CD5000にはやっぱり GS-6‥‥および、またOIBP比較…。

 アンプの電源コードを AIRBOW KDK-OFCにして、Marantz CD5000とアンプの間のピンケーブル、モガミ 2534では音がややキラつきすぎる感じで、では、と C-7030につないでいるのと同じカナレ L-4E6Sに、ということで、秋葉原まで買いに出て、作ってみたのだが、どうも左チャンネルの高音がシャリつく感じがする。

 端子部分で、内部線を曲げていて、ストレスがかかって音が…などと気になりだす。
 「左」だったのは、シャリつきやすい高音が左から出る音源だったためだけかもしれないが、右も同じであっても高域が気になる可能性がある。

 では、ということで、今まで出番のなかった、単純な構造 ― 1芯シールド ― のカナレ GS-6(“中華ノイトリック”=Reanのプラグを使って、1ペアだけ作って持っている)にしてみた。
 今までの印象どおり、音の‘ヒダ’が出てこず、シンプルすぎる出音ではあるが、何といっても聴きやすい。

 C-7030は、その音の‘ヒダ’感が、皮膚感覚、というより粘膜感覚的に微細で美しく、エロティックですらあるような感触だ。
 CD5000のほうは、この機種の身上である、ややハイ落ちでおっとりした音を聴かせてもらうのが目的なので、GS-6くらいでいいかもしれない。いちおう、2534や 4E6Sと違って‘OFC’芯線ではあるし。

 GS-6を100m巻で買っておくと、電線病にかからないですむ、と書いているブロガーさんがいて、聴く音楽の種類などによって、さすがにそれはムリだろう、と思いつつ、なるほどな〜、とも思う。

 余談であるが、この製品の、サウンドハウスのユーザーレビューの中に、「カルロス・サンタナのギターエンジニアEd Adair氏へのライブ使用機材等の取材動画なんですが、‥‥(中略)‥‥接続ケーブルはCANARE GS6と解説しています」というのがある。
 動画は、たぶんこ れで、たしかに3分25秒のあたりから、「カナリィ・ジーエスシックス・ケイブル…」と言っている。
 米Beldenのケーブルはアメリカ音楽に、日本のケーブルは日本の音楽に、といっている有名なケーブル屋さんがあるけれど、ではサンタナのCDは何を使って聴くといいのだろう。

 ‥‥さて、もちろん楽器への使用と、多様な楽器音を含む音楽の再生・伝送とは別ものである。
 おっとっと、すると秋葉原まで L-4E6Sを買いに行って、ふうふう言いながらハンダづけした意味がなくなっちゃいました;;。

 そんな状態で、またDGのOIBP盤と非OIBP盤の比較の続きを。

OIBP-非OIBP盤の比較

 まず下段は、モーツァルトの管の協奏曲集、ベーム/ウィーン・フィル中心のものであるが、クラリネット協奏曲がいちばん聴きたいメニューなので、これで聴き比べる。
 左は、三度目の正直でやっと良品が手に入った外盤。そうとう初期のイギリス盤である。これは日本に入っているのはほとんどイギリス盤のようで、不良盤も同じ Made in UKだった。
 右が、今まで持っていながら、高弦の合奏がキツめで、何とかしたいと思っていた、国内《ベーム・オリジナルス》盤(OIBP)。

 すでにこれは、KDK-OFC導入後の PM6005と、L-4E6Sを介した C-7030で、ほとんど気にならなくなっていたのだが、CD5000のアナログ出力、デジタル出力(同軸。Belden 1506A)でも聴いてみた。
 もはや、どちらのディスク、どの入出力でも、この楽曲と演奏のすばらしさが十分に伝わってくるものになっていて、ディスクや接続を気にせず、1曲聴いてしまった。じつにすばらしい演奏だ。クラリネットの微細なニュアンスの変化、オケの濃やかな合の手‥‥すばらしい音楽のひと時を味わわせてもらった。

 非OIBPのイギリス盤は「良品」と書いたが、少し問題がありそうでもある。レーベル面が、ゴールドCDのように金色がかっている。これは、レーベルの塗料がコーティングを侵し、アルミ蒸着面にも影響を与え始めている、いわゆる CD blonzingの出始めなのではないか。
 このまま侵食が進むと、再生できなくなる可能性もあるので、OIBPだが国内盤を採ったほうが安全な気がする。ネットオクでも「レーベル面がゴールドCDのように金色です」と説明されているDG英盤を見かけるが、要注意である。
 聴く時によって、英盤のほうが、弦がややザラつくように聞こえることもあった。

 中を飛ばして上の、有名なポリーニの、ショパンのエチュード集。
 最初、国内盤でOIBP音源の《ポリーニ・スーパーセレクション》盤を買ったと記憶する。倍音が「ジャッリィ〜〜ン」と凄まじく付帯音的に鳴るもので、これはたまらず非OIBP国内盤 ― たしか《NEW BEST 100》だった ― に買い換えた。
 それでも再生しづらい音源で、非OIBPの仏盤に買い換え、これが写真上段左。これで、とくに最近は「いかにもポリーニらしい、たぶんこの音源に入っている音はこんな感じだろう」と言える感触を得ていたのだが、外盤OIBP(《ORGINALS》シリーズ)に、最近になってやっと入ったので、Amazon.co.jpの海外ショップに注文していた。

 OIBPの「倍音ジャッリ〜ン」は危惧したけれど、実際に聴いてみるとやや人工的な響きを付加した感はあるものの、ベートーヴェンの後期ソナタ同様、「レコードとして」かなり聴きやすい音になっているように思われた。ということで、仏盤は手放そう。

 で ― またもやリヒターのバッハ(写真中段)。
 有名な第140『目覚めよと呼ぶ声の聞こえ』の、いちばん有名なテノールのアリア「Zion hört die Wächter singen. ‥‥」と歌いだす(ペーター・シュライヤー)ところ。
 これが、今回求めた非OIBP盤では、テノールの立ち位置が中央右寄りであるのに対し、OIBP盤では、かなり左に寄っているように聞こえた。

 リマスターによる音質の変化のために、部屋の反響や私の耳の感度が違ってきてそう聞こえている可能性もあるので、《Sonic Visualiser》で、時間的に同位置に相当するところを、プリントスクリーンで写してみた。

 まず非OIBP盤。トラックが始まって、約1分2秒あたりから「Zion hört …」と歌いだされる。

BWV140-4、非OIBP

 ソフトウェアの TIME表示は、「1:02.020〜1:02.043」であり、歌いだしを含むスパンを表わし、その解析値がその下(だろう)。「Left: (-11.29 dB peak)/ Right: (-11.29 dB paek)」とある。左右同レヴェル、と大体考えてよいのではなかろうか。

 次に、同箇所の、OIBP盤。

BWV140-4、OIBP

 「Left: (-10.59 dB peak)/ Right: (-13.14 dB peak)」である。この「-xx dB」は、ディジタル最大値からのマイナス、と考えていいのか、とにかく「マイナス」値なので、OIBP盤は明らかにこの箇所が左チャンネル強勢になっている、と言えるだろう。

 ここまで、リマスタリング・エンジニアがやっていいものだろうか、かなり疑問である

 じつは、ジュリーニ/スカラ座フィルによるベートーヴェンBox(Sony)中の、『田園』にも、似た問題を発見していて、めんどうでまだ記事にしていないのだが、このリヒター、シュライヤーによる BWV140など、もう衆知の歴史的音源なのだが、こういうこともやっている。
 が、それ以前に、このリヒターのOIBP化カンタータ集は、先にアップしたように、BWV4の冒頭の欠落でもって、ほぼ採ることが不可能なしろものに成り下がっている。

 ‥‥とまあ、いろいろありますが、オーディオのほうもディスク・ライブラリーのほうも、だいたいもうこれでいいんじゃないかという状態になってきております。

ケーブル製作♪

 まだ姿勢によって腰が痛いけれど、なんだかもう治っている感じ‥‥は薬のお影だろうか。
 お腹のほうも、4日間の便秘のあと、お蔭さまで‘快通’;; ‥‥食べ過ぎると今度は下○?

