グァルネリQのベートーヴェンと、あれれ?

 ブダペストQとアルバン・ベルクQの2セットしかなくなっていたベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。
 もうひとつ、ということで、グァルネリQの新盤(PHILIPS原盤の Brilliant Classics)を、オクで。

グァルネリQのベートーヴェン、他、

 本家のユニヴァーサルで、Eloquneceシリーズ(レーベルは Decca)で復刻され、そのあと Brilliantで復刻。
 どちらも出ものは少なくなっていて、高騰したりしている‥‥プレミアム価格で買うセットではないが。

 「紙ケース収納のため、ディスク収録面に擦り傷あり」という説明だったが、ほとんど無傷。
 だが、1〜2枚、信号面の外周付近に白っぽい曇りがあるディスクがあり、再生を確認すると、大丈夫。
 プラシーボ的にか、曇った部分に相当するトラックの音が、若干荒れるようにも感じたが、たぶん気のせいだ。
 この曇り、なんと無水アルコールを浸したティッシュで拭くと、とれるのである。なんだろう。
 中性洗剤とぬるま湯で洗う手もあるけれど、当面めんどうくさいので、これで。

 音と演奏は、先日のアルテミスQに比べると、ずっと豊麗で、滑らかだ。
 このところの Brilliantの復刻は、弦がカサカサの音になっていないのがよい。

 さて ― 右のACケーブルでありますが‥‥こんどお迎えするアンプは(あ、言っちゃった〜;;)、ACケーブルの 3P-2P変換プラグが同梱されていない、というレビューがあるので、12A品を、楽天内のショップで買って、確保。
 1.25sqでした。
 すでに、2.0sqの、普通の銅の(サンワ)や、Airbow KDK-OFCなどが手許にあって不自由しないのだが、KDK-OFCなどはちょっと癖があることが気になり ― PM6005を、久しぶりに付属ACコードで聴いてみたわかった ― 全くの通常品(さすがに7A品はやめた)を1本。

 さてさて。

こんなカタログが…。

 ‥‥‥‥あれま、
 こんなカタログが来ております^^。
           ↓

Cambeidge カタログ-表紙

 黒人の少女を表紙に‥‥これはいいです♪

Cambridge CXシリーズ・ページ

 最初が、CXA60のラインナップされた、CXシリーズのページ。


Cambridge Azur 851シリーズ・ページ

 次が、フラッグシップの Azur 851シリーズのページ。
 CXシリーズも、Azurも、展示している店舗も在庫表示しているネット・ショップも、ほぼ、なし。


Cambridge Topazシリーズ・ページ

 入門機の、Topazシリーズのページ。

 カタログは、ナスペックではなく、バリュートレード社発行のもので、2018年5月現在、つまり今年の夏用のカタログということになる。

 が、バリュートレードのホームページの、Cambridge Audioのページには、CXシリーズ、Azurシリーズ、それに定評のある DACやフォノ・アンプ(いずれも紙カタログにあり)は記載がなく、CDプレーヤーとアンプは、Topazシリーズだけ扱っているがごとき様子だ。

 TopazのCDプレーヤーは、CD5も CD10も、トラックの切れ目に必ず空白が入る仕様で、いわゆるギャップレス再生ができない製品なのである。
 こちら(帯広畜産大の、心理学の先生のHP。音楽のページも興味深い)に、AM10と CD10の印象記があり、音質的には高評価だが、CD10の、この件について「やたら音のよい欠陥オーディオ」と評しておられる。
 CD5についても、Cambridgeのサイト内に、「できません」欄がある;;。

 いちばん安いプリメイン、AM5が好評で、AM5、CD5のコンビはヨドバシ店頭にもあるのだが、AM5は、トランスが鳴るという欠点があって、日本の Amazon、英米ショップのレビューに指摘されている。
 CD5、CD10も、ギャップレス再生不可の件が、内外いずれのレビューでもかまびすしい。
 どうあれ、これは「音楽を楽しむ」ユーザーをバカにした仕様でしかなく、CD5、CD10は日本では売れないだろう。

