「身の丈」

 さ〜て‥‥仕事先のスケジュールで、金曜まで休みだぁ〜♪

 驚異の朝令暮改とあいなった大学共通入試の英語。
 きっかけとなった‥‥と言われる文科相の“身の丈発言”

 人間、また人生、「身の丈」ほど大事なものはない、といってもいいと思うのだが、「公」が国民に「身の丈」を強いるというのは、考えてみれば、というより考える以前に大問題なのである。
 「身の丈」が政治の基底ならば、義務教育を行なう必要もないし、健康保険も年金も不要だ。
 ではあるが、「一票の格差」からして、それぞれの「身の丈」=不平等をず〜っと温存しているのだから、文科相の発言は新しい制度の実態を正しく表現しただけで、失言でもなければ「誤解を招く発言」でもない。

 世は、首相の後援会イヴェント=「桜を見る会」の件でカマビスしいけれど、先日の天皇皇后の即位パレード。テレビはないので、見ていないが…。
 こちらなどに見えるが、「昨日のパレードでは、天皇・皇后のオープンカーのあとにつづいた秋篠宮夫妻の車の窓は閉められていた。これは天皇・皇后のお披露目の場であることを踏まえてのことだろう。にもかかわらず、安倍首相は秋篠宮夫妻でさえ配慮した車の窓を堂々と開け、沿道に向けて手を振るという行動に出たのだ」
 この件、YouTubeにアップされている、むしろ“左寄り”のジャーナリスト氏の発言で知った。そのリベラル系ジャーナリスト氏も、「だれ様のつもりやねん」のように言っていた。
 いっやもう、ある意味 安倍サンらしい、まことに安倍さんらしい態度だ。これが彼の「身の丈」意識なのだろう。

 閑話休題。

 「身の丈」は、しかし大事だ(大笑)。
 世には、数十万もする腕時計を身につけたりコレクションしたりする御仁も多いと聞く。
 で ― 私の腕時計。

常用腕時計

 2台とも、輸入雑貨店のようなショップで買ったもので、1台4,000円ほどだ。ノーブランドのええ加減輸入品。
 このくらいが、私の「身の丈」かな、と思う。

 今使っているのは日付窓つきの左のもの。
 約十年ちょっと使っている。電池式なので、交換を忘れていると止まっているし、18ヶ月くらいで電池交換しなくてはならないから、4,000円で買っても10年使えば1万円近くになる。

 そして、現用アンプ Marantz PM6005が実買4万円だったから、アンプは腕時計の10倍、という感覚なのである。
 だから、20万円の腕時計を愛用している人が、もしオーディオ・ファンだったら、プリ+パワーで都合200万円はくだらないアンプを使っていて当然であろう〜、なんて思うのでありまス♪

 が、ワタクシめも、ちょっとマシな腕時計を‥‥とくに電池交換の心配がそうそうないものを、と思うのだけれど、3万円くらいのものを考えたとして、私の過ごす「時」に、そんな価値があるんやろか? な疑問符が超特大で脳裏に浮かぶのである。

 私はむしろ居室=寝室の目覚まし時計のほうはちょっとゼイタクをしている(と思っている;;)。

アラーム時計

 写真の2台、左が机上用、右のが枕元用なのだが、シチズン/リズム時計製のもので、静音性がたいへん高く、エアコンをつけない時に、動作音は何も聞こえない。
 今日(昨日)などはあまり寒くなかったので、23時くらいまでエアコンは入れなかったので、きわめて静かな状態で音楽が聴けた。
 聴いたのは、ポゴレリッチで『展覧会の絵』、ヴェデルニコフで『テンペスト』、ヨッフム/コンセルトヘボウでブルックナーの5番の第1、第2楽章。よかったぁ〜♪

 う〜ん‥‥この「音楽」だけは、ワタクシめの「身の丈」からだいぶんハミ出してるかな〜。

 出勤の車中では、もうみ〜んながみんな、スマホに集中。スマホを持つから、肘を外側に突き出しがちになって、こっちに当たってくる。
 こういうのも、まことに「身の丈」なのだなぁ、と思う。
 来年のパラ/オリンピックの諸々も、この国の国民の「身の丈」でしかできない。
 どういう為政者を持てるか、というのも、「身の丈」なんだろう。

マスタリング買い換えCD。

 お次は、音質リマスター買い換え。

 下の写真の、上段左のダブル・デジパック仕様の仏RCA盤。「Artistes Répertoires」という2枚組バジェット・シリーズの1点。
 このシリーズは、米RCAの音源から、カップリングなどをちょっと変えたり増やしたりして仏BMGが出していた。ジャケ真ん中のシリーズ・ロゴが、十字架に見えるのが、面白く、かつちょっと気味が悪い;;。

リマスター買い換えCD群。

 このセットはブラームスの著名曲を集めたもので、ヴァント/シカゴ響による交響曲第1番、シェリング/モントゥー/LSOによるヴァイオリン協奏曲、モントゥー/サンフランシスコ響による交響曲第2番がメインのアルバムになっている。

 聴きたかったのはシェリング/モントゥーによるヴァイオリン協奏曲だった。蝶のデザインの海外盤“Papillon”シリーズで聴くと、オーケストラのヴァイオリンが右側から聞こえる部分があり、第2ヴァイオリンでもなさそうだし、ちょっとヘンだった。
 そこでこの仏RCA盤では、「New master …」(だったかな、もう売っ払っているので…)とあるのに期待して、オクで安く求めた。
 やはり冒頭部のヴァイオリンは右に偏るが、高域を抑えたいい音で、テクニクス SL-PS700で聴いた時には惚れぼれするような美音だった。

