部にいたるまでも厳格に統制のとれた、実にきちんとした音楽をつくる人なのだが、それでいて、この人には厳しさを、冷たさ、鋭さといったところまで、一面的に追いこんでゆくところはない。厳しいが、同時に優しいのである。いや、あるいは、これは心情の優しさというものでなく、もっと感覚的な甘美な香りというものかもしれない。表情は比較的むき出しに率直に出てくるのだが、それでいて、露骨な、俗悪さに堕さない。そのことは、この『第四交響曲』の、たとえば、第二楽章のアンダンテ・モデラートによく感じられるのであって、ここでのサバタの見事な歌わせぶりは、フルトヴェングラーやヴァルターとはもちろんトスカニーニとも際立ってちがうものでありながら、わざとらしさはまるでない。」(52頁)

 第4楽章のパッサカリアについても言及しているが、省略。こんな評価を読んだら、ポチらずにいられないではありませんか^^。
 YouTubeに全曲、この録音と思しい動画がアップされていて、それで聴くと、第3楽章など、テンポが速すぎ、オケを煽りすぎて薄っぺらい表現になっているように感じたので、躊躇していたが、帯付き国内盤(ついこの前出たSHM-CDではない、古いもの)がそこそこの開始価格だったので、買ってしまった。
 テープ化は、クラウス・シャイベが担当ということで、聴いてみると、CDでは中〜低域もそこそこ厚みがあって、たしかに速い部分は非常に速いが、吉田氏の絶賛がしっかりわかる音質とだといえよう。

サバタのトスカ

 カラスの歌った『トスカ』。EMIの Great Recordings of the Centuryの1点で、ブックレットが2冊、外箱つきで、さらにポストカード仕様のポートレート3枚付き。ニッパー犬ヴァージョンで、さらにゴージャス感がある。
 この『トスカ』は、『トスカ』の数あるレコードの中で、いまだに真っ先に挙げられるセットである。

 ARTリマスターで、モノながら鮮明な音質。といって、Référence盤の『レクイエム』がそうひどいというわけではない(こちらはしかし、Naxosの復刻がよいという説あり)。

 この人の名前は、「サバタ」、「サーバタ」、「サバータ」といずれにも書かれる。
 イタリア人ならだいたいそう、と想像する、末尾から2音節めが強拍になる、また長音化する(「トスカニ〜ニ」みたいに)「サバータ」と思いがちだが、第1拍強拍で、場合によっては長音化、という「サバタ」、「サーバタ」も考えられ、「sabata pronunciation」でググると、「Victor de Sabata」であることを明記した形で、両方とも出てきて、双方が「Italian」とネイティヴの発音であることを表示している(真偽は「?」)ので、厄介だ。

 以下は、その他。

7月前半のCD。

 今度は、マリア・カラスのほうに勢いづいて、ケルビーニ『メデア』とベッリーニ『ノルマ』も落札してしまった。
 これらはどちらも、トゥリオ・セラフィンの棒で、ステレオ録音。

 『メデア』は、オリジナルが伊 Ricordi録音。のちに EMIが買ってしまったらしいのだが、Ricordiにも発売権と音源が残り、Ricordiは RCAに買収され、 RCAが Sonyに買収された結果、現在は Warnerと Sonyとが販売権を持つことになっているらしい。

 Warnerのほうには、ちゃんとしたテープが移譲されなかったものらしく、元テープからのリマスターができなかった、とかいう話が、Warner盤の Amazonのレビューの1つにあり、そうなると、Warner、Sonyの現行盤にはあまり期待できないか‥‥というところで、日本コロムビア=DENONが発売した国内盤の、最も安い価格の出ものを落とした。

 これ、なんと! 各曲のトラック分けがなく、すべてインデックスでやっていました^^;。私のCDプレーヤーは、2台ともインデックスは対応しないので、演奏時間表示をたよりに、そこまで早送りするしかない。
 ブックレットだけ残し、どれか外盤を買い増しするかな〜、と思って少し聴いてみると、まあまあ音がいい。

 この録音、伊リコルディが米マーキュリーの、あのロバート・ファイン+ウィルマ・コザートのチームに録音を委嘱したもので、Mercury Living Presenceの一環でもある。アメリカでは MercuryレーベルでLPが出ているはず。

