CD、もういいかげんに…。

 CD漁りもいい加減このあたりか、というところに来ているようだ。
 それでも、深夜〜未明のオク漁りは、惰性的に続いている。“ディスク探しは自分探し”といった感じだろうか…。

ボックスCDの山

 ネコちんにたしなめられそうな状態です〜;;。

 メインのCD棚(=スライド式本箱のスライド部分)とは別置してあるボックス群を机の上に並べて、撮ってみましタ。

 で、今日、日曜の一夕は、ブダペストQでベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番、クレーメルのヴァイオリンで、バッハの無伴奏ソナタ第1番と2番、ヨッフムのブルックナー交響曲全集(DG)から、ベルリン・フィルの第8番を、残り1時間で午後10時になるので、第2楽章を飛ばして鑑賞。

 ヨッフムのDG盤のブルックナーは、非-有名曲だけチョイスして聴くような用途になっているみたいな感じだが、第8番は聴き応えがあった。
 ヨッフムは金管をかなり高らかに吹き上げさせるので、部分的に軽く響くようなところがないでもないのだが、全体の進行はすこぶる雄大で、第3楽章の深みもすばらしい。

 このDGお膝元のマスタリング、Emil Berliner Studiosのリマスターとなっている。解像度を強調したものでない、かなり自然な音質で、そのせいか混濁感はそこそこ残存する。
 いっぱんに EMIの録音はよろしくないといわれるけれど、このヨッフムの8番が1964年、シューリヒトの EMIの第8が1963年なのだから、シューリヒトの EMIのブルックナーの音って、そんなに悪くないよね、といえるのではないだろうか…。

 とまれ、これはいい音楽でした。クロージングに、リパッティのソロで「主よ、人の望みの喜びを」(Great Pianists of the 20th Century)。
 で、晩めし^^。

 ベートーヴェンの交響曲全集、けっきょく超巨匠版4種のみ ― トスカニーニ、フルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー ― が残り、ハイティンク/コンセルトヘボウもブロムシュテット/ドレスデンもオク出しした。両方とも千円以下で開始したが、3倍前後に競り上げてもらい、かなり‘元が取れた’に近い結果に。

 こうなると、このあとに導入するベートーヴェン全集というのは、ハードルがめ〜っちゃ高くなる。
 いや、もう増やさなくて十分なのだが。

 ほかは、アート・ペッパーの『ジ・アート・オヴ・ペッパー』(Aladdin Sessionの1枚)の外盤買い直しが、すでに到着、あと、英Amazonのショップに注文した、ユージン・リストの弾くショスタコーヴィチのピアノ協奏曲(息・マキシムの指揮、RCA)の到着待ちのみ。


SRWareIronのFlash許可

 さて、常使いのブラウザは SRWareIronであるが、自動更新しないので、今夜行ってみると、更新があり、アップデートすると、Amazonの試聴で用いる、「jPlayer」が、「Flashのバージンアップをせよ」と再生拒否。
 最新版をインストールしても再生しない。

 現在、Chrome/SRWareIronは、「chrome://plugins」がもう使えなくなっていて、「設定」から、許可サイトとして、この「jPlayer」のドメイン:web-cache.chocomaru/com (ヘンなネーミング〜^^)を入れてやらないと、再生しないのである。
 Chrome/SRWareIronに、Flash自体を「常に許可する」というような選択はなくなっていて、「最初に確認する」をオンにしておいても、jPlayerの別窓では動作しない。

 余談ながら厄介。

天皇退位論、とか雑感。

 今回は画像なし。カテゴリーも「愚痴」です。

 いつものとおり、帰宅時には始まっているけれど、TBSラジオ《荻上チキの Session-22》を聞いた。

 今夜(4日)の特集は、天皇の退位日程等の決定に関する議論。
 ゲストの放送大教授・原 武史氏が、平成天皇の「祈り」=宮中祭祀と全国行幸への熱意は、単に「よい人」というイメージだけでなく、すでに明治以降、戦前の天皇イメージ構築の中核だった部分を、国民に定着させてきており、それは新たな「国体」となってきている、という、氏の最近の天皇観でもある見解を述べていた(原氏の見解については、こちら、など)。

 今上天皇・皇后の、こうした活動は、庶民一般はもちろん、リベラル派の人びとにも共感を以て迎えられてきているが、その歴史的意味は、憲法のあり方とともに、十分に考察されねばならない、と聞き取れた。

 原氏は、NHKが天皇退位問題を、異様なまでの長時間と、国民間にさも異論が存しないかのような形で報じる番組を組んだことを取り上げ、その番組中、インタビューを受けた女子高校生が「天皇のことを私みたいな者が語るのは畏れ多くて…」云々と答えていたことを挙げて、「驚いた」と言っていたのには、むしろ私のほうが驚いた。

 氏のような専門家ならば、天皇が、我が国において、「上から押しつけられた」権威という次元とは異なる、「人びとの敬愛・畏敬の対象たる王」という「神話性」を、常に負わされる存在であることは当然理解しているはずだからだ。

 とはいえ厄介なのは、この「神話性」は、「だから、我われ日本人には、上から押しつけられた《天皇》ではなく、自発的に敬愛する《天皇》があるのだ」という論に、短絡する要素があることだ。
 「自発的に敬愛する」のは、自発的に敬愛するように、公教育と報道と‘世間’が、押しつけてきたからにほかならない。
 と同時に、これも軽々に無視できないのは、そのように「自発的に押しつけられる」=言い換えれば、まさに「内発的に、自然に天皇を敬愛する」要素も十分に、国民にあったということである。

 すぐに「原氏のように女子高生の言に驚いたのは‘鈍感’ではないか」とTBSラジオにメールしてしまったが、原氏が鈍感だと非難するようなことは本意ではない。

 今上天皇の「人間として」の被災地巡幸などに共感と敬愛を覚える、きわめて普通の人間的感情が、明治期から太平洋戦争へと推移した時代の「天皇」=「国体」に、ある意味直結していることには、十二分の注意を払わなくてはならないのと同時に、そのような感情を一概に否定することが困難な理由も、じっくり考えなければならないだろう。

 その際に、最も避くべからざる重要事項は、日本は昭和20年8月に、主権を失った国だ、ということだ。
 今流行の「教育勅語」を「拳拳服膺」し抜いた挙句のはてに主権を失ったのである。

 それでも、民は、「王の行幸(みゆき)」を待ち、仰ぎ、喜ぶ。
 ジョン・ブアマン監督の《エクスカリバー》では、アーサー王の疾駆していったあとには、枯れた草も再び蘇生し、花ひらく演出があるが、それが「王の徳」なのだ。