 では、いちばん問題のなさそうなのが、そして音質評価もよいのが、AM10なのだが、これまた価格.comは、「ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください」と、販売店がない、という情けない状態なのである。

 いや〜、バリュートレードさん、どういうつもりなのか。代理店をやる気がないのかな。

CXA60、さらに試聴。

 ‥‥あったかいお日和が続きまして、何よりでございますぅ〜♪
 が、体調はもやもや‥‥。

CXA60

 スピーカーで音楽が聴けるのは、週に3〜4日、計5〜7時間くらい。
 さすがに A-R630 MKIIは箱に戻して、お高い CXA60で聴いておりまス‥‥先にも出た、ユニバーサルのモーツァルト大全集 Vol.9の他にも、またぞろCDを漁り中。
 それを CXA60で…。

試聴ディスク

 上段左は、どこにもありそうで、意外にない、バリー・タックウェルの吹いたモーツァルト:ホルン協奏曲全集。
 モーツァルトのホルン協奏曲は、第1番、第3番など、こぼれるような魅力のメロディーを持った、じつに佳曲で、CDは、仏Eratoの3枚セットに入っている、ジョルジュ・バルボトゥー/パイヤールのものだけが手許にある。

 イギリスの名手・タックウェルは、ペーター・マーク/ロンドン響と(Decca)、次いで写真の、ネヴィル・マリナー/ASMFと(EMI)、最も新しい録音には、自身がイギリス室内管を指揮した Decca盤と、ステレオで最低3種の録音を残している。
 マークとのディスクは持っていたのだが、バルボトゥー盤だけでいいか、と、生活困窮時に換金した。

 批評家、リスナーともに、2度めの EMI盤の評価が高いのだが、初期CDの次に、Encoreシリーズの廉価盤(多分リマスターはしていない)が出て、それがそんなに買いやすくないのである。
 Amazonの安い出品で、しかも Amazonの同商品ページは、主ページは EMI Encore盤の写真だけれど、マーケットプレイス出品ページの写真は Deccaの3番めの録音のブックレット表紙なのである。
 配送料を入れて400円ほどの商品に対して、煩瑣な質問をするのもアレだが、手に入れる側には重要なことなので、質問をすると、そのショップさんは画像3枚も撮って添付してくれた。
 もちろん希望の EMI盤で、速攻で注文した。ケースもぴかぴかのものが到着。

 このディスク、アカデミー・オヴ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズの高弦がと〜っても透明で美しいのだが、これを最も美しく再生してくれたのは、やはりはずす前の PM6005だった。
 この演奏は通奏低音にチェンバロを加えていて、その響きも美しい。
 これは、CXA60だと、高域がややにじみ気味になる。

 真ん中のは、バルビローリ/ハレ管による、ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴの、シベリウス:交響曲第5番と、ニールセン:第4番『不滅』。
 このシリーズは、クラウンが国内盤も出していたが、これは英盤で、出品情報が「Made in the U.K. by PDO」だったので、例のレーベルの塗料が信号面を腐食させる問題が始まっていないか、気になったが、全くその気配はなし。

 この『不滅』の演奏は、この楽曲のディスクを論評している、こちらにも言及され、参考になった。
 「このコンビによるスタジオ録音が英ニクサにあるそうだが、どこかに売ってないかな?」と書いておられるが、これがこの曲の、たぶん世界初ステレオ録音で、Pyeレーベルのテイチク盤LPを聴いていた。
 これのCD化は、EMI Phoenixaシリーズでなされ、持っていたけれど換金している::。現在は、Testamentが復刻している。