 同じ形で、リコルディでファイン+コザート組が録音したものに、レナート・ファザーノ指揮ローマ合奏団による、ペルゴレージ『奥様女中』がある。これも Mercury盤のLPがある。CDでは BMGがCD化していて、今でも千数百円出せば手に入るので、買おうかと思ったことがある‥‥クイケン盤を買ってしまったけれど。

 『ノルマ』は、カラス・エディション(というのか?)の、ARTリマスターの中古海外盤で、落札したのはアメリカ盤だった。
 『メデア』同様、カラス全盛期を過ぎて声に衰えが目立つといわれるステレオ期のもの。
 声の輝きを失ったカラスは、役の深みを体現する暗い声と演技力とを得た、という意見もある。
 『メデア』、『ノルマ』とも、セラフィンの指揮は味わいが深く、序曲が鳴り出すや、‘ドラマの香り’が濃厚に漂ってくる。
 『メデア』のほうも、英EMIのカラス・エディションのARTリマスター盤を買ってみようか、と思うが、もうちょっとしてから^^。

 あと、HMVでまとめ買いをしたものは、上段左の、デュファイの『パドゥアの聖アントニウスのためのミサ曲』、アレグザンダー・ブラッチリー指揮ポメリウム(独Archiv)、上段中、キング=ロンドンでLP時代から出ていた、ベネデッティ・ミケランジェリの『リサイタル』。

 ほかにもう1点、アンゲラー指揮プフォルツハイム室内管によるコレッリの合奏協奏曲Op.6(VoxBox)もいっしょに買ったので2,500円ギリギリになったのだが、この VoxBox盤、カスレ気味のレーベル印字など、どう見てもCD-Rなのだった。返品を認めてくれるか聞くと、認めるとのことなので返品した。
 英Regis盤が1点、どう見てもCD-Rだったことがあったし、英Nimbusは販売するディスクは全てCD-Rであることを明言していたと思う。
 HMVはCD-Rは販売しない方針のようで、Nimbusの現行品はサイトに出していなかったと思う。

 パウル・アンゲラー指揮のプフォルツハイム南西ドイツ室内管は、Vox原盤でクアドロマニアが出したヘンデルの合奏協奏曲Op.6をオクで格安で手に入れていて、それがなかなかいい演奏だったので、期待したけれど、アテがはずれたので、いろいろ見ていたら、 Amazonで、クイケン指揮ラ・プティット・バンドの国内盤が735円。
 このCD、ディスクユニオン店舗でもHMVでもやったら高いのである。とにかく、確保(手前、左から2枚め)。

 古楽器のクイケン盤は、高域がかなり金属的だが、演奏は繊細で、CD5000で聴くと弦の弱奏部がとろけるような美音に響く。
 この時期(コレッリは1977年録音)のクイケンのオケは、まだ寺神戸 亮さんなどは入っておらず、いっぽう、チェンバロがボーブ・ファン・アスペレンだったりする。

 その右のグリーンのブックレットのは、学研/Platz録音の、ウィーン・ムジークフェライン四重奏団によるハイドンの作品76からの3曲。
 以前、Platzの録音したムジークフェラインQのモーツァルトを1枚聴いたことがあるが、それもこれも、ホールトーンが多すぎて、しかもそれなのに高音がキツく、倍音も耳障りな、デジタル期というのに実に冴えない録音だ。
 こういうのを聴くと、ほんっと〜に日本のレコード・レーベルはクラシックを制作しないほうがいい、と思う。
 これも、CD5000で聴くと、やや温かみが出て、聴きやすくなる。演奏は、もう少しロマン性の少ない、古典的なものを期待していたので、ちょっと意外。

 その右は、つい先日(反原発集会の翌日^^)、新宿のユニオンで950円で入っていた、ベルンハルト・ウムガルトナー/モーツァルテウム管(ウムガルトナーではなく)による、ハイドンの交響曲第101番『太鼓連打』と第100番『軍隊』。
 LPで聴いた時(もう四半世紀前?)、国内盤(日本コロムビアのダイヤモンド1000シリーズ)だったのにまあまあの音で、ゴージャスすぎない穏やかなハイドンだったという記憶があり、CD化されたものは買い逃して、今はけっこう高くなっている。

 モーツァルトは1〜2枚買っていたが、CDマスタリングが高域強調過ぎて手放している。
 このハイドンも高域強調が耳障りだが、原音が美しいことを推察させる音であり、クレンペラーのように立派に鳴りすぎることがなく、急速楽章が‘芋洗坂係長のダンス’にならないのがいい。値札の色割引で、665円^^。
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6月に買ったCD−2。