 《Session-22》では、原氏が、そういった国民の中に澎湃と流れ始めた親和的かつ神話的天皇観に乗っかるように、あの内田 樹氏が、天皇賛美ともいえる言説をなしている、と言っていた。
 ネット上には、『月刊日本』掲載の、内田氏の「私が天皇主義者になったわけ」の一部として読むことができる。

 この発言に、原氏は大きな疑問を呈していた。
 上にリンクした原説と読み比べてみるとよろしいかと思うが、この内田氏の、調子がよすぎる今上天皇賛美には、まったくこの男の知性のありようを知らしむるものがある。

 いっぽうでこの男、あの SEALDsに熱い賛意を表明したりもしている。
 「僕たちはいま、2015年の夏に、戦争法案の参院審議のさなかにあって、日本の平和主義と立憲デモクラシーの「死」と「再生」の劇に立ち合っているということです」などと、イケシャアシャアとのたまっている

 もちろん、このような氏のスタンスであるからこそ、一般には受けがよく、本もよく売れるのである。
 そのスタンスは、私たちの内面に、意識されないまま蟠っている、「戦前からつながっている要素の心地よさ」と「結果がよかったからというだけで受け容れ、固持する憲法と立憲主義」という、「私たちのいちばん脆弱なところ」と、実にうまくシンクロするのだ。

 こうなんだから、女子大生の「無純」と「精心」に慨嘆するくらいしか、言いようもないのだろう。あ〜あ。

目覚まし時計、故障 → 新調。

 ふひぃ〜‥‥12月前半は、しばらく午後の仕事がなくなり、夜だけになる。
 今日は仕事のあと、3ヶ月ぶりに整体(野口整体)の個人指導(「操法」という)をしてもらいに行って来た。
 帰りは、新宿に出て、「沖縄そば やんばる」で、880円のラフテーそばを奮発!

 帰宅して、ラジコで《荻上チキの Session-22》を聞き、YouTubeで違法アップ? のウルトラマンとか見ていたら、視野に輝く斑点のようなモノが感じられ、目障りだし、不安にもなってきた。
 ググると、「閃輝暗点」というのが出てきて、偏頭痛の前兆だという。情報とはちょっと違うし、動いたりはしない。

 私は偏頭痛の経験はないので、逆になんだろうと不安になるが、目‥‥右と思われたので、右目に手を当てて「愉気」し、ちょっと活元運動をしたら、消えてしまった。
 目の疲労が、整体指導のお蔭? で顕在化したのかもしれない(漢方でいう瞑眩反応、と似ているか…)。
 仕事でも遊びでも、ほんっと〜にモニターばっかり見ていますからねえ。

 先日は、マスタリングを比較して聴かないと判断したCD数枚をユニオンに売り、ちょっとお値段になりそうな全集ものは、オク出し中である。
 もうだいたい買うCDもそうそうは見つからないな、と思いつつ、むしろ「買う動機」のほうを作り出そうとしている。
 そんな動機がなくても、安い出ものがあればすぐポチりそうなディスクが、英Amazonに1枚あったので、早速。

 ― というように過ごしている中、これももう10年以上机上に置いて使っているアラーム時計が、一昨日、止まった。
 電池を換えても動いたり止まったり、振るとカシャカシャという音がし、開けられるところまであけると、金属片の切れっ端が出てきた。
 こちらで、アラームの修理をした時計である。

 こんどは治せそうになかったので、1台新調した。

時計、新旧

 こんどのは、同じシチズン・ブランドの、8RE644-023 という機種。中国製ムーブメント+ヴェトナム組み立て、となっている。すべて「Made in China」なのよりは、かつ、デザインと機能が好み、求めに合っていたので、購入。ヨドバシで税込1,520円也。

 シチズン・ブランドは、腕時計だけがシチズン本体の設計・製造で、置時計は系列のリズム時計工業株式会社が企画・設計している。
 写真、右側のもの。左の、文字盤が黒いものが、停止した旧品。

 家には、他にもアラーム時計はあるのだが、秒針が「コッチコッチ…」と動くヤツなのである。といって最近のはそんなに大きな音はしないが、前機種も、静音が売りものの「連続秒針」で買っていて、今度のもそれで買った。
 静音性は、さすがに旧品より進歩しており、じつに静か。

 机上に置いて「見下ろす」用途が大半と見て、文字盤が少し上向きに傾斜させてある。スピーカーにもそういうデザイン、ありましたね。
 電池は、1本と2本に分けて入れる仕様になっている。1本で時計とアラームという主機能、あと2本は、文字盤照明ライト用。
 文字盤照明は、上部のスヌーズ・ボタンを押している間だけ明るく点灯するが、文字盤下部に光センサーがあり、周囲が暗くなるとうっすらと点灯する。
 電池を入れておくと、自動で、部屋が暗くなると点灯し、そういう機能は要らないし、そのための電池が全くもったいないので、ライト用電池は抜いた。要っらん機能だぁ〜。

 居室=寝室には、机上のほか、寝過ごし防止用に、枕元にももう1台置いていて、こちらも似た機種にしようか ― 静音性がよいので ― と思ったが、まあそれは現用品(秒ごとに秒針が進むタイプだが、音はあまり気にならない)が故障してからでも‥‥。

 店頭にはセイコーの機種も多かったけれど、のきなみ「Made in China」オンリーだったので、敬遠した。台湾製のマグというブランド(ノア精密というカンパニーらしい)も悪くなく、安かったが、ハデな蛍光文字盤がちょっとアウト。

 カバン、ズボン、ネクタイ、ベルト、目覚まし時計、といろいろ、みんな十数年ぶりの新調。
 なべて、「ゆとりがあるから」ではなく「ギッリギリ、これで使用限界」での新調、でありま〜す‥‥今までは、「限界」が来ても買い替える余裕がなかったので、その点はありがたいのですけれどねえ。

『下流志向』にレビューを…。

 読んでからもう数ヶ月、懸案だった、内田 樹氏の『下流志向』(講談社文庫)への、Amazonレビューを、投稿した。

下流志向
 読んだ第一印象で批難している人が多く、私もそういう気持ちが、読み進めながらずっとあったのだが、少しばかり同意できるところは同意しつつ、しかし辛口になってしまった(すでに数ヶ所、編集ずみ)。