 ライヴのほうも、BBC Legendsが再発しているようだ。
 このライヴ、CXA60で、全曲、もう堪能した。Carlton社による BBC Radio Classicsは、音が薄い感じがするのだが、CXA60だと、ぶ〜あついのなんの。
 低域は、そんなに出ていないのだが、この辺は Mercury F1の限界かもしれない。CXA60は、フロアスタンダー(=トールボーイ)だと深い低音が出そうだ。

 もうひとつ、旧ソ連伝説のピアニスト、アナトリー・ヴェデルニコフによる、ベートーヴェンの『月光』、他(DENON/コロムビア)。
 これ、なかなか音がいい。『月光』は、バックハウスの全集のみなので、もう1枚、と思って買った。

 下段に、ジュリエット・グレコのシャンソン 2枚。
 右は、フォノグラム系録音の外盤で、同じ音源からの日本フォノグラム盤(“ネイチャー・イコライゼーション”リマスター)より、ぼんやりしているがずっとマイルド。
 左は、より録音が新しいと思われる(データ記載なし)、東芝EMIオデオン・レーベルの1枚。
 両方ともそうとう以前の購入だが、東芝EMI盤のほうは、声質が、子音が濁り、かつ乾ききって聴きづらい、美感のカケラも感じられないような収録+マスタリングで、手に入れた時からよくなかったのだが、CXA60では、輪をかけてヒドい声になる。

 ― というような次第なのだが、CXA60の、部屋の中での違和感は、ハンパない^^;;。
 そして、音のブ厚さも、クラシックのよい音源は徹底してすばらしく鳴らすが、合わないものは、ほんとうに楽しめない。
 こんな立派過ぎるパートナー、部屋に同居しているのは「私の暮らしではない」感もただならぬものがある。
 というわけで、じつは‥‥。

CXA60 と A-R630 MKII …それぞれ…。

 ‥‥ Cambridge CXA60、約1週間つなぎ、といっても聴けるのは週2〜3日なのだが、この1週間、お腹、コワしませんでした(爆)。
 いろいろ聴いて、じつはなかなか問題も感じ、ゆうべ TEAC A-R630 MKIIにつなぎ換え、ヘッドフォンでブルックナーを聴いたあとから、1週間ぶりにお腹が痛くなり、今日まで数回トイレ;;;。
 まあこれは体調の流れでなのでしょうけれど。
 それにしても、CXA60の音は、中低域が、いわゆる「臍下丹田」にズシッと響くタイプで、身体的にとても落ち着く音ではある。

試聴ディスク

 CXA60で、かなり耳障りに聞こえるのは、写真にある8cmCD‥‥原 由子の『涙の天使に微笑みを』(テレビ・ドラマ『甘辛しゃん』主題歌)と松坂慶子『十九の春/愛の水中花’91』、など。
 日本制作・録音のポップス。声の子音が汚く響き、バック・コーラスも歪っぽい。強奏部分も歪み感が強く、これを A-R630 MKIIに替えて鳴らしてみると、ずっと聴きやすい。

 クラシックでは、日本マスタリングではないけれど、あの、インレイとブックレットを制作しなおしてくれた、ジャン=フィリップ・コラール、デュメー、他によるフォーレのピアノ四重奏曲。
 もともと潤いがなく、硬い音ではあるのだが、弦の倍音が渋柿のようにシブい。

 A-R630 MKIIにつなぎ換えて、スピーカーで少し聴いてみる。
 上記、フォーレは、シブさはあるがずっと聴きやすい。

 ムラヴィンスキーの来日ライヴのショスタコーヴィチ、いったん生活費になってしまったのだが、ユニオンで700円で出ていたので購入。
 これが、A-R630 MKIIで、そんなにペラペラでなく、まあまあ聴ける音で鳴る。
 ヨッフムのブルックナー(DG)の、第6番も、開梱当初よりよくなってきて、少し落ち着いて、コクが出てきたような‥‥が、薄味はやはり薄味。