 ハンダ作業にはなかなか手が着かないのだけれど、せっかく秋葉原まで行って買ったカナレ L-4E6S、今日(火曜)は休みだし、とりかかる。
 で、いちおう、L-4E6Sのラインケーブル1ペアと、Belden 1506Aのデジタル同軸ケーブル1本を製作。できあがって、メシを食って皿洗いをすませ、今、もう明け方ですな。

ケーブル2種

 まずは、ハンダ作業前のウォーミングアップ? に、カーディガンのボタン付け。いや、今日ハズレたんです;;。

 それから、単芯シールドなので簡単な 1506Aケーブルを。
 RCAプラグは、ず〜〜いぶん昔に買ってあったカナレ F-09。赤・白などの色の印字はない型番だが、デジタルなので、色分けが要らないのでちょうどいい。
 ひさしぶりに、シールドの中にさらに‘ベルドフォイル’なるアルミ箔がひと巻きあるのを確認。Beldenはこれゆえ音が悪いのだ、という人もいる。

 4E6Sは、4芯なので、私の場合、ラインケーブルには、対向する2線をスターカッドで使い、シールドは送り出し側のみアースに接続し、受け側=アンプ側は浮かせておく。
 セミバランスなどというが、電気的に「半分平衡伝送」になるわけもなく、フェイク的呼称である。「疑似バランス」が正しい‥‥か?

 ということで、この接続がけ〜っこうタイヘン。芯線のほうがどのくらい頭を出すくらいに、外部シースを剥けばいいのか‥‥最初、剥いた部分が短すぎてうまく接続できそうになかったので、もう1本と長さを合わせて、4cmほど切ってから再度剥きなおし。
 じつはどうも店頭で切ってくれた長さも2本でちょっと違ったようだ。

 けっきょく、以前に作った感覚も忘れており、スムーズな形でないのをムリに押し込んだようになり、ストレスがかかっているだろうが、まあしようがない。

 カナレでは、あるいは業者さんでは「有色ホット」の原則があるらしいが、カナレ自体が製作した完成品は、この反対もあるとか、私の古いものは白:ホット、青:アースなので、今回もこれで行く。
 送り出し側(下写真、上)は、2本の青線の芯線を寄り合わせたものと、編組シールドを、両方ともアース側金具にハンダづけする。
 受け側は、編組シールドとアース側金具が接触しないように、編組線は根元で切り、熱収縮チューブで絶縁する。

L-4E6S、端子接続

 接続部はうまく写っていないけれど、うまく写ったら恥ずかしすぎるほど、不恰好だ。
 とりあえず、テスターで導通と絶縁は確認した。

 それにしても、こういう4芯シールド(=マイクケーブル)にRCAプラグを付けてラインケーブルにしたものがネットオクに出品されているが、内部の接続はどうなっているのか、これが確認できないと、注文はできない。

ハンダ作業場

 ソニーのCDプレーヤーのオペアンプを換えた時は、机の上でやったが、ケーブルのハンダづけは、作業量は少ない割りに使うハンダの量は多いので、机上にハンダが飛ぶのもイヤで、部屋の真ん中に折りたたみ式テーブルを出してやった。
 旧室で使っていた折りたたみ式テーブルより、ずいぶん小さい。
 座ってやるので、また腰痛が〜〜^^;;; ‥‥悪化しませんでしたが。

 さてさて。
 お昼に、C-7030で、ラトル指揮のベートーヴェンの第1をかけたら、冒頭「バリッ!」 そのあともトラッキングできなさそうだったので、ディスクを入れなおすと問題なし。おいおい、ちゃんと読んでださいよ〜。

 ン十万もするラインケーブルはとてもとても買えない ― いや、買っても RPC10のようなことになる可能性大 ― ので、自作。電車賃をのぞくと、L-4E6Sが120円/m×2本、プラグ(クラシックプロ R14GA/B)が1個200円なので、単純に1ペア1,040円である。

 もっとも、これもプラシーボ的程度をさして超えるものとはいえないのだろうけれど。
 とはいえ、面白いYouTube映像を見つけた。機器付属などに多い、赤白のラインケーブルと、オーディオテクニカ AT564A(たぶん単芯シールド)の、音質ではなく、1kHzを通した時に生じる歪みと、ノイズ遮蔽効果をテストしたものである。赤白コードに対して、AT564Aは歪が1割少ない、のであった。

カナレ L-4E6S調達。

 アンプの電源コードを AIRBOW KDK-OFCにして、C-7030のアナログ出力からの再生が、今までになく快適なものになった。

CD5000と C-7030

 もうひとつの ― C-7030の修理不在中にはバックアップ機として役に立ってくれた ― Marantz CD5000(写真、ラックの上側)の音であるが、今度はこちらのほう‥‥今までのナロウ気味ながらウォームな出音に、若干耳障りなザラつき感が出てきた。

 DACが PHILIPS TDA1549Tという、いささか伝説的なチップであるということがこの機にこだわる理由なのだが、“伝説”が耳を満たしてくれるわけではない。
 ぼつぼつ他の、もう少し「近代的な」(?)音質の機種を探してみても、と思うのだが‥‥と考えあぐねつつ、とりあえずできることはRCAケーブル(インターコネクト)をちょっと換えてみる、ということ。

 カナレ L-4E6Sをメインの C-7030に使っていたのだが、さらに以前はメインにはモガミ 2534を充て、L-4E6Sはやや音が平板な感じがしていた。
 それがメインのところに来たのは、どうも TEAC CD-P4500に手を入れていたころ、4E6Sにすると聴きやすくなった、という時期からかもしれない。

NEGLEX 2534、CANARE L-4E6S、CANARE GS-6

 2534ケーブルは2ペア製作して2台のCDプレーヤーに充てたのが最初、C-7030のほうが 4E6Sになり、CD5000は 2534のままだった。
 4E6Sは1ペアしか持っていなかったので、CD5000のほうは、1ペア余っていた単芯シールドのカナレ GS-6に交換。

 古楽器の、ビーバーのソナタをかけてみると、高域のザラつきが消え、ツルリとしたきれいな音になる。
 これは快適だが、さすがに、以前も感じていた ― なので使用していなかった… ― 物足りなさだった。
 「しようがないかな〜、今のところ」とも思った‥‥のだが、C-7030と CD5000のケーブルを逆にしてみては、と、逆にしてみると、CD5000からの出音が、いい。
 ほか、ジュリーニのドヴォルジャーク(コンセルトヘボウ管。Sony)も、いい。

 モガミ 2534で聴く C-7030も悪くなく、男声のほうの「サ行」が心持ち強調される部分が、女声も同じ感じになっていた、ようだった。
 しかし‥‥思い出すと、やはり L-4E6Sの時の音が、C-7030+PM6005、さらに KDK-OFCと合わさった時に、うちのシステムにとても合った、よい感じの音がする、ようだ。