 入試によく出る論者としては、内田氏よりも、哲学者・鷲田清一氏のほうがよく採用される。
 鷲田氏の『悲鳴をあげる身体』(PHP新書)も読んだ。本書も、『下流志向』同様、『最新国語便覧』(浜島書店)では、著者の代表作とされ、「評論50」に入れられている。
 内田氏以上に、現場で知見を磨く諸論者の説を博引傍証しつつ、しかしご本人の説はというと、そこから何も得られるものがない。
 こっちもそのうちレビューを投じようと思っている。

 内田氏『下流志向』については、こちらの書評が、たいへん参考になる。

 内田氏は、精神を「精心」、矛盾を「無純」と書く女子大生の劣化に呆れている。
 その類いの受験生に日々おつきあいしている身としては、‥‥「評論50」に、丸山真男『日本の思想』とともに、上掲『下流志向』や『悲鳴をあげる身体』が並ぶという事態に、大げさに驚倒することとしよう。

 さてさて、こちらはむしろ評価のほうなのだが、HMVにもレビューを投じた。
 ジャン=フィリップ・コラールらを中心とする、旧・仏EMIのフォーレ室内楽全集が、「室内楽曲集 第1集」、「同 第2集」として、ワーナーから、旧EMIフランス盤と同じジャケット、曲目編成で出ており、特筆すべきは、ピアノ四重奏曲は、第1番、第2番ともEMI海外盤では左右逆転の‘裏焼き’状態であったものが訂正され、東芝EMIのような劣化したマスターをHS2088で無理にリマスターするというのでなく、よいマスターに当たっていると見えて、硬質ながら音質もよいこと。

 ただし、ピアノ四重奏曲第2番の弦楽奏者も、第1番と同じくデュメー(Vn.)、パスキエ(Vla.)、ロデオン(Vc.)としている。第2番は、パレナン四重奏団のメンバーだったはずだ。
 この件もレビューで指摘しておいたが、別途、ワーナーミュージック・ジャパンに問い合わせていたところ、やはり誤りだったので、今後訂正のブックレット、インレイを作成して配布したい、云々とのこと。
 評論家もリスナーも、だれも指摘していないのだ(といって、鬼の首を取ったようにいうまでもないけれど)。

 このアルバム、最近あまり聴いていない。
 今日は、トスカニーニで第九の終楽章(す〜っごい迫力!)、フォルデシュで、シューベルトの D.960のソナタ、ルドルフ・ゼルキン+クーベリックでベートーヴェンの第1協奏曲、などなどを聴きましタ♪

ミンコフスキのリュリ、国内盤を。

 マルク・ミンコフスキの最も魅力ある分野は、何といってもフランス・バロック・オペラだと思う。
 ラモーのオペラから名曲を集めた『空想の交響楽 〜 サンフォニー・イマジネール』(Archiv)は、ちょうど吉田秀和氏が『LP300選』の「レコード表」で挙げている、ナディア・ブーランジェ指揮の『Operatic Excerpts』(Decca 9683。「レコード表」の58番。こちらでは試聴さえできる! )の現代版と称していいものかと思う。

 上記は器楽のみなので、歌詞対訳は不要で、海外盤でよいけれど、もうひとつ、ミンコフスキ/レ・ミュジシアン・ド・ルーヴルが1987年に録音している、リュリ/モリエール:『コメディ=バレ名場面集』(仏Erato 2292-45286-2)は、リュリのオペラのアンソロジーとして貴重だし、いい演奏だと思う。
 オクで600円ほどで買ったのだが、ワーナーミュージック・ジャパンが所有各レーベルの定番を再発した「オリジナーレ Originale」シリーズ(各税抜き1,400円)で、国内盤(WPCS-16305)を出している。

 リュリのほうは、モリエールが噛んでいるゆえか、歌と芝居が入っていて、国内盤は、サイトの説明と、フォームからの問い合わせ、ともに原歌詞と対訳がブックレットに掲載されているということで、訳詞が見たくて国内盤を楽天で注文し、届いた。

リュリ、コメディ=バレ名場面集

 サイトの説明(シリーズとして、だろう)と、返信メールが、若干ミスリーディングだったのは、フランス語の「原歌詞」が掲載されていなかったこと。
 が、これは掲載すればブックレットが凄まじい厚みになるので、無理というものだ。以て瞑すべし、というところだ。
 訳詞だけでも、録音内容から調査して付けたということは、評価すべき業績だ。

リュリ、レーベル

 海外盤の、演奏者情報や、ブックレット裏表紙の、スリムだったころのミンコフスキさんの写真(だろう;;)など、すべて掲載し、ただしミンコフスキ自身の文章は、略されている。これは、日本の音楽学者の解説になっていて、至当な編集だろう。音は、同じ。
 海外盤は、ユニオン行きになりますな。

 さきだって、このシリーズの、マンロウによるデュファイが、未開封中古でオクに安く出ていたので、買った。

ワルターとマンロウ

 送料を入れても新盤の半額近かったので、だれか入札するだろうと思ったけれど、最後まで入札はなく、落とさせてもらった。

 右は、ワルター/ウィーン・フィルのモーツァルト:交響曲第25番&40番という、定番(CBS・ソニー)。DSD化した、「ベストクラシック100」盤は避け、古〜い 25DC 5196の帯つきを、ブックオフで。
 これ、以前DSD盤の音がきつく、これに買い替え、それも売りに出し、Altus盤を求めるも手放している、という縁の薄い音源。
 Altus盤は、悪名高いクラウス&アイヒンガー組のリマスターというのを懸念する向きも多く、ではソニー盤はというと、ピッチの問題が云々される。今の装置で、ソニー旧盤をもういちどじっくり聴きますか…。

ネクタイ

 この休み期間は、いつもどおりあっという間に過ぎた ― あ、まだ1日あったっけ;; ― が、月曜には、冬の乾燥に向けて、皮膚科にかゆみ止め軟膏を処方してもらいに行き、今日はというと、またもやであるが、超-ひっさしぶりに、スラックスを近所の青山に買いに行った。

 Tポイントカードのクーポンで、千円引き券が手許にあり、5,900円のズボンを千円引きで、4,900円×1.08=5,292円で求め、裾上げ依頼中。
 インスタントくじで、「当たり」がでて、ハローキティ・グッズを何かひとつ‥‥といって有用そうなものはなく、プラのカップをもらってきました;;。
 ついでに、もうボロボロになっている(写真左)ネクタイを買い替え。1,900円×1.08=2,052円。