 これはもうこれを聴いていていいのだが、もうひとつのメイン、ヴァント/シカゴによる“ブラ1”は、デジタル録音にもかかわらず、仏BMGで音をいじっていて、低域を不自然にブーストしている。この処置は、LP時代にはよい効果をもたらす場合も多く、米盤や日本盤で音のキツい音源を聴きやすくしてもくれた。
 が、このブラームスでは、トーンコンで低域を下げてもなお暴力的なバスが暴れる。

 では、両音源とも他のヴァージョンを聴いてみよう、となって、シェリング/モントゥーのコンチェルトは、現行ソニー盤・SICC 1965〜6(写真下段左端)を買ってみた。楽天ブックスで、送料無料+ちょい割引きで、買える。
 このセットも、セルの上記モーツァルトと同じく、タワーレコード肝煎りの再発の一環だ。

 で‥‥期待して“針を下ろして”みると‥‥何たる暴挙! 高域超強調の、聴いていられないほどヒドいリマスターなのである
 この番号のディスクであることを明記した上で、「録音が高音に偏っているのが残念」と書いているブロガー氏がいる(画像はLPのもののよう。このブログは、拙ブログと同じく JUGEMで、テンプレートも同じ…;;)。
 私も、タワーの商品ページにレビューを入れておいた。

 ナンのことはない、XRCD版を買えば問題なかった、はずなのだが、さにあらず!
 HMVのカスタマー・レビューに見えるが、右寄り感は解消されたものの、第3楽章に大きなドロップアウトがあるらしい

 で‥‥ソニー盤と全く同じ内容のものが、BMGビクターから“2 for 1”シリーズで出ているので、それを中古で。下段真ん中。
 これも同じだろうか、と思ったのだが、ゼンゼン違う。仏RCA盤よりは若干高域エッジが立つけれど、ソニー盤とは雲泥の、聴きやすい音だった。

 あとは、新星堂盤が右肩よりがないという説もあるが、オクではバカ高い。
 ほかでは、欧Sonyがモントゥーの RCAステレオ録音集成8CDでリリースしたものに含まれるものが、別リマスターであるが、これを買う気はさすがにない。

 この音源、日本では、ディスクの版はいろいろでも、ブログに取り上げられることはけっこう多いのだが、評論家には言及されることはほぼない。
 海外では批評家もよく取り上げて誉めてきたようで、Penguin Guideでも高評価である。
 BMGビクター盤は録音年月だけの記載だが、ソニー盤にはエンジニアがケネス・ウィルキンソンであることが記載される。が、このマスタリングではウィルキンソンの名が泣く

 この2枚組には、ラロの『スペイン交響曲』、チャイコフスキーの協奏曲、ブラームスのホルン三重奏曲がまとめられており、これらはソニー盤でもふつうの音質なので、ブラームスだけなぜあんなふうにハイ上がりにしたのか、全く呪わしいことだ。

 ラロの演奏もなかなかよさそうなので ― ハイフェッツのバックをよくやっていて酷評を食らいがちなウォルター・ヘンドルの指揮なのだが、元気はあって、そう悪くなさそう ― パールマン/バレンボイム/パリ管のDG盤は、売った。50円^^。
 カップリングのサン=サーンスの協奏曲が、あ〜まりに駄曲であることもあって、である。

 そうそう、最初の仏RCA盤の海外レビューでは、もうひとつカップリングにある交響曲第2番‥‥モントゥー/サンフランシスコ響の演奏について、「If on hearing this someone were to tell you that it must have been made on wax cylinders.(もし聴いた人がいたら、蝋管レコード音源に違いない、と言っただろう)」と書いている。
 これ、表記の1951年と違って、1945年録音のSP音源だそうだ。ただ、演奏は悪くなく、低域を下げて、音の悪さを我慢しながら聴くと、モントゥー/サンフランシスコの演奏って、さすがによかったんだなぁ、と思わせるに十分だ。

 さて ― ヴァント/シカゴはどうする? ということで、まずはオクで米盤の安い出ものを落とした。
 音は、とくに強調感のないものだったが、収録レヴェルがかなり低く、音質も高域がちょっとのっぺりし過ぎている感が。
 ということで、今度もまた! ソニー盤を。こちらはNDR響とのシューベルト『未完成』をカップリングして、「当夜のコンサートを擬似的に再現」とある。
 う〜ん‥‥これはもうほとんどビット・コンペアでも違いはなかろう、というほど同じ音だが、ソニー盤のほうが気持ち高域にコクが(ざらつき感が)あるように聞こえ、『未完成』も入っているので、こちらを残すことに。
 2音源のために、どれだけ出費させんねん! な感じだ。

 で‥‥まだあるのである! (笑)

 前記事で書いた、アルノンクールの『ターフェルムジーク』。
 音の立ったアルノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス‥‥のはずなのだが、ちょっと音がもやつく。
 Amazon.co.jpの、国内盤(WPCS-13606〜9)へのカスタマー・レビューに、興味あることが書かれている(ちなみに、このレビューの下に来るレビューは、ムジカ・アンティクァ・ケルン盤へのもので、誤掲載である)。

 ブックレットに「「マスター制作:杉本一家(JVCマスタリングセンター)」という記載が加わ」り、「今回の杉本氏のマスタリングで「モヤが晴れ」、細部が良く見渡せるようになったのであろう」としている。
 これでは、いちど聴いてみないわけには、と、こっちも注文した。