 A-R630 MKIIはディスクリートのプリとパワーを搭載していて、石の数が多く、鳴らし込むと変わってはくる感じはする。
 それは CXA60も同じだろうと思われ、鳴らし込みは必要だ。

 だが、“聴感身体的”にとても快適な CXA60は、音も見栄えも立派すぎ、低所得者の1Kの部屋には、ちょっと違和感が強すぎるのも事実だ。
 え〜、では‥‥もうあとはないのですけれどねえ。

 ディスクは、またちょいちょい買っております。
 上写真、右下のは、メロス四重奏団による弦楽五重奏曲全曲を中心としたユニバーサルのモーツァルト大全集の第9巻(6CD)。

 この中、アマデウスQメンバーによる、弦楽三重奏のディヴェルティメント K.563は単発盤を持っていたので、それは処分となる。
 単発盤が1995年発売、全集盤が2006年(=作曲者生誕150年記念)発売と、同音源(マスタリングはたぶん同じ)で、約10年のプレスの時期の差がある。
 ちょっと聴いた分には、2006年盤のほうが音がキンキンしていないようだった。録音は1982年のデジタルで、アマデウスQの活動期のうちでも終わりのほうに属する。

 弦楽五重奏曲全集は、中野 雄氏の推すアマデウスQ盤を持っているが、単発で聴いたこともあるメロスQのものも、単発盤で聴いた音質はキンキンしていたけれど、秀逸な演奏だと思うので、ちょうど国内盤のセットが(外盤のセットは廃盤になって久しいようだ)、オクのブックオフでちょっとセールだったので、ポチり。

Cambridge Audio CXA60 導入。

 で ― 来ておりまス。Cambridge Audio CXA60。

CXA60

 『What Hi-Fi?』誌絶賛のプリメイン・アンプ(たぶん、年度の何とか Award受賞?)。
 『What Hi-Fi?』は、落胆した オンキヨー A-9010も絶賛、だったので、鬼門でもありますが(笑;;)。

 “内臓”のお写真は、日本語圏ではほとんどこの方しか書いていないのではないかと思われる、こちらのブログから拝借。

CXA60-内部

 日本語圏のユーザー・レビューは、この方と、あとは価格.comのレビューが、一人(淋しい〜)、くらいしかない‥‥売れていないようである。

 メディアのほうでは、音元出版『Phileweb』上で、藤岡 誠氏がレビューしている。
 そこに「内部を点検するとパワーICを採用した出力段の規模と構成…」とあるので、あれ、これも LM3886のようなパワーICを採用しているのかな、とちょっと落胆した。
 CXA60/80のサービスマニュアルは、(まだ)ネット上に出回っておらず、回路はわからないのだが、ポーランドのショップ・ページと思しいこちらに、出力部を拡大した写真が掲載されていた。

CXA60-出力部

 これを見ると、サンケンのダーリントン・トランジスター STD03N/STD03Pのコンプリペアである(キャプションは、「ST03」と誤っている)。
 たしかに複数の素子がワンパッケージに封入されていて、端子も5つなので、ICと言えなくもないが、ちょっとひっかかる。とりあえずディスクリート出力段と考えていいのではないか。

 藤岡氏は、『ステレオ』誌を読んでいたころから、「この人は業界の部外セールスマンだ」という印象しかなく、キライな評論家の一人だ。
 案の定、氏は高価なほうの CXA80を勧めている。
 「CXA80は固有のキャラクターが抑えられ広帯域に亘ってスムーズで空間再現性も良好」と書いているから、これでは CXA60に「固有のキャラクター」がある、というように読めるのだが、むしろ実際は反対で、CXA60のほうがニュートラルなのではいか、というのが、英語圏のレビューを見まくった感想である。