 不平衡伝送に4芯シールド線を使う場合、端子側は 2534も 4E6Sも、対向2線をスターカッド接続し、シールド編組線は送り出し機器側でアースにつなぐ形にしている。

 ‥‥で、L-4E6Sは1ペアしかない! では、と、夕刻、秋葉原に出向き、ラジ館2階のトモカで1m×4本、買ってから仕事先に。

 秋葉原に出てから仕事に行く電車賃と仕事先に直行する交通費(仕事先持ち)との差額、この額と送料とを比較すると、秋葉原へ行ったほうが少し安いうことに。
 店頭切り売り価格は、1m120円。ネット通販では、108〜194円。480円の買物だけでアキバを辞去。

 トモカ店頭在庫にはいくつかの色があるが、今使用中のが茶色でいい音なので、茶色を。色素の違いが音に出る‥‥ことはないでしょうが^^。
 接続の判別には色が違うほうが便利。

 1ペアあればいいし、RCAプラグはクラシックプロ(=サウンドハウス)の R14GA(青ライン)/R14GB(赤ライン)を2ヶずつ(=ケーブル1ペア分)だけしか持っていないのだが、端末処理がうまく行かないこともあるし ― もう何年こういう作業していない? ― あと1ペア作りたくなればネット通販で調達。

 当ブログのこちらに、ケーブル3種のデータを載せている。
 L-4E6Sは、導体抵抗、シールド抵抗、容量とも、3種の中ではいちばん高い、つまり電気的特性からいうとあまりよくないことになる。
 それがうちのシステムでは今のところいい感じである。うまく信号を抑制する、ということも奏功するのかも?

 こちらのブログ記事では、L-4E6Sについて、「音質はモガミ2534と比べ、高域はキツくなく低域も出る感じです。モガミの高域のキツさを抑えた感じと表現すればよいのでしょうか」と書いておられる。私もそういう感じだ。

 今回の感触も、あくまで「システム内での特質」なのであって、「ケーブルそのものの特質」という感じではない。
 スピーカー・ケーブルを QED Profile 79 Strandに換えれば、また様相は変わってくるかもしれず、それはまたその時に考えればいい。
 ごく一般的にいえば、モガミ 2534が、やはり定番だとは思う。

KDK-OFC、続篇。

 お薬のお蔭ではありそう‥‥腰の痛みは軽減‥‥なぜか4日もお通じなし…ガスはプ〜ウプウ出るんですけど‥‥あ、belowなハナシにて m(_ _;)m。
 腰痛には、なんとオクラとか納豆のようなネバネバ系食品がいい、というのがネット上にあり、今夜は早速 納豆(ひ〜っさしぶり)に茹でたオクラを入れて。

 お昼から夜には、電源ケーブル・KDK-OFCで、いっろいろ試聴。

KDK-OFC試聴CD

 ベーム/ウィーンのモーツァルト:『レクイエム』を、非OIBP国内盤(写真下左)で‥‥聴き始めると、高弦のちょうどよい艶加減、高〜低のバランスがよく、バス(低弦)がしっかり聞こえる。
 まるで、新しい秀逸なマスタリングがされたもののように聞こえる、というとちょっと言い過ぎか。

 男声陣が右側に位置し、そちらがやや強く聞こえ、バランスがちょっと右に寄るような‥‥というのは、男声のサ行が女声のサ行より心持ち強調される鳴り方を(この音源では)示すためか、と思われる。
 それ以外、バランスはきわめてよく、弦楽の鳴るバックのステージ感も適度で快く、木管も適度な艶とコクがある。

 これを聴いていると、KDK-OFCが実に PM6005、そして私のシステムに合っていると感じる。

 そこで、ひとつは他の電源コード:付属品と、サンワサプライ KB-D3315Aに、ちゃっちゃとつなぎ換えてみる。もうひとつは、OIBP盤を聴いてみる。

 付属ケーブルは、バランスはとてもよいものの、何といっても狭い箱庭になり、ヴァイオリンが“白っぽく”、「サ行」は女声のほうも KDK-OFCよりもわずかにエッジが立つ。

 サンワのは、中域〜中低域が少しふくらむ感があり、これがなかなか快適なので、この2年間換えもせず、またシステム全体に大きな不満が生じなかったわけである。
 これもオケのヴァイオリンは“白っぽい”音に聞こえた。
 “白っぽい”というのは曖昧で意味をなさない言い方だが、モノトーンでツルッとしている、というような感じ。
 それに対し、Fundamental RPC10と KDK-OFCは若干“金色っぽい”艶が付く。

 タフピッチ銅のケーブルで「白っぽく」、OFCで「金色がかる」ような感じがする。
 RPC10も、取り出してちょっと聴いたが、これはもう敬して遠ざけさせていただこう。すばらしいケーブルだと思うが、オク出しである。

 KDK-OFCで、OIBP盤(写真下中)も少し聴く。
 「Dies irae」や「Rex tremendae majestatis」は、OIBP盤ではさながらオペラ。これらも、「Recordare」の優しいオーケストラ部も、高〜中域が押し出されるので、相対的に低域がマスキングされる感がある。

 この辺が、フルトヴェングラーの1947年のベートーヴェン:第5番のOIBP盤について、平林直哉氏が「これが全然よくないのだ。つまり、ドイツ側の技術者が低音をすっぱりカットしてしまったからだ」(『クラシック、マジでやばい話』(青弓社、52頁)と指摘している現象だろう。
 「低音をすっぱりカットした」感もあるが、中〜高域に重点を置きすぎたともいえる。日本プレス盤はこのことが顕著で、平林氏がドイツ盤を聴いたら、少し異なる評価になったかもしれないとは思う。

 あと、ラトル/ウィーン・フィルのベートーヴェンの第4番も全曲聴いた。すみません、これ、全曲ほとんど寝てました(笑)。

 アルゲリッチの弾くシューマンの『幻想曲』。Ricordi原盤のBMG/RCAリマスター国内盤(写真下右)。ピアノの倍音が「じゃっりぃぃ〜ん」と凄まじい。
 PM6005のトーンコンを、低域1時半、高域11時くらいにハイ落ちにして聴いたが、う〜ん、これいい。音自体と余韻のブレンド感、といったらいいか、音が消えてゆく時に、音の本体と余韻が消えてゆくタイミングが、とてもよく聞こえる。

 この感じは、再生の難しい、ポリーニのショパン:エチュード集(DG。写真上左)で、なかなかうまくいっていた。
 この録音は、OIBP化国内盤の音は、あまりに「倍音ジャッリ〜ン」で手放し、非OIBP国内盤もイマイチ魅力なく、この音源の演奏自体が好きになれないのかなぁ、と思いつつ、仏盤(非OIBP。海外ではこの音源は、最近 ORIGINALSに入って初めてOIBP音源を用いた)を入手、これで今回、聴いた。

 ベームの非OIBPモツレクのみ、PM6005はソースダイレクトで、トーンコンを用いず、昨日のクラリネット協奏曲をはじめ今日の他のリスニングは、すべてち若干ハイ落ちにして聴いた。
 いや、今のところ、KDK-OFC(ということはクリプトン PC-5…)、なかなかいいです〜♪