 聴き比べてみると、上記レビューアー氏の評価がたいへんよくわかる違いがあり、国内盤には外盤にない艶と解像度が聴き取れる。
 う〜ん、どっちがいいのだろう、と迷う。少なくとも東芝の、劣化したアナログ・マスターを高域強調でゴマかしたリマスターなどとは次元の異なるものであることは確かだ。
 ことに、高域や解像感が暗めに出る Wharfedale Diamond 220の場合、国内盤・杉本マスタリングが奏功する面も大きいのだが、やはり全体として、杉本リマスターは、疲れる。

 国内ワーナーの現行再発は、杉本氏にマスタリングを依嘱したものがいくつかあるようで、すでに持っている、デュファイの『ミサ・スラ・ファセ・パール』他のアルバム(WPCS-16258。EMI/Virgin音源)も杉本マスタリングなのだが、ヴォーカルの子音がちょっと気になり、東芝盤の中古を注文。
 東芝盤は、1曲、楽曲が少ない。音質は、これはほぼプラシーボていどしか違わないといえば違わないのだが、どうも東芝盤のほうが自然に聞こえる。

杉本リマスターから買い換え。

 どちらも、左側が杉本リマスター。売却ずみ。
 “伝説のマイスター”のごとく評される杉本氏ではあるのだが、どうもやはり、音作りに「さかしら」(こざかしいおせっかい)というようなファクターが、私には感じられる。

 というわけで、杉本マスタリングも一掃、の方向で買い換え‥‥アンプ同様、「どんどん買って、気に入らないものは即刻手放し」でもって、数千円を“スった”挙句、いよいよ納得の行く、「人生の音楽ライブラリー、これでコンプリート!」的状態に熟成されてきた感一入、でありま〜す♪

演奏で買い換えたCD。

 自分としてはそうとうな蕩尽となった、アンプとスピーカーの探索‥‥も行き着くところねずみの嫁入り的着地点‥‥にて、不要アンプと、Spektor 2の処分に取りかかり中。

 9月から先月まで、こんどは、演奏がいまいち気に入らないCDを、これだとどうか、と思えるものに買い換え。
 ついで、マスタリング不満ディスクについて、数版を求めて比較などして、早々に気に入ったもの以外をユニオンで売却した。

 まず、演奏買い換え群。

演奏で買い換えのCD。

 ルビオ・クァルテットの Brilliant Classicsの全集で、そこそこ「いいんじゃない?」と感じていたショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集。
 チェロの定位感が明瞭でない、かつ全体にさして優秀とはいえない録音は、機器の評価と調整には大いに役に立ってくれたけれど、オーディオが一段落してから演奏だけを聴くとなると、いささか存在感に乏しい。
 そこで、新品はもう消えかかっている、フィッツウィリアムQの Deccaのカートン・ボックスを。オクで新品を出している人から。
 まだほんの少しだけしか聴いていないけれど、これは深みがあって、よさそう。

 その右は、テレマンの『ターフェルムジーク』全曲盤、アルノンクールの外盤である。
 これも、Brilliant Classicsのオリジナル制作盤、ベルダー/ムジカ・アンフィオンの全集(カスタマー・レビュー、好評!)を、ごきげんに聴いていたのだが、どうにものんびりし過ぎ、微温的で、インパクトに欠ける。
 アルノンクールなら正反対でいいかも、と思って、4CDで2,000円しない外盤を求めた。
 これについては、マスタリングの件が発生;;。

 さらにその右は、アンドルー・マンゼ/エンシェント室内管による、ヘンデルの合奏協奏曲集 Op.6。
 Op.3、他と併せた4枚組もあったようだが、国内盤(HMF/キング)を。国内盤は薄型ケースで、助かる。UHQ-CDという仕様がいいのかどうかわからないが、ゆったりした楽想部分のしっとりした響きは、この演奏の特色ではあろうが、よく出ている。

 これは、クアドロマニアで激安で買っていた、パウル・アンゲラー/プフォルツハイム室内管の Vox原盤の演奏が、やはりそうとう微温的でつまらないものに感じたので、買い換え。

 下段に移って、左端は、ベーム/BPOを選んでいた、モーツァルトの『ポストホルン』、ケースがオリジナルでないし、O.I.B.P.の音がちょっと薄く、かつ残響過多に聞こえもするという難癖をつけて、セルのセットにしてみた。この2枚組(Sony SICC 1931〜2)は、タワーレコードとの共同企画としてリリースされた再発ものの1つで、『アイネ・クライネ…』のほか、2枚めのディスクには、LP時代から評価の高かった、ヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲、およびクラリネット協奏曲が収録されている。

 そちらの音源への興味もあった。
 クリーヴランド管の首席奏者をソリストに据えて、ということはセルが主導権を握った演奏という形になるが、そうではあっても、なんだか評価が高いのである。

 協奏交響曲のほうは、ONTOMO MOOK『リーダーズ・チョイス 名曲名盤100』では、「晩秋から冬、落日の八代盆地に舞うナベヅルのような、安らぎの秋の夕暮れのようです。いつまでも浸っていたい祈りの音楽です」などという美しいリスナー・レビューが紹介されている。

 こちらの個人サイト・ページは、オーディオとレコードに関する参考書類を上げていて、じつに面白いが、このうちの上から15番めに紹介されている、Jim svejda: The Record Shelf Guide - Classica Repertoire (Second Edition) は、アメリカ留学から帰った弟にもらって、今も持っている。
 著者は、ボヘミア系の人らしく、たぶん スヴェイダと発音するのではないか(発音サイトには、「スヴェイダ」と「スヴェジダ」の両方がある)。

 この本には、この、セルによる、このクラリネット協奏曲+協奏交響曲について、「This is one of the most nearly perfect Mozart recording ever made.」と絶賛、協奏交響曲は、「the gleaming version of the great Sinfonia Concertante is probably Szell's finest Mozart recording.」と評している。