 『What Hi-Fi?』の、CXA80のレビューは、藤岡氏とは逆で、星ひとつ少なく、辛口だ。
 「We expected the CXA80 to blow us away. We expected it to perform beyond the CXA60, and to overtake the A19, but in the end, the Cambridge amp didn’t wow us the way we wanted it to. (私たちは、CXA80が感嘆させてくれることを望んだ。CXA60をはるかに上回り、(Arcam) A19より優れていることを期待したが、そうはならなかった)」と書いている。

 余談だが、それにある種の思い込みだといわれそうだが、日本のオーディオ評論は業界寄り、イギリスのそれはユーザー寄り、という感を、今回も持った。

 米Amazon.comのカスタマーレビューは、絶賛の嵐(笑)。
 1件だけ、「Bad sound quality」という、星ひとつの酷評があるが、何と8件もの反論コメントが入っていて、プチ炎上状態だ(笑)。

 英米の Amazonのレビューは、粗雑な、とくに酷評レビューを投ずると、即座に反論コメが来る。
 私が、英Amazon.co.ukに入れた、オンキヨー A-9010への酷評コメントは、もうちょっと丁寧にやっているせいか、ちゃんと「反論意見」をいただいておりまス。

 その他、英 Richer Sounds、米 Crutchfieldのユーザー・レビューも絶賛。
 ‥‥というようなことをのたまっていてもしようがない。
 で、インプレは、まだあまり聴いていないので、ほんの少々。

 到着翌日の午後、仕事に出るまでの少しの時間に、テンシュテット/ロンドン・フィルによるマーラー:交響曲第5番のライヴ盤の、東芝EMI・岡崎氏のリマスター盤を聴いてみた。
 冒頭のトランペットのコクが、“ちゃんと楽器の音”なのである! A-R630 MKIIでは、弦もトランペットもシンセサイザーの単音のような薄さだったのだが、すべてにわたって「楽器を弾いてる!」感がハンパない。
 金管では、ホルンが活躍する楽曲ではあるが、むしろステージの奥で深ぶかと吹き上げられるトロンボーンが雄弁だ。

 チェロの倍音が、リマスターで強調されているせいもあって、これの出てくる右チャンネルが、やや強勢のような感も受けたが、その辺は音源と部屋の関係が大きそうだ。
 低弦も、弱音になって歌いだすと、楽器の胴の空間の鳴りが感じられるような、いかにもアクースティックな音で、仕事に行く時間が近づいても、リスニングを切り上げたくなくなるほどで、思わず第3楽章まで聴きとおしてしまった。

 とにかく、この出音は、今まで接したきた安価アンプ群とは次元が異なる。
 それから、聴いていて、PM6005の時のように、お腹がゴロゴロしてこない(笑)。

 今のところ合わない音源は、8cmCDで聴ける類いの J-Pop。子音が濁って汚く、とくにバック・コーラスが入るとえらく音場がキタナくなるのだ。

 上記、マーラー以外の音源では、とくに瞠目するような「音のよさ」は感じられないのだが、1枚のディスクをず〜っと聴き続けていられるという感触がある。
 帯域としては中域が分厚いのだが、とくに強調するのではない。
 音源のよさも悪さも表現するのだが、それもこれみよがしにではない。

 今回、衝動買いした理由のひとつに、たぶんメーカーでももうディスコンに近く、とくに日本では Cambridge Audioの代理店が、ナスペックからバリュートレードに変わって、現在市場に残っている在庫の機体しか手に入らないだろう、と思ったということがある。
 それで、“あの”量販店に出向き、同ショップの全国の店舗に、もう2〜3機体しか残っていない、そのひとつを確保してもらい、10諭吉を銀行でおろして、バーン! と決済、とあいなった次第でありまス;;。
 やってきた機体は、バリュートレードの保証書がついており、それもデフォルトで2年保証である。