 約7,300円の衣料品出費。近年にないことだ。
 私のようなものでもこれだけ消費をしているのだから、世の個人消費はいよいよ上向き‥‥であろうはずもない。
 今夏の時点で、個人消費は15ヶ月連続の減少で、この15ヶ月という期間も2001年以降最長だそうだこちら)。
 私にしても、写真のようにネクタイもズボンもボッロボロになるまで買い換えられなかったから、今ごろ買っているのである。

やっぱりやめましょう。

 今週は木曜まで仕事お休み。
 スピーカー・ケーブルの端末処理&交換、まだ着手する気なし。

 6月に買って、1枚めが不良だった、B.ラヌーによるラモー:クラヴサン曲集。

ラヌー:ラモー

 良品は、すぐショップが送ってくれて、演奏が好みでなかったので、すでに処分ずみ。

 不良品は手許に残っていて ― 海外ショップだったので、返送を求められず ― リリース元の Alpha/Zig Zag Territoire社に送って、工場の制盤プロセスの改善に役立ててもらおうか、と、英文の手紙:
英文手紙

まで書いてみたが、プレス不良は偶然的に発生したものだろうし、これまで、EMIや Universalなどの不良CDにも、ショップに交換を求めはしたものの、海外メーカーまでは送ったりしていない。

 受け取ったレーベル側もどうしようもないし、発送はやめて、廃棄しよう。

 先月には、ダイワハウスの武蔵野支社が、郵便受け配布のチラシとして、立体の透明パッケージに「ラッキーペンシル」なるものを入れて配布してきた。

ダイワハウス、チラシ

 こういうものを配布されると、パッケージと内容物部分だけ切り取って有料の「不燃ごみ」として廃棄しなくてはならず、大迷惑なのである。
 これも、大阪本社宛てに「迷惑です」と送ろうかと思ったが、これまた受け取った部署も相手にはしないだろう。切り取って廃棄しよう。

 さて ― 12月に入ると、午後の仕事はほとんどなくなり、夜だけになるので、ぼつぼつネットオクに、CDや本を出品しよう。

マスタリングの聴き比べ、とか、その他…。

 この一週間で、軽い風邪が通過したもよう^^。
 いっぽう、この一週間、○痢はしていない。

 ひとつ変えた食習慣‥‥雑穀米、やめました。この約1年ほど、自炊の時はご飯に雑穀を混ぜていたのだが、先々週ですっぱり、やめ。
 それでかどうか、わかりませんけれど;;。

 CD購入台風の続き‥‥はリスニング。週日は深夜しか聴けないので、ヘッドフォンで聴いている。
 以前、Brilliant Classics盤を聴き、まずは音質の点で不満、演奏も物足りない感じだった ブロムシュテット/ドレスデンの、ベートーヴェン:交響曲全集(すでに「旧盤」)を、本家の Berlin Classicsのボックスで求めた…のは前記事の写真に上げた。

 このセット、日本のショップ・サイト・レビューでは、まず低い点をつける人がおらず、期待するとともに、1回目はどうして感心しなかったのか‥‥と耳を澄ましてみたのだが、やっぱり感動しない。
 と〜っても丁寧な演奏なのだけれど、また、ベートーヴェンをこのように重厚ながら冷静に演奏して悪いという法はもとよりないけれど、ではここまで‘エキサイトしないベートーヴェン’を、ベートーヴェンとして聴く必要があるのか? というのが大きな疑問。

 面白いことに、ブロムシュテットを聴くと、冷静すぎると思ってきたハイティンク/コンセルトヘボウ盤が、意外に突如咆哮する面を見せることに気づいたりすることがあった。
 ドレスデンもコンセルトヘボウも、いうまでもなくヨーロッパで最も伝統のあるオーケストラである。奏者の演奏は、自負を感じさせる。が、「自負」はあっても「志」や「意気」を感じることがない。

 この対比で、「志」と「意気」が香りたってくるのが、トスカニーニの全集。
 Complete Collectionsの白箱5枚組は、2枚組ばかりで出た、UV22リマスタリングで、ステレオ効果を付したシリーズの音源とは別マスタリングで、ステレオ効果はなく、高域はほんのわずかに丸めてある感があるほか、とてもニュートラルで、トスカニーニのベートーヴェンを味わうには最適のセットだと思った。
 このセットの第3『エロイカ』は、通常の49年セッションではなく、53年ライヴのほうを収録している。これも悪くない ― 49年盤は知らないのだが ― 選択かも。

 今までに、いちど買ったものの売り払っているベートーヴェン:交響曲全集は ―
 べーム/VPO、シュミット=イッセルシュテット/VPO、バーンスタイン/VPO、コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス、フェレンチーク/ハンガリー国立管、マゼール/クリーヴランド、サヴァリッシュ/コンセルトヘボウ、クリュイタンス/BPO、あと古楽器組ではブリュッヘン/18世紀管、ガーディナー/レヴォリュシヨネル管‥‥と、ブロムシュテットの Brilliant盤‥‥他にもあったかな? あ、忘れてた、シューリヒト/パリ音楽院管(第九がステレオの国内盤)も(追記;;)。

 対するに、今棚にあるのは、フルトヴェングラー(Warner)、ワルター(ステレオの仏Sony盤)、クレンペラー(ピアノ協奏曲とのセット)、ハイティンク、そして今回のトスカニーニとブロムシュテット。
 やっぱり、と言うべきか言わざるべきか‥‥格が違う、という印象。ハイティンクとブロムシュテットは、どの番号の曲も、「時間を割いて聴く」意味が、他の4セットに比して、ほとんど無いように思われる。

 「時間を割いて聴く」については、ディスクの音質に関して、こちらもやはり気になってくる。

マスタリングいろいろ

 ルービンシュタインの『ザ・ベスト・オブ・ショパン』を、ソニー「ベストクラシック100」(24bit192kHzリマスター+Blu-spec CD2+音匠レーベル仕様)盤で求め、じつに最新デジタル録音のような「カキ〜ン」と突き抜ける打鍵が、あ〜まりにシャープすぎ、「ほかのないの?」と探すと、『20世紀の偉大なピアニストたち Great Pianists of the 20th Century』の『Rubinstein I』の外盤が、オクで安く求められ、買ってみた。

 5曲ほどがダブっており、予想どおりだったが、“外盤”の『20世紀に…』盤のほうがずっとマイルド、明らかに低情報量で、レンジも狭い。
 ふむ〜、こりゃ Blu-spec盤のほうがいいかもな、と聴きかえす‥‥と、どちらもそれなりに悪くない感じだ。