 6月に買ったCDの続き。
 7月に入ってからも、もう1万円ほど買っている。とにかく気になったディスクはまず注文、という感じ。
 前回同様、ちょっとしたトラブルもあり、返品作業をしたり。

 オク出品も、クイケンのハイドンは開始価格より高く落札された。Sonyの CDP-XE700は、意外に競られることなく、開始価格3,980円で、業者さんと思しい方が落としてくれた。まあこんなところだろうか。
 いずれも本日発送。

 1週では落ちなかったグールドの平均律は、取り下げた。次の週末以降に落札されても、仕事が密に入っていて発送できないので、中古店に売ろう。
 オーディオ機器は、現状があまりにいい状態なので、しばらく食指が動かないだろう。

 というわけで、洗濯をすませてから集荷で ゆうパック1件出荷、郵便局に行って ゆうメール1件発送、買物をしてから、クリーニング品を引き取り、かなりアタフタした日曜の午後も終わり。

あと6月に買ったもの。

 6月に買ったのは、前記事のCD群に加え、アルバン・ベルク四重奏団による、旧録音のモーツァルト(Teldec)の4枚セット。
 そして、ミンコフスキのバロック・オペラがよかったことから、ムーティ盤を手放し後、しばらく持っていなかったグルック『オルフェオとエウリディーチェ』もミンコフスキ盤(Archiv)で買った。
 これはディスクユニオン店頭が安かったので、それを。

 あと、ビートルズの『ザ・ビートルズ1』も。紙ジャケの、2009年リマスターと思われるものを、ブックオフのオク店で。
 以前にここで買った『ラバーソウル』はきれいな盤だった(若干ニオイが着いていたが)けれど、今度のは少し擦りキズがあったし、内袋を変えてあり、スリーヴの所定の位置に収まっていなかったようだ。

 このディスク、2000年が初回リリースらしい(Wkipediaによる)。その次、2009年にリマスターされ、さらに2015年に「リミックス」が行なわれ、ブルーレイまたはDVDなどの映像ディスクを伴った形でリリースされ、音楽CDは SHM-CDになったりしている。

 2015年リミックス版の音質については、諸サイトで誉められているが、その辺の事情を詳しく説明しているこちらには、
「こう書くと良いこと尽くめのようだが、旧盤あるいは聴き馴染んだLPと比べ違和感を覚えたトラックもあった。例えば、「愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)」。1960年代を代表するメッセージソングである。‥‥(中略)‥‥ポールのベースが不自然に強調されている。」
などというレビューもあり、他方、初出CDは「ノーノイズ」という表記があるが、悪評高い、情報量を落とす「NO NOISE」システム使用だったらちょっとイヤだな、と思い、2009年リマスター(2011年、東芝EMI)にしたという次第。

ザ・ビートルズ1 初出  ザ・ビートルズ1 2015年リミックス

 左が初出らしく、これはプラケースのよう。右が2015年‘リミックス’の SHM-CD。両方ともオク・サイトから。

 アルバン・ベルクQのモーツァルトは、いちど全く同じものを、神保町の中古店で買って持っていた。
 すばらしい演奏だと感じながら、最高音域に若干の歪み感を感じ、では、と国内盤で、ハイドン・セット3枚と、「プロシャ王」1枚を買ってみた。
 音は大きく変わりはせず、国内盤で困ったのは、第20番『ホフマイスター』がないこと。

 それで、ベルリン(ズスケ)四重奏団のボックス(Berlin Classics)にしたのだった。
 今もこのセットはすばらしいと思っているけれど、これ1種だけというのも淋しいので、探すとけっきょく、ABQの旧盤4枚組、となった。Amazonの海外ショップでは、まだ新品があった。2,400円ほど。今のシステムでは、高域をちょっと下げるときれいに鳴ってくれる。

 前記事で書いた、ミンコフスキ指揮の、リュリとラモー。

ミンコフスキ

 上が、2003年録音のラモー(Archiv)の、ブックレット裏表紙のマエストロ肖像。
 下が、1987年録音のリュリ(Erato)の、ブックレット裏表紙の収録風景。