KDK-OFC、インプレ。

 アンプの電源ケーブルに、Fundamental RPC10が、すばらしいケーブルではあるが、私のシステムと嗜好には全然合わないことが速攻で判明(前々記事)。
 そこでまた速攻で、逸品館 AIRBOW KDK-OFCを注文し、届いた。

電ケー3種

 左が、届いたばかりの KDK-OFCのパッケージ、真ん中が1.25sqの PM5006付属(純正)品、右のグレーのが、ずっとつないでいた、サンワサプライ KB-D3315Aである。

 KDK-OFCのネット評は、Amazonのレビューでは「ため息がでました。音色は狭くなり曇がかかりますね 純正ケーブルに戻しました(笑)」、こちらのブログでは「イマイチな感じでした(^_^;) 音にイマイチ元気がない・・・」こちらでは「エアボウはレンジが狭くて話にならなかった」という具合で、さんざんである
 少なくとも音を気にする者、この評価を目にすれば避けてしまう。

 型名の KDK-OFCは、単純に川崎電線の純銅ケーブル、ということになる。
 KDK-OFCは、クリプトン社の PC-5と同一製品であることが知られ、逸品館の清原氏自身が、同社掲示板内で、「一般に公表していませんが、PC-5とKDK-OFCは、同じケーブルです」と明言している。

 面白いことに(でもないか;;)、KDK-OFCの不評に比して、Kripton PC-5は、おおむね好評だ。
 届いた KDK-OFCには、ひときわ大きな「KRIPTON」の印字があった。とくに「AIRBOW」バージョンを作成してはいないのである。
 2.0sq芯線×2本のOFC VCTFということになるのだろう。

試聴ディスク

 届いてから仕事に出るまでの2時間ほどの試聴だったが、まずコリングウッド指揮の『愛の挨拶』。
 高域は、サンワよりも RPC10に近く、輝きがある。しかし情報量をゴリゴリと出してはこず、とにかくバランスがいい。

 KDK-OFCが届く前に、少しの間、付属ケーブルをつないで聴いてみた。
 これは、他のいずれよりもスケールが小さく、そのかわり音源のアラを見せず、音像・音場とも“小顔”にまとまり、ことごとしくなく、まあまあきれいに鳴る。
 ヨドバシアキバで、PM7005、PM6005、PM5005の3機種を、店員さんがいないときにこちらで勝手にアンプ・セレクターを切り換えて聴いた時の、PM6005の、混濁感・膨張感のない「小顔」な音、それを思い出した。
 さすがにこれでは物足りない。

 KDK-OFCが到着し、つなぎかえる。「極性表示」とあるのは、プラグ側の刃の一方に「○○」のように丸印がふたつ刻印されていることで見分けるのだが、内部接続はわからない。
 PM6005では、「○○」のほうをAC100Vのニュートラル(アース)側に持ってくると、筐体に出るACが低くなり、こちらでつないだ。

 音が気になっていたディスクから、と、ベーム/ウィーン・フィルのモーツァルト:管の協奏曲集、OIBP国内盤(写真右上)。
 オーボエ協奏曲のオケの出だしが、悪くない。

 アルフレート・プリンツの吹くクラリネット協奏曲に移動。
 これも、弦の耳障り感がずいぶん抑えられ、クラリネットが入ると、その微細なニュアンスも十分に香ってきて、オーケストラの、聞こえにくい声部もいろいろ聞こえてくる。
 この音源を、このところこんなに「快適に」聴いたことがなく、思わず全3楽章、聴いてしまった。
 あれ? これじゃこれでよかったんじゃない? という感じもした。ふむ〜。もちろん、トゥッティの高弦は、やはり歪み感はある。

 が、ともかく、この1枚だけの試聴で、PM6005には KDK-OFCで決まりじゃないだろうか、と思った。
 国内盤OIBP盤が、今までほど耳障りでないのは、RPC10と共通し、これは、OFC ― もちろん、長〜いACラインのうちのたった2mだけれど ― のほうが淀みなく高域を通してくれるということかも。
 「通す」という表現は、信号線ではないからおかしい、といえばなるほどオカシいのだが、電源トランス1次側巻き線の一部でもある、ともいえるのである。

 女声ジャズ・ヴォーカルは、ティアニー・サットンでは、RPC10の時、かなり年齢を感じさせる声になった。それは、いわゆる「サ行」=S音、Sh音が強調されることからくるもののようなのだが、KDK-OFCも、サンワよりちょっと高齢化して聞こえた。が、楽器も含めてアクースティックなニュアンスが豊かで、バランスはたいへんいい。

 ルービンシュタインのショパン:『英雄』ポロネーズでは、RPC10は、極ハイファイの日本盤ブルースペックCD2のほうしか、まるで「受けつけない」かのようだったのだが、KDK-OFCは、「Great Pianisits of the 20th Century」盤のほうのおっとりした音にも、よくつきあってくれて、これも好バランスで鳴らしてくれる。

 ちょうど私のぐらいのグレードのシステムには、このケーブルはよく合うようだ。
 とりあえずのインプレでした^^。
 もとより、「電源コードで音なんか変わるか?」という疑問も大いにあることで、今般の選択・試聴も、「オデオ遊び」の一環で、プラシーボていどと考えることもできよう。私にはけっこうな違いに聞こえたのだが。

 なお、問題なかったことだが、ヤマト運輸のドライバーさんは指定どおりに配達してくれ、受け取ったが、そのあと手の感覚から、「あれ」と感じて箱の裏を見ると、亀裂が入っていた^^;;。

外箱のキズ

 製品とその内袋はもとより、外袋にも何のキズもなかったので、全く問題ないが、ちょっとな〜、でした。

いてててて!! …

 いっや〜、エラい目に遭いました‥‥まだ‘過去形’になってませんけれど。

 水曜の夜、帰宅し、自炊して、ラジオを聞きながら晩メシを食べていたら、だんだん腰に痛みが。
 腰椎と骨盤 ― あるいは腰椎と仙椎? ― の接続部(らしい)が、姿勢が変わる、あるいは重心が変わる時に、そこの神経が「ビビッ!」と来る。

 時間が経つにつれてひどくなり、活元運動が、やりにくいが、自然と動く範囲で「てててて…」と言いながらやっていると少しだけ楽になり、熱めの風呂に入ってちょっと時間をかけて暖めても少し楽に。
 が、そう改善されることもなく、フトンに入ると、姿勢が変わる時に痛むので、自然な寝返りもしにくく、かつ痛いので、疲労も取れず、眠れないまま朝に。

 起き出そうとすると、下半身の疲労は取れていないし、痛みで、足や腹筋に変に力が入るので、足指までつり出し、「腰痛で救急車を呼ぶ人って、こんな感じなのか」とまで思った。

 やっと起き出し、最寄りの総合病院に電話すると「形成外科に」と聞こえたが、行ってみると整形外科だった。
 もう何年も使っていない診療券はいったん無効になっていて、再登録してもらった。

 そんなに待たないうちに呼ばれ、問診 → レントゲン。
 レントゲンは、腰椎が1番から5番までちゃんと写っており、結局、加齢による椎間板の疲弊だろう、ということで、飲み薬と貼り薬を処方してもらった。

腰痛の薬

 その日は、いつもお世話になっている野口整体の先生にも電話し、午後にその個人指導(操法)の予約も入れて、病院・処方薬局から帰るとすぐにまた出かけ、整体の先生はとくに念入りに操法と愉気をしてくださった。で、そのまま仕事に行った。

