最近の夕飯とか、その他。

 ‥‥毎日“朝までナマ”‥‥じゃなく(テレビはないので、そういうのはもう4年ほど見ていない)、朝までネットでオデオ買物情報漁りまくりの日々‥‥自分でハンダごてを持つ時間は、もうずっと取れそうになく、短時間ながら週6日、延々出勤する日々とあいなりました(これはこれでありがたいですが)。

 で、オデオの新顔に、ちょっと珍しい逸品などが来てもいて、さすがの高品位な音を聴かせてくれるのだが、これ、難しいのは、感覚的な好みと合うかどうか‥‥まぁ、ちょっと置いといて、まとまったら。


 土曜に、また2週間ぶりくらいかでお腹をコワし、しかしその期間に、FODMAPでは禁忌となるキムチ&納豆=キムチ納豆はさんざん食べているので、これはメニューにできるだけ入れようと思う次第。

最近の夕飯

 最近の自炊夕食の一例です。
 キムチ納豆のキムチは、2ヶ1セットのパッケージの「こくうま」というもの。税込み191円と、そう安くもないお値段。納豆は3ヶパックで80円以下のだけど。
 切り干し大根の煮物は、180円の50円引きのを、テナントの総菜屋さんで。3回に分けて食べられる。

 あとは、ゆがいて常備しているブロッコリーとニンジンのサラダ。トマトケチャップやたまねぎドレッシングは FODMAP禁忌品(たまねぎ含有)だけれど、加熱しているのと少量なので影響があまりなさそう。
 お味噌汁は、マイタケが FODMAP禁忌なのでしばらくやめているので、ワカメとニンジン、それに桜エビ。桜エビは、けっこうお高い。

 おっと、これで食後にカフェインレス・コーヒーを1パイ、デザートには豆大福と、チョコちょっと、とかです。
 ごちそうさんです〜。

 転室後、キャスターの付いた椅子(カリモク製の高級品! )を、畳の上にじかに置いて移動していて、元々ちょっと古び気味だったと畳が、傷んできた。

畳の損傷

 賃貸契約では、和室の畳は、管理会社は一切世話をせず、そのかわりに入居者がいくら傷めても一切弁済義務なし。
 ということなので、ネットで畳の補修具について調べると、いろいろありそうなので、そういうものでちょっと塞いでから、こういった保護用品を敷こうかな、と思う次第であります。

 オデオ情報では、新品のスピーカーも1ペア導入しようかと思っており、いっろいろ漁っていると、Elacの Debut B5.2が欲しくなっております〜。
 YouTubeには、1サイズ大きい(のに、だいたい同価格) B6.2のパーフォーマンスが数点アップされていて、Wharfedale Diamon 220あたりよりもスムーズな出音のようで、好感度。
 ただ、アメリカで$200/ペア以下なのに、日本では5万円前後というのが、大勢が書いてますが、ちょっとな〜。ただし、英Amazon.co.ukでは£250。あれ、ポンドのほうが高かったんじゃないの? ‥‥ということもあるので、そこは、欲しければ張り込んで、とか。

 そうそう、このブランド、「エラック」は、日本では第2音節強拍で[ɛlák]みたいな感じだが、向こう(=英語圏)では第1音節強拍(&若干長音化)で、「イーラック」[íːlək]みたいな発音だ。

まだアンプ考案中‥‥。

 ヤマハ A-S501‥‥さすがにこなれたきた感はあるけれど、こなれてくればくるほど、「あ〜、面白くない音だなぁ」;;。

 あちらのあるフォーラムの、いわゆる“トピ主”の投稿に、下のようなのがある。

Audiocarma

 「I started with a Yamaha A-S501 which I found hard to believe had 85 watts as it was clean but gutless. So, I moved on.
I then went to a Marantz PM6005. Yay for the loudness button and a more muscular sound. But here is the thing, it's a touch shrill on the top end. If I turn the treble all the way down (-10db) it's still pretty sharp and at times brassy.
(ヤマハ A-S501から始めたんだけど、85Wとはとても思えない。きれいな音だけど、ガッツがない。で、乗り換えた。
Marantz PM6005にした。いやぁ、ラウドネス・ボタンはあるし、ずっとしっかりした音だ。しかし問題があって、高域端がちょっとキツい。トレブルを全部下げても(-10dB)、まだやや鋭く、金属的な音だ。)」


 う〜ん、この人、私とおんなじ症状だぁ〜。聴く音楽のジャンルは違うかもしれないが、同じ感触を持つ人、いるんですねえ。

 A-S501に関しては、海外で圧倒的好評なのだが、こういう:

Audio Sanitation

感触を持つ人がいる(米Crutchfieldのカスタマーレビュー)。
 A-S501の「A-S」を「Audio Sanitation」→ 潔癖症オーディオ? という次第。納得^^。
 この人は、A-S501のリズム表現にご不満の模様。

 さて ― 私は、まだ性懲りもなくプリメイン・アンプ情報を漁り中。
 やっぱりイギリス系の薄型にいきそうです。Old Creek(=EMF Audio Sequel 2)や Cambridge Audioで、合わないことはわかっているはずなんですが‥‥;;。