 とりあえず、こんなところです〜。

あ、またモザイク(笑)。

 う〜ん、お腹の具合がやっぱり、ず〜っと‥‥。
 今年は100日近く抗生物質も飲んでたしな〜。

 さて、大いに期待した TEAC A-R630 MKII。
 これ、ブレイク・インに時間がかかるのかもしれないけれど、第一印象で、あ〜まりに音が薄い。
 とにかく、オーケストラのヴァイオリンのユニゾンは、シンセ1台が出しているような感じ、トランペットも、金属管の楽器から出ているようなものではなく、倍音のないマッチロい音なのである。
 丁寧に設計され、よい石を使った回路なのに、と不審感ただならぬものがありながら、これでクラシックを聴き続けることは、ちょっとムリというものだ。

 で ― もう新顔、到着しております♪

謎のアンプ-2

 ま、日曜あたりには記事をアップするので、モザイクもないものだが、私としてはここ四半世紀買ったことのない高級機を導入しましタ。

TEAC A-R630 MKII、開梱・設置…。

 ‥‥衝動買い‥‥というにはいろいろググりまくった挙句の購入。
 TEAC A-R630 MKII。5年延長保証付きで、18,689円也。

開梱

 開けました〜。緩衝用発泡スチロールは、上下に分かれたものでなく、左右各1ヶずつ。ちょっと出しにくい。

ラックにセット

 Marantz PM6005より4cmも背が高く、しかも「発熱する」という情報もあったので、ラック内の、上のCDプレーヤーの棚板を、穴の位置2つ分上げた。
 ただこうすると、上段の Marantz CD5000のトレイ操作がやりずらいので、1段下げた。

 2時間ほど、ふつうの音量(一般的には小音量?)で聴いても、PM6005より格段に発熱するわけではない。
 発熱がハンパないと書いていた人は、小型の中華デジアンのユーザーだったので、「熱、出るんだ!」となったのだろう。

電源コード

 直出しの電源ケーブルは、0.75sq ;;。メリタのコーヒーメーカーのよりも細い。
 あとで極性を調べたけれど、どっち向きに挿しても10Vほどで、あまり差はなく、とりあえず低いほうにした(最初の試聴は、どちらでか忘れた)。

 とりあえず、ローレンス・コリングウッド指揮のエルガー『愛の挨拶』で、ごあいさつ。
 とくに特徴のない、押し出しもない、しかしそこそこ繊細さのある音。
 レビューにあるような、低域豊富という感じもないが、高域のラインがキラついて際立つ要素が低いので、低域が豊かに聞こえる、のかもしれない。

 ダイアナ・パントンの「Moon River」は、PM6005よりも色気 ― ハスキーな、いわば“うっふ〜ん♪”感が若干あるかも。
 PM6005では、高域寄りで低域不足、トーンコンを効かせても耳にきつい、O.I.B.P.化されたベーム/ベルリン・フィルのモーツァルト交響曲集は、A-R630 MKIIでもトーンコンは入れたくなるが、ずっと聴きやすい。言い換えると、シンフォニーを聴いているという「がっつり」感が希薄、とも言える。

 CD5000に切り換えて、古楽器によるビーバー:『ロザリオのソナタ』(ウォルター・ライター独奏、Signum原盤の Brilliant Classics)は、PM6005で聴くより、格段にソフトだ。
 PM6005では、古楽器のヴァイオリンがキツい感じが耳障りだったのだが、A-R630 MKIIでは、ずっと聴きやすい。

 全体として、PM6005では長時間聴こうとすると感じる疲労感が、著しく軽い。
 イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』では、ギターのツヤが PM6005よりもずっと地味で、いかにもラジカセ感が漂う。ロックは合わない、というのはレビューにもある。

 ただ、このアンプ、エージングが効いてくるらしいので、数週間は評価できないかもしれない。
 PM6005のような、プリ、パワーとも電流増幅・電流帰還というタイプとは違う、電圧増幅・電圧帰還の、たいへん古風な回路だという気がする。

 パワーアンプ終段は、サンケン:2SA1186 / 2SC2837のコンプリ・ペア。
 この石は、一時期喧伝されていた、LAPTであり、銘石という評価も多い。ただ、もちろんこのペアは、サンスイがこだわっていた NM(Non-magnetic)ではない。