 かなり緩和し、昨日(木曜)の夜はよく眠れたが、姿勢の変わる時の痛みは楽になりつつずっとある。

 思い当たる「原因」は、ない。
 しいて挙げるなら、ここ2〜3日、ウエスト76cm(← これがぴったり)の綿パンの穴があまりにヒドくなってきたので、ちょっとキツいので使わないままおいていたウエスト73cmの綿パンに換えていたこと、くらいが、いつもと違うこと、だった。

 今までも、洗顔時などに前にかがむと「いたた…」になることはないでもなかったけれど、今回ほどひどく、ずっと続くものは初めて。
 投薬は2種類だが、ひとつが鎮痛剤で、もうひとつはその鎮痛剤が胃を荒らす、そのための胃薬である。あと貼り薬1種。

 76cmの綿パンの大穴は、木曜の晩にパッチを当てて、翌日からまたこちらをはいている。
 が、ぼつぼつもう1〜3本は欲しい‥‥ということで、今日、仕事前に武蔵境のヨーカ堂で、とりあえず1本、3,229円。これ買うの、何年ぶりだろ。

 ヨーカ堂の綿パン(チノパン)は、自分に合うサイズがわかていれば、股下も指定できるので、裾上げの必要がない。私の場合、以前から70cmだったのだが、このサイズがなくなっていて、68cmの次は72cmになっていた。
 先日、青山で仕事用のズボンを作った時には、股下を合わせると70cm以下だったので、68cmのを試着。これでぴったりだったので、ウエスト76cm、股下68cmのツータック品を買った。

 腰の締め付けは、腰痛に関係があるというサイトもあるが、ラクに越したことはない。
 しかし老いたということでしょうかねえ。ドクターは「筋肉が弱いと、それだけで腰痛になります。あなたの場合、筋肉が少ないので、そのこともある」云々。
 こういうおねえさんたちは、おばあちゃんになっても腰痛知らずなのかもねえ^^;;。

RPC10、試聴!!

 休みの日は、ぼんやりして、オーディオをいじる気力はちょっと‥‥で、去年秋に買っているスピーカー・ケーブル=QED Profile 79 Strandにはまだ手をつけていない。
 同時に買ったアンプ用電源ケーブル:ファンダメンタル RPC10は、ちょっとアンプを引っ張り出して挿しかえるだけで試聴できる‥‥が、今までパッケージに入れたままにしていた。
 これを、ゆうべ取り出してつなぎかえてみた。

RPC10

 右に見える、RPC10をつなぐ、壁コンから引く延長コードは、もうずいぶん使っているトラスコ中山の2.0sq品。
 真ん中を走っているグレーのケーブルは、パソコン、モデムやCDプレーヤーなどを適宜つないでいる、オーディオテクニカのタップ。これも芯線は2.0sqである。

試聴ディスク

 いちおう極性を合わせ(=アンプ筐体と手指間のAC電圧を計って、低いほう)、仕事前に、E.クライバーのベートーヴェン:第5番をかけると、そ〜っれはもうソリッドな音と音像で、迫力はハンパない。
 う〜ん、スッゴいけれど、ちょっとハズれかも、と危惧が;;。

 帰宅してからは深夜なのでヘッドフォン(ゼンハイザー HD414)で聴く。
 まず、写真左上の、今般、非OIBP盤に買い換えを図った、ベーム/ウィーンのモーツァルト、管の協奏曲集。
 意外にも、OIBP日本プレス盤に感じてきた高域の歪み感が減少して聞こえる。あれっ? これじゃ買い換える(た)必要が?? てな感じ。
 しかし、音はソリッドで、仮借ない出音、たいへんうるさい。ではあるが、「ノイジーなうるささ」ではなく「オデオ的うるささ(?)」なのである。

 ポリーニの弾く、ショパンのエチュードは、かなり歪んだ。
 これはケーブルや機器類のせいではなく、そもそもヘッドフォンのダイヤフラムの物理的・サイズ的制限によるもので、今日になってスピーカーから音を出すと、きれいで、しかしこの上なくソリッド。

 ベーム/ウィーンによるモーツァルト:『レクイエム』で、OIBP盤と非OIBP盤との比較をしようかと、非OIBP盤の「Dies irae」から聴き始めた。
 こちらでは、非OIBPでも高域の歪み感がかなり聴き取れるような感じ。それでも各パートがきちんと分離し、OIBP盤では希薄なバス=低弦がしっかり入る。
 第11トラック「Benedictus」まで飛ばし、おしまいまで聴いた。
 声楽各パートの存在感がくっきりと浮かび、例のフーガの壮麗な進行も、多声的構造をしっかり表出しつつ、終わりを迎えた。
 OIBP盤の試聴は、今回はせず。

 ここまでで、明瞭に超-辛口であることがわかり、「こりゃ参ったな〜」と感じつつ、どんどん聴き進めていける。
 食レポにあるのかどうかしらないが、ほんとうにうまい店なら、デカ盛りでも激辛でも、どんどんいける、というような、そんな喩えが合いそうだ。

 ‥‥ということは、サンワサプライのケーブルの時に十分スサマジかった、トスカニーニの『ローマの松』…24bit/96kHzリマスター+ブルースペックCD2+音匠レーベル仕様盤(SICC 30345)なら、想像を絶するハイファイ感だろうな、と再生、期待どおり、す〜っさまじい音響。オケの最強のトゥッティが、崩れない! こいつぁXRCD(← 未聴)くらい行っとるな〜、な感触であった。

 ビル・エヴァンズの『ワルツ・フォー・デビィ』(ビクター音産のK2盤。現行盤と同じはず)は、意外にも酒場の臨場感が極めて希薄で、グラスの触れあう音や客の会話も、楽器音の一部のように聞こえる。
 ライヴハウスの空間感 ― 今までに私の安価なシステムでもまあまあ聞こえた ― が、ほとんどない。
 曲のあとの拍手は、デッドでドライで、余韻がなく、しかしえらくリアルで、掌を叩き合わせる「あいたっ!」というような実感さえする。

 都はるみに行ってみましょう。
 『古都逍遥』‥‥リアルだ。が、オケの余韻感が削ぎ落とされている。『涙の連絡船』。め〜ったに聴かないトラックだが、こってこてのサウンド。
 自分の好みとはずいぶんズレるのだが、これまた聴いてしまう。

 ルービンシュタインのショパン(RCA)、『英雄ポロネーズ』を、24bit/96kHzリマスター+ブルースペックCD2+音匠レーベル仕様と、PHILIPS企画の『Great Pianists of The 20th Century』盤とで聴き比べる。
 ここでは、『Great …』盤は「これはハイファイじゃないでしょ」と突っぱねられているような感触だった。
 ソニー盤は、もう最新デジタル録音ばりにピッカピカ。

 いや〜、超ひ〜っさしぶりの「オデオ遊び」、面白かったっす〜^^。

 ファンダメンタルは、RPC10の前に、ACC180という電源ケーブルを発売していて、こちらには、「エネルギーバランスではなくかなり高いところにボリュームがあります。これでは、ちゃらちゃらした音だけが目立ってしまう」こちらの方の感想。エージング後、よくなったとのこと)というインプレがあり、別の方のレビューに、RPC10と比較すると、「電源ケーブルを同社のRPC10へ交換しエージングを1か月近く重ねた所低音がパワフルになりました。また付属の標準電源ケーブルACC180よりも刺々しさが無くファンダメンタルらしい音へと昇華したように思えます」こちら。価格.comの、SOULNOTE da3.0へのレビュー)という評価もあるが、私には RPC10もかなり高域情報が多いと感じた。