イギリスのアンプ

 むひょほ。

ルネサンス音楽CDの選択

 ヤマハ A-S501は、やっと、少〜しずつ目覚めてきた感触があるが、音の基調は変わってこない。
 音自体が「乾いた音」というわけではないが、音楽のたたずまいはとってもドライだ。依然として音場の前後の幅が、薄い。

 スピーカー・ケーブルは早く換えたいけれど、今年の2月は例年と違って仕事その他、いろいろ立て込んで ― 確定申告もある ― 週一日の完全休日=日曜は、ゆっくりしていたい…。
 スピーカー・ケーブル交換は、確定申告もすみ、3月に入ってから行ない、バナナ・プラグ化した形で、A-S501、PM6005、Topaz AM10の3アンプを聴き比べてみる予定…。

 ベームのモーツァルト、E.クライバーのベートーヴェンなどで、いちおう納得のいくヴァージョンに買い換えたあと、ネット上でCDを漁っても、「買うより売る」方向に意識が向いている。

 低収入の1K住まいの60代、とくると、まずは時間の制約 ― ひとつには短い時間ながら週6日出勤し、帰宅後はヘッドフォンしか使えない状態、もうひとつには、私自身に残された「音楽を楽しめる時間」の限界。
 これらから、聴ける時間には納得のいく音楽鑑賞のできるライブラリーに絞り、「こんなのも時間があったら楽しみたい」的な気持ちから買ったものは、容赦なく捨てていくことに専念したい。本も同じだ。

 転室した2015年夏には、しばらく手許になかったルネサンス音楽のディスクを買っている。
 いうまでもなく吉田秀和『LP300選』の作曲家ラインナップを基準に、皆川達夫『バロック名曲名盤100』(音楽之友社、ON BOOKS)、同『ルネサンス・バロック名曲名盤100』(前掲書の新版)を頼りに買い集めた。

 揃えたディスクの作曲家を列挙すると:ギヨーム・デュファイ(1397?-1474)、ヨハネス・オケゲム(1410?-1495)、ジョスカン・デ・プレ(1450/55-1521)、ジョヴァンニ・ピルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594)、オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)、ウィリアム・バード(1542-1623)、ヤン・ピーテルス・スヴェーリンク(1562-1621)、ジョン・ダウランド(1563-1626)、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)、ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)、ハインリッヒ・シュッツ(1585-1672)、といったところ。
 17世紀に入ってから生まれた作曲家は、自分の中ではバロックの作曲家なので、ここには含めない。

 で‥‥集めて聴いてみた‥‥皆川達夫氏の『西洋音楽ふるさと行脚』(音楽之友社、音楽選書)まで買い込んで、“聴く心がまえ”も整えたり?
 オーディオのひとつのテスト分野として、アカペラの声楽は面白いのだが、15〜16世紀 ― イタリア・ルネサンスふうに言えば、クワトロチェント[1400年代]とチンクェチェント[1500年代]ということになろうか ― の音楽は、基本的には私には退屈な音楽である。

 これらの中で、ずっと手許に置いて聴く機会を持ち続けたい、と思ったものは、まずはオケゲム。
 古典派・ロマン派に慣れた耳にも、楽想が豊かで、ハーモニーが圧倒的に美しい。ルネサンス音楽は、まずはポリフォニーが命なので、メロディやハーモニーを基準にした聴き方は合わないのだが、これはしようがない。

 加えて、演奏している団体の音色の美しさにも拠る。オケゲムは、ヒリアード・アンサンブルのもので、この世ならず透明で、美しい。
 ジョスカンもヒリアード・アンサンブルのCDで求めたけれど、より“ルネサンス音楽マニア向け”で、私には完全に退屈だ。ラッススも同じ。

 パレストリーナは、たまたま英Regisの廉価盤で買った、プロ・カンツィオーネ・アンティクァによる『聖母被昇天のミサ』がたいへん美しく(← というのも古典派的感覚からであろうが)、この団体はヒリアードに比べると、同じメンバーもいたりするのだが透明さに欠けるにもかかわらず、また Regisのマスタリングがそんなによくないにもかかわらず、捨てられない。

 ウィリアム・バードは、これも、演奏しているタリス・スコラーズ ― 女声が加わっているので、オーセンティックではないかもしれないが ― の音色が、ヒリアードに匹敵する透明さを持っていることにもよるが、響きが美しく、捨てがたい。

 ― おっと、パレストリーナも、タリス・スコラーズの2枚組が、曲のラインナップも含めていいらしい。手に入れば、上記プロ・カンツィオーネ・アンティクァ盤と入れ換えようかな。
 両方置いておくという選択は、上に書いたように、ない。

 モンテヴェルディは、かの『聖母マリアのための晩課』はもうマスト・アイテムなので、どうしようもない。パロット盤(Virgin Veritas → Erato)。このディスクは、Amazon.co.jpが送料無料にしていた時期の最後の購入になり、それ以後は Amazonではマーケットプレイスの購入だけになった。
 フレスコバルディとスヴェーリンクでは、購入したディスクによるのだろうが、アスペレン独奏のフレスコバルディ・チェンバロ曲集(Teldec)は、どうにも退屈する。
 他方、渡邊 孝独奏の鍵盤作品集(ALMコジマ録音)は、企画が個性的なだけでなく、楽曲が魅力的だ。