 LAPTは、ある種のICとも言えるかもしれず、1ヶのTrの中に多くのTrがパラレルにしてあるようなものらしい。
 LAPTは、特長としては fTが高い。
 が、ドライバー段には 2SB1369と2SD2061の低周波用を採用していて、ワイドレンジ志向でもない‥‥のかな?;;

 パワーアンプ入力段は、FET:2SK117の差動で、この石もよく使われるらしく、音がしっかりしている、とかのレビューあり。
 プリの終段は、2SA1209/2SC2911のコンプリ・ペア。これも音質評価は高いようだ。

 それにしても、疲れずに音楽が聴ける。悪く言えば、聴く実感が希薄だということにもなるが、1Kの“アパート”で聴く音楽って、このくらいでいいんじゃない? という部分もある。

 平滑コンデンサーは63V6800μF×2と、ONKYO A-9010よりもプアだが、EIコア電源トランスは、デカい。8kgもあるのは、大部分がトランスの重量だ。
 重い電源トランスというと、CDプレーヤー:ONKYO C-7030のも、重い。

 さてさて‥‥。

パソコンのバッテリーを交換

 NECノートパソコンの、新しいバッテリー、届きました♪

代替バッテリー

 間違えないように白い付箋を貼っつけてあるのが旧品。
 シリアルが違う以外、全く同じ。
 ただし、装着時に右端がちょっとつかえる感じ。

バッテリーの通知

 旧品で、充電ランプが点いたままの状態だと「電源に接続:充電していません」だったのが、「84%が利用可能です (電源に接続:充電しています) 」と変化。
 もちろんこのあと、「100%」になり、充電ランプは消灯。

 こころなしか、パソコンの動作が軽快になったような‥‥のはプラシーボ効果でしょう。

 互換バッテリーだと4,000円くらい、純正品は15,000〜16,000円ほどにもなり、互換品でいいだろうとは思ったけれど、定格の電圧がいろいろ違ったり(純正品は11.1V、とある)、で探していたら、楽天内のこちらは、9,000円弱で売っていた。
 半額近いのは助かる、と思って、ポチり。

 パソコン自体が2012年5月製なので、オリジナルだとしたら6年めということになり、当初、業務用で使っていたとしたら、まあまあ寿命でしょうか、というところか。
 旧品は、ヨドバシで無料引取りしてくれた。

 やれやれ。火災警報機も交換、PCのバッテリーも交換…。

 で、さて‥‥例のブツ、注文しちゃいました;;。日曜夕刻の到着予定。

バレちゃってました〜 ;; ‥‥ A-R630 MkII

 ‥‥NEC VersaProノートの、充電ランプが点滅していた。ACプラグを入れなおすと点灯状態になったが、バッテリーの状態は11%で、「電源接続・充電されていません」。
 バッテリー、逝かれちゃったようです〜。

 現状、デスクトップPCのような状態で動いていることになり、ACアダプタが抜けたらパソコンは落ちるだろう。
 このままでもいいかもしれないが、寿命の尽きたバッテリーを底板のカバー代わりに挿したままというのもなんだし、充電ランプが点いたまま、というのもちょっとなので、4千円ほどらしいので、互換バッテリーを買いますかね…。

 さて ― 見事にバレちゃっていました、プリメインアンプ、TEAC A-R630 MkII。

A-R630 MkII

 Amazon.co.jpのカスタマー・レビューに、超-絶賛のがあって、ヤマハ AX-2000DENON PMA-SA11の代役ないし後継を務められる、というような文言が見える。