 この協奏交響曲は、グリュミオーの弾いたヴァイオリン協奏曲全集に収録されたもの(Vla:アリゴ・ペリッチャ)を持っていて、2枚めだから、いいだろう…。

 真ん中は、ワルター、ベーム、ブールの、大編成版ばかり3種持っている、モーツァルト:『ハフナー』。
 もうちょっと小編成のはないか、と探しても、古楽器版のブリュッヘン盤などでは、大編成タイプ顔負けの“気合の入った”演奏なので、ちょっとシンドいし〜、と気おくれして、ハイドンでも1枚持っている、ベルンハルト・パウムガルトナー盤(コロムビア COCQ-84271)を。

 室内管弦楽団とは言っても、従来タイプの演奏なので、重めではあるのだが、少しは風通しがよく、小粋な演奏といえるだろうか。
 ハイドン同様、高域上がりのマスタリングはトーンをいじらないと聴きづらい。

 最後、下段右端は、フランソワ・クープランの『リュリ讃』&『コレルリ讃』。サヴァール/Esperion XX(仏Naïve)。
 パイヤール盤の音質がいまいちに感じ、演奏も大編成で重たい。
 今ふうな古楽版でとなるとこのサヴァール盤になるが、一時期廃盤で手に入りにくかったものが、デジパック廉価盤になって、これの中古が、HMVで安かったので、購入。
 ナレーションがちょっとウザったいといえばうざったいが、小編成で ― ほとんどOVPPではないか、と思える ― 洗練されたスタイリッシュなもの。

 というわけで、手放した側のディスク群が、下↓。

放出CD


 ‥‥いちおう納得のいくディスクに置き換えることができて、限りある小スペースに保管するCD群としては、満足すべきものが、ほぼ完成した、といってもよさそうだ。
 今度はマスタリングに不満のあるディスクの買い換え、とあいなりまする♪

裏技グッズ 〜 脱水キャップ

 ふにゅ〜〜‥‥やっとアンプ1台、スピーカー1セット、オクに出しました〜;;。
 ヤフオク! の売り上げ代金受取り制度が変わり、ジャパンネット銀行か PayPayの口座以外は、1件につき100円(ということは110円)払込み手数料を取るということに、もうなっている。
 PayPayはスマホのユーザーでないと利用ができないし、ジャパンネット銀行は、通常は残高があっても、利用することは少ない。

 このところ、演奏内容やマスタリングへの不満でかなりのCDを買い換えたが、売るほうはユニオンにしておこうか、と思う。オクに出してもCDはアクセスが少なく、入札はもっと少ない。

 さて、お題は全然違いまして ― 洗濯機は、二槽式の 東芝 VH-M30というのを、もう十ウン年使っている(と思う;;)。

 これの、脱水槽のカバー=脱水キャップは、十分な直径があるゆえに着脱時にストレスがかかり、真ん中にある突起状の取っ手が、購入後数年もしないうちに、まずとれて落ちてしまった。
 そのあと、亀裂が入ってきて、ついに先日、二つに割れた。
 臨時に梱包用テープを表裏に貼り付けて修復して使っていたが、ちょっとなー、な感じはあるし、メーカーに電話しても、現在東芝は二槽式洗濯機は製造していないということで、代替品の供給もない。

 そこで、Amazonや楽天を調べると、脱水槽キャップとしてのみの商品が、中国製だと思われるが、いくつかある。
 その中で、直径が同じもの(20または20.5cm)を確認して、注文した。

プラスチック半自動洗濯機スピンキャップ

 写真左が到着したもの、右が破損して修復した付属品。
 販売元は Uxcellというところで、香港のような感じだが、本体は Dragonmartsというところらしい。
 到着が遅〜い、という情報がネット上にあるが、まあまあで、2週間ほどだったろうか。

 使い始めると、取り出すときがちょっと引き出しづらいが、まあまあ使える。突起状の、掴む取っ手がない仕様なので、そこから割れてくることはない。
 Amazonは、Windowsなどを買うとなるといいかげんなショップがいっぱいあって危険だが、こういう“裏技グッズ”はこういうところに限る。

Windows 10へのアップグレード…。

 前記事に、Windows 10のパッケージを買う予算が必要と書いたら、「まだ無料アップグレードはできるよ」というコメントを頂戴した(まことにありがたく… m(_ _)m)。

 手許にパッケージ、、ディスクが全くない、HDD内に「リカバリ領域」が設けられている(Windowsからは見えない)形の中古PCなので、買ったほうが安全かな、と思っていたのだが、今年9月の時点でも、マイクロソフトのサイトからのアップグレード・ツールのDL、利用で、できたとするサイトもあるし、また、この形でアップグレードしてから、何らかのメディアに64bit版の ISOイメージを書き込み、それでもってクリーン・インストールできた、という解説もあって、へぇ、それならいちど、と考えないでもない (‥;)。

32bitから64bitに。

 現在、マイクロソフトのDLページからDLできるツールは、MediaCreationTool1903 という .exeになっている。
 ふ〜ん、これでいけるのか。

 肝心のパソコン VersaPro 25M/D-Dであるが、メーカー:NECのサイトでは、どんぴしゃの型番での動作確認はされていないのだが、ショップの広告(すでに売り切れ):

VersaPro VK25M/D-D

には、乗っけて売っているのがあったので、動くだろう。
 ちなみに、この広告のより、私の VersaPro VK25M/D-Dは1万円弱、高かった;;。広告のは、光学ドライブが読み込みだけなのだが、私のはDVD書き込み可なので、その辺は仕方なかろう。

 今月第3週はだいたいお休みなので、その期間にやりますか。
 32bitへのアップグレードでも、バックアップはとっておいたほうがいい、とあるので、ドキュメント、ピクチャー類はいったんUSBメモリに疎開‥‥メンドくさ〜。

 それにしても、それなら大勢がどうして有償版を買うのか、と思う。
 Amazon.co.jpで、「Windows 10 パッケージ版」で出てくる商品群、と〜にかくもう、片っぱしから製品とショップの悪評の山。「だまされた」、「認証されない」などなど、惨憺たるものだ。
 この、市井のショップ群のあまりの薄汚さに、このままだと Windowsそのものがアブナくなる、と見たマイクロソフトが、正規ダウンロードを残しているのだろうか?