 ドイツのものでは、シュッツの『クリスマス・オラトリオ』、クイケン盤が天国的‥‥なのだが、あんまり聴かない;;。

残しておくルネサンス音楽CD

 ギヨーム・ド・マショー(1300?-1377)は、『ノートル・ダム・ミサ』が、そんなに興ある曲でもないと思っていたので見送っていたけれど、ヒリアードの演奏(珍しく、EMI/Virginではなく、Hyperion)が手に入ったので、置いておく。オケゲムなどの透明性とはかなり異なった、中世的な、ちょっとヒエロニムス・ボス的大胆さのあるような楽想は面白い。

 あと、ジョン・ダウランドの合奏曲集も、サヴァール盤が手に入っているので、BGM的にも美しく、置いておきましょう。

手放し候補のルネサンス音楽CD

 上は、手放し予定CD群。
 デュファイは1枚くらい置いておいてもいいのでは、と思いもするのだが、私にはよさがわからない。

 今後は、上の作曲家たちの世俗楽曲や、あるいはまだ触れたことのない、ハインリッヒ・イザークだのアドリアン・ヴィラールトだのといった作曲家に手を出すこともするまい。

やっぱり…。

 2016年末の、こちらの記事で、最寄りの駅前の、使い慣れた店舗が、「この地にこの店、必要?」という感のある店舗に置き換わったことを書いた。

 マツキヨの出た(追い出された)あとには、高級志向“系”のスーパー「ザ・ガーデン自由が丘」が出店した(写真は他サイトから拝借)。

ザ・ガーデン自由が丘・田無店(営業時)

 この種の高級志向店には常づねあまりよい感触を持っていない私としては「地元庶民に支持されていたショップを追い出し、庶民に関係が少ないような店舗を誘致する。なんなのか?」と書いた。

 家賃が高い店子のほうが西武にとっていいのは当たり前、というコメントを頂戴し、たしかにそのとおりだとも思いながら、リコメに「時がたつとアッという間に客足、売れ行きが激減し、店舗のほうから撤退、ということに」なるかも、と付け加えている。

 そして ―

ザ・ガーデン閉店

 2016年12月開店なので、約26ヶ月で撤退ということになる。

 やっぱりなぁ、の感浅からず。
 ずっと23時閉店だったが、去年の秋ごろから22時閉店に繰り上げられ、「あれ、売れてないのか、やっぱり」などと思っていての閉店告知だったので、そうか、ということで。

 では、と、最初の嫌悪感の割りに、途中では利用もしていた客としてザ・ガーデンの感想を書くと ―。
 他の代表的な「高級志向」スーパー、成城石井や三浦屋に比べて、ザ・ガーデンは商品の「こだわり度」は圧倒的に低いように感じる

 三浦屋は、自社製の米粉パンなど、特殊な商品を開発までして販売しているが、ザ・ガーデンはタカキベーカリーの石窯パンを仕入れたりしてはいたが、これなら「あるものを仕入れる」ということで、イオン、ダイエー系でもやっていることだ。
 あと、23時閉店の時には、40%引きになった弁当を、時おり買っていた。しかし、これは、入っている料理の味付け・仕上げなど、正札価格から見ると、クオリティの低いものだったと言わざるをえない。正札で買ったら、「うっわ、高〜」と感じるに違いないものだった。

 成城石井では、先日初めて買物 ― マイセンファインフードの玄米パン ― をした。ここには、小麦アレルギーの人が買える食品が置かれている。三浦屋も、米粉パンは米粉80%だが、グルテンフリーのスイーツもあることはある。ザ・ガーデンはこうした需要には、ほぼ全く対応していない。

 成城石井が、品物が高価でも売れる理由、というのがよく言われ、この記事などもそのひとつだろう。
 ここに書かれているようなことが、ザ・ガーデンにはない、といったら言い過ぎかもしれないが、ザ・ガーデンは、「単にお高めの商品を選んで仕入れて置いているだけ」のような感じがする。

 もちろん、小麦アレルギーの人びとの、そうでない人々に比べての食費の高負担は、「個性あるショップで高いものを買えば、食べられるものがちゃんとあるじゃないか」とばかり言っていていい問題ではないことにも留意しないといけないことではあるが。

 実質賃金目減り、さらに勤労統計の意図的不正確などの露呈し続ける昨今、スーパーの撤退などいろいろな現象に、経済・景気のよりいっそうの低迷・停滞感を感じずにはおれない。

 とまれ、予想当たり、の撤退ですなあ。

また、マスタリングでCD買い換え、など。

 このところ新しく仕入れた「音源」はなく、同じ音源のマスタリング違いばかり。
 先日はベーム/ベルリン・フィルのモーツァルトを、O.I.B.P.から初期マスタリング盤に買い換え、それ以後はCDは買っておらず、年明け以後初めてのCD購入になる。

E.クライバーのベートーヴェン、5、6番

 エーリヒ・クライバー/コンセルトヘボウによる、ベートーヴェンの交響曲第5番と第6番『田園』のカップリング。
 ポリグラムに発売が移ってからのリリース ― 多分、この写真右側の POCL-4598だけである ― が、なかなか実店舗やオクに、求めやすい値段で出てこない。