 ただしこれは、うちのシステムが低域が弱いことに由来するだけだろう。

 100時間はエージングが必要、ということだが、エージングが進んで製品の本領がより露わになってきたら‥‥うっわ、これはこれでコワいなー。

 ほんとうにひさしぶりに“オデオの楽しさ”を味わわせてもらえたことに感謝、でありますが、このケーブル、音楽に求める私の嗜好に‥‥

合・わ・な・い!(激爆沈)

 いやまったく、私のシステムのような安価品群に、こういう本格ハイファイのハイエンド品を混在させてはいけない、ということがはっきりわかった(大笑)。

 かつて LM3886チャイナ・アンプ導入時に、サウンドハウス/クラシックプロの PWC315というのを買った、と当ブログに書いてあるが、当時のパイオニア A-UK3で、付属品から換えたところ「音の勢いが増したものの、付属コードのほうがほぐれた感じで、よかった」と書いているから、400円と安いけれど、やめておこう。

 あと、PM6005の付属ケーブルは、芯線が1.25sq表示で、別に電気的にこれで何の問題もないのだが、ちょっと淋しく、しかしいちど試聴はしてみよう。
 付属ケーブルは、プラグが Volex、ケーブルが BAOHING(宝興電線)というところで、壁コン側プラグは 125V12A、アンプ側ジャックは 125V10Aと、電気的には何の問題もないが、ちょっとな〜、なのです。

 というわけで、逸品館の KDK-OFC(これ、ネットの評価は少なく、そして悪〜い^^)に行ってみましょうかねえ。

1月に買ったCD。

 OIBP盤と非OIBP盤との比較は、ちょっと飽きた(笑)ので、1月中に買ったCDを、並べてみまひょ‥‥。

1月購入CD

 前列(下段)右ふたつが大物。
 右端が、ラトルのベートーヴェン9枚組。
 ウィーン・フィルとの交響曲全集を中心に、フォークト+バーミンガムでピアノ協奏曲第1、2番、ベルリン・フィルとの『フィデリオ』、おまけにフォークトがグールドのカデンツァで弾いた協奏曲第1番と、全集に先立って、チョン・キョンファの弾くブラームスの協奏曲とカップリングで出ていた交響曲第5番。
 もう全篇“ラトルのベートーヴェン”。

 オクで未開封新品が1,500円開始、送料400円、仕事に行っている間にだれかが落としていればその方に譲って‥‥と開始価格で入札して出かけ、帰宅すると、落ちてました♪

 ラトル/ウィーンのベートーヴェン全集は、いちど買って合わずに手放しているのであるが、“非-巨匠的”で快速な演奏も1組はあってもと思い、かつウェブ上に高評価は多いし、加えて、9枚セット盤は、交響曲の音質が鮮明になっているというHMVレビューがあって、「買う口実」にしてしまった。

 曰く、「交響曲全集の音質がすごく改善されてはっきりクリアなサウンドになってすごい嬉しい」(NO.11さん)、「新しく発売されたこの盤は音質が 大改善」(マラ3マニアさん)。
 旧セットの記憶はもう薄いが、たしかにこの9枚組の交響曲は、鮮明だ
 が! ‥‥やっぱり心情的に「感銘する」ものが、希薄である‥‥う〜ん‥‥少し聴き込んでみますか…。

 その左。演奏のキャラが、ラトル盤の対照になることも期待して、ジュリーニ/スカラ座フィルのベートーヴェン交響曲集。
 以前、『田園』だけ単発盤で買ったことがあり、その時には、ジュリーニの『田園』としては、ニュー・フィルハーモニア盤(EMI。GEMINIの2枚組がいい音)のほうに「癒し」を感じて、手放してしまった。

 『新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇』(文春新書)で、福島章恭氏が「ジュリーニ独特のカンタービレが最美の形で実現された」もの、と絶賛。
 この人の絶賛盤は、時に大ハズレもないではないが、1990〜93年にジュリーニが録音したブラームスとドヴォルジャークは素晴らしいと実感していて、欧Sonyの“MASTERS”シリーズの廉価ボックスになったことでもあり、もっともこのシリーズの、b-sharpのリマスターには懸念を持ちつつも、購入。オクにトンと出ない品物で、ひ〜っさしぶりにタワーで買った。

 このツィクルスには、「覇気がない」、「ベートーヴェンをやるにはマエストロは老い過ぎた」という旨のマイナス評も多いのだが、私の感触はほぼ正反対で、この遅いテンポでこれだけの緊張と訴求とを維持し続ける、なんともすさまじいエナジーを感じる。
 ただ、このセット、音のドロップアウトとかではないが、少し疑念が生じ、以前持っていた『田園』の単発盤を買い足して、比較せざるをえないことがあった。
 この件は、また別に。

 その左は、もう有名な、ブリュッヘンのモツレク、東京公演盤(Glossa GCD921105)である。
 オクで安く出ていたものは持っていかれたので、縁がないかな〜、と思っていたら、ユニオン実店舗で700円で、帯つき(! 外盤なのでさすがになくてもOK(笑))のきれいな商品が、正月割引で3割引き=490円で手に入った。
 大編成旧タイプのベーム盤とは対照的な、しかし名演の評価高く、この2枚があったら「モツレク」(という略称、イヤだな〜…キーボード打つのは楽なので;; …)はまずOKだろう。

 その左(前列左端)もデジパック。
 1枚も持っていなかった、ジョン・ダウランドの「ナントカのパヴァーヌ or ガイヤルド」の類いを集めた、ジョルディ・サヴァール/Esperion XX(エスペリオン・ベインテ?)の1枚(ASTRÉE/naïve)。
 サヴァールのディスクは、軒並み高価格化している中、800円未満の開始価格で、だれも入札してこなかったので、ポチ。皆川先生推薦盤であります。

 後列(上段)左も古楽。
 ビーバーの『ロザリオのソナタ』‥‥印象的なメロディも聴かせる、ちょっと知られたバロックの佳曲です。
 ラウテンバッハーの Vox盤、マイヤーの Deutsche Harmonia Mundi(国内BMG)盤を持っていたことがあり、「全曲聴きとおすのは退屈」ということで売却してました。

 ウォルター・ライター Walter Reiterというヴァイオリニストと、彼のバンド:アンサンブル・コルダリア Ensemble Cordariaによる、Signum原盤の Brilliant Classics廉価盤。
 これもデジパックで、Brilliantによる廉価盤化ではあるが、ジャケット、レーベルともにお洒落なデザインである。

 英Amazonの、元の Signum盤に寄せられたレビュー、英Amazonの上のものと、米Amazon.comからのレビューの転載とを見ると、この楽曲を聴く欧米人は、演奏がよければ、ある種の神秘体験みたいな感触を得るものらしい、と思われる‥‥う〜ん…。
 古楽器なのであるていどこういう音色なのだと思われるが、ちょっと倍音が多い感触。Signum盤はどうなのだろう‥‥などと妄想しないこと…。未開封で800円+送料でした。

 後列真ん中:ヒリヤード・アンサンブルによる、ギヨーム・ド・マショーの『ノートル・ダム・ミサ』、他のアルバム(Hyperion)。
 LP時代はデラー・コンソートのものを、CDになってからは Naxos盤や、 Arte Novaのクレメンチッチ盤を買ったことはあるが、どうもいまいち‥‥というのが、曲がピンと来ないというのか、演奏が合わないのか。