 「ゼ〜ンゼン期待しないで買ったら、意外に」というコンテクストは明白だけれど、こういうレビュー、ないよりはいい(笑)。
 旧モデル・A-R630の発売時、海外市場では、少し出力の大きな A-R650というのも発売されていて、酷評とともに、伊Amazon.itには「Questo amplificatore riesce a suonare meglio del mio prezioso Luxman」というレビューがあるが、これを Google先生に翻訳してもらうと、「このアンプは私の貴重なLuxmanよりも音が良い」となる。お〜。

 旧モデル・A-R630/A-R650のサービスマニュアルがタダでDLできたので、ざっと見たのだが、プリアンプ、パワーアンプともオール・ディスクリートで、オペアンプはフォノイコライザーとトーンアンプのみに使われている。
 パワーアンプはFET使用というふれこみで、Amazon.co.jpのレビューには、写真付きの投稿だが、出力段が MOS FETだと書いている方がいるが、これはたぶんバイポーラーの間違いで、FETは初段差動入力部だけである。

 回路を見ても私にはわからないけれど、初段に差動入力を置き、そのあとはダーリントンで出力している、ある種きわめて伝統的な、自作の教科書に載っていそうな、しかし丁寧な構成のアンプのような気がする。
 電流増幅・電流帰還の Marantz PM6005のプリ、パワーとは、ぱっと見でもスタイルが違う。
 メインアンプの出口には、伝統的な発振防止コイルが設置されているタイプだ。

 今回は、オンキヨーの、ちょっと前までの主力機・A-9050(後継現行は A-9150)や、パイオニア現行の A-30などのサービスマニュアルも手に入り、プリ部がどうなっているか見てみた。
 A-9050は、電子ボリュームICの内蔵オペアンプ出力をプリ出力としており、「PRE OUT」はこの出力をアウトプットしている。
 A-30は、オペアンプの NJM2068だったかが1回路置かれているが、ユニティゲインなので、バッファーという扱いのようだ。
 両機種とも、いわゆるハイゲイン・パワーアンプ・タイプのプリメインであるようだ。

 プリメインで、プリアンプ部を持っているのは、Marantzの各機種と、TEACくらい、なのかもしれない。

 A-R630 MkIIと同価格帯で、Cambridge Audioの TOPAZ AM5というのが大売出し中で、内外で好評ではあるようだが、出力素子は左右2chを1基でまかなえる、LM4766を使っていて、これにオペアンプのプリを付けたものと思われ、これではあまりにアレでしょう、ということで、パスだろうか。

 YouTube動画をググってみたけれど、かけている音楽がアジアン演歌みたいなのばかりということもあって判断しづらいのだが、AM5、A30、それにヤマハ A-S301など、国内で高評価の機種を聴いてみて、あまり面白くない、乾いた音だった。

 A-R630 MkIIは、オデオ・ファンの、ちょっとしたサブシステム構成や、メイン機のメンテ中の代役といった立ち位置で評価されている機種であることは、それはそうだろう。
 私のオデオなんていうのは、世のファンの人たちの、サブシステム、ベッドサイド・システム、あるいは緊急の代役というものを、出るものではない、いや、出るものであってはいけないのである。

ナゾの名機(笑)。

 やはりいろいろ気になるアンプ‥‥ネット上を探索しているのが楽しみなんですが…。
 邦語・英語のレビューと、動画。

 Cambridge Audio CXA60は、ナンといっても高すぎる ― 残高へのダメージは大きいし、他のコンポとの価格バランス完全崩壊 ― し、6AR5のアンプなんかいい音を出している動画もあるのだが、作るのは楽しいけれど面倒で、リスクもある、といっろいろググっていたら、ちょっと面白いブツに遭遇した。

ナゾのアンプ^^

 安く、それゆえに「期待を裏切る…」という高評価につながっている様子もうかがえるが、ナニこれ、という評価がされている。
 ググると、旧品(新発売現行品も、旧品とほぼ同じらしい)のサービスマニュアルが入手できた。それをDLして回路図を見ると、また「ナニこれ?」

 あっ‥‥とバレちゃってるかな^^;;。

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