 それで、キング盤 250E 1187がオクに、千円弱で出たものを落札していたのだが、ポリグラム/ポリドール盤のほうが、少しでも英Deccaのオリジナル・マスターテープに近いのでは、というちょっとした期待と、同じ E.クライバーがウィーン・フィルを指揮した『英雄』ではポリグラム盤を入手しているので、合わせておきたい、というトリヴィアな気持ちから、千円で出たものを落札した。

 聴いてみて、意外に(!)キング盤と変わらないのだった。『田園』のほうが音量レヴェルが低いのも同じ。
 これだと、キング盤を聴いていて、この音源を聴き誤るということもないと思われた。
 が、キング盤は、キングレコード独自の高域のツヤがかかり、これはこれで魅力があるとも感じられるのだが、全体のすっきりした解像感やバランスなどでは、やはり本家マスターによるポリグラム盤がよさそうだ。

E.クライバーのベートーヴェン ― レーベル

 この時期 ― ポリグラム盤は、1998年リリース ― は、まだポリグラム盤のほうも「DECCA」ではなく、「LONDON」の、新ロゴのほう。
 両交響曲の冒頭と、『田園』の終楽章冒頭で比較してみたが、音質面を措いても、これはやはり名演だろう。ウィーン・フィルとの『英雄』と併せて、ずっと味わっていきたい。
 『英雄』は、数年先んずるコンセルトヘボウとの録音もあって、こちらと第5番とのカップリングで Decca Legends盤のリマスターもあるのだが、『英雄』はウィーン盤だけで、私は十分です。

カラスの『メデア』

 もう一点は、カラスのステレオ・スタジオ録音の、ケルビーニ『メデア』。

 対訳の便を考えて、日本コロムビア/DENON盤をオクで買っているのだけれど、このディスク、各曲はトラックでなく、インデックスのみで区切られていて、1枚めは序曲と第1幕、2枚めは第2幕と第3幕、と、各ディスク 2トラックしかなく、部分を聴くのに不便この上ない。現在は、DENONでもインデックスで頭出しできるプレーヤーは発売していないだろう。インデックスは、デジタル黎明期の企画だおれの好例だ。

 それと、DENON盤で聴いて、音が悪いのが気になる。以前、英EMIの初期CDを持っていたことがあって、ろくろく聴いていなかったけれど、もうちょっとノイジーでない音だったような‥‥。
 この録音、もうよく知られていることだろうが、伊Ricordi原盤で、プロデューサーはウィルマ・コザート、エンジニアはロバート・ファインという、《Mercury Living Presence》チームなのである。
 このチームで Ricordiが制作したオペラ録音には、もうひとつ、レナート・ファザーノ指揮によるペルゴレージ『奥様女中』があり、RCA/SonyのCDリリースがあった。

 英EMIは、カラス・エディションとは名づけていないけれど、マリア・カラスのオペラ録音を ARTリマスターで再発する中、この音源も出していて、HMVの中古が安かったので、Amazonで確認してから、HMVのサイトで購入し、最寄りのローソン受け取りで入手。
 ローソンストア100でシコシコ溜めたポンタ・ポイントも使い、送料なしなので、700円できれいなセットが手に入った。

 EMI外盤は、上記 Mercuryチームの、コザートとファインの名前も記してあり、詳しい。
 ただ、コザートの名前が Wilmarと誤植されているのは残念。第1の侍女を歌っているリディア・マリンピエトリ Lidia Marimpietriの名も、ブックレットでは Morimpietriと誤植している。

 音の面でコロムビア盤と大きく違うのは、EMI盤のほうがずっと音量のカッティング・レヴェルが大きいこと。4〜6dBくらい高いのでは?
 コロムビア盤は、テープヒスはあまりカットしていないわりには、高弦の音がツルんとしてツブだち感がない。

 EMI盤 ― リマスター担当は、ポール・ベイリー! ― は、レヴェルが高いせいもあって、音が前に出てくるが、女声もオケも、フォルテ、トゥッティで音が歪み気味になるところが、コロムビア盤よりもむしろ耳につく部分があったりする。

 他方、コロムビア盤でよろしくないのは、オケのあるパートが、そこだけを録ったモノラル音源をミキシングしたように、1点からしか音が出てこず、広がらないところがあること。
 すべて比べたわけではないので、断言しづらいけれど、この点はEMI外盤のほうが自然なようだ。
 オケ部分では、第3幕の前奏曲が、オーディオ的にも聴き映えのするところで、ここで比較すると、明らかに EMI盤が優っている。
 どの道、インデックスだけのコロムビア盤は使いづらいので、対訳を載せたブックレットだけを EMI盤に入れて、ケースは予備に取っておき、ディスクとインレイは廃棄しようと思っている‥‥激-狭1K暮らしの悲しさである。

 今でも MercuryレーベルのLPレコードのカートン表紙は、ネット上で確認できる。
 現在この音源は、EMIの音源を受け継いで Warnerと、Ricordiを傘下に置いた RCAを買収した Sony/RCAの双方で最新リマスターを謳ったCDがリリースされているが、どちらも Mercury盤の表紙を採っている。
 ただ、私の推測だが、そのどちらも、EMIの ART盤から、さしたる改善があるとは思えない。