 別人みたいである! 1987年のほうは、まるでブリュッヘンかと見紛う、彫りが深い相貌と、モジャモジャの黒髪の青年。2003年のほうは、ご存じ小ぶとりでまぁるいお顔のおじさん。
 エラート盤のほうには、自分自身の楽団も持つ、ユーゴ・レーヌ Hugo Reyneが、アドヴァイザー的位置で参加していて、もしかすると指揮している人物はレーヌかも、とも思うが、どうなんでしょう。

 2枚は、オケのメンバーが、ファゴットくらいしか同一メンバーがいないのだが、音の質感は同じという印象だ。ミンコフスキの指示が行き渡っているのだろう。

 どうも近年、彼がふっくらとしてくるのに合わせて、急速楽章はより速くなっているようで、シューベルトの交響曲全集を、ある方に貸してもらって(聴いてみろ、ということだった;;)聴いたところ、インマーゼールふうの急速楽章はやはり自分の嗜好に合わなかった。が、バロック・オペラやグルックは、全く異なって、情感豊かな趣きがすばらしい。

 彼は、みすず書房などから翻訳も出ている、精神医学者ウージェーヌ・ミンコフスキーの孫だそうだ。

 そうそう、なぜミンコフスキということになったのか、は、下の映像による。


 ラモー:『優雅なインド人(インド風流譚)』から「未開人の踊り」と続くデュエット。
 Archiv盤のほうには、歌はない。映像では、アフリカ系フランス人と思しい、マガーリ・レジェ Magali Légerの歌と、豊かな表情がとても魅力的だ。

 リュリの『町人貴族』の「トルコ人の儀式への入場」は、ミンコフスキの Erato盤と思しい音源もアップされているが、何といっても魅力的なのは、このバレエ映像だ。


 こちらは、ヴァンサン・デュメストル Vincent Dumestre指揮ル・ポエム・アルモニックというところの演奏だそうだ。
 DVDは、こちら

 女性ダンサーたちの誇張した表情が、活きいきしていて、じ〜つに楽しい。
 上のラモー、下のリュリ、もう何とも‘カブいた’世界である。カブきまくっている。そして、お洒落。
 加えて、どちらもアジアや中東に対する、いささかの差別感上を下地に持っていることが感じられる。エドワード・サイードのいう「オリエンタリズム」というやつだろうか。

 実のところ、フランス・バロックは、上の2動画でお腹いっぱいの感がある。これらは、クープランのコンセールの上品な雰囲気とはまたぐっと異なった、しかしこれもフランス・バロックのひとつの大きな要素を体現しているものだろう。

6月に買ったCD。

 さぁ〜て‥‥もうぼつぼつ政治の‘醜悪ニュース’から切り換えて、音楽やオーディオの話題に戻しましょう。

 6月も、買いに買いまくったCD。枚数はかなりであるが、出費は15,000円行っていない。
 まずは、ライブラリーに手薄だった、フランスを中心にしたバロック音楽。

6月に買ったCD。

 ①:ペルゴレージのオペラ『奥様女中(奥方になった小間使い)』(Accent)。
 以前、コレギウム・アウレウムの演奏する Deutsche Harmonia Mundiの国内盤(BMG)を持っていたが、そう面白い音楽だとも感じず、生活費に交換。
 今度のは、クイケン指揮ラ・プティット・バンドのもの。もう1曲、『リヴィエッタとトラコッロ』というのも入っている。
 収録は、ライヴということで、レーベルも「ACCENT live(アクサン・ライヴ)」となっている。「奥様女中」のほうは、パイオニアLDCとジェネオンから、国内盤DVDも出たらしい。

 ベルギー・アクサン・レーベルのディスクを買うのは、たぶん初めて。序曲はなく、すぐ芝居が始まるスタイルだが、映像を見ると、最初にいろいろ小芝居をする演出があるようだ。
 Amazon.co.jpのマーケット中古で、配送料込み700円ほど。商品説明が「可」だったので、ちょっと不安だったが、ほぼ美品。
 オケのメンバーは、クイケンのハイドンやシュッツと同じメンバーも多い。

 ②:リュリ=モリエールの『コメディ=バレエ』、マルク・ミンコフスキ指揮ミュジシアン・デュ・ルーヴルと歌手たちによる(Erato)。
 これ、今も国内盤が出ている。そっちは歌詞対訳があるので、国内盤のほうがよかったかも。
 あとで映像を掲示するけれど、この中の、『町人貴族』の「トルコ人の行進」が聴きたくて買った。