閣僚連続辞任・東京恥五輪・英語入試大混乱!!

閣僚連続辞任

 内閣改造から1ヵ月半で、閣僚2人辞任。
 「安倍総理大臣にとって、大きな打撃になりました。」 アホ! ぜ〜んぜん打撃にもバッターアウトにもなりゃしない。
 もう有権者は、何も怒らない。どんなことが起こっても、「暗黒の民主党時代」よりはマシだと思っている(笑)。

 そっちは政権内部のことだとしても、オリンピックが東京やら札幌やら、わけもわからず‥‥ではない、ハッキリわかったワケで漂流し、なおかつ汚水の中でやるのか、トライアスロン、という大恥

 ググってみたら ― 私、8歳だったので、記憶にございません〜 ― 1964年の東京オリンピックは、10月開催だったのだ。いいよなぁ、こっちのほうが。
 アメリカのテレビの利益の問題で8月開催。アスリート・ファーストはクチだけで、どっちもこっちもマネー・ファースト以外に選択肢はない。マネー・ファースト、権力ファースト。
 70年大阪万博のキャッチは、「人類の進歩と調和」だったが、それの内実がどんなものだったか ― 温暖化は進んだ上に、利権最優先。みごとな進化だ。

 だが、こういう大恥は、よいことだと思う。
 つぎ込めるだけの税金をつぎ込み、かける限りの恥をかき、「ああ、平成から令和の日本人って、ほんとうにこんなていたらくだったんだな〜」と、20年後30年後に「四丁目の夕陽」にして思い起こすよい材料ではないか。

 それはまだ東京など限られた地域のことだからいいが、英語の共通大学入試民間化を、ムリが山ほどある中ゴリ押ししようとし、今(もう今月に受験のための「共通ID」申請をはじめる予定だった! )になって、「申し込み停止」にした
 記事の日付はどちらも11月1日。これ、まさにジョークでも比喩でもない「朝令暮改」ではないか!?

 発端は、萩生田文科大臣の「身の丈にあわせて受験すれば…」発言
 彼が“失言”しなければ、このまま施行されていた、とか言われるから恐ろしい。

 これについて、自民党・世耕幹事長は、「この問題は、萩生田氏が就任前の文科省事務方の制度設計の詰めの甘さが原因だ」文科省を指弾しただけではなく、あまつさえ、「受験生の立場に立った思いやりにあふれた決断だと思っており、高く評価したい」とのたまったという(同記事)。

 そもそも、英語入試における「民間試験の活用は政治主導で始まった。活用ありきで、懸念や問題点を高校や専門家が繰り返し指摘しても立ち止まらなかった文科省。その要請をこなすのにきゅうきゅうとするだけだった試験団体。急転直下の見送りは、責任の所在が曖昧な今回の仕組みの根本的欠陥を是正せずに進んだことの当然の帰結だった」という日経の記事が示すように、政治主導、官邸主導だったのであって、すべてを文科省 ― しかも萩生田大臣就任前の、と注を付する!! ― の責任だといわんばかりの世耕議員の言。

 現今の大学生や若いサラリーマンには、安倍政権支持者が多いそうだ。彼らが小さかったころ、民主党政権の悪かったところばかり見せられた、ということがある、という。
 だとしたら、受験前のID発行からして、そして実際に入試がどうなるかもわからないという事態に巻き込まれる中学・高校生たち、彼らの5年後、10年後の投票行動にどのような影響があるのか、これはちょっと ― ちょっとだけだけれど、面白い‥‥が、現時点でそう言っていられる場合ではないのだが。ID申請をして無駄になった郵送費など、どうなるんだろう?

 そして、これと併せて「令和二年 東京(or 札幌)恥リンピック」
 30年後の「四丁目の夕陽」は、ビターなものになりそうでっせ。

やっぱり Diamond 220?

 ずっと睡眠時間も短めだったものが ― 整体では、「高潮」期という ― 急に起きにくくなってきたり(低潮)、何かひとつ緊張が解けるときに来ているような‥‥。
 こういう時に風邪を引くものだが、このところはずっと、風邪は引かず、お腹に来る;;。

 ひとつ節目、と思うのが、やっぱりスピーカーは Wharfedale Diamond 220で行くことになりそう、という感触を得たこと。
 Spektor 2は、Oberon 1同様、高域がちょっと他帯域と分かれて鳴っているように聞こえ、かつその部分に、コクがない。

 Diamond 220は、低域側にケーブルを差し込んでいたけれど、ホット=高域、アース=低域という、けっこう人気にある「たすきがけ」にしてみた。
 この反対もやってみるといいのだろうが、いちおう“ちょっぽ”のような防塵キャップは、つながない端子2つ分は残してあり、それの付けはずしはけっこうやりにくく、ラジペンではずす。