 全体として、Blu-spec盤のほうは、テープに入っている情報を徹底的に「音化」しようとした、という具合で、「ハイファイ」に聞こえるが、高域のエッジに混濁感と、何か耳にひっかかる歪み感を伴い、何というか「しょっぱい」音である。
 『20世紀の…』盤は、スピーカーで比較すると一聴、物足りないが、連続してじっくり聴くには、このほうが聴きやすい。

 トスカニーニ指揮の「ローマ三部作」。ソニー「ベストクラシック100」盤のほう ― 『ローマの松』の第1曲「ボルゲーゼ荘の松」や『ローマの泉』の第2曲「朝のトリトンの噴水」の冒頭の大音響は、文字どおり耳をつんざくばかりで、アンプのボリュームつまみを思わず回してしまう。

 そこで ― 2枚組ばかりでリリースされた「Arturo Toscanini・The Immortal」を Amazonの中古で。配送料込み800円未満。
 UV22使用のリマスター(「UV22」は、Apogee社の、独自なディザリング方式のこと)で、とりあえず20bitリマスター、世上、毀誉褒貶のある疑似ステレオ効果付加バージョンである。

 平林直哉氏などはこれが大キライなのであるが‥‥やっぱりダメでした^^。
 「カラオケのエコーマシン」(平林氏)効果以前に、楽音部分が貧しく、旋律の明瞭さなどに著しく欠ける。

 ― ということで、今回の試聴では、生田絵梨花チャンをキャラにフィーチャーした「ベストクラシック100」、けっこういいかも、というところに。
 とくにトスカニーニの「ローマ三部作」は、XRCDは聴いていないけれど、うっかりすると、半額でXRCDに迫る可能性も‥‥と思った。
 ひとつ言えることは、ルービンシュタインもトスカニーニも、このシリーズだとヘッドフォンで長時間聴くと、キツそうだということ。

 ショパンのピアノ曲を初めて聴いたのは、17cmLPで、アントルモン盤、30cmLPではルービンシュタイン盤だった。
 今回のルービンシュタインの『ベスト・オブ・ショパン』は、そのRCA国内盤の楽曲と、かなり合致しているはずなので、ちょっとした思い出アルバムなのである。
 『20世紀の…』のほうも悪い音ではなく、「ベストクラシック100」と重なるのが5曲くらいなので、しばらくは両方置いておこうか、と…。

 今回、ネット上をいろいろ漁り、『20世紀の偉大なピアニストたち』シリーズの総合プロデューサー、トム・ディーコン Tom Deaconに関して、なんだかイマイチな情報を仕入れてしまった。

 癌の病理研究とピアノ演奏の二足のわらじを履いていると見受けられる方で、奇才・エルヴィン・ニレジハージの業績の発掘を行なっている、Tomo Sawadoという方の日記の中に、「ジョイス・ハットー事件」なるものの記載があり、この中、トム・ディーコンがどうにも不躾な男であるというような件が記されている。
 こちらの「3.2.2017」をお読みいただくとよい。

 「ジョイス・ハットー事件」とは、他のピアニストの演奏が、ジョイス・ハットー 名義でCD化して売りに出され、それがいろいろ疑念を呼び、だいたい偽装だった‥‥らしい。こちら参照(よく読んでません;;)。

 多くの著名な批評家が、ハットーの演奏と信じて賛辞をお送り、中にはそれが、本人名義のCDでは同じ批評家にけなされていたり、という、英楽壇 or レコード界をちょいと騒がせた事件だったらしい。
 Sawado氏の記事には、ブライス・モリソン Bryce Morrisonという批評家も登場し、怒鳴られたり仲直りしたり、のようであるが、今回買った『20世紀の…』盤『Rubinstein I』はライナーノーツがブライス・モリソンだった(笑)。

 ― そんな次第で、『20世紀の…』は、一瞬、リパッティも合わせてちょっと持っているのがいやになったのだけれど、この仕事自体のクオリティは低くなく、持っている2組は、聴いていきましょう…。

コンサートホールのマガロフ

 最後に、ショパンは売り払ってしまったニキタ・マガロフ。
 彼の堂々たる音色と弾きぶりは、ショパンよりブラームスだろう、と思っていたら、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を、オッテルロー指揮でコンサートホールに入れているが、比較的リーズナブルな値段でオクに出ているのを発見し、落札。

 これは立派な、いい演奏だ。この顔合わせでは、チャイコフスキーのコンチェルトの、タワーレコードの復刻を持っているが、オッテルローの指揮はどちらもすばらしい。
 こちらも日本コロムビアのリマスターでタワーから出るといいが、たぶん出ないだろう。日本コロムビアに渡っているコンサートホール原盤のテープは限られており、このブラームスはないだろう。
 いちど AgesがCD化したまま、Ages盤は稀少化して消えてしまっている。

 右に写っているのは、手許にまだ残してある、日本メール・オーダーの、コンサートホール盤CDの販促パンフ。
 この時点で「在庫一掃セール」となっているので、売れ残りCDしか記載されていないが、この中からブーレーズの『春の祭典』やモントゥーのモーツァルトを注文した。

 1枚1,500円で送料無料、支払いは郵便振替の払込用紙同封で、払込料は日本メール・オーダー負担というありがたいもので、DENON盤が多く廃盤だったので、重宝した。
 「在庫一掃」になる前は、朝日新聞の広告で見たような記憶がないでもなく、1枚2,000円くらいだったと思う。
 モントゥーのモーツァルトはもう売っているが、ブーレーズの『春の祭典』は、1995年11月に買ったと記録しているから、そのころのパンフである。

 このパンフの、最上段、メインの写真が、このマガロフのブラームスだ。
 カタログには、ポリグラム系や、エヴェレスト原盤のものなども入っていて、それらは価値がない。
 日本メール・オーダー社は、いうまでもなくもう存在しない。

CD‥‥まぁ〜だ買ってる。

 ま〜た超-ひっさしぶりの、軽い風邪。
 ノドが少しイガイガ、鼻水が出て、すこ〜しゾクゾク。起きぬけに体温を測ると36.2度^^。これでも高いほうなんです〜。

 そ〜っれにしても先週も、CD買いまくり。
 まず、セットものから。

セットもの

 中段を中心に、ベーム指揮のオペラ5点! 左上は有名なDGの『トリスタン』、その下が、毀誉褒貶のある、68年バイロイトの『マイスタージンガー』(Orfeo)、右に行って、ウィーン交響楽団を振った56年モノラル録音の『フィガロ』(Philips)。
 Eloquence盤の中古は珍しく、気持ち高価め、かつ盤面にキズがあったけれど、稀少品なので納得。Eloquenceなのに AMSIリマスターは記されていない。
 オケはさすがに混濁気味だが、声が入ってくると、それはつややか。