 ③:同じくミンコフスキ/ミュジシアン・デュ・ルーヴルによる、こっちはラモーのオペラからの管弦楽曲集『空想の交響楽』(Archiv)。
 これは名盤、と言っていいい。買ったのは、Amazon.co.jpの海外ショップで、1,500円弱だった。
 すでに「First Choice」の廉価シリーズに入っているいっぽう、国内盤SACD、LP盤もリリースされているようだ。リンク(英Amazon)では、絶賛レビューと試聴ファイルが確認できる。

 これも、エキゾチックで元気のいい、『優雅なインド人』の「未開人の踊り」が目当て。
 YouTubeでは、これをゆっくり演奏している、日本の古楽団体と思しい楽団の演奏があるが、ミンコフスキは、速いテンポで活気あふれる演奏を聴かせる。
 続く、『レ・ボレアード(ボレアスの子たち?)』からの「ポリムニー(ミューズの一人ポリムニア)の入場」は、一転して遅いテンポの、広びろとした叙情を奏でる楽曲で、ホルンと弦の響きはまるでジョン・バリーの映画音楽かと思わせる。

 ④は、ラモーのクラヴサン曲集をひとつ、と思って、しかし定評のあるクリスティ、ボーモン、ルセらのディスクは稀少か高騰、で、フランスの女流、ブランディーヌ・ラヌー(ランヌー) Brandine Rannouの2枚組。

 レーベルは、インマーゼールのディスクなども出している、ジグ=ザグ・テリトワール Zig-Zag Trritoiresから出たもので、同社の廉価シリーズ Alpha Collectionに入ったもの(Amazon海外ショップ)。
 デジパックもなく、紙スリーヴのみのジャケットで、出し入れの際キズがつきやすい。だけでなく、最初に来たセットは、Disc 1の読み取りが、Onkyo C-7030でも Marantz CD5000でも不可、あとで C-7030は自己調整したのか読めるようになったけれど、CD5000は「NOT FINALIZED」と出るばかりで、全く読めない。
 ショップ(ドイツの Dodaxというところ)に連絡すると、不自然さの全くない日本語で、「400円値引きするか、良品を再送するか、どちらかで」と提案してきたので、良品を頼むと、6日ほどで到着。これは全く問題なかった。

 このラヌーという人は、すでにサイト上で触れられていて、テンポが遅いのが特徴だが、速い曲は速く弾いており、個性的な演奏とはいえよう。
 良品を待っている間に、クリストフ・ルセの弾く抜粋国内盤⑦を、ディスクユニオンの店舗で750円で入手できた。同じものは Amazonに1,200円で出品されており、Amazonで買うと1,550円と、店舗の倍以上になる。ディスクユニオンの、店舗誘導型の価格設定で、これはこれでアリだろう。

 ラヌー盤は面白い演奏ではあるが、この種の音楽をそんなに好きなわけではないので、しばらく聴いて、ルセ盤を残すことになりそうだ。

 ⑨は、フランソワ・クープランのコンセール集。ホリガー、ニコレ、ブランディスらの合奏。
 この人たちのクープランは、「王宮のコンセール」(全4曲)でCD 1枚、「新しいコンセール」(全10曲)でCD 2枚、もとLP4枚組だったものらしいが、CD 2セット3枚で、すべて揃うようだ。
 が、そんなにこの種の音楽を聴くことはあるまいと思い、迷ったあげく、「新しいコンセール」から第5番『愛の肖像』と第1番、「王宮のコンセール」から第3番と第4番の、計4作品を収めた国内アンソロジー盤にした。POCA-3056という番号だが、ほかにも再発売がある。

 このCD、ファゴットも入ってくるけれど、奏者名のクレジットがない。マンフレート・ザックス Manfred Saxのはず。

 ではクープランもクラヴサン曲集を1枚、と、ちょうど千円盤の未開封がちょっとお安くオクに出ていた、ワーナー/Eratoの、オリヴィエ・ボーモン盤(⑤)。

 そしてもっとポピュラーなところも、と、『リュリ讃』、『コレッリ讃』を収めたパイヤール盤(⑥)。これは「Erato Originals」というシリーズであるわりには、録音データはまったく記載がなく、「Digitally remastered fron original analogue tapes by Floating Earth」、「(P)1976」とだけ記され、楽曲解説のライナーもない、海外廉価盤である。
 ただ、この録音ははっきりした録音データがないようで、国内盤も、録音は「1960年頃」としか記されないようだ。