Diamond 220、たすきがけ。

 これで、両方低域側からフィードしていた時から‥‥プラシーボ、ないし精神衛生レヴェルくらいの印象変化はあっただろうか。
 ほんのちょっと、音がすっきりした感がないわけでもない、という程度。
 「理論上」というほどでもないが、「たすきがけ」は、ショートバーと端子の接触抵抗が、高域側と低域側とで平等にはなる。

 バックハウスのベートーヴェン全集から第4番冒頭をちょっと。低域の深みのある録音とマスタリングが効いて、いい感じである♪

 今日は、ハイティンク/コンセルトヘボウで、チャイコフスキーの交響曲第4番と『イタリア奇想曲』を聴いた(C-7030+PM6005+Diamond 220)。
 ステージの奥行き感はいいし、高弦に、時に蠱惑的な美しさが聴けた。

 ハイティンクの指揮には、好評と酷評がある。オーケストラを気迫たっぷりに鳴らす場面は多いのだが、神話的評価のあるマエストロたちのもたらす「聴いたぁ〜」という充実感には不足する。
 言ってみると、スコアに忠実で、かつ表現意欲も十分なのだが、なんだかこの人の演奏は、「オーケストラを指揮する」前に、「スコアに指揮されている」ような感じが常につきまとうのだ。
 よく言われる、「指示待ち」。ハイティンクは、スコアに対して、ずっと「指示待ち」という感じだ。

 アイヴズの交響曲のあるものでは、「副指揮者」を置くものがある。
 ハイティンクという人のスタンスは、「本指揮者」としての作曲者とオーケストラの間をつなぐ「副指揮者」のような感じだ、と言ったらいいだろうか…。

 ぼつぼつ2台のアンプも放出しないとムダな場所取りとなってばかりだ。
 Cambridge Audio Topaz AM10につなぎ換えて、Spektor 2を鳴らす。
 これはさすがに情報量不足で粗雑な音だが、ポップスを聴く分には、これで大満足という人が、むしろほとんどなんじゃないだろうかという気もした。

 Pioneer A-40AEもつないでみた。
 A-40AEは、音場の前後の奥行き感がまるでなく、Spektor 2もこの点では Diamond 220より劣るのだが、A-40AEと Spektor 2を組み合わせると、意外にそれが気にならず、ご機嫌に、そして Spektor 2の身上であるキレイな音で鳴る。
 このセットで大きな不満を感じるふつうのリスナーはいないんじゃないか。

 が、PM6005+Diamond 220の深みのある音が、やはり自分の好みなんだなぁ、とますますわかってきて、いろいろ試してきたのは、けっきょくこの組み合わせに落ち着くことを知る道だったのかなぁ、と思うばかりだ。

 いろいろ漁る中、JVC Kenwoodの SL-K901というスピーカー、なかなか質感が高そうなのに目が行った。
 このスピーカーの設計者・北岩公彦氏による解説ビデオがアップされていて、ていねいな説明に加え、他の試聴動画でもやや明るい音(アルミ・ドーム・トゥイーター採用)ながら、なかなかいい音なので、ちょっと食指をそそられた。

 ではあるのだが、この北岩氏という人、ナンとも地味な話しぶりの方で、かのアンドリュー・ジョーンズの饒舌と対蹠的だ。
 LS-K901は“ケンウッド Kシリーズ”のラインナップの1機種だが、北岩氏は、ずっとビクターで、ウッドコーンなどの開発に携わってきた人らしい。
 いかにも日本のまじめなエンジニアというふうな、ていねいな説明なのだが、正直に申して、聴いていて全然魅力を感じない。

 LS-K901は、全体に高評価なのだが、こちらのブログ記事(ここの記事、私の環境ではDLに時間がかかる…)では、「「つまんない」/なんというか、すごくつまらない。面白くない。ミクセル RE-7.4-2SBが高次元でバランス型だったのにくらべ、それに一段落ちる所でバランスが取れている」と酷評。

 LS-K901は、奥行きが280mm近くあって、現在スタンドからはずして置いている畳の空間の幅の関係上、Wharfedale D320などと同じく、奥行きがありすぎて置きにくいので、手は出せない。
 であるが、記事中に、高評価で対比されている、ミクセル RE-7.4-2SBってナンだ? となる。

 兵庫県西宮市は香櫨園(こうろえん)にある、ユニットやキット・スピーカーの専門店、ミクセル Mixelの、RE-7.4-2SB
 ミクセルは真空管オーディオフェアなどに通う方には知られているブランドだが、そういうところには珍しい2ウェイ・コンパクトのキットで、f 特も表示している。

RE-7.4-2SB

 サイズなどはちょうどいいが、サランネットはない。お値段も6万近いし、抵抗を DALEの無誘導巻線なんかに換えたりしたら、7万近くにはなる。
 年明けには Windows 7のサポート終了があるので、年末くらいには Windows 10を準備しなくてはいけないので、その予算も考えると、これは、ない^^;; ‥‥が面白そうなキットだ。

 さて、機器の話ばかり書くけれど、この2ヶ月間はCDの買い換え‥‥ひとつには手持ち盤の演奏が気に入らなくての買い換え、次にはマスタリングが気に入らなくての買い換え、の両方で、ずいぶん買ってます;;。それを書くのは、次の日曜日?