 そこから右→上、と、ベーム/ウィーン・フィルの『魔笛』と『コシ』(Decca)。『魔笛』は台詞なしで、パッケージも廉価「Double Decca」仕様で、リブレットなどない。
 『コシ』は、Amazon出店のバリューブックスで、レコファンの『魔笛』の1.6倍もしたが、ケース裏に大きなヒビがあった。この Brilliant Boxという、カバーと1枚めホルダーを交互にあけるタイプは、ケースのみの市販がないので、これに入れておくしかない。

 なんで『フィガロ』と『コシ』にケチガついたのかな〜。そうだ! 「結婚 nozze」と「女 fan」が、私にとっての禁止ワードだからだ〜^^;;!(ぷっしゅ〜)(注)

 それは置いといて、『名歌手』も『魔笛』も、前奏曲/序曲が鳴り出したとたん、アットウ的な迫力と、劇場ふうの香り、なのである。ノリントンもハイティンクもすっ飛んでしまう。
 ついでにといっては何だが、上段真ん中は、スイトナー/ドレスデンの『魔笛』。日本コロムビアからはMSリマスターの3枚組が出ているのだが、とりあえず RCA 2枚組で。

 この『マイスタージンガー』、トランペットがうるさすぎるという非難がけっこうあるいっぽう、全体としては「なぜ今まで出なかった」という絶賛のレビューが大勢。
 トランペットねえ‥‥ほんのちょっとトーンコンの高域を下げると問題なし、むしろ活気あふれる演奏だ。

 下段左、ついに買いました! 泣く子も黙るトスカニーニのベートーヴェン:交響曲全集。まだ Sonyの息がかかる前の、BMG/RCAの Complete Collectionsシリーズの未開封品が、ユニオンで1,350円。
 こ〜れはまことに、鳴り出すと、ワルターなどとはまた違った香気が香りたつ音楽だ。

 じつは、かつて Brilliant Classicsのリリースで、音もイマイチだった、ブロムシュテット/ドレスデン盤(下段右)を求め、ヘッドフォンで聴き始めると、さすがにすばらしく、同時にぼつぼつ手放そうかと思い始めているハイティンク/コンセルトヘボウ盤のよさも聞こえてきて‥‥‥なのだったが、どうにもやはりこの2セットの「訴求力」が、足りないと感じていたところでもあった。

 トスカニーニ盤の圧倒的な存在感からすると、ブロムシュテット、ハイティンク盤は、とくに選んで聴く機会を持てるかどうか、こころもとない。

 下段右は、ルドルフ・ゼルキン/クーベリック/バイエルン放送響によるベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(Orfeo)。
 77年のライヴで、さらに10年後に、ゼルキン先生はDGにベートーヴェンの三大ソナタをライヴで入れているが、その10年前の充実しきった状態でのライヴ。

 ピアノの音が、鳴り出した途端に周囲の雰囲気を変えるほど香り高い。
 このセット、『合唱幻想曲』の評価が高い。これは通してヘッドフォンで聴いたけれど、まさに“プチ第九”といってもいい格調である。
 オクで求めたものは、国内盤解説も入っていた。

 じつはこのディスク、日本の、音にうるさいクラシック・ファンには懸念を持たれるスタッフが噛んでいる。
 ライナーノーツの筆者は、ゴットフリート・クラウス Gottfried Kraus、リマスタリング・エンジニアの一人が、オトマール・アイヒンガー Othmar Eichingerなのです。

 低域は「やはり」というべきかちょっと薄いけれど、これは拙宅のシステムのせいもあろう。ピアノはすこぶる美しい。ただ、オーケストラが「遠い」感が拭えない。
 それでも、音量を上げると、目の前に両マエストロのいるステージが現前してくる感じはある。
 この種の‘ライヴ感’を、オーディオ的に物足りないと感じるリスナー、評論家は日本にはけっこう多そうだ。

 が、私の場合、日本の技術者が高解像度、ワイドレンジを目指したフォーマットが合わない、ということが多い。

ホロヴィッツ・ショパン・アルバム

 マガロフのショパンがどうも合わなく感じ、売却し、では、とルービンシュタインとホロヴィッツのベスト盤的なものを1枚ずつ、と思って、まずルービンシュタイン。
 RCAが Sony傘下になっても、すべてをDSDマスタリングはせず、旧RCAにおける 24ビット/192kHzリマスターのまま、Blu-spec CD2で製盤し、レーベルは緑色の「音匠仕様」。
 これはまるで80年以降のデジタル録音のような「カキーン」というタッチが響く。

 ではホロヴィッツのほうなのだが、最近の「ソニー・ベストクラシック100」では、CBS音源はDSDマスタリングしていて、かつてバーンスタインのショスタコーヴィチなどで、低域は豊かなものの、音が締まりなく広がって、高域の繊細さがなくなる弊を感じたため、DSDを避けて、古いSBMだけの時代の「ベストクラシック100」を選んだ。

 すると、ルービンシュタインに比べて、またホロヴィッツのRCAの外盤に比べても、音がフヤけているように感じた。
 では! と、ブックオフにあった DSD+Blu-spec CD2(音匠レーベルではなかった)のディスクを求め、じっくり比べると、どう聴いても、DSD+Blu-spec CD2の音は、くっきりし、打鍵が「カキ〜ン」とは入るのだけれど、その倍音部分がホコリっぽく、弱音のまわりに飛散する響きの美しさがないのである。

 というわけで、どうやら旧SBM仕様盤を聴くことになりそう。
 ソニーの「ベストクラシック100 Best Classics 100」は、96年に、SBMリマスターを中心に始まり[SRCR 9200番台](その前があったかも)、2000年にSBM表記から「High Clear Digital」表記になり[SRCR 2000番台](カッティング・プロセスの精密化などを謳う)、このあと、2000年にはSACD開発を受けて、DSDマスタリングに変わる[SRCR 2600番台]。

 さらに ― この間、リニューアルがあったかも ― 2012年に Blu-spec CD2導入[SICC 30000番台]、2016年に「音匠レーベル仕様」導入[SICC 30300番台]となった、みたいだ。
 SICC規格に変わるころは、RCAを合併していて、RCAの有名アルバムも、この「ベストクラシック100」に入ってくるから、二大レーベルともわずかな代表盤のみが入ることになった。