 ⑧:ひ〜っさしぶりで買った、テレマン:『ターフェルムジーク』。
 今、評判の、オランダのチェンバロ&リコーダー奏者・ピーター=ヤン・ベルダーの主宰するムジカ・アンフィオン Musica Amphionによる、Brilliant Classicsの4枚組
 今も新品でも1,000円ちょっとで買えるセット。オク上でブックオフが未開封品を1,250円(送料200円)で出していたのを落札した。

 これとクープランのコンセールを聴いていると、この上なくのんびりする。さながら‘CD貴族’になった気分。これまた、こういう音楽は苦手なほうなのだが、吉田秀和『LP300選』にも必携曲にはなっているので、ライブラリーには入れましょう。
 が、この種の音楽は、スペースや生活費がキツくなってきたら、まっさきに手放すことになるだろう。
 それに、であるが、1DKの激-狭賃貸で『王宮のコンセール』、百均のおかずを食べながら『ターフェルムジーク』(注:食事中にCDはかけないのですが)というのも、どうよ、というハナシではある;;。

 とりあえずは、こんなところで、フランス・バロックとテレマンなどを。
 『ターフェルムジーク』は、ブリュッヘン盤(全曲)とパイヤール盤(抜粋)を、かつて持っていたが、「のーてんきなだけで、聴く時間がもったいない」などと考えて、生活困窮とともに換金してしまった。

 今の暮らしで、こういう音楽を、のんびり聴くのもまあ悪くないか、という気持ちにはなってきていて、そうして耳を傾けると、さすがにそれぞれ達人の筆になるものではあるなぁ、と思う。
 テレマンは、バッハのような「深い感情」を表現しようとはしないけれど、短調の旋律の哀愁味など、「音楽の楽しみと人のエモーション」に、じつに通じた作曲家だったんだなと感じる。

 それにしても、フランス・バロックのCDをちょっとまとめて、と思ったきっかけは、リュリの『町人貴族』の「トルコ人の行進」と、ラモーの「未開人の踊り」であった。それについては、次記事ででも。

フランス・バロック音楽のCDを、買う?

 ‥‥シャンプーがなくなってきて、使っているブランドで詰め替えを、と買ったらコンディショナー=リンスだった。
 店員に「シャンプーのほうは?」と聞いても「なければないですね〜」とのことで、ひとつ前に買ったブランドにしたら、またリンス^^;;。

 やっぱり高齢化ですね〜。
 ではあるが、アタマの中、仕事や家事のことは0.5%もなく、あるのは、おいしい粗食を食べることと、そして何より、CD漁り!
 棚にあるのが、まだ十分聴き込んでいないディスクばかりでも、と〜にかく「何が欲しいのか? 何を探すのか?」と、未明までの「自分の物欲探し」としての‘自分探し’、である。

 今、手許にない分野はというと、フランス・バロック。
 リュリ、ラモー、クープランといったところは1枚もない。
 3年前の大放出前は、ガーディナーの振ったF.クープランの『リュリ讃』、『コレルリ讃』の Erato盤があったし、以前にはパイヤール盤で『諸国の人びと』も持っていた。
 が、こういった音楽は、ハイドンと並んで私の心の琴線に、あまりビビッと来ない類いなのである。

 もうひとつ、テレマンの『ターフェルムジーク』。ブリュッヘンらの全曲盤と、パイヤールの2枚組を持っていたことがあるけれど、ほとんど聴かないまま生活費になった。

 このところ YouTubeで『ターフェルムジーク』や、クープランのコンセールなどを、目当ての演奏で聴いているが、やはり「のーてんき」に美しいだけの音楽、という感じで、琴線に響いて来にくい。

 ただ、転室後、ちょっと懐具合がマシになるにつれて、デュファイからモンテヴェルディあたりのルネサンス音楽を、吉田氏の『LP300選』を基準、というか「買ってもいい免罪符」として1人1枚ていど揃えたことだし、クープランとラモーくらい2〜3枚ずつあってもいいかな、と、「CD漁り」の結果の煩悩が発言力を持ち出している。

 『ターフェルムジーク』は、欲しくなれば代表的演奏がいつでも安く買えそうなので ― ヤン・ベルダー指揮ムジカ・アンフィオンの Brilliant盤ボックスは、いきつけのディスクユニオンで、800円ほどでいつもある ― またこんど〜‥‥といってすぐポチるかもしれないけれど、この種の音楽は手放すのも早くなってしまう。