Spektor 2、Diamond 220 比較試聴。

 Spektor 2、Diamond 220を試聴中♪
 すでにもう、“やっぱり”Diamond 220で行くことになりそうな予感がしている。

 が、欧米で圧倒的な人気を誇る2機種の、ある意味 えっらく贅沢な比較である。
 さすがに「Spektor 2、アカンかったか〜」というインプレッションとは遠い。

試聴ディスク-2

 Spektor 2の、左の高域エッジが、ちょっと強勢のように感じたことで、モノラル録音の、E.クライバー/コンセルトヘボウによるベートーヴェンの第5を。
 これは、Spektor 2で、アンプはソースダイレクト(バランスもパス)で聴いてみると、いろいろな楽音で、左右に跳ぶ/散る感じ(これは部屋のせい)で、けっして全体に左強勢ではなかった。
 豊かで、しかしボワつき感のない低域の、ゆったりした響もいいし、高域も Diamond 220より鮮明に出つつ、harshでは全然ない。

 これを、Diamond 220で‥‥ホットを高域から、コールド(GND)を低域側に接続して再生。
 Spektor 2より、ずっと帯域感はナロウになり、中域に集中する感じだ、

 これだと、やはり Spektor 2かな〜、となる。こういう音を聴くと、いかに Spektor 2が人気があって、悪いレビューが入らないか、とてもよくわかる。
 ただ、あまりにもリスナーの「快適」を基準としすぎた音作りのように感じられる。

 次、Diamond 220ではシブい再生音になって、付帯音的要素がややホコリっぽく聞こえる、英Nimbusレーベルの、ペルルミュテールの弾く、ショパンのバラード第1番。
 そこそこの深みを示しつつ、Diamond 220ほどのシブみはない。音的には平板になるが、音楽の説得力は低くない。

 ここでまた Diamond 220に換えて、ペルルミュテール。
 これは、シブいというより、いいようもないほど深い音だった。
 やや奥まった場所に鎮座するピアノ。そこから響いてくる、ステージの奥行きと楽器の三次元的存在感に、ちょっと飲み込まれてしまう。

 旧室で、ナカミチのアンプや、麻布オーディオのキット・スピーカーをチューニングしながら、自分自身の心の、暗〜い深部をそこに響き出させようとしていた、あの自分が重なってくる。
 これは、スゴい。
 こういうのを聴くと、他にいいスピーカーがあったとしても、また Diamond 220にいろいろ不満があるとしても、このスピーカーにとことんつきあってやるべきなのかな、と思ってしまう。
 Diamond 220をバイワイヤで駆動することが、一挙に現実味を帯びてきた ― それ自体がよい結果になるかは別として。
 例の、「(avoid this product!)」のフォーラムの続きには、このスピーカーはバイワイヤでなくては、という投稿がある。

 Spektor 2に戻し、AKBの『桜の栞』。こういうの、じつに「快適に感動させる」音を聴かせる。
 それから伊福部さんの、ゴジラ交響詩も(キング。広上淳一指揮)。トランペットが高らかに吹き上げても、決して耳をつんざくことはなく、オーケストラ全体が渾然と鳴り、しかし“混然”というのでなく、ヴィオラや木管のパートが、きっちり音程明瞭に聞こえる。
 こういうウルサめの楽曲をちょっと鳴らし続けたせいか、音は若干こなれてきたかも。

 客観的には、どちらもほんとうにいいスピーカーだ。こういうのは日本では設計できないよな〜、とか、日本ブランドで同価格帯を聴いていないのに、無責任に頭に浮かんでしまう。
 これらから見たら、パイオニア S-CN301-LRなどは、オモチャだ。

Diamond 220は、バイワイヤ接続も?

 DALI Spektor 2でオーケストラも聴いてみた。
 Dレンジが広く、トゥッティではメチャうるさくなる、ジュリーニ/ウィーン・フィルのブルックナー:第8番。
 これが、Spektor 2で聴くと、トゥッティもあんまりうるさくない。言い換えると、迫力がない。

 Diamond 220は、奥まった、くぐもった鳴り方をするのに、迫力はある。
 不思議だぁ〜。

 「DALI」。Danish Audiophile Loudspeaker Industries。デーニッシュかぁ、デンマークの、と、まあそれはデンマークのメーカーだから、だ…。
 あ! そうだ。DALIの、この高域が軽くう薄くきらめく感じは、デニッシュ:

デニッシュ

の、薄い生地を重ねて軽く仕上げた、あの感じなのである^^。そうか、デニッシュだったかぁ。
 DALIも、トゥイーターが、極薄・超軽量素材であることを自慢している。

 ワタシ、どちらかというと、フランスパン系、カンパーニュ系のしっかりした生地のほうが好みなのです。あっちゃ〜。

 もうちょっと聴かないとなんとも言えないが、ミュージシャンが表てに出てくるタイプなのに「迫って」はこない。

 それと、DALIは左右の指定が、形式だけだろうが、ある。やって来たセットは、左のほうが若干強勢のように聞こえるので、もともと部屋の特性でもあるとはいえ、左右を入れ換えてみると、やはり左が強勢になるので、システムの左右差はなさそうだが、それでも左チャンネルから第1ヴァイオリンが、スピーカーに固着した形で出てくるのは、ちょっといただけない ― この辺がエージングで変わってくれたらいいのだが。

 Diamond 220にも、何かできる対策は、と考え、とりあえずは、バイワイヤ端子のシングル接続において、現在、低域側に接続しているのを、高域ホット、低域GNDの、いわゆる たすきがけ接続にしてみようと思う。
 これは、4種類ある接続の組み合わせで、どれがいいかは、全くケース・バイ・ケースであるらしい。

 そして、せっかくのバイワイヤ端子を、バイワイヤで使うこと。
 もう1セット、ケーブルを用意してもいいのだが、高域・低域で長さをそろえて、かつケーブル数は同じ、という形にするには、スターカッド4芯ケーブル、たとえば モガミ 3104(3103の導体が4本。12AWG)、2921(14AWG×4芯)、2972(15AWG×4芯)などではどうか。