 次にはどんなCDを‥‥とオクや Amazonを漁ることはやめられないのだが、今自分にとって大事なのは、音源を選び、聴かないものを減らしてゆくことだ、とまた気づいた。
 今考案中のことは、そんなに聴く機会のないルネサンス音楽の、どれを残し、どれを処分するか。

 さて ― オデオ局面での次のトピック、スピーカー・ケーブルを仕入れました(アレ、CDよりも写真が大きい?)。

Mogami 3103とオヤイデ GBN

 モガミの 3103を8m(4m×2本)、それと、アンプ側をターミネートするバナナプラグ、オヤイデ GBN
 燐青銅モノコック削り出しに金メッキ。銀+ロジウム・メッキの SRBNの姉妹製品である。
 合計で1諭吉+。

ハッピーターン♪

 ‥‥閑散期のはずだが、けっこう密なお仕事。
 今日(30日)は、3週間ぶりにお腹がユルみました;;。
 私としては20日間もお腹をこわさないなんて、転室前も含めてちょっと珍しすぎなことだ。

 では、前々日の夕飯は‥‥と思い出すと、牛メシを初めてテイクアウトし ― ただし、ネギ抜きで ― 家でお味噌汁を作って食べた‥‥と記憶。あ、今日もこのメニュー。
 といって、この3週間内に店内でも2度ほど食べているので、関係はないと思う。

 このところ、寝酒に日本酒が増えていて、今まで日本酒をよく飲むとお腹を下しがちだった気がするのが、まったくそうならないのがヘンなくらいだった。

 さてその日本酒、小山本家酒造の『蔵だより』というのを、近くのオリンピックが置き始め、買ってみると、ドンキ扱いの『蔵そだち』と同じかと思ったのだが、度数が違う。『蔵そだち』が一般的な14度であるに対し、『蔵だより』は13度。薄い。
 と、それでちょっと飲みすぎている面はあるかも。

 その日本酒の肴にも恰好、おやつにもなるのが、亀田製菓の『ハッピーターン』。米菓であり、FODMAP成分も皆無ではないだろうが、少ないはずだ。

ハッピーターン、2種。

 同じものが2袋‥‥のはずなのだが、左のは袋に透明部分があって、中の個包装商品が見える。右のは中が見えず、中身は個包装になっていない。
 右のほうは、ダイソーで買って気づいたのだが、アジカル(株)というグループ企業の製造である。

 同じ百均でもキャンドゥ、その他で扱っているハッピーターンは亀田製菓の製品で、アジカル製が内容量・85gなのに対して、もうちょっと少ない。個包装の可能性があるが、買っていないので未確認。

 ちなみに、左の本家製がスーパーなどに置かれているもので、税別150〜168円くらいだろうか。

ハッピーターン、製造元

 で、アジカルのハッピーターン、本家・亀田のと味は違うのかというと‥‥違う。
 ひとことでいうと、本家のものが、ややしょっぱさが気になるのに対して、薄味である。
 塩分の量そのものに差があるのかどうかは、表記法が違うのでわかりにくいが、健康を気にするとアジカル製のもののほうがよさそうでもある。それに、家で食べる分には個包装はムダなので、アジカル製がいい。
 反面、食べやすい薄味で、包み紙も残らないので、4ヶほど食べたつもりが6ヶ食べていた、なんてことにもなりそうだ(‥‥で、自然と酒もすすむ;;)。

 いっぽう、個包装があると、仕事先に持ってゆくには好都合なので、本家製もしばらく常備することになりそうだ。
 なお、アジカルのHPは、現在 トップ以外「Forbidden」で、示されない。

真空管アンプ・キット導入構想…。

 Yamaha A-S501‥‥ネット上の「バーンイン、要100時間」説はまんざらウソでもなさそうで、依然として、聴き疲れは全くしないが、精彩に欠けた音で鳴っている。
 これでは、バーンインを兼ねて聴いている、せっかくの名曲の名演がもったいなく、いっぽうで私自身の人生の時間もとてもムダに感じられる

 近ぢか モガミ 3103と、アンプ側を束ねるバナナプラグを購入して Gothamと交換してみて、その上で Marantz PM6005と比較試聴し、それでも不満が続くようだと、いよいよ管球アンプ・キットを作ってみようかという気持ちになっている。

 昨年来の“湯水のような”オデオ投資。これは、現今少しばかりおサイフが潤沢なことと、今までそういう出費が ― 自作、パーツ購入も含め ― ほぼ全くできなかったことの反動による。
 つまり「オーディオにお金をつぎ込んでみたかった(‐みたい)」のである。
 その結果がどう、ということはあまり眼中にない。私が「死ぬほどバカ金をつぎ込んだ」としても、それはどこかのオデオ仙人様^^がオデオに注ぐケーブル代の一部にすらならない金額だろう。

 とはいえ、少しばかりおサイフが安定しそうなことは、通常週1日程度になってしまう(高3生は卒業する)2〜3月期の“端境期”が、今年は週6日出勤となったからでもある。
 となると、買ったはいいが作る時間が取れない、という事態にも。さてさて。