クザカゲロウ

 Tannoy Mercuryに、緑色の虫が‥‥これはクサカゲロウさんですな。
 このあと、室外にお連れした記憶もないので、ど〜なっちゃったのか。

 Marantz CD5000 ‥‥このところ再導入した「安価な名機」は、どうももうあまり感激しなくなっているのだが、CD5000は、なかなかよかった。

 ナカミチ IA-4sの時より、アンプ:Marantz PM6005が、ワイドレンジなためか、上の帯域の「あら」が少し見えてくる部分があるし、情報量的にオンキヨー C-7030よりずっと粗略な感じではあるものの、前回と同じく、「音楽を聴かせる」機械、という印象が強い。「音楽」は、西洋音楽、であるが。

 C-7030で、音が(演奏が、というのでなく)神経質に聞こえて、聴いていて「身体的快感」が乏しかった、クイケン指揮のハイドンの「ザロモン・セット」中の、タイトルなしの楽曲群。
 これが俄然よくなった。高弦の刺激感が消え、低弦は混濁感が出る ― 向こうのレビューでいう、muddyな低音 ― が動きがしっかり聴き取れて、ティンパニの打撃は、面白いことに解像度の高い C-7030で聴くよりも「パンッ!」と叩いているパンチ感がいい。ミンコフスキあたりを彷彿させたり。

 が、やっぱりなのだけれど、「ロンドン・セット(ザロモン・セット)」中の無タイトル曲は、つまらない。
 第102番や第99番を聴いていると、「人生の限りある時間を費やすのがもったいない」という思いを持ってしまう。

 この伝で考えると、クープランのコンセールやテレマンの『ターフェルムジーク』も、浸れないかもなー、と危惧する。

CD5000

 そんな CD5000なのだが、到着時から、トレイのかび臭さが気になっていて、今日、天板をあけて見てみた。

 メイン基板や筐体の鉄板はほとんど臭わず、臭いはディスクドライブの上面の、ディスククランパーを支持する部分あたりから来ていた。
 無水アルコールを浸したティッシュで軽〜く拭いた。

 主基板には、「CD753」と印字されているように、PHILIPS CD753そのものなのである。

 違いは、CD5000のほうは、オペアンプまわりのカップリングとデカップリングが、(懐かしい!)ELNA セラファインであること。CD753は汎用品らしい。
 メインの平滑コンの、+電源側16V4,700μFは ELNA、−側16V3,300μFはルビコンだった。

 使われているチップは、マイコン(東芝製らしい)、オペアンプ(JRC)、三端子レギュレーター(STマイクロ)以外、ほとんどが PHILIPS製。
 ヘッドフォン基板から出ているアース線が1本、主基板付近まで伸びたまま切れているが、こちらの画像でもそうなっているので、これでいいのだろう。

 CD5000は、C-7030を蛍光灯とすると、ちょうど白熱灯的暖かみがあって、セカンド機として置いておくには恰好だ。
 いろいろなものを聴いていると、いっぽうで C-7030が、安価なのに、いかによくできたCDプレーヤーかということもじっくりと知られてきて、面白かった。

 DACは、C-7030がスコットランド発祥の Wolfson(すでに Cirrusが買収)、CD5000がオランダ Philips、アンプ:PM6005内蔵のはアメリカ産 Cirrus Logic、と、ぜんぶ「外人部隊」になっちゃいました^^。

 さて‥‥シャープ KS-C5Kで雑穀米が炊けたようなので、ご飯を食べて、CDをまた探しましょう。

1楽曲で、異演奏CDが何枚?

 36日ぶりで散髪。もち、1,000円カット。ほんとうは40日持たせたいのだが…。

 このところオデオ・ネタ欠乏気味で、スピーカー・ケーブルに気が向いたり、電源コードに気が向いたり。

 現用の、
 オンキヨー C-7030 → カナレ L-4E6S → Marantz PM6005(ACケーブル:サンワサプライ KB-D3315A) → Gotham SPK2x1.0(4m/ch) → Tannoy Mercury F1 Custom
 …というシステムが、ことのほか快適な、いい音で音楽を聴かせてくれていることは事実だ。

 もちろん、このグレードなので、ず〜っと高価な、選び抜かれたコンポによるシステムに比べれば、厚みや品位に欠けるであろうことは想像に難くない。
 が、現用品を、たとえばスピーカー・ケーブルをちょっといいものに、と手を入れたりすると、今のバランスが崩れるような懸念も大きい。