 皆川先生(『ルネサンス・バロック名曲名盤100』(音楽之友社 ON BOOKS)いちおし。この盤も現役から消えたようで、Amazonの国内マケプレで、ケースのけっこうスレたものを、1,000円ちょいで。
 これで、マショー、デュファイ、オケゲム、ジョスカン、パレストリーナ、ラッススと、ルネサンス期の有名どころの作曲家が、いちおう揃った。

 右端は、オクでちょっとした拾いものでした。
 サンソン・フランソワの弾く、シューマン、リスト、プロコフィエフの協奏曲集(仏EMI、2CD薄型ケース)。

 シューマンのみモノラルで、パウル・クレツキ指揮フランス国立放送管、リスト2曲はシルヴェストリ指揮フィルハーモニア、そしてプロコフィエフは第3と第5番で、バックはいずれもヴィトルド・ロヴィツキ指揮フィルハーモニア管。

 以前、フランソワのちょっとマイナーな録音を8枚集めた、『Les Introuvables Samson François』(「類い稀な…」と訳されているのを見るけれど、「introuvable」は「見出しえない」だから、「知られざるサンソン・フランソワ」じゃないかな〜…)を手許に置いていた。
 今回のシューマンやリストなどのコンチェルト録音に、ベルネード四重奏団との室内楽も入っていて、とても魅力的なセットだったが、換金して生活費と化した。

 で、プロコフィエフのコンチェルトは、件の8枚組みでは、第3番のほうは、バックがクリュイタンス指揮パリ音楽院管の録音 ― これも有名で、むしろモノ期の代表盤かも ― が収録されていて、5番がロヴィツキ指揮のステレオ録音だった。
 ステレオの第3番は、日本では東芝EMIが HS2088でCD化しているのだが、これは欲しくなく、海外では第3のステレオ盤はCD化されていないのかな、と思っていたら、2CD盤で出ていた。
 このマスタリングは、「リマスター」などではなく、しかしプロコフィエフに限って、高域のかなり強調された音だ。アンプで調整すれば聴きやすい音になる。

 プロコフィエフは、サン=サーンスと並んで、自分的に「クラシックの大作曲家たちの中で、最も尊敬しない作曲家」なのであるが、吉田秀和『LP300選』には、ヴァイオリン・ソナタ、ヴァイオリン協奏曲と並んで、ピアノ協奏曲第3番は入れてある。

 吉田氏が「300選」に上げているプロコフィエフの曲は、ヴァイオリン曲のほうがピアノのための曲より多い。
 プロコフィエフはピアノの名人だったのに、どういうわけか作品の魅力という点ではヴァイオリンのために書いた楽曲のほうが優れているように思う…。

 DGの「パノラマ」の2枚組をて手放してアルゲリッチ盤がなくなり、ピアノ協奏曲第3番は1枚も持っていなかったので、これで揃い〜♪
 リストは、ステージ上から香水を振りまくような演奏‥‥と記憶していたけれど、それほど派手というようなものではなく、しかしお洒落。

 てな調子である。これだけ宝の山なのだから、もう買物漁りは無用なはずなんですが。

非OIBP音源への買い換え−まずはバッハ篇…。

 ‥‥1月後半から、週4日出勤で、火曜日はお休みになったので、今日は夕刻からまたCD鑑賞〜♪

 それで、まずは前記事を引き継いで、ドイツ・グラモフォン原盤、国内盤OIBPリマスター盤の買い替えの件。
 国内盤に限り、とりわけバッハやモーツァルトなどの音源に関して、高域端の強調感、歪み感が気になり、非OIBP盤や、海外盤に買い換えたい、という衝動にずっと動かされていた。

 前記事まで、買い換えを試みるたびにトラブルに遭遇しながら、そこそこ買い換え(買い増し)が完了した。

OIBP盤から非OIBP盤へ。

 バッハのカンタータ集。海外・国内共通で「2CD Series」というシリーズが出ていて、デジタル録音を除いてOIBP化されていた。
 国内盤は当然歌詞対訳があるので、国内盤 POCG-3908/9が、たしかディスクユニオン池袋店だったと思うが、まあまあの値段で見つけて買った。

 第140番(カンタータ番号とBWV=バッハ作品番号は同じなので、BWV140)、有名な『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』の、タイトルの第4曲のコラールの、豊かな弦の重畳する開始部分。
 ここはOIBPはとても豊穣な響きを聴かせるが、ヴォーカルが耳にキツく聞こえる。

 もうひとつ、音質面とは全く別に、OIBP化された BWV4=『キリストは死の縄目につながれたり』の冒頭、シンフォニアのまさに冒頭がわずかに欠落していることが指摘されている。
 こちら(よく知られる Kenichi Ymagishi氏のサイト)の、「453 094-2(DG,OIBP,2CD)」の項で、「BWV.4の冒頭シンフォニアのバスでの最初の音の入りが音符半分ほど欠落しているではないか!」と指摘されている。

 POCG-3908/9(以下OIBP盤)の原盤番号は、Yamagishi氏の指摘になる 453 094-2が記されている。
 そして、ユニバーサルから「リマスター版ではない」と返ってきたので求めた 4枚組 UCCA-3194/7(以下、非OIBP盤)から、同曲を聴いてみると、やはり違う。

 非OIBP盤は、かなりの長さでバスの音が奏されてから高弦が入ってくるが、OIBP盤では、バスが奏し始められるやすぐ高弦が入ってくる。
 音を分析・可視化するソフトというのは、その方面に不調法だし、知らないのだが、にわか仕込みで、《EAC》というリッピングソフトでパソコンにいったん取り込んだのち、ひとつは《Sonic Visualiser》というソフトで、もうひとつは《Spek》という、文字どおりスペクトラム可視化ソフトを使って、可視化してみた。これが当を得ているかどうか、自信はない。

 まず、Sonic Visualiserで表示させた、OIBP化音源の、同トラック冒頭。

SV-OIBP

 次に、同ソフトで、非OIBP化音源冒頭。

SV-非OIBP


 OIBP化音源では、すぐに波形図像が太くなるが、非OIBP化音源では、少し細い部分が続いたあと、太くなる。

 次に Spekで。まずOIBP化音源を。

Spek-OIBP


 そして、Spekで非OIBP化音源を。

Spek-非OIBP

 いずれも Gimpでレタッチ・編集し、《ペイント》で描き加えを行なった。
 いちばん下の、Spekで取った冒頭スペクトラムであるが、オレンジ色の四角で囲んだ部分のあたりが、OIBP化に際してすっぽり欠落した部分、と考えられるのではないだろうか。

 いずれにしても、こうしたことは音質云々を超えて、事故商品といいうるものなので、甚だしく遺憾なことだ。
 もちろん、原テープにすでに欠落がある ― ミュンシュ指揮のオネゲルの第5交響曲が知られる、かな? ― 場合は、あるていど納得もいくが、リマスターの際の事故は困る。

 リマスター云々ではなく、単にCDリリースに際して冒頭が欠落することはあるそうで、こちらに指摘されている、アイヒホルン指揮のブルックナー第7番(Camerata)がそうだったそうである。
 発売元に知らせると良品を作成の上、交換してくれたことをサイト執筆者の方は評価していて、そのとおりだと思うが、中古で買う際には注意が必要だ。

 この、上にリンクさせていただいたサイトは、大学で栽培学を専攻される方のサイトらしく、精力的で情報量は多く、かつ個性的で、その個性が私には面白い場合と違和感が強い場合とがある‥‥。

 さて ― この国内盤4枚組を買うまでのプロセスで、BWV140と『マニフィカート』を収める、GALLERIAシリーズの F28G 22035=319 466-2も買っていた(いちばん上の写真の、右上すみっこ)。
 表裏ともまあまあの擦りキズがあるが、配送料無料の420円。音質的には、まさにドイツ・プレスのまろやかな音(上記4枚組と同ファイルのはず)であるが、ほかの音源と同じく、やはり僅差で国内プレスとは異なる。
 さすがにこれはアナライズ・ソフトでは違いは‥‥見えるかな?