 パワーアンプは、去年の「真空管オーディオ・フェア」記事に書いていた、NPO・ラジオ少年の 6AQ5プッシュプル、AMP-3を考えている。

AMP-3

 けっこう人気商品らしく、年末以降品切れだったのだが、年初めに再入荷した、とサイトにあった。

 サイズなど詳細を、同NPOにメールで問い合わせてみて、自己バイアスにできますね、というようなことを伺うと、せっかくなので固定バイアスの使用が望ましい、というようなことだった。
 それもいいとは思うが、出力管1本ごとにカソード抵抗をあてがい、バイアス用電源=C電源のトランスの巻線や、電源基板のパターンは、前段管(12AX7)の直流点火に回してみては、と考えたり。
 この辺は、いつもよく拝見している HIROさんのブログに有益な参考記事がある。

 カップリング・コンデンサーは初段から2段め・位相反転段への接続が直結か否かで変わるが、ASC X363で間違いない。
 整流ダイオードは1000V1A×4本とのことなので、たぶん1N4007が入っていそうだから、UF4007か UF2010にしてみる。SiC SBDは実装スペースがなさそうだ。

 プリアンプは、WATZの、トーンコン付きの PA-3002を考えていたのだが、AMP-3の幅が250mmとのことなので、幅300mmの PA-3002とでは、ラックの1段に横並びさせられなくなる。
 では、と考えると、同じ WATZの、トーンコンなしのプリ、PA-301が、幅250mmなので、幅が540mmほどあるラックの1段に、プリとパワーが収まる。

PA-301

 幅250mmでトーンコン付きの PA-300は、交流点火のようだし、2入力しかないので、パス。
 これは、ブリッジ整流ではなく、ダイオード2本による全波整流ならば、SiC SBDも実装できるかもしれない。
 出口のカップリングには、日ケミの TACDを考案中。
 高圧ではない回路でのカップリングの比較試聴で、高評価をされている。どこでも手に入る品種ではなさそうだが。

 このプリのゲイン 26dBは、つなぐパワーアンプによってはちょっとゲインが高すぎるかもしれない。
 そんな場合は、エレキット TU-8500も候補のなのだが、フォノイコライザーは当面使う予定はないし、TU-8500のラインアンプは反転アンプ‥‥だからどうということはないのでですが;;。

 いずれ、本を棄てまくり、ラックの上をあけてアナログ・プレーヤーを入れて‥‥というような妄想をかかえているので、TU-8500も、こちらの予算と在庫との関係(予算ができた時に販売終了だと、アウト)で、作ってみても、とは思う。

 というわけで、かなり実現度の高い妄想、でした;;♪

減-小麦スイーツ、とか…。

 叔父の告別式後の、ヒドい○痢以降、お腹の具合は、やや便秘気味ながら、11日間安定している♪
 
 完全にグルテンフリーとか無FODMAPには全然できていないけれど、小麦粉系のパン、スイーツは減らし、ラーメンとうどんは食べていない。
 その上で、高FODMAPと言われる食品を食べてみて、どうなるか、ということで、5日ほど前、ニンニク2かけをスライスしたものを炒めておき、それに百均の炒飯を入れて食べた。
 翌日は、パスタを茹でて、スライス&炒めたニンニクと混ぜ、ニンニク、タマネギも入ったソースと混ぜていただきました。

 ‥‥ナンもなし^^。

 さらに、FODMAP禁忌の人は避けるべき発酵食品=納豆とキムチを合わせた、キムチ納豆(こっれがウマいんだな〜)を、この2日間、夕飯のおかずに。
 で、今朝、さらに具合がよく。

 どうも、自分の場合、加熱の少ない小麦粉食品、つまりラーメンやうどんがよくないようだ。パスタは、乾燥麺にするプロセスでは加熱しないが、乾燥の過程を経るのと、調理の際、8分もの時間茹でる。

 ニンニクは、非加熱=なまの状態で食べると、夜になって胃が痛み出すことが多いが、油でしっかり炒めると胃腸に悪影響がないような感じだ。
 ただし、加熱は有効成分とされるものも破壊しかねない。

 キムチ納豆は、しばらく様子見。

 このところ、朝昼兼用の食事には、マイセンファインフードの玄米パン+三浦屋の米粉80%パンを食べている。
 その他、グルテンフリーを称していたり、小麦粉使用ではあっても中心でない「米菓」と示されたもの、など。
 さすがにはっきりとグルテンフリーと称するものは、高い。

減-小麦粉スイーツ。

 真ん中の「Honeycomb」(オーストラリア製)は、輸入食品店「ジュピター」で置いていたもので、グルテンフリーを称する。1ヶが大きいが、軽く「パフッ」と食べられる。この1袋で350円くらい?
 その下のはジュピター食品が輸入している、韓国のシリアル・バー。1本158円。さらに下は、有名な「1本満足」。これは113円くらいか。

 右の「黒糖みるく」は、黒糖をまぶしたお煎餅で、醤油味は控えていて、おやつにも酒肴にもなる。これは百均。
 左のは、アズダ(Asda。ウォルマートのこと)・ブランドの、ドイツ製のチョコ。チョコレートは高FODMAPだと思い込んでいたが、高FODMAPリストに入ってこないことが多い。