 とりあえず、ソニー CDP-XE700は聴き続ける価値を感じないので、別のCDPを1台落札してある。出品側の検品・梱包にもう少し時間がかかる見込み。

 それでも、C-7030は、PM6005との組み合わせでは、音がちょっと明るくなって低音が薄くなるにしても、きれいないい音を聴かせてくれていて、サブ機は必要ないくらいだ。
 入手した回路図を何度も眺めて、じつに丁寧に作りこまれた電源などに、ほれぼれしている。

 安価ディスク・プレーヤーの場合、通常は、アナログ系とデジタル系にそれぞれ1系統ずつ整流回路を設け、デジタル系はマイコン、DSP、ドライブ系の電源に充て、アナログ系はアナログ・アンプ(LPF)に給電し、DACチップには、機種によってアナログの+電源の下流を使ったり、デジタル電源から分岐させて給電したりしている。

 C-7030では、デジタル系電源を2系統、整流回路からして分けて設置し、DSP&ドライブ系は平滑コンが4,700μF、マイコン系には、平滑コン1,000μFを奢ってある。

 AC電源の入り口にはインダクターが、ノイズフィルターとして設置されている。
 ヘッドフォン出力はオペアンプだが、NJM4580MD(表面実装の低雑音タイプ)が、各チャンネルごとに1基、つまり2回路パラで使ってある。
 それだけでなく、このヘッドフォンアンプには、音声信号がライン出力から分岐してすぐに音量調整VRに入るのではなく、オペアンプ(これも NJM4580MD)1回路をバッファーとして介している。

 ここまで贅沢にしなくてもよいと思うけれど、ヘッドフォンから逆にライン出力が影響を受けないための配慮かもしれない。
 もっとも、C-7030のヘッドフォン出力は、ここまでやっているのにさほど音がいいというわけではなく、PM6005のヘッドフォン出力のほうが、トーンコンが使えることもあって、便利だし、音もいい。

『運命』、8種

 では、CD漁りのほうに気持ちを向けたほうが、ということかもしれないが、ヤフオク! を眺めても、イマイチな感触だ。

 ここ数年、同楽曲の異演奏ディスクは、可能な限り「聴くもの」だけに絞って、減らすようにしてきており、とくに3年前の激減収時には3割以上を削ぎ落としたこともあって、ずいぶんスリムに、言い換えると「実際に聴くCD」に、近づいてきている‥‥とはいうものの、まだまだ未聴ディスクや、ほとんどプレーヤーに乗っからないディスクもたくさんある。

 理想は、1楽曲2〜3CD、である。で、そうなってきている。
 チャイコフスキーの『悲愴』は、ムラヴィンスキーとフリッチャイ。ドヴォルジャークの『新世界』は、バルビローリ、フリッチャイ、アンチェル。
 ドビュッシーの『海』は、ベイヌム、マルティノン、クリヴィヌ。カラヤンの77年EMI盤もあるが、これはメインがフランクの交響曲で、そのオマケなので、ないのと同じ。
 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集は、ブダペストQとアルバン・ベルクQ。同じくベートーヴェンの後期三大ピアノ・ソナタは、ポリーニとR.ゼルキン。
 バルトークの弦楽四重奏曲全集は、ジュリアードQ(63年)とアルバン・ベルクQ。

 では、1楽曲でいちばん手持ちディスクの種類の多い曲は、となると、(やっぱり?)ベートーヴェンの『運命』、交響曲第5番だった。
 全集がフルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー、ハイティンク(コンセルトヘボウ盤)の4種類、加えて単独盤が、フルトヴェングラー/BPO(43年)、フルトヴェングラー/BPO(47年ライヴ)、E.クライバー、C.クライバー‥‥と、合計8種類。

 これに次いで多いのが、(やっぱり ;;)『エロイカ』。
 全集4種の所収盤、フルトヴェングラー/VPO(44年ライヴ)、E.クライバー/VPO、ケンペ/BPO、の7種。

 超-著名曲でもディスクは1点のみ、というものも少なくない。
 「モツレク」はベーム/VPO、フォーレのレクイエムはコルボ(旧盤)、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲はフルニエ/セル、だけ。

 そのうちまた増えてくるでしょうか‥‥しかしお金、使わないほうがいいですねえ。

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