ソニー・ベストクラシック100

 このシリーズ、各世代ごとに、私は1〜2枚しか持っていない。

 マゼールの R.シュトラウスは、持っている唯一のマゼールのディスクになってしまっている。今はこの音源は完全に忘れられ、「ベストクラシック100」には、『英雄の生涯』は楽曲そのものがなくなっている。

ベストクラシック・レーベル

 SBMと High Clear Digitalの時代は、レーベルは銀色、つまり途色なし、DSDになってダークブルーに、Blu-spec CD2になって2色、そして「音匠仕様」は当然ながら緑。

 今回、トスカニーニのベートーヴェンの交響曲全集を買った勢いで、「音匠」仕様のレスピーギ:ローマ三部作も買ってみた。
 が、これはどう聴いても、『ローマの松』冒頭の高弦は耳をつんざく鋭さで、がまんして聴いていられない。

 そんなこんなで、ルービンシュタインのショパンは、『20世紀の偉大なピアニストたち』シリーズを、トスカニーニのローマ三部作は、海外リマスター盤を、それぞれ中古で注文中。

 DSD+Blu-spec CD2+音匠仕様レーベル‥‥で最高クオリティをめざしたものの、これならクラウス+アイヒンガー組のほうが音楽的だよ、という思いまで。
 生田絵梨花チャン♪ がイメージキャラなんですけどねえ。

[付記]
(注)
「「結婚 nozze」と「女 fan」が、私にとっての禁止ワードだからだ」と書いたが、みっちさんからいただいたコメントのご教示によれば、「fan」は動詞であり、「女はみんな」に相当するのは、「tutte」である。
 「Fan」とフランス語「femme」あたりとの響きの連想で勝手に思っていたのは間違いでした。

 という次第で、正しくは、
 「「結婚 nozze」と「全ての女性 tutte」が私の禁止ワード」ということになり、さらに惨憺たることにあいなったが、こういう勉強は「自分を知る」ということにもなる、ということでしタ。

 ぷっしゅ〜‥‥と、アホマンガの実写版再掲(描くべきところ、ただ今スキャナ・ドライバが未購入のままでして…)。

いやはや

久しぶりに午前中に起きた日曜日…。

 日曜 or 休日に、午前中に起き出すなんて、何年ぶりだろうか? ^^;;

 今日(11月5日)は、市役所の最寄りの庁舎で「猫の譲渡会」があるので、起きられたら行ってみようかと思っていた。
 1〜2ヶ月に1回はあるのだが、午前(9〜12時)で終了するので、午前中は寝ている私は、行ったことがない。
 で、そもそも飼える条件下にいないので、‘ひやかし’になってしまう。

 今日は、超付きのひ〜っさしぶりに午前10時に目ざめたので、行ってみましタ。

猫の譲渡会

 日曜の市役所は、庁舎は閉じ、駐車場付近の広場を開放して、野菜の朝市と、猫の譲渡会^^。

 暗い場所だったので、フラッシュをたくと(ネコに;;)迷惑なので、接近しては写真は撮れず、離れて1枚。「フラッシュたかずに1枚いただきます」とスタッフのおばちゃん(おばあちゃん)に申し上げて撮ったのだが、なぜか点ってしまっていた。上は、たかなかったもう1枚。

 1Kのアパートに、40頭も詰め込まれて飼われている虐待といえるケース(多頭飼育崩壊というそうだ)から救出されたネコちんも多いらしい。

 主宰団体のブログはこちら

 写真をもらってすぐ辞去し、SUICAにチャージ、そのあとお買物。
 以前もアップした、もう20数年使っている、穴を補修したショルダーバッグ。

 も〜ぼつぼつ新調だろう、と思いながら、また予算はお蔭さまで少々溜まりながら、なにより用途と好みに合った品物がない。
 4,000円台から2万円台まで、素材は皮製はあまり見かけず、だいたいがナイロンになるが、とにかくポケットの数とサイズが用途に合っているものが、ない。

 専門店に却って無く、LIVINの、品数も多くないバッグ売り場で、まあこれでいいか、と1点(下写真、左)。本体価格4,600円。
 たぶん、20年は持たないだろう(笑)。

バッグ

 右のが、四半世紀近く持った現用品。皮の表面は剥落し始め、穴も多いが、肩紐などはまったくもげる気配もない。といってウン万円もしたという記憶はない。

 高田馬場にあった、レオマカラズヤという専門店で買ったものだ。ここはもうずいぶん前に閉店しているが、神田にある同名店は、本店だったのか?

 さても、ストッパーの穴が大きくなって、止まらなくなって前に垂れ下がる醜態を、ブラさげて歩くのはもう終わり。
 といって、新調したほうが急にトラブった時のために、とりあえず旧品も捨てないで、玄関の収納に放り込んでおきましょう。

テーブルタップ

 デジタル系とオーディオ系への給電は、オーディオテクニカのOAタップ・ATC-NF64という、ノイズフィルター&サージフィルター(バリスタ?)付き6ヶ口タップで間に合わせている(アンプのみ、トラスコ中山の延長コード)。

 写真のは、本体に型番の記されていない、エレコムのタップで、旧室で、パソコン用に使っていた。
 こんなのはいくらでもある、というしろものなのだが、最近のもの ― ヤザワなんていうメーカーが台頭してますね ― は、だいたい導体が1.8スケアなのである。

 オーテクのもエレコムのも、もう十数年前のものだが、どちらも導体は2.0スケアのケーブルを使っている。
 ケーブル、ボックスとも、エレコムのは半透明で安物くさいので、しばらく使わないでいたのだが、これをCATVモデムやパソコンなどデジタル系に使おうかという案が浮かんできている。

 というのも、CATVモデムは、ずっと通電しっぱなしのほうが故障や接続不良に陥りにくいのではないかという思いがしてきているからだ。
 プロの現場では、デジタル系接続機器は電源を落とさないのが基本であり、メンテの際に落としたあと、復帰時にトラブルが起きやすい、と みっちさんからコメントをいただき、節電を重視して切るのはやはりマズいかも、と考え始めている。

 が、モデムの類いは、通信量が少ない、あるいはないからといって「待機状態」にはならない。
 CDプレーヤーの待機電力は 0.1W、稼動時でも定格10W(オンキヨー C-7030の場合)というレヴェルであるのに対し、CATVモデムは、回収された旧品で15W/hである。
 白熱電球は非-省電力で、環境に優しくないから製造をやめましょう、という今日、15Wの機器を常時通電しておくのは、どうなんだろう?