 上左は、マイセンの玄米クッキーで、成城石井という、今まで1度も買物をしたことがない高級スーパーで。このちっちゃいパックで260円?
 その右は、三浦屋の黒米入り米粉パン。2割は小麦粉使用。トーストするとおいいしい。

 というわけで、明らかに小麦粉ベースのクッキーやケーキ類は食べなくなった。パンも、いわゆる「パン屋さん」で売っているものは、しばらく食べない。
 百均で売っている「米菓」系のものは安いが、それ以外は、おおむね高価だ。このところ、オデオとスイーツにはお金が出ていっている。
 食品への出費は、経常的なものなので、ある意味、要らなくなれば換金できるものもある耐久消費財より家計にはダメージである。

A-S501、試聴CD

 さて、どうしてもあんまり積極的に電源を入れよう、という気になりにくい ヤマハ A-S501。
 ルービンシュタインのショパン(音がゴ〜ッジャスな 24bit/96kHzリマスター+Blu-spec CD2+音匠レーベル仕様)と、これもリマスター盤の、ヨッフム/コンセルトヘボウのブルックナー:交響曲第5番から、第1、第2楽章。

 C-7030+PM6005だと、ジャァッリィ〜ンと鳴り響くピアノの倍音が、じつにおとなしい。さらにおとなしかった『20世紀の名ピアニスト』盤で『軍隊ポロネーズ』を再生すると、その差で、ちょっとフォルテピアノのような印象さえ受ける。
 ブルックナーは‥‥細かい音が全て聞こえるが、音がスピーカーにベターッとくっついて離れない印象だ。音場の広がりも奥行きも、紙に印刷した写真のごとし。

 やはりもうちょっと聴いてみるしかないか。
 もうちょっと聴いた段階で、モガミ 3103を導入して、それで以て PM6005と比較してみるのも面白いだろう。
 ということだと、PM6005もまだオク出しできませんねえ。

スピーカー・ケーブル、思案中。

 ヤマハ A-S501‥‥そんなに“聴きた〜い”という気が強くする機械ではなく、それはバーンイン前の音だからでもあるからだろう。だから、ネットなんか見ているより、アンプに通電して鳴らしてやるのがよいのだが、さて次、何をしようか、とまたググりに余念がない(笑);;。

 そうだ、「ヤマハ音楽教室」のスタジオ内配線の変更‥‥スピーカーケーブルをちょっとまたいじってみては?

 「価格.com」の A-S501 レビューのひとつに、「ぜひスピーカケーブルにはモガミ 3103を使って欲しい」というひと言があって、モガミ 3103ってどんなの? と気になりだした。
 このレビュアーの方の意見は、かなり私に合わないところもあるのだが‥‥。

モガミ 3103

 3103は、2芯キャブタイヤ・タイプのスピーカー・ケーブルで、導体断面積は公称12AWGだが、スケアでいうと4sqで、ほぼ11AWGとなる。
 価格はだいたい680〜700円/mと、ブツのグレードの割りに安い ― だいたいモガミ、カナレはそうなのだが。

 太さから、先バラをそのままターミナルにネジ込むのはアンプ側もスピーカー側もちょっと難しく、スピーカー側はすでに AudioquestのBFAプラグにしているので、それをはずして使える(ネジ止め式)。アンプ側は、アンプの奥行きが今までの使用機より深いので、ラックの裏パネルに当たりそうな感じだ。
 L字型のバナナとかあることはあるが、どういうものがいいのだろうか。

 3103は、Amazon.co.jpのレビューでは、(ヤマハへの評価に似て)無色で高品位、と高評価。
 海外では、これは W3103というナンバーで売られているようだが、Amazonなどに切り売りは見えず、レビューも見当たらない。
 評価は高く、こちらのフォーラムでは、キンバーケーブル 8TC(いわゆるハイエンド!)から 「たいした理由もなく」 3103に交換し、「the Mogami 3103 sounds better! better imaging, more solid / less lean, more relaxed presentation...」とあいなった、とか。

 さらにフォーラム上のヘンなウワサをたどってゆくと、アーサー・サルヴァトーレ Arthur Salvatoreなる、ハイエンド系の設計者なのか評論家なのかわからないが、このヒトのサイト中に、氏のサイトのヴェテランの愛読者から、「"...Only Mogami W3103 or W3104 speaker cable receives my highest recommendation"」という意見をもらった、云々の記載がある。

 う〜ん^^。
 それに A-S501の電源ケーブル(直出し)は、0.75sqなのである。メリタのコーヒーメーカーのより貧弱である‥‥ TEAC A-R630 MkIIと同じ。
 電源コードが0.75sqのアンプに、4sqの導体のスピーカー・ケーブルを、というのもなあ‥‥。

 1.5sqくらいなら、アンプ側のほうは先バラ=ベア・ワイヤを撚って接続できる。
 Gothamの1.5sqは、以前に使って、少し好みに合わなかったことがあり、別のちょっとマニアックなブランドを考えて、英ヴァン・ダム Van Dammeなんかどうか、と思いついた。
 楽器用のフォーン・プラグだかの付いた完成品以外、ほとんど輸入されておらず、Garrettaudioさんが、Blue Seriesの2品種を売っているだけだ。