 OIBP化2枚組は、BWV4、51、56、140、147、202の6曲が収録され、51番はマリア・シュターダーの歌う、1959年の旧録音のほう。第202番は、『結婚カンタータ』である。
 非OIBP化4枚組は、BWV4、21、51、78、80、82、106、140、147、179、182の11曲を収録。51番はエディット・マティスの歌う、1971年の新録のほう。

 非OIBP盤には世俗カンタータは1曲も取られていないが、吉田秀和『LP300選』にも取られていないので、まあいいか、という気もするが、第56番はいい曲だ。
 第51番は、シュターダーの歌った旧盤の評価が高いようだが、個人的に、シュターダーという人は、あまりスムーズに声が出るタイプではないところを、無理に張り上げている気味を感じてしまい、マティスのほうが自然な気がする…。

 現在、リヒター指揮のバッハのカンタータ集は、もう何千円か出費すれば、伊ユニヴァーサルのリリースした26枚ボックスが求められるから、本格的に聴きたい人はそちらだろう。
 私はというと、4枚でもお腹いっぱい、であります;;。最終的には2枚組OIBP盤と GALLERIA盤は売却してしまいそうだ。

 というわけで、バッハのカンタータだけでそうとう字数を食ってしまったので、モーツァルトのほうはまた別記事にて。ふ〜。

CDの買い換えは、もうた〜いへん…。

 こちらに書いたように、Deutsche Grammophon録音でO.I.B.P.(以下OIBP)リマスター音源の、ポリドール/ユニバーサルの国内盤を、非OIBPマスタリングか、さもなくばOIBPでも外盤に買い換える‘プロジェクト’‥‥。

 こちらの冒頭にもちょっと触れたけれど、この時は、カール・リヒター指揮のバッハ:カンタータ集を、Archiv国内盤3枚組に買い換えようとして、「帯つき」表示で注文した国内盤が、すべて帯落ち品だった、ということだった。

 もう外盤でいいや、ということで、同じ内容と思われる外盤を注文したら、中身は外盤だったが、ブックレット、インレイと外箱は日本語の印刷された、つまり外盤を輸入してポリドールでパッケージしたセットが来た。
 それだけなら、帯さえ諦めればかえってよかったのだが、なんと!↓

Archiv不良品

 3枚めのディスクのレーベル面に、ヒッドい汚れ。
 無水アルコールで拭くと、ティッシュにインクが付く。これはレーベル面のコーティングが損傷しているからだろう。
 思うに、これ、DG初期外盤に、ディスク保護のために挿入されていたスポンジが、レーベル・コーティングと化学反応して融着した名残りだろうと思われる。
 音が出れば、いいっちゃいいのだけれど、ショップ(Amazonマケプレの国内ショップ)は発送時に見ないまま出しているというのも腹立たしく、返品請求。

 次に、ベーム/ウィーン・フィルを中心したモーツァルトの管の協奏曲の1枚。
 OIBP化国内盤は、トゥレチェックでオーボエ協奏曲、ツェーマンでファゴット協奏曲、プリンツでクラリネット協奏曲、という組み合わせで、外盤で同じようなアルバムとなると、オーボエ協奏曲がフルート協奏曲になる。
 というわけで、OIBP化前の外盤で、同じ組み合わせのものを頼む(Amazon国内中古ショップ)と、まず最初のショップは、発送前に検品すると、ブックレットにカビがありました、と画像まで添えて購入の可否を打診してこられた。かなりな汚れだったので、キャンセルし、別の、まあまあ安いが「非常に良い」で出しているところに注文。
 そして来たCDのレーベル面には、マジックで「×」印が!

ディスクに「×」印

 これまた発送前に一切検品しないタイプのショップだったが、マジックだけなら無水アルコールで消えるだろう、と CD5000で再生すると、ザザザザッというノイズが乗って、ミスプレス品だと判明。
 こういうディスクでもパソコンのドライブが読める場合もあるが、なんと、Windowsがディスクとして認識しない。
 思ったのだが、これは前所有者が「不良品」という意味で付けた「×」印かもしれない。

 もちろん返品請求にはすぐ応じてくれた(品物の返送無用)が、実態を確認してほしかったので、「ゆうメール着払いで返送したいが」という Amazon経由のメールには、一切返答なし。
 そのままほうっても返金されて問題はないが、気に障ったので、簡略に意向(確認の上、貴店で破棄すること)を書いて添え、定形外で送料こっち持ちで送った。

 前回のこともあるし、こういうゼイタクは神様がバチを当てるのかな、と思った次第。

 実は、リヒター指揮のバッハ:カンタータ集は、最有名曲ばかり集めた4枚組が、「20世紀の巨匠シリーズ」の1点(UCCA-3194/7)として、現行(在庫限りで増プレスはなし?)で買えるのだった。

 気になったのは、これが買ってみてOIBP盤だったら何の意味もないこと。
 ユニバーサルにフォームから問い合わせると、「リマスター版ではない」との回答だったので、私としては4千円で4枚組の国内盤であり、自分としてはめったに買わない“高額品”という抵抗はあったが、しかたないので楽天ブックスに注文。

 モーツァルトの協奏曲集は、三度目の正直なるか!? で、3番めのショップに注文。これは、盤面はそれほどきれいではないがOK‥‥配送料込み600円。
 ベーム/ウィーン・フィルのモーツァルト:レクイエムは、国内盤非OIBPの「NEW BEST 100」シリーズのを、ヤフオクで500円即決のを確認しておいたら、気がつくと落札されていて、Amazonのほうで、110円の「帯つき」があり、そこそこきれいで、つまり460円で入手できた。

 リヒターの国内新盤を買うまでのプロセスで、第140番『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』と『マニフィカート』の入った外盤 420円也をまず注文したのだったが、商品ページは外盤扱いだが、上の汚れ3枚セット同様、ディスクのみ外盤で、ブックレットとインレイはポリドールでパッケージしたものだった。
 小さな擦りキズはけっこう入っていたが、これは「Made in Germany by PDO」(PDOは Philips Dupont Optical)で、オクではよく「初期ドイツ盤」と称してウン千円付けるヤツである。

 以前、この同じ外盤の、純外盤仕様で、かつ PDOの次の PMDC(PolyGram Manufacturing and Distribution Center。CDの内外周0.7mmほどアルミ蒸着しないタイプ)プレスのを持っていて、ゆったりしたエッジの緩い音で、OIBPよりこのほうがいいか、と思いながら、2枚組OIBP盤の収録曲目がよいので、そちらを残した次第。
 今回の PDO盤も、さすがにやわらかないい音だった。

 音質の比較評価は、とても十分にはできていない。記事が長くなるので、ひとまずこれで。
 買い換えは、た〜いへんですわ(汗;;)。

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