 ‥‥というような日曜でした (^o^;)。

キミね〜


 おっと、CDのほう、バカ買いが続いています。
 ベーム指揮でオペラ5セット!! とか。

CDライブラリーの選定・編集…。

 前記事に書いた、全労災からの割戻金は、早々にオクでオペラ2セットを落として消えた。
 ワーグナーの『トリスタン』と『マイスタージンガー』全曲である。しばらくこれらの楽曲はCDを持っていなかった。
 買ったのは、どちらもベーム/バイロイトのライヴで、『トリスタン』は有名なDG盤、『名歌手』のほうは、なかなか毀誉褒貶のある、Orfeoの1968年ライヴ。

 まだ到着待ちで、この日曜日は、またもやの台風接近と、週末から腹具合が悪いこともあって、買物&クリーニング出しにも行かず、少しばかりCDを聴いて過ごした。

 まともに聴けるのは週1日だけで、ちょっと聴いたら疲れるし、すぐ午後10時になって、おひらき。
 ベートーヴェンの交響曲を、全集で100点以上も持っているなどという方のブログを読むと、たとえば『田園』1曲を聴きたいと思った日には、どの演奏を聴こうか迷っているうちに数時間が経ってしまうのではないだろうか、と思ってしまう。

 私の場合、「CDライブラリー」を自分の好みに合わせ ― あるていど客観的に高品位な演奏のもの、という条件を満たした上で ― たものだけで構築することが、ある種、「自分探し」の目安、というか自己表現なので、日々の(といって、書いたように日曜くらいなのだが)音楽鑑賞に「実際に聴く」、そして「残された人生時間のうちの数十分〜数時間を、それの鑑賞に割く価値がある」ディスクに限って棚に残し、あとは手放す、ということが、必須のことがらなのである。

リストとブラームス

 ブラームスのソナタ第3番は、探していたときにアラウの単発盤が、手ごろな出物がなかったので、ペライアのものにしたのだったが、きわめて美しい演奏ながら、音自体の重みに欠けるという感を持った。
 そうこうしているうちに、ブックオフが国内盤を、送料込み1,600円ほどで出品したので、ポチり。
 あまり品のよくないシリーズ名「超盤」と銘うった2,000円シリーズの1枚(PHCP-3649)。帯とブックレットがけっこうしわしわだったが、盤面はきれいだった。
 じつはペライア盤もアラウ盤も、ソナタは通しては聴いていない。が、音の色合いは、アラウのほうが、好みから、楽曲に合っていそうだ。

 もうひとつは、ホロヴィッツの弾くリスト・アルバム。ロ短調ソナタが目当てだ。
 きわめて多くのこの曲のディスクを比較論評したサイトがあって、そこではラローチャがベストと言える、とのことだったが、オクで手に入れやすかったホロヴィッツ盤(RCA、ステレオ・ライヴ)にした。

ホロヴィッツ

 こちらは、外装ビニールに、ソニーが輸入したことを示すシールが貼られ、ディスクも、BMG系に多かった Sonopressではなく、Sony DADCプレスと印字されていて、(DADCは Digital Audio Disc Corporationのイニシャル。以前から Sony系CDをプレスしている)BMG時代からのデッドストックでなく、Sony合併後のプレスである。
 新品で、レーベル面はみごとな鏡面、ピカピカ。ディスクを手に取ると、心持ち他より軽い感じがした。

 おっと、上段はカラヤンの『ボリス』の、Decca Originals盤。
 以前、国内廉価盤を買ったら、一箇所で大きく音が歪んだ。ポリドールに問い合わせると、元テープからそうです、とのこと。こっちはどうか‥‥なかなか聴く時間、ありません;;。

ショパンとシューベルト

 で、上の3点はまだ置いといて‥‥今日聴いていたのは、『ドン・ジョヴァンニ』の第2幕‥‥ド・ビリー盤(Arte Nova)と、同じ部分を、フリッチャイ(DG ORIGINALS)で。
 ド・ビリー盤は、いちど手放し、Marantz PM6005では聴けるかも、と再度入手した(ダ・ポンテ・オペラ 3作9CD激安セット。HMVのレビューは高評価!)。

 フリッチャイ盤の、オーケストラと、フィッシャー=ディースカウの繊細な表現は、ド・ビリー盤を、やはり霞ませてしまう。ド・ビリー盤の、韓国人歌手・ヨン・グァンチョルはものすごくうまくて、かつ声の重みはFDより役に合っているとも言えるのだが、どうしても、聴いていて、音の間から立ち昇る香気といったものがちょっと違うのである(ような気がする;;)。

 『魔笛』は、文春新書で宇野さんが推しているノリントン盤‥‥オケが素っ気ない。より以前から持っているハイティンク盤(EMI)は、反対に緩い演奏だが、これもオケが物足りない。

 写真は、ショパンの楽曲で、マガロフ(PHILIPS国内盤)と、ペルルミュテール盤(英Nimbus盤と、コンサートホール原盤の DENON盤)、シューベルトのソナタで、ピレシュ(DG)と、超-レアものの、フォルデス(フォルデシュ)盤(独EMI)。
 └→ これらは今回の購入ではありません。春までに購入のCDです〜。[追記]

 マガロフを数枚手に入れた時は、「よいピアニストを知らなかった!」と喜んだのだが、自分の好み ― ショパンには、ウェットな感傷を求める ― からすると、同時期に買っていたペルルミュテールのほうが、ずっと琴線に触れるという気がしてきた。
 とくに、コンサートホール録音の、作品34-2、イ短調のワルツの、いささか耽溺しすぎるくらいの憂愁は、「ちょっとだけ聴ける」時の、ヘビロテになっている。

 シューベルトは、フォルデス盤を入手した時に書いたとおり、フォルデスの演奏には、収録されている2曲(D.959と D.960)において、前者はルプーのほうが、後者はピレシュのほうが、幻想味・叙情味が深く繊細に感じる。

 マガロフもフォルデスも、じ〜っくりと全曲聴き込めば、そのよさがわかってくるのかもしれない、と思いつつ、オーディオ機器の場合同様、自分に合う or 合わない、は、けっこう速攻で覚ってしまうのである。
 例外ももちろんあり、ブダペストQのベートーヴェンは、聴くほどにそのよさが出てきている。

 そんなこんなで、またいくつかCDを売りに出そうかと思っている。
 とりあえず、ノリントンの『魔笛』は出す、かな。ハイティンク/コンセルトヘボウのベートーヴェン:交響曲全集も、とても立派な、美しい演奏だけれど、ぼつぼつ要らなくなってきている。

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