 これの1.5sqの英Amazon.co.uk上のレビュー(他の太さのもいっしょに掲出されているので、リンク URLは1.5sqを抜き出し)は、なかなか高評価。

Van Damme Blue Series


 これだと6,000円以内くらいの予算で張り替えられる(8m必要)。ブルーの外観は、いいのか悪いのか‥‥。
 日本には入っていないものだが、透明なシースのハイファイ用は、日本のユーザーのブログでは、さらにいいらしい(Amazonに、メーターごとの切り売りが、超-バカ高い価格で出てはいる)。
 e-Bayで頼んでも、そんなにバカ高くはならないかも(未計算…)。

 スピーカー・ケーブルの変更は、A-S501のバーンインが進んで、本来の音が聞こえ始めてからにしたほうがいいのかもしれないけれど。

A-S501、試聴。

 17日から4日間、センター試験があり、仕事はお休みで、今日は A-S501をちょっとしっかり聴いてみた。

A-S501

 全体にやはりまだ音が開けてこない感じで、バーンイン期間はそこそこ長いのだろう。

試聴ディスク

 まず、アルゲリッチのワルシャワ・ライヴの、ショパン:ピアノ協奏曲第1番。
 有名なコンクール時のものではなく、グジェゴシュ・ノヴァック指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアとの協演になる、ポーランド CD Accord盤
 PM6005では、アルゲリッチの打鍵がモハメッド・アリの強烈パンチ連打のごとくすさまじく、第3楽章なんかちょっと聴き続けていられない感じの爆演だったのだが、これが冷静に聴けた。
 爆演強打鍵だけではなく、さまざま多彩な表現をしていることが聴き進めるうちに聞こえてきて、1曲、ちゃんと聴いてしまった。

 とはいえ、基本的には、まるで男勝りのジョルジュ・サンドに力ずくで押し倒されるショパン、といったふうなので(あ、言っちゃった;;)、このコンチェルト本来のよさとはずいぶん違う味わいであり、このディスクは近ぢかオクに出してしまおうと思っている。
 この曲のよさという点では、微温的とも言われるけれど、デュトワとの EMI盤を採りたい。

 続いて、ちょっとマスタリングが不備気味な、ハンス・ロスバウト/バーデン・バーデン南西ドイツ放送響によるブルックナーの7番(Membran/Documents。リンクは米Amazon、レビューには別CDへのものが混入している)。
 これは、PM6005の時と同じく、いやそれ以上にトーンの高域を下げ、低域を上げ(各1目盛りていど)、バランスを右に寄せ(1目盛り)てようやくバランスが取れたのだが、じっくり聴かせる音で聴けた。
 主旋律に隠れがちな声部・楽器もしっかりていねいに聞こえて、しかし解像感はさして高くなく、高域もツルツルな感触なのだが、この演奏で“ブル7”をしっかり味わうことができた。

 ジーン・フライ・シドウェルのジャズ・ヴォーカル(米Pacific Coast Music)から冒頭曲。
 これは、ヴォーカルの子音が滑らかでなく、いかにもバーンイン未完の感が著しかった。色気も艶も不足。

 続いて、エルネスト・ブール/バーデン・バーデンの、モーツァルト:交響曲第39番(Classical Gold)。
 PM6005では、トーンを入れないと耳障りだった高域が、ダイレクトでも聴けるが、やはり高域ちょい下げ、低域ちょい上げにすると聴きよい。
 この再生では、ちょっと寝てました;;。

 Brilliant Classicsのオリジナル、ルビオQによるショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集から、2楽章形式の第12番を。
 このディスクは、今までの再生では、チェロの輪郭感がボヤケ気味で、定位もはっきりしなかったのだが、A-S501では、右方向に定位するチェロとヴィオラの倍音が十分再生され、というよりやや強調気味で、それゆえか、CXA60で感じたのと同じく、右チャンネル強勢の感触があった。
 が、左チャンネルに出る第1ヴァイオリンも、倍音が「ギシッ」と出る部分は右チャンネル同様、強調気味で、ヴォーカルの子音同様、未バーンイン感の一部分のようだ。

 総じて、個人的好みの音とは若干言いがたく、しかしまだ本調子ではなさそうだし、が、この時点できわめてニュートラルであり、スコアを見ながら聴くのに適したような出音である。
 まさに「ヤマハ音楽教室」の面目躍如!

  
ハンス・ロスバウトエルネスト・ブール
Hans Rosbaud               Ernest Bour

 ロスバウト先生やブール先生を、加えてSWRの名オケまで「ヤマハ音楽教室」に招いて、その講義を聞けるというのだから、これはゼイタクだ。

 ということなのだが、今回もやはり思ったのは、「ヒトが設計・製造したアンプで音楽を聴く、ということは、不満も多くなる」ということだった(爆沈)。

 A-S501には、今のところ「オデオ的楽しみ」は、少ない、というよりほとんどない。
 そのいっぽう、聴き疲れは、ほんとうにしない。
 もうそれでいいだろう、とも思うのだが、ではそちら方向=オデオ追求方向の欲望はどう発散したらよいのか、という課題は残る。むふ〜。

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