モガミ スターカッド線

 3104は、3103の導体を4本にしてあり、接続は現在と同じなので可能だが、ケーブル本体が激-太くなり、ちょっと困る。2921あたりが適当か。
 あとはバナナ・プラグを2セット=8ヶ買い増し‥‥半分は現用 3103のものをはずして使う。

DALI Spektor 2、到着。

 さて‥‥日曜(27日)には、ある政治団体(市政。もちリベラル派^^)の、市議の議会報告会というのに参加してまいりやした。
 午前なので、眠い目をこすりつつ起き出して、30分ほど歩いて到着。出席者は、その団体のサポーターといえる、だいたい60代後半から70代の女性が、数人。
 ま、その件は詳細記さずということで。

 で‥‥夕刻には、前記事予告のとおり、DALI Spektor 2が到着しました。
 さっそく開梱して設置。

Spektor 2

 軽い(笑)。Diamond 220より、公称1.1kg軽いだけで、こんなに軽いんだ、とちょっとはぐらかされた感じで視聴開始。

試聴ディスク

 まず、小音量でキレイな音楽、で、西洋音楽史上、名曲であるとされる、かつ古いものから再生してゆく。
 ということで、パレストリーナの『聖母被昇天のミサ』。Diamond 220では、プロ・カンツィオーネ・アンティクァの Regis盤も美しい響きで鳴るのだが、元の録音自体がよりよいと思われる、タリス・スコラーズ盤(英Gimel)で。

 次に、モンテヴェルディ‥‥は、『聖母マリアの夕べの祈り』は長すぎるので、パロット/タヴァナー・コンソート盤のフィルアップの、『Salve Regina』を。
 この2曲、おもいっきしキレイ、である。まさに“天国的な美しさ”。ヴォーカルの子音も、あまり目だたない。ホールトーン、余韻感もじつに秀逸、美しい。

 次は、全くキャラの異なる音楽、ということで、仏Ocora盤の、『雅楽』(演奏は、小野雅楽会。「55年にはフランスレコードのグランプリを受賞する」とあるのは、たぶんこの録音)。
 『越天楽』を聴くと、笙、篳篥などの和管楽器がとても美しく、合いの手に入る撥・打楽器系の楽器は、トランジェントのいい音だ。

 今度は、小編成のジャズ、ドン・フリードマン『サークル・ワルツ』(Riverside、ビクター音産)。
 Oberon 1の時にちょっと似て、ベースにボンつき感が出てくるが、これは、元来このディスクのJVC K2リマスターの特色でもあるようだ。非-リマスターの MJQ『たそがれのヴェニス』では、ボンつく感じはずっと少ない。
 Diamond 220で聴いた時より、若干ピアノがピアノらしくなる、か。

 大音量のシンフォニーなどは、とりあえず初日は再生しないことにし、エルガー『愛の挨拶』、L.コリングウッド指揮ロイヤル・フィルの英EMI盤で。
 高域・中域・低域がまとまらず、ややバラバラに鳴っている感があり、滑らかさにも欠ける。

 Diamond 220に ― バナナ・プラグにしているので、楽につなぎかえられる ― 換えてみると、ルネサンス・バロックの声楽は、音源の録り方よりもさらに奥に入ってしまうように聞こえる。ドン・フリードマン盤のベースは全然ボンボンしない。
 『愛の挨拶』は、さすがにちょっとエージングした状態(= Diamond 220)とそうでない状態(= Spektor 2)の違いかと思わせ、Diamond 220のほうが熟した鳴り方だった。

 ベネデッティ・ミケランジェリの Decca=キング盤『リサイタル』(千円盤)では、ベートーヴェンのソナタ第32番が、あまりスイートな音ではないのだが、これが Spektor 2では、なかなかよかった。

 価格.comのカスタマー・レビューでは、「SPEKTOR1では高音や中音を邪魔しないベースの音階までもわかるようなタイトで存在感のある音質で大満足でした。それが、SPEKTOR2では完全にタイトさが無くなりただ、ぼわんぼわんと膨らむ感じで高音、中音を邪魔してしまってます」とあるのは、感じとしては、わかるが、欧米では、住居の広さもあるだろうが、低音はかなり出てふつう、という感覚があるのでは、と思う。

 他方、英米Amazonや英ショップ Richer Soundsのカスタマー・レビューには、星3つ以下のはなかったはずだ。

 Oberon 1で感じた、繊細な高音とややボンつき気味の低音に挟まれ、「中抜け」的に鳴る傾向は似ていると感じたが、『サークル・ワルツ』のベースは、音程感は明瞭で、締まりも伴なってはいる。

 Spektor 2の底板の仕上げは、フロントを除く他の4面と同じ仕上げだが、静電気を帯びるためか、拙宅のキタナい畳の上のホコリをよくくっつける。

 
底面のホコリ

 今のところ、Diamond 220の上に、薄いボール紙1枚敷いて、Spektor 2を乗っけている。

2台、乗っけ

 物損保証までのプレミアム延長保証に入ったので、スタンドに乗せておいたままでもいいかもしれないのだけれど、延長保証は、地震に由来する損害は除外であり、震度5強が来たらまずスタンドから転落するだろうから、やはり下ろしたい。

 さて ― しばらくじっくり、Diamon 220と比較してみましょう。このまま“両論併記”で、2セット体制で行ってもいいかな〜、などとも考えるが、この2機種、さすがに欧米での最人気機種であって、比較もゴージャスな感じがする。
 とりあえずは、音のキレイさと、リスナーを巻き込むリアリティの2点で Spektor 2に行きそうです。

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